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概要

ファンタジー作品に登場する架空の食べ物。見た目も名前も食材もレシピも(おそらく味も)幻想的

中には現実同様の食材を使っていて再現可能な場合もある。

とりあえずドラゴンの肉は高級食材である。味の方は作品次第だが。

海の家の焼きそばのごとく、どっからどう見ても不味そうなのに不思議と食べたくなる魅力があることも。

一方、小説家になろう出身作品では異世界に地球の料理文化を持ち込んだり、再現すべく四苦八苦したりするのがお約束。

メタ的な観点

基本、ストーリーの本筋には関わらない取るに足らない小物であるが、世界観を表現する小物として重要。故に、嘘か真かそして制作スタッフのリソース管理能力が如実に現れると言われる。

「取るに足らない小物」であるだけに納期や予算が不足した場合、真っ先に手を抜かれるからである。

その辺のロジックが広まった昨今、異世界もので日常描写に力を入れる場合は食事シーン専門の作監が置かれる場合も少なくない。

ライトノベルの先駆者的な小説作家である神坂一作品は食い道楽な登場人物が多いので食事の描写にも力が入っている。(スレイヤーズ日帰りクエスト等。)

…時々何で異世界にその食材があるねん、というツッコミが入るのはお約束。

異世界グルメに力が入っている作品、または料理の例

おまけ:SFや世紀末の料理

一応現実の延長線上に有りつつも、もはや異世界と大差ない作品での料理。

不味そうなのが多いが、食べてみたくなるのはなぜだろう?

  • 魚の死骸:超遠未来の住人が未開惑星に不時着するとだいたい食わされる。
  • ディストピア飯:近未来のディストピアで出てくる料理…とは程遠いブロック、カプセル、錠剤、タブレット、ゼリー状の味や見た目を度外視した必要なエネルギーを摂取するだけの食べ物、またはそれらを簡素で無機質な食器に乗せたワンプレートの総称。

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異世界グルメ
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