「立ち上がれ、吠えろ、牙を剥け・・・!」
「人間共が作ったもの全て・・・この世界を破壊するのだ!!」 (第7話)
【最重要】プリキュア作品関連記事作成・編集にあたっての注意
近年、ニチアサ関連の作品記事は、コアなファンによる過熱した記事執筆により特に編集合戦や毎日無編集の更新が起こりやすくなっています。
最新話までのネタバレや各キャラクターの評価に始まり、記事の過剰な細分化、共通点のある作品リンクの乱立、親記事による区分を巡っての論争といった事が問題となっている為、編集の際は下記に提唱された内容も踏まえての作成をお願い致します。また、こちらの記事にも目を通していただくようお願いします→解禁前につき無断転載禁止
【重要】ネタバレ・フライング記事作成防止の為の注意事項
本記事の初版は海外サイトのリークを元に、公式からの解禁を待たずに作成された不正な記事である。
未解禁情報を拡散する行為は営業妨害にあたり、また、ファンにとっては初見での楽しみが失われる迷惑行為にもなりうるため、推奨される行為では無く、関係各所やpixiv運営への通報を推奨する。
参考:何が問題? プリキュアファンを毎年悩ませる「商標バレ」(解禁前につき無断転載禁止も参照)
当然ながら、未解禁情報を基にピクシブ百科事典にフライング記事を立てることもこうした営業妨害・迷惑行為の片棒を担ぐものである。
ピクシブ百科事典の仕様上、記事内容を白紙化することはできても作成された記事の削除は不可能であり、記事タイトルの編集も不可能な為、記事が存在している時点で重大なネタバレとなる。
最悪の場合、ピクシブ百科事典のトップの「注目の記事」や「定番の記事」に掲載され、見たくなかったネタバレが嫌でも目に入ることになる。
従って、新規記事の作成は必ず本編での登場後・公式サイトや公式SNSでの正式な情報公開後に行うように。
ネタバレ・フライング記事を見つけてしまった方へ
万が一、ピクシブ百科事典で公式解禁前情報を漏洩・拡散する記事を見つけた際は、
- 内容を白紙化し情報解禁前の不正な記事である旨を明記する
- 親記事が設定されている場合は親記事の欄を空白にし、設定を外す等のネタバレ防止の編集を行う(親記事を「フライング記事」「該当作品」などに設定しないよう注意)。
- 初版作成ユーザーを通報する(特に利用規約第14条禁止行為1.「第三者の著作権、その他の権利を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為」への抵触である旨を明記)
等の対応にご協力をお願いします。
「商標」系情報の扱いについて
本作品について、公式や関係者の方は「解禁」と言う語を使われました。
この項目はネット上公開ながら、かなり込み入った段階を踏まないと閲覧出来ない「商標」情報が出された当時に作成されましたが、商売上そうせざるを得ない「商標」登録及び出願情報開示と、関係者にとっての「解禁」とそれは違うと言う事です。
「商標」に出たから、で追加戦士や新ツール等の項目を作成したり情報を無暗に載せたりする事はお止め下さい。
記事の作成について
「情報解禁前につき無断転載禁止」と書かれた玩具取扱店・業者向け資料(カタログ)或いは児童雑誌、これらの情報を「ネタバレ」と称して無断で転載しているブログ等から記事を作成すること、またはそこからの情報加筆はお止めください。
名前だけでも新戦士やフォーム、新アイテムについての特徴、また変身者についての示唆となりネタバレになります。
名前ひとつをとっても公式からすれば本来の手段では得られないはずの未公開情報です。
更に現状、COVID-19等により内容の変更・延期も十分にあり得る状況です。
新規作成についてはマナー・モラルを重視し、公式での登場のアナウンス(テレビ本編での登場後)・公式SNSや公式サイトでの情報解禁後にする様お願いします。登場時期未定の段階で玩具情報や児童誌・情報誌による情報公開が先行した場合も登場時期未定のネタバレ情報になる事例が多い為、雑誌での情報公開に合わせ早期に記事作成をするのはお止め下さい。
情報を知らない人にとっては初見での楽しみが失われる迷惑行為になります。ネットマナーを留意した編集をお願いします。
また、放送中の内容についても無闇に記事作成・更新せずに内容が確定してからの作成をお願いします。誤表記・誤情報の原因となります。
アカウント停止からの新規アカウントのユーザーからの多数の新規作成も見受けられますのでご注意ください。
リンクの追加について
