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ポケモン派生作品の編集履歴

2021-07-13 13:51:18 バージョン

ポケモン派生作品

ぽけもんはせいさくひん

原作やアニメ「ポケットモンスター」と隔離した、公式コミカライズ作品紹介タグ。

概要

ここは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズ、またはアニメ「ポケットモンスター」シリーズをアレンジした公式派生作品について紹介する記事である。

現在は、公式コミカライズ作品(※単行本化作品に限る)のみを掲載。


ユーザーや一般人が創作した二次創作物についてはポケモン(二次創作)の記事を参照。


本家との棲み分け

まずは、この記事が出来たきっかけである棲み分けについて。このような派生作品は原作となるゲーム・アニメ作品からキャラクター設定やゲームストーリーをかなり弄繰り回している場合がほとんどであるため、人によって大きく好き嫌いが分かれる。

その為これら派生作品の設定が苦手な原作ファンが不快な思いをしないようにするためにも、棲み分けは絶対に必要である。

故に、いくら自分が好きでもこれらの派生作品の設定を他の誰かに押し付けることはマナーが成っていない迷惑極まりない行為であるため、自重されたし。


以下の派生作品の公開や掲載、制作は、公式から許可を取った上で行っている(半公式である)ため、これら派生作品の二次創作を行う際にも最低限のマナーは必要である。

また、作品によってはポケモンセンターや次世代ワールドホビーフェア等で漫画作者のサイン会が行われた事もある。


主な漫画作品

連載開始順に掲載。個別記事が存在する作品はリンク先を参照。


長期継続連載

  • ポケットモンスター(1996年~連載中※・現在38巻刊行)

作画:穴久保幸作

ポケモン最古のコミカライズ連載開始作であるギャグ漫画。通称「穴久保版」「ギエピー」等。

主人公のピッピが、レッド(赤井勇)&ピカチュウと共に各地方を旅する。ほとんどの登場ポケモンが人間の言葉を喋れるのが特徴。

2019年をもって「月刊コロコロコミック」での23年の歴史に幕を下ろすことになったが、別冊とアニキは引き続き継続する。

2019年現在38巻(14巻+RS編6巻+DP編5巻+HGSS編2巻+BW編4巻+XY編5巻+サンムーン編2巻)。

※本誌は2019年まで連載。別冊コロコロコミックとコロコロアニキは引き続き継続する。


原案:日下秀憲、作画:真斗(1~9巻)、山本サトシ(10巻~)

『ポケットモンスター』に次ぐ長期連載作のバトル漫画。通称はポケスペ

ニョロゾフシギダネを連れて旅立つレッドが主人公の第1章から物語は始まり、原作ゲームのバージョンごとに章分けをした主人公交替制。各章を登場人物や伏線で繋げている。全編を通して、ポケモン図鑑を譲り受けた者と悪人との戦いが主体で描かれている。

ポケットモンスター(穴久保版)が終わったことにより、ポケモンの派生の漫画の中では最長になった。

2019年現在63巻(53巻+ORAS編3巻+XY編5巻+サンムーン編2巻)。


中期・短期 連載終了作

作画・おのとしひろ

アニメ版のコミカライズ1。サトシ(&ピカチュウ)、カスミタケシカントー地方オレンジ諸島を旅するというアニメ版のストーリーをなぞっている作品だが、本筋以外の設定がかなり変更されている。アニメ版や他の作品には無いお色気描写の多さで有名。


作画:月梨野ゆみ

少女漫画誌(ちゃお)連載の、少女漫画らしい人間同士やポケモン同士の恋愛要素も含んだ一話完結中心型日常ギャグ漫画。少女のマロンが知り合いの博士に惚れ薬を作ってもらうために指令を受けてポケモンを集め始めるが、ピカチュウ、ピッピ、プリンというかわいいポケモン達に出会い、目的そっちのけでポケモンたちと仲良くなっていく。


作画・中村里美

赤・緑』のコミカライズ。主人公サトシ(キャラクター像は完全にゲーム版レッド)がヒトカゲを連れてマサラタウンを出発し、数々のポケモンやトレーナー達と仲良くなりながらチャンピオンロードを目指す。


