マルティナ(DQ11)
まるてぃな
【気高き女武闘家】
「キミと一緒にみんなを守る…それが私の戦い!」
年齢 | 推定20代 |
---|---|
身長 | 約165㎝ |
出身 | ※後述 |
好きな食べ物 | 甘いもの、故郷の料理 |
英語版名 | Jade |
CV | 小清水亜美(『ドラゴンクエストライバルズ』以降) |
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』に登場するキャラクター。
クールな目元と強気な表情、グラマラスなプロポーションが印象的な女武闘家。
高い位置で束ねられた黒髪ロングのポニーテールと、へそ出しルックが特徴な美女。このためか、ゲーム発売前からピクシブには彼女のイラスト(お色気色の強い)がいくつか投稿されている。
凛とした自然体な立ち振る舞いの中に心身ともに鍛えた自信が垣間見える、たおやかな女性。
人当たりは良く、旅慣れしているが、どこか気品も感じさせる。
謎の老人・ロウと行動を共にしており彼からは「姫」と呼ばれている。
主人公たちとはグロッタの町の仮面武闘会で出会う。当初は主人公とペアを組む予定であったが、「どこの馬の骨とも知れない人間と組ませるわけには」という理由でロウと組んで出場する。
その実力は折り紙付きで、予選で戦ったカミュとミスター・ハンコンビを軽くのしてしまうほど。 ちなみにこの時ベロニカは『本当は見とれてたから負けたのではないか』と疑いをかけているが、戦闘シーンを見る限りは、カミュはマルティナに見とれている様子は特にない。寧ろマルティナより、ほとんど動かず余裕をかましていたロウに苛立ち、そちらに気を取られたことが敗因となっている。
決勝戦では彼女とロウのコンビと戦うことになる。おもに彼女が攻撃、ロウが補助を行う。たまに様子を見て何もしない時があるが、恐らく後述の伏線。試合の途中、主人公の手のアザに気付き戸惑ったスキを突かれ敗北を喫する。
その後は町で起きている選手たちの行方不明事件を追うためにわざと犯人に誘拐され、主人公たちと協力して黒幕である魔物を倒しとらわれの人々を解放するなど活躍を見せた。
前述の通り性格は基本的には真面目な常識人である。漁師のキナイと人魚のロミアの恋物語にうっとりしたり、父譲りの甘党がゆえにダーハルーネの町でスイーツに目を輝かせたりと少女のような一面を見せることもある。
実年齢は伏せられているが、作中の描写から20代半ば以上であると思われる。
とあるキャラクターの台詞によれば、幼い頃からかなりのおてんば娘であったようだが…。
その正体は16年前に死亡したといわれていたデルカダール王国の王女。
生まれてすぐ母を亡くし、それを不憫に思ったユグノア王妃(主人公の母)のエレノアから娘のように可愛がられ、度々ユグノアに招かれていた。幼きマルティナにとってエレノアは母も同然であった。
16年前のユグノア滅亡のその場に居合わせ、まだ赤子だった主人公の囮を引き受けたエレノアから託され、落ち延びようとしたが魔物の追撃をかわしきれずに川に落ち、その際に主人公を手放してしまったことを悔やんでいた。
程なくエレノアの父ロウに助け出され故郷に救援を求めようとするも、既に父の手で自分が死亡したと喧伝されており叶わず、以後故郷ユグノアと家族を失ったロウとともに世界で暗躍する者の正体を探していた。その者が父と重大な関係があるとも知らずに…(この出来事については『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』のDLCボイスドラマ『おてんば姫の涙』でも語られている)。
生死不明となった主人公のことは行方がつかめず、死んだものと思っていたが、グロッタの町で再会する。
当初は全く気が付かなかったが、決勝戦で左手のアザをみて気が付き、ユグノアで素性を正式に打ち明け(ただし先に素性を打ち明けていたロウの話から薄々感づかれてはいた)、ロウとともにパーティに加入する。
主人公の事は弟のように扱い、少々過保護気味。しかし、イシの村で幼馴染のエマの話を聞き焼きもちを焼くような台詞を言うこともあり、ただの弟分以上の感情が篭っているようにも…。
主人公をかつて守れなかったことが彼女にとってはトラウマになっており、主人公をはじめ誰かを守れるほど強くなりたいという思いが人一倍強い。
なお、グレイグに追い詰められた主人公が崖から転落した際に自ら飛び込むシーンがあるが、後になって実は大の高所恐怖症だったことが判明する。
