『のび太のBIOHAZARD』とは、RPGツクールを使用して制作された二次創作フリーゲーム、及びその派生作品を含むシリーズである。
正式名称は『ドラえもん のび太のBIOHAZARD』、略称は『のびハザ』。
※ここでは主に本家のびハザ1について解説する。
注意事項
本来の一次創作品についてはドラえもん及びアニメ作品はドラえもん(アニメ)と映画ドラえもんを参照のこと。
この作品は当然ながら各権利者(以下参照)の許諾を得ていない二次創作ゲームである。
非営利の二次創作であるが、ドラえもんのキャラクターを使用したグロテスク表現などに加えて、アニメ(ドラえもんを含む)やゲームの音声・SEの抽出使用など、著作権的な問題や著しいキャラクター設定の改変などがある作品であることは留意しよう。
また、過去に小学館からの(権利所有元である藤子プロの代理として)著作権侵害の申し立てにより本作のプレイ動画が一斉(一掃的)に削除されたことがある(詳細は以下の動画と後述)。そのため無闇にゲームのダウンロード方法を尋ねたり、他の人(YouTuberや有名なプロゲーマーなど)や芸能人にプレイを薦めたりして実況プレイ動画のアップを促したり、藤子プロ(本家)を始めとする小学館等の関係者に本作について問い合わせるなどの行為は控えよう。
のびハザ関連の動画削除騒動に関して
概要
RPGツクール2000を使用し、のび太戦記ACE(のび太戦記~導かれし者達~)で知られるaaa氏が制作したフリーゲーム。2005年12月に初公開された。
藤子・F・不二雄氏原作の『ドラえもん』と、カプコン制作のサバイバルホラー・ガンシューティングゲーム『BIOHAZARD』のクロスオーバー作品。
のび太を始めとした『ドラえもん』の登場人物などをプレイヤーキャラとして、『BIOHAZARD』のようなゾンビウィルスに侵された世界を冒険するホラーゲームである。
映画ドラえもんのタイトルで使われる『ドラえもん のび太の~』にサブタイトルとして『BIOHAZARD』を掛け合わせたタイトルであるため、タイトルだけ見ればおふざけゲームかと思われてしまうかもしれないが、ゲーム内容は非常に作りこまれており、(作品によるが)選曲が意外と良く、(キャラ設定に目を瞑れば)かなり真面目なストーリーが展開されるというギャップが存在する。
登場人物は『ドラえもん』から、敵は『BIOHAZARD』からそれぞれ拝借し、更にオリジナルのキャラクターや敵クリーチャーも追加されている。
どちらかと言えば『BIOHAZARD』のストーリーや世界観に沿っているので、ドラえもんの登場人物の性格や立ち位置は原作と比べるとほぼ別物。具体的に言うと、悪役にされた上に死亡するキャラが居たり、のび太がやたらとかっこいい。
(なお本家続編である『のびハザ2』や『新訳』では原作ドラえもんのキャラクター像に寄せて作られている。)
有志によるクオリティーの高い派生作品も数多く制作され、それらも含めてニコニコ動画やYouTubeでは実況プレイの対象として盛り上がりを見せた。
緑川聖奈を始めとしたオリジナルキャラクターも人気を博している。
ストーリー
2004年7月24日の夏休み初日、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫といういつもの仲間たちと共に、ドラえもんに無人島に連れて行ってもらったのび太。うるさい親から離れた生活を満喫した彼らは、三日間のバカンスを終えて家族の元に帰ってくる。しかし、そこで待ち受けていたのは愛する家族ではなく、ゾンビであふれた地獄のような世界だった‥‥。
のび太たちの生き残りをかけた戦いが、今始まる!
※上記はあくまでオリジナル版及びそれをベースにしたリメイク版のものである。他の改造版ではキャラ設定、舞台、物語上の日時、作品中の時代設定なども全く異なることも多い。
オリジナルキャラクター
本家
本家2
改造版追加キャラクター
狼浪
セルゲイ(※バイオハザードのセルゲイ・ウラジミールではない。)
富藤雪香(のびハザID)
ゲイリー・ウェスカー(ID版では物語の終盤にてアルバート・ウェスカーとの意外な関係が明らかになる…)
.....etc.
登場クリーチャー
アンデッド系統
B.O.W.