作画・あさだみほ

主人公の少年シュウとピカチュウとの絆を描いた作品。シュウは特製のインカムでピカチュウと会話できる。彼はピカチュウと毎日喧嘩をしながら仲良くポケモン図鑑埋めのためカントー地方とジョウト地方を旅する。


作画・姫野かげまる

各種ポケモンの日常や事件に焦点を当てた一話完結型の短編オムニバス作品。各話の主人公は人間や主役ポケモンが担当。タイトルの由来は、作者が担当したポケモンカードのイラストが各ストーリーの題材になっている事から。


作画・斎藤むねお

GSC』を基にしたコミカライズ。主人公ゴールドがチャンピオンを目指してジョウト地方を旅する。急遽打ち切りになってしまったため未完結。


作画・印照

ポケモンカードゲームのコミカライズ。南井健太がポケモンカードバトルを極めていく。金銀までのカードが登場。


作画・てしろぎたかし

アニメ版のコミカライズ2。アニメの無印ジョウト編と、AG編で放送した特定の話を基に漫画に描き下ろした作品。サトシとピカチュウ、カスミ、タケシ、ハルカマサトが登場している。


作画・月梨野ゆみ

少女漫画誌最後のポケモン連載作。少女ハルカのパートナーであるアチャモ♀の恋物語。


作画・伊原しげかつ

エメラルド』を基にしたコミカライズ。主人公エンタがロコンを連れて最強のトレーナー目指しバトルフロンティアにやってきた。出会ったばかりのジュカイン使いの少年ラルドをいきなり師匠にして彼の言葉に従いフロンティア挑戦を始めるが、エンタはまだバトルが不慣れでまともな挑戦も出来ない状態だった。


作画・溝渕誠

ポケモン不思議のダンジョン 赤・青の救助隊』のコミカライズ。目覚めるとアチャモになっていたせっかちな少年ギンジが、のんびり屋のミズゴロウと共にゲームとほぼ同じ過酷なストーリーを辿る。


作画・伊原しげかつ

DPt』を基にしたコミカライズ。ポケモンの言葉が解かり怪力持ちの野生児ハレタが、ディアルガと会うためにシンオウ地方を旅する。ジム戦やギンガ団との戦いの際には手持ちのポッチャマ達に混じって生身で挑み、強くそしてバトル好きに成長していく。


作画・あさだみほ

ポケモン漫画唯一の怪盗モノ。昼間パン屋で働く少年ヒオリの正体は、悪い奴らに盗まれた物を依頼を受けて盗み返す義賊の怪盗「ポケモン7」。パートナーのルカリオや手持ちポケモン達と依頼をこなす内に、話はギンガ団との戦いへと移行する。


作画・松島リュウ

『プラチナ』を基にしたコミカライズ。ポケモンコミカライズ作としては珍しい、ポケモン世界の話ではなく現実世界を描いた物語。ゲーム『ポケットモンスター プラチナ』の最強プレイヤーを目指し始めた少年・しろがね遊が他のプレイヤーと対戦するバトル漫画。


作画・溝渕誠

『ポケモン不思議のダンジョン 時・闇の探検隊』のコミカライズ。ヒコザルになっていた江戸っ子風の少年ホノオが、田舎者口調のワニノコと2匹で「時の歯車」を賭けた戦いに身を投じるゲームの佳境シーンを辿ったストーリー。


作画・坂井孝行

アニメ版のコミカライズ3。アニメのDP編を基にした作品。サトシとピカチュウ、ヒカリとポッチャマ等が登場している。


作画・松島リュウ

HGSSのコミカライズ。最強のポケモントレーナーを目指すジョウが、ワニノコを相棒…もとい弟にして、共に最強を目指すためにジョウト地方を巡る。


作画・しろぎたかし

ポケモンバトリオのコミカライズ。主人公・天童リュウが野性的な勘と決してあきらめない根性でバトリオマスターに成長していく。


シナリオ・けいじま潤とコイキング研究所、作画・あさだみほ

バトルの天才カツヤ、ポケモン集めが大好きなソロ、サバイバルの達人トキの少年トリオが冒険する。


作画・神田達志

BW』のコミカライズその1。自称「正義のポケモントレーナー」シンがポカブをパートナーに、プラズマ団とその王Nを倒す為に旅をするバトル漫画。ゲーチスがいない世界で、伝説のドラゴンポケモンを探すNと出会ったシンは彼の正体に気付かぬままNの旅に同行する。


