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今昔百鬼拾遺

こんじゃくひゃっきしゅうい

京極夏彦による日本の小説。鬼・河童・天狗のサブタイトルがついた3冊の長編からなる。「月」のタイトルはその合本刊行版を指す。
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鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」

1781年(安永10年)に刊行された鳥山石燕の妖怪画集。題名は前作「今昔画図続百鬼」の続編であるという意味を持つ。実際、絵に画賛に相当する説明文を組み合わせる形式が引き継がれている。


作品解説

百鬼夜行シリーズ京極堂シリーズ)に登場する雑誌記者中禅寺敦子と、同じく登場人物の呉美由紀バディとして調査を行う探偵小説。百鬼夜行シリーズの「番外編」の一つ。鬼・河童・天狗のサブタイトルがついた3冊の長編として発行された。後に「月」のタイトルを付して合本刊行版も出ている。


公刊公式の主旨としては、「百鬼夜行シリーズの入門編。現代的であり京極堂主人公シリーズとはまた異なる爽快感を追及している」公式紹介



主要登場人物

中禅寺敦子

お馴染み、京極堂の妹である科学雑誌『稀譚月報』記者。著者によると「探偵役にあまり向いていない、正しさと他人の立場を尊重し理知的で極めて慎重な主人公。それ故にバディを組ませると面白い」著者評

呉美由紀

東京の女学校中等部3年生。「絡新婦の理」からの出演。思弁的な京極堂を尊敬しているが、むしろ言動は榎木津に似て言われたら言い返す真っ直ぐな性格。敦子と意気投合し、「子供屋」という駄菓子屋を拠点に様々な事件に同行している。著者によると「貴重な生存者の若者であり、無鉄砲で向こう見ずな女学生としてバディに採用した」著者評



関連タグ

京極堂

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