改造版追加モンスター
T-103タイラント
アリゲーター
ウーズ(※スライム)
※本家以外のユーザーによって追加されたキャラクター、モンスターは本家には登場せず、基本的に追加された作品とその続編のみの出演である。
本家および改造版タイトル一覧
改造版(=派生作品)について
本家作者とは別の有志による派生作品が数多く制作されており、それらは本家と区別して『改造版』と呼ばれている。それぞれシステムや操作、シナリオにかなり違いがあったり、独自のキャラクターが追加されているものもある。
作者は一般の日本人に留まらず、一般の何ヵ国にいる外国人も存在する。
(改造版の広がりについて、本家作者のaaa氏は当初やや否定的であったが、のちに公認および改造版制作者への謝意を述べている。※あくまでのびハザ作品としてだが)
以下で紹介している改造版は目立った特徴のある完成作品。
この他に制作途中(中止作品を含む)のものや微改造版もある。
本家
- ドラえもんのび太のBIOHAZARD
通称「本家のびハザ」。2005年に公開されたすべての原点。ほとんどの改造版とは基本的なゲームシステムは一部を除いてほぼ同じ。
- ドラえもんのび太のBIOHAZARD2
通称「本家のびハザ2」。本家作者aaa氏による10年ぶりの正統続編にして補完作品かつ完結編。映画ドラえもん のび太の南海大冒険の設定を取り入れている。
ゲームシステム面では前作の本家1とは別物になっており、前作の謎(真相)が終盤にて判明する。
本家バイオハザード2などのクリーチャーやバイオハザードシリーズの日本版の救援部隊といった人物が登場する。
改造版
最初の改造版。名前に反して全然Easyじゃないし、敵が大量に配置されているというオワタ式仕様である。ただしチートアイテムと救済処置を使えば話は別。また、本作をベースにした派生作品(あえてここでは載せていない作品も多くあるが)も幾つか出ている。
その他、とある下ネタアイテムで物語の大筋、エンディングが多少変化するといった特殊な要素もある。[
[金田正宗]]が操作できるおまけシナリオが用意されている。
EasyTypeをベースにしているがタイトル通りに内容は非常にカオスで、初見殺しも多い。
通称「無理のないバイオ」。キャラの性格や台詞を極力『ドラえもん』に寄せる事を意識しており、悪役も本家と異なる。Ⅱ以降の続編に関してはオリジナル色が強くなる。登場するオリジナルキャラ達にも定評がある。なお完結編の予定だったVは作者の事情により制作中止となった。
捕捉すれば、Ⅳのサブタイトルでは『無理ありまくり』と表記あり、完成したシリーズ作品としてはⅣが最後となってしまった。以降、Ⅴについてはまとめサイトでの告知もなく再開も全く予定されていない。
以下はその続編とそのシリーズである。
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 無駄に改造版Ⅱ
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 無駄に改造版Ⅲ-アウトブレイク-(BIOHAZARD OUTBREAKをベースにしたifのシナリオ。)
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 無駄に改造版Ⅳ
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 無駄に改造版Ⅴ
本作でシリーズ完結する予定だった作品。
実績システムが実装され、ゲームはミッション制になっている。
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD TACTICS
コンストラクションツールSRCで制作された作品。
あっけなく開発中止となった。
『β版』とあるが試験版ではなくちゃんと完成している。舞台がのび太達の住む町ではなく、本家1にてバカンスをしていたとされる無人島に変更されている。
β版の作者による続編(と言うよりは作者からはβのリメイク版だと主張している)だが、しずかちゃん、緑川聖奈など一部のキャラが登場せず、ストーリー的な繋がりが無い独立した作品。所々にβ版を思わせる演出が有る。アイテムについてはやたら焼き芋にこだわっている。作者は上記作と同じ。
初めてレベルアップシステム、キャラクターチェンジシステムが採用された。本作でのアイテムには小火器、重火器は一切登場せず秘密どうぐを武器として採用している。どこでも進行状況を記録することができるといった便利な機能もある。
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD ハイレベル版
名前の通り高難易度。のびハザのアイワナ。自由度が高く、ゲーム内にはまさかのチートシステムが搭載されており、別に仲間を助けなくてもクリアできる。
- ドラえもん のび太のbiohazard VXリメイク版