作画・勝見直人

『BW』のコミカライズその2。少年モンタがツタージャを連れ、イッシュ地方の野生ポケモンや伝説のポケモン、トレーナーと戦うバトル漫画。


シナリオ・七月鏡一、作画・険持ちよ

『BW』のコミカライズその3。少年タクローと少女マシロが図鑑を手にイッシュ地方を巡りながら、野生ポケモンの心と触れ合う話。迷子のエモンガを6番道路に帰す話を中心にして物語が進行する。プラズマ団ではない悪役と戦うシーンもあるが主人公たちはバトル向きのポケモンを一切育てていない。


シナリオ・楠出尽、作画・田村光久

少年サンデー史上初のポケモン連載漫画。「人間がポケモンと合体(BURST)」できる宝石が存在する世界で、主人公リョウガが人の意志・肉弾戦・合体したポケモンの能力を組み合わせたBURST戦士となり他の戦士と戦うバトル漫画。ポケモンそのものはほとんど描かれていない異質な作品となっている。


作画・神田達志

BW2』のコミカライズ。少年アラタはポケモンと心を合致させる力が有り、昔臆病だった自分を変えてくれたレシラムと英雄ヒロとの出会いをきっかけに、伝説のポケモンを捕まえるイッシュ地方の旅をミジュマルと始めたが、プラズマ団に傷つけられているポケモンを見て彼らを助けると決め残党と戦う。


作画・石井敬士

公式バトル大会「ポケモン竜王戦」のコラボ作品。ドラゴンタイプしか出場できないバトル大会に主人公のアキラがリザードンで挑もうとするバトル漫画。XYまでの非伝説ドラゴンタイプがほぼ全て登場し、主役や対戦相手として活躍している。


作画・秦槙吾

ORAS』を基にしたコミカライズ。双子の兄弟オメガ&アルファが、それぞれ惚れ込んだグラードンカイオーガを捕獲しにいく物語。

ORASゲーム中のグラードン・カイオーガとの戦闘とそれに関わるマグマ団アクア団との戦いのシナリオ部分のみを忠実に取り上げているが、兄弟で行動場所が違うためお互いの視点が交互に描かれている。


作画・やぶのてんや

サン・ムーン』を基にしたコミカライズ。少年アキラがアローラ地方で出会ったのは、異常なタフさと闘志を持ち、首の岩に赤い石がある謎のイワンコだった。アキラはイワンコをパートナーに選び「島めぐり」に挑戦し始めたが、世界征服を企む組織キングス団が、イワンコの身に宿る世界を変えかねない力を狙って襲撃してくる。


90年代の壁

冒頭で「単行本化に限る」と説明しているのは、なんだかんだメイン掲載誌が小学○年生だったこと、及びポケモンのスタート時代に由来する。

つまり学習ページという汚損される箇所をわざわざ挟んで発行していたため、

まんだらけはじめ古書店から見ると、汚損品として買取拒否をする理由になるので、

結果として幻の作品を残す無様な形に堕ちてしまった。昔のポケモンへの窓口はヤフオク!にしか残らなかったのである。


また雑誌が後世に残るかは現役時の売れ行きのほか、表紙の紙質の硬さ/平綴じということもあるが

大袈裟に見て1992年を超えていないか(1991年までは現実に見てよく残ってる)も大事で、

初期ポケモンはしっかりその枠に入って、天命をモロに浴びている。

昭和50年にポケモンを始めてればよかったのに。

とはいえ独占掲載を行ったのが小学館でなかった場合、ポケモンがコンテンツとして育たなかった代わりに

古書店が買い取りして、在庫を21世紀に残してくれていた可能性が高い。

個人出品を当てにせずとも。


それに調べ上手が調査していけば、この「90年代の壁」にもはっきりした現実的な理由が湧いて出てくる。


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