迷惑行為やこじつけとみなされる可能性が高いことや、過去の事例から当サイトでの取り扱いは非常に困難と判断し、以下の場合を除き記事内にシリーズ内外問わず(ニチアサ、コンパチ関連も含む)記事対象のものとは違う他作品との関連付けを行う行為は原則として禁止とします。
- 前作・次回作関連
- 公式コラボ関連
- 「キャラクターAはキャラクターBがモデル」「作品Cは作品Dを意識している」「作品Eの〇〇は作品Fの△△のオマージュ」など公式が影響について言及している
- 「『作品G』に登場するキャラHについてはこちら→キャラH(作品G)」のような曖昧さ回避に関する記述が必要な場合
- 他作品のパロディになっている箇所の元ネタを解説したい時
これに当てはまらない記述を見かけた場合、削除していただくようご協力をお願いいたします。
以下は場合によっては白とみなされる可能性があるパターンです。ただしあまりにも蛇足と判断された場合は黒とみなされ削除される可能性があります。これに当てはまる場合、コメント欄などで話し合ってから追加することを推奨します。
- 加筆するべき一覧記事がない
- 例:「時計モチーフの怪人一覧(仮)」という記事がない場合に限り、時計モチーフの怪人の記事に歴代時計モチーフの怪人のリンクが追加できる
- 外部コミュニティで話題になったネタ
- 例:pixiv以外のSNSで話題になった比較ネタ
- その他常識の範囲内にとどまった追記
- 例:演者の周辺人物や、監督が手掛けた過去作、キャラが持っている属性、記事のエッセンス程度に他作品のネタを入れるなど
リンク追加により炎上などの問題が発生しても、当サイトは一切責任を負いません。
データ
概要
はるか昔のアニマルタウン周辺に生息していたオオカミ(ニホンオオカミ)達の群れのリーダーにして、ニコガーデンに棲んでいたキラリンアニマルやニコアニマル達を黒き獣へと変貌させた本作の事件の黒幕。
今は寂れて朽ちかけている山中の遠吠神社の御神体にその魂が長らく宿っていたようであるが、第1話直前の時点でニコガーデンに闇の波動を放って、住人達を黒き卵に変貌させてアニマルタウンの各地に放った。
卵から孵化したガルガル達がアニマルタウンの人間社会に破壊と混乱をもたらすことを目論んでいたが、わんだふるぷりきゅあの妨害でガルガル達は次々と鎮められた。
業を煮やしたガオウは第29話にて御神体を依代に受肉する形で現世に復活。さらに、眷属であるザクロとトラメの魂を呼び寄せ、狛犬像を依代に受肉させることで現世に復活させる。
ガオウは自分が力を完全に取り戻すにはまだしばらくの時間がかかることをザクロとトラメに語り、それまでは二人がガオガオーンを使役して人間社会に破壊と混乱をもたらすようにと命じた。
人物像
一人称は「我」。
自分達を絶滅に追いやった人間達に激しい憎悪を抱いている。
ガオウの目的は、かつて自分達が住んでいた「この地」に現在のさばっている人間達の社会を破壊することであるようだ。
「この地」は現在のアニマルタウンに該当する場所だが、アニマルタウンの発祥が鏡石の伝説にあることから、この地には古くから動物と人間が共存するコミュニティがあったことが示唆されている。
ガオウは人間全体を恨んでいるが、特に「鏡石のあるこの地の人間」への怨嗟が強いようであり、闇の獣であるガルガルやガオガオーンはアニマルタウン周辺にしか出現していない(ただし、例外としてクレヨンしんちゃんにおけるコラボエピソードにおいて、ガルガルに変貌したとある某豚が別の街で出現したことがある)。
容姿・能力
ガルガル達と同型のアイマスク(配色は白地に青い目)を装着する和装姿の男性だが、人間への憎悪からか狼の獣人の姿をしている。体色は青。手には炎が閉じ込められたような水晶の宝玉を持っており、これを使って力の行使ができる。掌は人間に近いが指先はオオナマケモノを思わせる程に長く鋭い。
帯は水引のようになっており、結び切りのような形で結ばれている。
結び切りは一度結んだらほどけないことに転じて「これっきり、一度きり、二度とは繰り返してはいけない」などの意味合いが込められており、慶事や見舞いや、なにより弔事等のお悔みで多く使われる。
対するプリキュア達の衣装モチーフに、何度繰り返してもよい贈り物に用いられる蝶結びのリボンが使われているのは皮肉に思える。
正体が判明するまでは目を赤く光らせた狼(あるいは狼男)の影のような姿で描かれていた。
各話エピソード
■第7話
■第11話
■第16話
■第19話
■第23話
- 本拠地が鏡石神社よりもさらに山奥にあるニホンオオカミを祀っていると思わしき遠吠神社であることが仄めかされた。
■第29話
