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概要

2019年5月1日付けで元号が「平成」から「令和」に改められることになり、「平成ウルトラマンシリーズ」の作品は2018年放送の『ウルトラマンR/B』で終了(※『ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル』は再放送作品)。「令和ウルトラマン」は2019年夏以降に公開される「ウルトラシリーズ」作品を指す名称として用いられる。

一般的には「新世代ヒーローズ第3期平成ウルトラシリーズ令和ウルトラシリーズ」という解釈。

ウルトラ戦士の「基本形態から歴代戦士・怪獣の力を借りて変身するor技として使用する」という設定は改元後も継続。ただそれまで(特殊なものを除いて)変身のみに使ってきた収集アイテムを、必殺技発動に本格的に利用するようになった。

また、ウルトラマンタロウの息子ウルトラマンゼロの弟子ティガダイナのオマージュといった、歴代ウルトラマンとの深い繋がりを持つ要素が発表当初から押し出されている作品が続いている。

ただし、『ブレーザー』は「これまで培ってきた要素を一切排して、0から作り上げたい」という田口監督の意向もあってか、上記の歴代戦士・怪獣との繋がりという要素は可能な限りオミットされた(一応、怪獣の力を自身の戦力にするという流れは引き継いでいるが)。

昭和や平成との違いとして以下のような特徴がある。

  • 『Z』以降からの防衛組織には怪獣型の巨大戦力で怪獣と戦うという特徴があり、それらがウルトラ戦士達と並んで戦うシーンも多い。その関係からか、戦闘機も再び前線に立つ機会が増えてきている。
  • 『ギンガS』〜『R/B』でOP前のアバンタイトルでほぼ毎回行われていた「前回のあらすじ、もしくはその回のキーパーソンや重要事項となるものの紹介」をする30秒程のパートが廃止された(回によってはその様なものが流れる事もあるが、尺は安定していない)。
  • 全体の折り返し地点となる第14話で、EDテーマが別の曲に切り替わるようになった。
  • 『ネクサス』以降恒例となっているED終了後の所謂「おまけコーナー」は2023年現在、偶数年のみ行われている(『トリガー』や『ブレーザー』の様に外部媒体でフォローがなされる事もある)。
  • 次回予告後の提供がその回のダイジェスト映像になった。
    • 『デッカー』以降はこれに加え、バックに流れるBGMがEDテーマのサビとなっている。
  • 『タイガ』第14話から、かつて『80』や『マックス』で行わていた劇中登場時の怪獣名のテロップ表示が復活し、翌年の『Z』以降も継続されている。なおテロップのフォントは各作品ごとに異なるものが用いられている
    • 『クロクニルZ』以降は再編集作品でも行われるようになったが、こちらは「各作品ごとのテロップフォントに差異がみられない」事と、「登場怪獣の他にもウルトラマンや一部の登場人物にもテロップが挿入されている」という相違点がある。
  • 放送と連動してボイスドラマを配信。内容は主演・客演ウルトラマンの掘り下げをメインとしたスピンオフが多い。

余談

  • 制作発表会について『タイガ』は放送直前にキャスト変更があった影響か開かれず、劇場版の舞台挨拶もCOVID-19の影響で無観客で実施。『Z』、『トリガー』、『デッカー』のテレビシリーズ制作発表会もオンライン生配信で開催された。しかし『ブレーザー』にてようやく舞台上での制作発表会が開催された。
  • メインシリーズの主題歌のレーベルに関しては、従来は日本コロムビアからの発売であったが、『ウルトラマンR/B』の時にポニーキャニオンに変更、そして令和1作目『タイガ』からはバンダイナムコアーツ(『デッカー』からはバンダイナムコアーツの再編に伴いバンダイナムコミュージックライブ)の音楽部門・Lantisに変わり現在に至っている。

令和に制作・初放送のウルトラシリーズの円谷作品

令和に制作のウルトラシリーズ以外の円谷作品

令和に登場したウルトラマン

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最後に「ウルトラマン」という単語そのものがネタバレになり得ることを理解して下さい。

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