RPGツクールVXで本家をリメイクしたもの。キャラグラフィックを新ドラえもん風に作り変え、ボイスも新ドラえもんのものに変更された。アイテムアイコンも作りこまれている。リメイク版「biohazard」のようなゾンビのクリムゾンヘッド化復活のシステムを取り入れている。本家バイオシリーズのインクリボンを現代らしくし、CD-Rとして置き換えつつもそんなところもしっかりゲームシステムを可能な限り再現している。作者は57氏。
旧称「『Double Edge』」。通常版とDX版に別れており、プレイヤーに対してはフレンドリーかつ、本家のストーリーに大胆な補完(ほぼ作者による続編への妄想の塊であるが)・解釈を行い本作だけで物語を完結させた改造版。キャラクター像においては一部を除いて本家ドラえもんの設定に少し近い。Easy版をベースにした改造版。初めて銃とナイフの同時使用を可能とした改造版でもある。
ロックマンシリーズのキャラや設定を取り入れている。また、日本の某ロボットアニメで有名なあのお方が登場したり、デビルメイクライのコスチューム(装備)が登場したりとネタが散りばめられている。このような遊び方でプレイできるようにゲーム内の何処かで散らばっているパスワードを用いた隠し要素を解放するといった要素も定評になっている。
実は、DX版向けのアップデートでは新装備でプレイできるパスワード(要素)を追加するパッチ(なんでも、その装備は七夜一族の家宝とのことらしい)もあった。作者はミサ菓子折氏。
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD ソード低難易度版
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD ソード高難易度版
文字通りのナイフクリアを限定的に重点をおいたソード=ナイフ(剣)にこだわった改造版。
開始時の時間軸が他と異なる。タイトルに『低難易度版』とあるが実は『高難易度版』よりも難しく、ストーリーも全く別物である。
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD G版(Reverse)
通称「のびハザG」。シナリオ・マップともにオリジナル。NPCシステムやキャラクターチェンジシステム等、システム面でも本家から大幅に改修されている。オリジナルの追加キャラである桜井咲夜が人気を博した。その他、ジャイアンが活躍する病院を舞台にしたおまけシナリオもある。そこにはリメイクバイオ1の小ネタもある)配布開始以降に新たに出たReverse版は本作をアップグレードしたもので物語は同一だが、こちらはオリジナルG版の改訂版となる。
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD GⅡ
のびハザGの続編にして完結編。アンブレラの影の大幹部「背徳卿」との戦いを描く。また、GおよびGⅡの意外な真実も明らかに!(詳しくは上記の記事リンクを参照)
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD Arrange mode
本家バイオハザード1のディレクターズカット版を意識した本家1作名をベースとした改造版。物語の大筋は本家と同じだが、本作オリジナルの緑川聖奈編が追加されている。のび太編では全員生還ENDが可能となっており、それを達成することでシナリオが完結する。
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 最終闘版
のびハザでファイナルファイトという異端の改造作品。プレイヤーキャラクターの多さと武器の多彩さは驚異的。作者は新訳版と同じで、参戦キャラクターもどっかで見覚えがある者たちが登場する。
通称「ID版」。RPGツクールVXAceでの改造版。 新たな戦闘システムが作られており、移動撃ちが可能でリロードの概念は存在せず戦闘がスピーディーである。操作キャラは11名でBIOHAZARDシリーズのキャラも何名か登場しており、レオン・S・ケネディも登場するが、彼はあくまでももう一人の主人公の扱いである。「泣けるぜ」。また「Gシリーズ」「VXリメイク版」「最終闘版」を参考にしており、GⅡの2種類のボスとも戦える。正直に言うとカオスなボスもいる。別の意味で「泣けるぜ」。勝つには腕や賢さを磨く必要がある。後に別の作者によってRPGツクールMVで制作されたリメイク版が登場した。
オリジナル作者はX乗2氏(※リメイク版は別人)。
RPGツクールVXAceでの改造版。ストーリーの無いミニゲーム作品で、 バイオハザード2のエクストリームバトルと、3のマーセナリーズをのびハザで再現。戦闘システムが大幅に変更され、足音も導入されるなど、より原作バイオに近くなった。アイテムと敵の配置がランダムで、いきなりタイラントに遭遇したりもするので運に左右される要素がある。マーセナリーズでは生存者がどこかに居て、周囲の敵を殲滅してから話しかけるとお礼に武器やアイテムをその場に落とす。なお、最高難易度のナイトメアはimpossible(不可能)の名前に恥じない凶悪さを誇るので甘く見ないように。作者はVXリメイク版と同じ。