- 今話でその全貌が判明。奥山の奥地に存在するニホンオオカミ達を供養するために建てられたと思わしき「遠吠神社」を拠点としていることが確定した。
- そして、ニコガーデンの創造主が復活した事と、解き放った黒き獣達の破壊活動が進展せず、人間達の悲鳴や慟哭がまるで聞こえてこない事に苛立ち、力を蓄えるまでの間、神社に設置された左右二体の狼像にかつての同胞達の魂を現世に呼び戻し、現状を確かめさせた。
■第30話
- プリキュアとニコについての報告を受け、ニコが背後にいるならば油断はならぬと気を引き締め、改めてトラメとザクロにプリキュア打倒の命を下し、暫しの眠りに就いた。
モチーフについて
彼らのモチーフであるニホンオオカミは、かつて日本全土(※)に生息していた絶滅種である。
大型の肉食獣の一種として日本国内の生態系の上位に君臨してバランスを保ち、地域によっては古来より神として篤く信仰されてきたが、江戸時代の1732年には狂犬病に感染したニホンオオカミが人間を襲うようになり、明治時代に入ると人間の生活圏の拡大による森林破壊、更に牛や馬、鶏等の家畜を襲う害獣として疎まれて次々と駆除されていき、又、狼信仰のある地域ではニホンオオカミの骨を魔除け等に用いる為に乱獲される等、複合的な要因が絡み1900年代の前半に絶滅した為、人間を恨むガオウの気持ちはあながち間違いではないと考えられる。(※中には高額な報酬目当てや毛皮欲しさでオオカミ狩りをする人もいた。)
他にも絶滅理由には明治以降海外から輸入された犬から流行した犬ジステンパーというイヌにとっては致死的なウイルスによる絶滅説がある。
ちなみに21世紀の現在では、ニホンオオカミの生き残りとも思われる動物の目撃情報が山間部には多く生存説が囁かれているが、その殆どが野犬、タヌキ、キツネ、アライグマ、ハクビシンの見間違いだと考えられている。(※アライグマは特定外来生物に認定され国内の生態系に悪影響を及ぼしている。)
彼らが絶滅した後の日本では、ニホンジカやイノシシと言った獲物の数が膨大に増え続け、農作物にも影響が出ているのも事実である(何の因果か、シカはキラリンアニマルのモチーフに採用されてもいる)。
又、現在日本国内にはニホンオオカミの剥製が国立科学博物館に2体、東京大学農学部に1体、和歌山県立自然博物館に1体と合計4体が現存している。しかし、どの標本も体格と顔つきがそれぞれ異なり、特に和歌山県の剥製は日本犬の顔つきに似ていると指摘されている。因みに国立科学博物館の2体目の剥製は当初ヤマイヌの一種と考えられていたが、2024年にニホンオオカミの剥製と判明した。
※北海道と沖縄県は除く。北海道には同亜種のエゾオオカミが生息していたが、ニホンオオカミと同様に1900年代の前半に絶滅している。
そのニホンオオカミの復活計画については、オオカミ再導入論が有るという話がある。ニホンオオカミを復活させるには、魚の一種であるクニマスのように熱心に見つけるか、やむを得ずコウノトリやトキのように放獣及び放鳥すべきかといずれにせよ、ニホンオオカミも復活して欲しいものである…。
前述の通りシカやイノシシの食害に悩まされている農家の人にとっては嬉しい話なのだが、外来種が増えれば、生態系が破壊されるのか、逆にオオカミが日本の動物達を食べてしまったらどうなるのかという死活問題になり兼ねない状況なのは事実なのである。
余談
名前の由来は肉食獣の咆哮を現す「ガオー」+牙持てる者達の王からと思われる。
犬は元々狼を飼い慣らして生まれた存在である。また今回のプリキュアになった動物達は人間に拾われ救われた存在であり、ガオウ達は上記したように人間に疎まれ、絶滅させられた存在である。こむぎとガオウは、ちょうど対の存在と言える。
声優について
演じる大塚剛央氏は本作がプリキュアシリーズ初出演。
過去作の敵首領役はベテラン声優がキャスティングされることが多かったが、大塚氏は1992年生まれの(第29話時点で)31歳と本作のプリキュア声優とほぼ同世代であり(声優としての活動期間でみればメイン声優6名+敵幹部・怪物役3名の計9名全員と比べて後輩)、ガオウよりもさらに上の立場にある黒幕が登場しない場合はふたりはプリキュアSplash☆Starの真の支配者ゴーヤーン役の森川智之氏(当時38歳)を抜いて歴代最年少で敵首領に起用されたことになる。またその場合、敵首領役の声優としては初の平成生まれともなる。
関連タグ
わんだふるぷりきゅあ! わんだふるぷりきゅあ!の登場キャラクター一覧
プリキュアシリーズ歴代首領
カイゼリン・アンダーグ/カイザー・アンダーグ←ガオウ(暫定)→???