概要
hackという単語は動詞で「斧などでたたききる」という意味がある事や別の名詞で「齷齪(あくせく)働くこと」という意味があり、そこから、「(事業・計画などを)うまくやり抜く。」という意味で口語表現として使われるようになった。
そこから、コンピュータネットワークなどの方面において「セキュリティーホールを発見してその痕跡を残す行為」などの意味が出てきた。また、その技術を利用してさまざまな行為を行われた。その行為を行うのがハッキングである。この行為は才能と知識が必要であり、出来る人はみんなに尊敬されることもある。
しかしこのハッキングを悪用し、それを行った人も「ハッカー」と自称したり、他者により呼ばれたりするため、「改悪=ハッキング」として広まった事で、マイナスイメージが定着したとされている。なお、この「改悪ハッキング」は正式には「クラッキング」という。
映画に出てくる様なステレオタイプのクラッカーも確かにいるが現実は結構地味。企業を対象とする場合も電子メールの添付ファイルを何とか開かせようとする手段が主になる。未知の脆弱性を用いた攻撃もあるが、一般の人間が考えているより発生の頻度は高くない。有名な製品の場合は、開発に伝えた方が懸賞金の旨味とキャリア形成に役立つ事もあるのでそっちの方がお勧めできる。
余談だが本来の意味(専門の人がプログラムをカスタマイズ・構築のほう)である方の「ハッキング」を商品名に取り入れている「Happy Hacking Keyboard」というキーボードも実在する。製品メーカーサイト(⇒外部リンク)
創作作品において
このような性質から、以下のように電脳的なポジションで、かつ高等な部分につくことも多い。
また、仕様上からパソコンや専用のコンピュータを使ってハッキングを行うことが多いのだが、なんと御坂美琴はそれらを一切無しにハッキングができるという、(おそらく)唯一の存在となっている。
ハッキングができるキャラまたは集団
スプーキーズ(デビルサマナー ソウルハッカーズに登場するハッカー集団)
連坊小路アキラ/ヴァルヴレイヴⅥ火遊(革命機ヴァルヴレイヴ)
DEDSEC(ウォッチドッグスに登場するハッカー集団、クララ・ライルやデフォルトがこのメンバー)
正義のハッカー研究会(メンバーは風呂具ラムなど)(妖怪学園Y)
(こちらはあくまで相手を洗脳する技の名前であるため、本来の意味でハッキングであるかは不明。)