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ふくろだたき

ふくろだたき

「ふくろだたき」とは、ポケットモンスターシリーズに登場する技の一種。いわゆるリンチだが、現在のポケモン界においては正義感の強いポケモンのテンションを上げる技になっている。
目次 [非表示]

データ

初出第2世代
いりょく10(〜第4世代)→後述(第5世代〜)
PP10
めいちゅう100
タイプあく
わざ分類ぶつり
攻撃範囲相手1匹
直接攻撃
備考ひんし及び状態異常になってない手持ちポケモン全員で攻撃

概要

現時点で唯一、種族値によって威力が決まる攻撃技。

第2世代初登場の連続技で、当初はニューラの専用技だった。のだが…。

ダグトリオの あなをほる !!

何と手持ちポケモン全員で相手を攻撃するという、あくタイプらしさが滲み出た技になっている。早い話が集団リンチ

因みにダブル以上では味方にも攻撃できるが、被弾する側も攻撃に参加する

第二~第四世代の仕様

ダメージ計算も特殊で、こうげきとぼうぎょではなく攻撃種族値と防御種族値を参照する(これはあくタイプが特殊技だった第三世代までも同様)。つまりプクリンハピナスのようなぼうぎょの低いポケモンにより大きなダメージを与えられる。他にランク補正をはじめとした「てだすけ」以外の効果を受けないどころかタイプなしの攻撃として扱われるためか一致補正も相性補正も受けず、ふしぎなまもり」も貫通する仕様だった(特性をトレースしたポリゴンでも当たる)。

しかし威力はたったの10。しかも1発ごとに味方の名前が堂々と出てしまい、自身の手持ちがばれてしまう無視できないデメリットを抱えていた。

味方にニックネームをつけていなかったら一巻の終わりである。

そして当時(タマゴを除くと)習得できたのはニューラのみ。一応これは初登場当時から特攻を参照しないとはいえ使い勝手が良かったと訊かれたら否と言わざるを得ない。


第五世代以降

あんまりにもあんまりすぎる性能な技にこんな特殊な仕様を適用しても面倒と判断されたのか、第五世代以降は一撃ごとの威力が「攻撃に参加するポケモンの攻撃種族値÷10+5」に変化し、ランク補正やタイプ補正なども普通に適用される、通常の連続攻撃技になった。

これに則ると、例えばシングルバトルでマニューラ(攻撃120)、ヤドラン(攻撃75)、ナットレイ(攻撃94)を編成しマニューラに撃たせるとタイプ一致補正込みで威力25、18、21の合計64になる(悪タイプポケモンが「ふくろだたき」を仕掛けた場合、悪タイプを持たないポケモンの攻撃分でもタイプ一致補正が入る)。にどげりが一致補正込みで45×2=90なので悪4倍弱点の襷潰しや身代わり破壊に採用できなくもない、程度には改善された。

旅パでマニューラに加え、カイリューガブリアスメタグロスグラードンレックウザを編成してマニューラで撃つと(タイプ一致込みで)25、27、27、27、30、30の合計166。ここまで来ると悪技最強レベルになるため、編成を選べば旅パでも普段使いとして活用できるようにはなる。その仕様から、6匹全てのポケモンが参加できるシングルフルバトルとトリプルバトルで、より威力を出しやすいと言える。

ついでに地味な変化として味方の名前が出なくなった


と言っても通常のオンライン対戦で使う分には対戦で出すポケモンの数の関係で威力は期待できないので(基本的に3VS3のシングルバトルであるため)、主な使い方はダブルバトルトリプルバトルでの「せいぎのこころ(特性)」「びびり(特性)」及び「ふんどのこぶし(技)」持ちの強化

あくタイプの(変則ながら)連続攻撃技なので、特性「せいぎのこころ」を持ったポケモンに使うと攻撃が、「びびり」に使うと素早さがぐんぐん上昇する。例えば「いわなだれ」を覚えるテラキオン等を袋叩きにして超火力から「いわなだれ」を叩き込む戦法等が生まれた。

「ふんどのこぶし」はトリプルバトルが存在しない第9世代で登場した技で、所有者が受けた攻撃技の回数に応じて威力が上がる効果を持っており、こちらも味方が全員生存しているなら、1回だけで威力が250にも跳ね上がる。特にコノヨザルの場合はゴーストテラスタルじゃくてんほけんとの相性が良く、上手く決まれば威力250×2(ランク補正)×2(テラスタル一致補正)=1000の拳が襲い掛かる

これらを主軸にしたパーティは「叩きパ」と呼ばれている。

ふくろだたき

相方には素早さが高く、サポートも出来るエルフーンが選ばれることが多い。

ちなみに味方を攻撃した場合自分も攻撃に参加するので叩かれるポケモンがドM扱いされるとかないとか。


一応「じきゅうりょく」や「びびり」持ちのポケモンでも似たような事が出来る。

「じきゅうりょく」の場合はバンバドロブリジュラスの高い防御力を大幅に上昇出来る為非常に有用。

ただ「びびり」の場合は、最終進化形の所有者のスペックの兼ね合いもあり、あまり有用でない。最速ノココッチに撃てばスカーフ黒バドレックスも抜ける俊足になれるが、ふくろだたきの使い手がそこまで速いわけではないので…


ちなみに、第五世代から第九世代現在まで、1発当たりの威力(タイプ一致補正無し状態)の最低値はラッキー&ピンプクが参加したときの5、最高値はデオキシスアタックフォルム)/カミツルギが参加したときの23になる。


ポケダンでは

ポケダンでは変化技になり仲間を近くに呼び寄せる、敵が使うと敵が集まる。

風来のシレンに出るシューベル系やフィアーラビ系の特殊行動に似た挙動となる。


関連タグ

あくタイプ ポケモン技絵

たたきつける...「叩き」繋がり

はたきおとす...こちらは「叩き(はたき)」

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