世界崩壊後は、仲間たちがバラバラになった中で一人旅をしており、グロッタの町に立ち寄った時に六軍王の一人・妖魔軍王ブギーに操られ、バニー姿のサディスティックな女王様キャラ、呪われしマルティナとなってしまい、襲いかかってくる。
この時点ではパーティメンバーが男性しか存在しないため、彼女の使用してくる「ぱふぱふ」等のお色気攻撃がかなり厄介になり、特に「ぱふぱふ」の耐性がまったくないロウ&グレイグにとっては脅威。
ブギーを撃破すると正気に戻り再加入(なお妖魔軍王ブギーはマルティナにいろいろひどいことをしたらしく、100万倍のお返しを受けて消滅した)。
ブギー戦後に習得する「デビルモード」を発動するとしばらくの間、悪魔の力を解放することで様々な能力が上昇する。
魔王撃破後、王と涙の再会を果たしイシの村とデルカダール王国双方の復興のため活動を始める。
しかし、一方主人公は忘れられた塔にてベロニカや多くの死んだ人々を救うために世界の時を巻き戻すことを決意。
もう二度と主人公を手放したくないと引き留めるも、最終的には決意が固いことを知り仲間とともに彼を見送った。
過ぎ去りし時を求めたあとの世界では聖地ラムダ到達時のステータスに逆戻りしているが、後に天空の民の里でチカラを引き出してもらうと元のステータスが戻って来る。
命の大樹から帰還したあとはデルカダール王と馴染めないとひとり悩んでいたが、憑依していた魔導士ウルノーガを撃破すると晴れて王と再会。
グロッタの町でもの一件を顧みるとその辺に関しては敏感と言える。デルカダール王に関しては王の養子とも言える存在であり、一緒にいた時間がマルティナよりも長いはずのグレイグさえも感付けなかった。
邪神ニズゼルファの復活後、王からは「無理に戦う必要はない」と引き留められるも、「主人公と共にみんなを守ることが私の戦い」と言い邪神撃破のためにふたたび旅立った。
なおこちらの世界ではベロニカが生存しているため、主人公・ベロニカ・彼女の三人れんけい技としてデビルモードのパワーアップバージョンの「サタンモード」が使える。
即ち格闘家であり、高いHPと攻撃力を持つ。
さらに、最終的にみりょくときようさの値がナンバーワンに。
武闘家定番の「ツメ」の他、「ヤリ」も使いこなす武術の達人。もちろん「かくとう」スキルも習得し、そして本作の「おいろけ」担当。なんと、シリーズ恒例かつ『ドラゴンクエストⅧ』のゼシカ以来のぱふぱふの使い手、しかも加入時点で習得済みである。
高い力と数々の強力な特技でガンガン攻めていけるアタッカー。仲間の中で一人だけ一切呪文を覚えないため、補助は苦手。上述の「デビルモード」によって自己バフは可能。
MPに関しては、最大MPが最低である一方で特技の消費MPはかなり少ない。そのため、クエストでもらえる専用装備「思い出のリボン」のMP自動回復が非常に有効。
本人も自分のセクシーさをしっかり自覚しており、敵モンスターから「ぱふぱふ」を食らっても「勝利の笑みを浮かべている!」と表示され無効化する。このメッセージはゼシカと同様のものである。
外見の変わるおしゃれ装備も、バニースーツやあぶない水着など色っぽい衣装が多い。とはいえ、CERO:Aであるため特にあぶない水着についてはパンツスタイル(ニンテンドー3DS版ではパレオ)になっており際どさは抑えられている。このことに不満を漏らす紳士諸兄もいるとかいないとか…。
ちなみにれんけい技『スーパールーレット』や『スペクタクルショー』を発動すると現在の装備に関係なくバニースタイルになる。
スキル
- ヤリ
武器スキルイラストでは青龍偃月刀のようなものを使っている。
単純に攻撃力が高く、スキルのほうも「なぎはらい」「さみだれ突き」「氷結らんげき」など単純に攻撃力が高いスキルが多い。
あまりにも敵が硬すぎる時は「雷光一閃突き」が有効、2/3程度の確率で当たるため結果的に早く片付くことも多い。
- ツメ
基本攻撃力が低い代わりに会心率が高めで二回攻撃可能という性能になっており、方向性がやや異なる。
- かくとう
格闘技で攻撃するスキル、武器スキルではないため全て足技になっているが手に持っている武器の性能は反映される。
体が強化されるパッシブスキルが多くあり、さらにダメージ倍率が大きい「ばくれつきゃく」を習得可能。
余談だが利き足は左のようで、作中では左足で蹴りを放っていることが多く、イベントシーンで崖を飛び降りる際も左足で踏み切っている。
- おいろけ
シリーズ恒例のスキル、その性格で何故そんなものを・・・
格闘家との相性補完にすぐれており、上記の3スキルで苦手なものが多く揃っている。
