MOVIE大戦 超レベルアップ
概要
正式名称は、
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』。
『仮面ライダーエグゼイド』と『仮面ライダーゴースト』のコラボ作品にして、「MOVIE大戦」シリーズ第8作目。『エグゼイド』としては初めて、『ゴースト』としては3本目にあたる劇場版作品。
今回は「withレジェンドライダー」、と言うだけあってゴーストより前のドライブ・鎧武・ウィザードの3人を含めた5人が主役となる。
ストーリー
物語の舞台は『エグゼイド』の世界線。正体不明のゲームウイルス生命体である「パックマン」が襲来したことで人類は未曽有の危機を迎えていた。
急激に勢力を拡大するパックマンの脅威は留まる事を知らず、何と天空寺タケル/仮面ライダーゴーストまでもがウイルスに感染、彼は変身能力を喪失してしまう。
その一方で宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドは敵の正体と感染源を突き止める事に成功するが、それは彼自身の運命を左右する、ある重大な秘密へと繋がっていたのだった。
登場人物
『仮面ライダーエグゼイド』より
『仮面ライダーゴースト』より
レジェンドライダー
仮面ライダードライブ / 泊進ノ介(演:竹内涼真)
刑事・仮面ライダーとしてロイミュードと戦い、数々の事件を解決した。
前作での繋がりによってタケル達の捜査に協力する。ベルトさんがいない今は仮面ライダーに変身できないのだが…
数多くのライダー達とともにインベスと世界の脅威に立ち向かったオレンジ・武者の仮面ライダー。
戦いの果てで自ら神となって脅威を救うと同時に地球から離れるが…
仮面ライダーウィザード / 操真晴人(演:白石隼也)
指輪の魔法使い。自らを『最後の希望』と称して、人々を絶望させようとするファントムと戦った仮面ライダー。
しかし今作では何故か敵である財前らに協力している…?
今作オリジナル
現役男子高校生。天才プログラマーと言う一面を持ち、大人気ゲーム「ハテサテパズル」を開発した。
新種のバグスターウイルスに感染してしまい、ハテナバグスターを生み出す事に。
今作の敵・怪人
清宮東吾から生まれたバグスター怪人。元になったゲームはパズルゲーム。
パズルのブロックを模した爆弾を次々と落下させる攻撃を得意とする。
ネクストゲノム研究所
遺伝子医療の権威で「ネクストゲノム研究所」の所長を務めていた人物であり、敵のリーダー。
Dr.パックマンの仲間であり敵サイドの人物。
今作限定フォーム
仮面ライダーゴーストがエグゼイドゴーストアイコンを用いて変身する。
仮面ライダーゴーストがテンカトウイツゴーストアイコンを用いて変身する。
ゴーストゲーマー(レベル1&2)
仮面ライダーエグゼイドがカイガンゴーストガシャットを用いて変身する。
関連音楽
主題歌
「hikari」
作詞/作曲:Ryota Fukuoka 編曲:B.EYES
劇中歌
「B.A.T.T.L.E G.A.M.E」
CD化
上記の2曲を収録した「『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』サウンドトラック」はエイベックスより2017年3月15日に発売予定。初回限定盤には「プロトギリギリチャンバラガシャット」が付属する。
後日談
今作の後日談に当たるスピンオフネットムービー『【裏技】仮面ライダーゲンム』Part.1&2がYoutubeで配信中。Part.3は現在発売中の「DX太鼓の達人ガシャット&仮面ライダーゲンムDVDセット」に収録されている。
映像ソフト化
2017年5月10日(水)よりDVD&Blu-rayで発売中。コレクターズパックも同時発売。
余談
今作の分類について
厳密にはMOVIE大戦シリーズから改題された『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』シリーズの第1弾。
状態的にはお祭り映画である春映画に感覚は近い。
テレビシリーズとの関係について
情報が解禁されたのは『エグゼイド』TV本編第2話の放送日である2016年10月9日(日)17時。
公式HPのストーリーが真実ならば、『エグゼイド』TV本編と今作は何らかの関係があると思われる。
公式の情報によると宝生永夢の隠された謎が明らかになるとされている。
本作ではテレビに先駆けて宝生永夢がバグスターウイルスの最初の感染者である事が明確に開示されているが公開時点では公式からのネタバレ規制がかかっていた。更にこの時点でパラドとの関係性も匂わされている。
レジェンドライダーについて
ライダーの変身者以外だと、ドライブドライバー/ベルトさんことクリス・ペプラー氏が声のみで出演する。
ただし葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武こと佐野岳氏はスケジュールの都合か出演せず変身後のライブラリ出演のみである。それ以外のレジェンドライダーもスケジュール合わせの都合上、同時変身シーン等の重要シーンに役者全員のスケジュールを合わせるため、それ以外の場面では坂本監督がパワーレンジャーシリーズで培った代役技術を使ってフォローしている(よく見ると顔が映っていないシーンがよくあるのはこのためとのこと)。
ウィザード~ドライブのサブライダー達は登場しない。
その他
今作において、各仮面ライダー達が変身したフォームの合計は合計50以上にも登り、これは歴代ライダー映画史上最多との事。
またニュースキャスター役で特捜戦隊の桃役の人も出演していたりする(今後の作品展開の前置きかどうかはさておき)。
公式動画
予告動画
特報
予告
アクションシーン特別映像
外部リンク
関連項目
仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダーゴースト 仮面ライダードライブ 仮面ライダー鎧武 仮面ライダーウィザード
100の眼魂とゴースト運命の瞬間→仮面ライダー平成ジェネレーションズ→超スーパーヒーロー大戦
超MOVIE大戦ジェネシス→仮面ライダー平成ジェネレーションズ→仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL
※EDに関するネタバレ注意
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終盤ネタバレと時系列考察
今作のEDにて泊英志がもうすぐ産まれる事が判明しており、両親である進ノ介や泊霧子(今回は出産のため、入院中で顔出し無し)は警察の同僚たちからたくさんの誕生祝いのプレゼント(フライング)を渡されていた。
このことから、少なくとも時系列的には小説『仮面ライダードライブ』よりも前だということが分かる。
また、『エグゼイド』の世界線の時系列については、全ライダーがレベル3を獲得している事・プロトドラゴナイトハンターZガシャットが幻夢コーポレーションに戻ってきている事・グラファイトが登場しない事・檀黎斗が幻夢コーポレーションにオフィスで仕事をしていた事等から、本編第10話と第11話の間と思われる。また、映画のラストにパーフェクトパズルの存在を示唆するシーンがある。
『鎧武』に関してはウィザードが、彼のことを知っており『ウィザード特別編』、『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』、『仮面ライダー大戦』の出来事を示唆している。また、進ノ介が鎧武を神様である事を知っている為、『MOVIE大戦フルスロットル』での出来事も示唆されており、歴代の冬の映画シリーズの要素が大きく関わっている。