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DQ4コママンガ劇場の編集履歴

2024-09-23 16:07:06 バージョン

DQ4コママンガ劇場

どらごんくえすとよんこままんがげきじょう

『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』の略称。タグとしての使用が多いためこちらを親記事とする。

概要

ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズやその関連作品を題材とした4コマ漫画アンソロジー。往年のエニックス(現スクウェア・エニックス)が刊行していた。

1990年に初めて単行本形式で登場。


読者からの投稿作品もあり、この中からは現在も活躍する多くのプロ作家も生まれている。

また、エニックスにとっては本格的な出版業としての原点であり、翌年の『月刊少年ガンガン』や『月刊少年ギャグ王』出版などのきっかけを作ったとも言え(『4コママンガ劇場』本編でも「ガンガン編」や「ギャグ王編」が登場した)、現在も多数出版されているゲーム漫画アンソロジーの先駆けとも言える存在である。


劇場というタイトルに沿って、作家のコメントページは楽屋裏と呼称。

末期以外は比較的公式絵に近い美しいカバーイラストが表裏の2コマ漫画状態で描かれていた。


読者投稿の規約及びQ&Aから推察するに、勇者のイメージを壊すネタ、出血多量及びモンスターを食べるネタと世界観に反したメタフィクション系、ネタバレに当たる謎解きの解答とラスボスの存在を示すネタは禁止されていたようである。(ただし、最初期の巻にはモンスター食ネタや、名前だけゾーマが登場し「名前的に『ゾウ+ウマ』みたいなやつでは?」とボケるネタが存在する。またデスピサロもシルエットや後ろ姿で登場した。)

5の主人公は勇者じゃないので、キャラクターによって呼び方を変えるよう促された(パパスなら『息子』、サンチョなら『坊ちゃん』といった具合に)。


派生作品として、4コマに限らず1ページ丸ままネタを描くシリーズの1Pコミックや、読者投稿ネタのみで構成された巻も存在しており、これら含めて生み出されたネタは後に出てくるリメイク作品に逆輸入されたりもするなど、多大な影響を与えたのは言うまでもないだろう。


なお良く知られている「アリーナに片思いするクリフト」、「酒飲みでギャンブル狂のマーニャ」などの各種設定は、本作中でネタになったものが逆輸入されたものである。


pixivでは、公式4コマ作品のキャラクターや場面などを描いた作品も存在するが、大部分は投稿者が自筆で描いた漫画作品である。


DQ4コママンガ劇場の全巻一覧

  • ドラゴンクエスト4コママンガ劇場:全20巻。4は2巻、5は7巻、6は12巻から。
  • ドラゴンクエスト4コママンガ大全集:全7巻。本編は7までで、外伝はモンスターズ1・2を収録。
  • ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 番外編:全23巻。月刊少年ガンガンのコーナーに投稿されたネタを収録。
  • ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 ガンガン編:全13巻。当時のガンガンの漫画家達が寄稿したDQ4コマを収録。月刊少年ギャグ王版も2巻刊行された。
  • ドラゴンクエスト1Pコミック劇場:全11巻。こちらも当時のガンガンの漫画家達が寄稿したが、1ページ丸々使って1ネタを描いている。
  • 作品別4コママンガ劇場:ロトシリーズは1と2が単巻で3は上下巻。かつ無印のネタの再録。PS版5は全3巻、7は全8巻、8は全3巻かつ3DS版発売記念に復刻版が刊行。9は単巻、10はあべゆうきの単行。外伝作品はDQM1が全5巻、DQM2が全3巻、DQMCHが単巻。トルネコの大冒険は1が全4巻、2と3がそれぞれ2巻で3のみプレミアムストーリーズという一話完結モノが刊行。あるくんですは全2巻。
  • DQMSL 4コマ劇場:スーパーライトのゲーム内で読める4コマ娘とモンスター達のネタ集。

ドラゴンクエスト以外のモチーフ作品

(☆はショートコミック劇場の題材になったゲーム)


エニックス


スクウェア(スクウェア・エニックス合併後)


任天堂


カプコン


ナムコ(バンダイナムコバンプレスト)


ソニー・コンピュータ・エンタテインメント


アトラス


日本一ソフトウェア


その他


コンシューマーゲームじゃない


雑誌でのみ掲載


代表的な出身漫画家


関連タグ

ドラゴンクエスト


表記ゆれ・略称

ドラゴンクエスト4コママンガ劇場…略称でない表記。

ドラクエ4コマ劇場


ドラクエ4コマ…これを指すこともあるが、Pixiv内に投稿されているドラゴンクエストシリーズを題材にした4コマ漫画に使用されていることもある。

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