スキルにはダメージを与えると共に、敵を魅了したり行動不能にしたりする特技が揃っており、実用性は高い。特に新技「サキュバスウィンク」はマルティナの数少ない全体攻撃技の中では最も威力が高く、相手を眠らせ、しかもHPまで吸収するという至れり尽くせりな特技。
しかし、王女なのにお色気ムンムン特技のラインナップはいかがなものか…。
アリーナ…『ドラゴンクエストⅣ』の登場人物で王女兼武闘家つながり。
ゼシカ…『ドラゴンクエストⅧ』の登場人物で、お色気要員兼闇堕ちつながり。
マァム…漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。武闘家、グラマラスな身体つき、及び闇堕ち繋がり。
アステア…漫画『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』の登場人物。主人公にとって遠い兄弟。歴史上では「先祖が死産した」ということにされたため「存在しない王族」であり、当初は正体を隠していた。
ドリス…『ドラゴンクエストⅤ』の登場人物。漫画『ドラゴンクエスト 天空物語』では独自設定によりポニーテールの王女兼武道家で10歳近く年の離れた主人公たちを弟妹のように思っているお姉さんになっている(魔物に国を滅ぼされ指名手配された王子との恋愛要素もある)。またこの作品に登場する盗賊団の女ボス「ラヴェリカ」は、褐色肌で女王様気質のお姉さんであり、戦闘の際はセクシーなレオタードを着用する。味方に抱き着いて顔を胸元に埋めさせデレデレにさせるという「ぱふぱふ」みたいなこともしている。バニーガール要素はないが失態を働いた部下に対して語尾に「~だぴょん(ウサギ言葉)」を付けるように強要していた。
ティファ・ロックハート…『FINAL FANTASY Ⅶ』の登場人物。スクウェア・エニックス作品でグラマラスな身体つき、お色気&格闘家つながり。黒髪でもある。
アニエス・オブリージュ…スクウェア・エニックス作品での声優つながり。ジョブチェンジで格闘家(モンク)にできる。
レイニー…カップやきそば現象。
不知火舞…お色気要員、グラマラスな身体つき、ポニテ、格闘、中の人つながり。身長もほぼ同じ。
紅月カレン 、美甘ネル…中の人つながり。こちらもバニーガールのシーンがある。
ゼロスーツサムス…『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でスピリットにされた時の依り代。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- #グレマル版ワンドロワンライ
目にも絢なる
#第6回グレマル版ワンドロワンライ お題「レース」「ため息」 に基づくグレマル小説です。 拙作『双頭の鷲を戴いて』( https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8933804 )の続編なので、グレマルは既に夫婦になっており、マルティナは女王に即位しているという設定です。 ひたすら夫婦がイチャイチャしております。 特にネタバレ等ございませんが、バンデルフォンの設定などは、諸々捏造しております。6,653文字pixiv小説作品 - ユグノア王子とマルティナ姫
スイーツハプニング(下)~ベロニカの片想い~
これまでレムルス君が綺麗なお姉さんに言い寄られる度に噴火してたベロニカの内心が明らかに・・。タグは主ベロとありますが、正確にはベロニカ→レムルスという内容なので悪しからず・・。 実の祖父・ロウに対してあ一歩引いていたレムルス君がマルティナの後押しでやっと打ち解けます。ところが、舞い上がったロウがポロリと漏らした一言にマルティナ姉さんが・・ そして、今作でついにホメロスが登場です(回想シーンだけど)。筆者が原作でツッコミを入れたかったシーンを大幅に変更して書いていますのでご了承ください。そのシーンはホメロスとの第一回戦なのですが、原作のダーハルーネ脱出戦のホメロスさん、筆者がツッコミを入れたら、天才軍師どころか愚将になってしまいますので・・。17,893文字pixiv小説作品 - シルビア受け版ワンドロ・ワンライ
シルビアワンライ87「イシの村・最後の砦」(2020年版)
2020/1/29の#シルビア受け版ワンドロ・ワンライ「イシの村・最後の砦」参加です ほんのりグレシルで おもにペルシルです(?) 1.5ライくらいです 今回もちょっと誰が誰だかわかりにくくてすみません!!680文字pixiv小説作品 - 冒険の書 外伝
第3章 見送る者、旅立つ者ーデルカダールー
主ベロ二人旅第三章 ――願うのは、キミ達の幸せ ちょこっとグレマル要素ありますので苦手な方はご注意ください。 これにて導入編は終了になります。 次回は8月半ばまでを目標に、タイトル通り二人旅でお送りします。 ひと言でも頂けると頑張れます。 お気軽にどうぞ!https://marshmallow-qa.com/aoi124_ss 2021.7.20 誤字修正しました。ご指摘ありがとうございます!7,555文字pixiv小説作品 - DQ11
うさぎの形の心の傷、あるいは老賢王の大失態
賢王ロウとマルティナ姫と勇者セリオの話。サキュバスウインク濫用と魔物化についてのエトセトラ。 ここ迄行ってもムフフ本を手放せないのは男の悲しい性である。 なおロウの名誉のためにいうとマルティナが分別つく大人になるまではピチピチバニーは本気で封印していた。2,486文字pixiv小説作品 - 勇者の時代
勇者の時代 侵食の襲撃
もしかしたら、「ちょっとしたミス」とか「物語がまとまっていない」などの可能性があります。 今回は、「もしもキリト、藤崎、乱馬がアベルなどががいた勇者の戦代へタイムスリップしたら?」です。 このシリーズでは、戦国時代→大海賊時代→神の時代→勇者の時代→現代という順番で更新していきます。 らんま1/2(早乙女乱馬)、SAO(キリト)、SKET DANCE(藤崎佑助)、モンスト(ベジテパラ)、ドラゴンクエスト(エイト、ヤンガス、マルティナ、ゼシカ・アルバート、メーア)が登場します。4,589文字pixiv小説作品 - 導かれし帝王
導かれし帝王 第四話 再戦と凱旋の章
※ドラクエ11のクリア後の物語です。ネタバレ注意。 ※独自解釈とオリジナル設定が多く出てきます。苦手な方は注意。 サブタイでネタバレしてる感じがありますが、まだまだ続きます マヤの人の呼び方に関してですが、カミュとマヤの名前が2文字(2.5文字)だったことから着想を得ました 6ネタと関連付けるためなので仕方ないのですが、名付けのセンスがないのは詫びようもない……17,782文字pixiv小説作品 - ユグノア王子とマルティナ姫
グロッタ仮面武闘会~再び巡り会えた奇跡(下)~
グロッタ仮面武闘会編完結です。マルティナ姉さん、レムルス君の正体がわかったら、早速お姉さんモード炸裂させてます(笑)。仮面武闘会で初戦敗退してしまったカミュ君が汚名返上と言わんばかりに様々な面で活躍してます。あとカミュ君、セーニャが好きっぽいです。ほんのりカミュセニャの要素が出始めています。16,066文字pixiv小説作品 After rain comes fair weather
今頃かと言われそうですが、ドラクエ11Sをクリア。 そして自ら駄文を書くほど、主マルにハマりました XD お目汚しですがお楽しみいただければ幸いです。 作品内に、ネタバレ要素、プレイヤー側の状態異常に関する妄想・捏造の類がありますので、 ご注意をお願いいたします。11,970文字pixiv小説作品今日を限りの。〜小夜更けて マルティナ篇〜
「小夜更けて」をマルティナちゃん側から書いてみました。 思ったよりも、女々しくなってしまいました…。 マルティナちゃん、ごめんなさい! 何でも許せる方向けでございます。 ちなみに作中に出てくる 「杜松の実の酒」の名は「イェネーファ」。 マルティナちゃんの衣装はアオザイをイメージしてます。6,468文字pixiv小説作品- ユグノア王子とマルティナ姫
今度は離さない・・~マルティナの告白(中)~
更新が遅れて申し訳ありません。主人公とマルティナの原作最高の名場面、ユグノア城のイベントの中編です。全年齢向けですが、ちょっとイケナイ描写があります(笑)。一作目でデビルモードのマルティナ姉さんにファーストキスを奪われたレムルス君ですが、この時にその危機(笑)がありましたよという内容です。マルティナの回想シーンが多く占めていますが、その中で父上と母上・・アーウィンとエレノアが微笑ましいことをしてくれています。エマという強力なライバルにコンプレックスを持つことになるマルティナにとって、この上なく心強いことをしてくれます。マルティナ姉さん、特にアーウィン様に感謝しなさいよということを(笑)。9,143文字pixiv小説作品 - #グレマル版ワンドロワンライ
この大地を踏みしめて
※こちらの作品は「ドラゴンクエストⅪ」のネタバレを含みます。未プレイの方の閲覧はご注意ください。 #第7回グレマル版ワンドロワンライ お題「過保護」「散歩」 に基づくグレマル小説です。 大樹が落ちた直後、「最後の砦」でのお話です。8,082文字pixiv小説作品