BIOHAZARD OUTBREAKをモデルにしたオリジナルストーリー。ドラえもんを除いた原作でのレギュラー5名からプレイするキャラを選択し、のび太の町をはじめとする各ステージを攻略する。キャラごとの能力差や固有アクション、時間と共にT-ウイルスが進行するといったOUTBREAKのシステムも搭載。キャラの性格は原作の『ドラえもん』に沿っており、シナリオもBIOHAZARDと大長編ドラえもんのそれぞれの雰囲気が程良くブレンドされている。本家及び過去に公開された他の改造版のオリジナルキャラも一部がカメオ出演している。ちなみに無理のないバイオⅢのシステムとは若干異なる。
本作はカプコンの『BIOHAZARD』とエレクトロニック・アーツのSFホラーゲーム『デッドスペース』との異色のクロスオーバーをした改造版。本家(以下DS)にあるマーカー(デッドスペース)といった敵も登場している。ゲームシステムもデッドスペースそのものである。また、初見殺しもあったり、他の改造版に比べて色々とエグい場面が結構ある。主人公の精神状態などといった設定も本家DSに合わせている。本記事内掲載の作品の中では悪夢の様な世界観に満ちている。
作者は中国人のNobina氏。
- ドラえもんのび太のBIOHAZARD MVリマスター版
作者は本家とは別人。RPGツクールMV作品として完全移植した改造版。ストーリーは同じだが、本家の難易度が向上している。敵をマップ上でハマりさせにくく、本家より少し手強くなっている。
- ドダイ版
(言うまでもなく上記の様な改造版を作れるようになる言われる改造版作成志望者であるツクラー向けのRPGツクール2000作品。作者は新訳と同じ。
名作と呼ばれるG版のゲームシステムみたいな作品を作りたいと思ったユーザーを対象にした改造しやすくしたいわゆる開発者向けの改造作品の土台となる作品で、ゲームプレーが前提の作品なんかではないので勘違いはしないように。)
関連する外部リンク
現在で確認されているものでは海外にも複数の改造版制作者がいる模様。本家の英語訳版・中国語訳版・ベトナム語訳版も幾つか制作されている。それらの作品については以下リンクを参照。
ドラえもん のび太のBIOHAZARD@まとめサイト跡地||
BGM
本作は様々な作品からBGMを引用している。
ほとんどはMIDI(楽譜データ)形式の音源だが、原曲音源もいくつか含まれる。主に版権作品のサントラをカバーしたBGMやフリーBGM配布のある素材サイトのものが使われる。
以下は出典の分かるもの。
※「ファイル名」欄は、のびハザのゲームデータ内のファイル名。
本家
曲名 | 出典 | ファイル名 | 主な使用箇所 |
---|---|---|---|
夢をかなえてドラえもん | ドラえもん | どらえもん | オープニング |
Hurry! | テイルズオブエターニア | 緊急事態 | 急襲シーン全般 |
バトル2 | ファイナルファンタジーⅨ | ff9 | のび太の家周辺 |
The Front Hall | バイオハザード2 | Tha Flont Holl | 学校の一階 |
Secure Place | バイオハザード2 | Secure Place | 保健室・セーブ部屋 |
Sadness | テイルズオブデスティニー2 | 悲しみの音楽 | 太郎死亡シーン |
The Library | バイオハザード2 | library | 図書室 |
闇路 | TAM Music Factory(フリーBGM) | 闇の通路 | 職員室など |
track1 | コープスパーティーZERO | 地下牢⇔ | 学校の二階 |
ハンターチャンス | ファイナルファンタジーⅨ | ハンターチャンス | バイオゲラス戦 |
プロローグ-七英雄の伝説- | ロマンシングサ・ガ2 | 危険 | 負傷した安雄の血清イベント(学校・図工準備室) |
On The Hill The Night | テイルズオブシンフォニア | On The Hill The Night | 安雄特攻シーン |
(フリーBGM) | 気配 | 旅館1F | |
Vacant Flat | バイオハザード | guardhouse | 旅館2F |
古の戦争記 | デジファミ音楽堂(フリーBGM) | Tドラえもん | 旅館&研究所 ドラえもんとの会話シーン |
Vacant Flat | バイオハザード | lot | 地下洞窟 |
The Shinra Corporation | ファイナルファンタジーVII | Dカンパニー | 地下洞窟 出来杉との会話シーン |
The Second Malformation of "G" | バイオハザード2 | The Secand Malformation Of G | タイラント戦 |
Escape from Laboratory | バイオハザード2 | RE2_Escape | 研究所(脱出イベント) |
”T”- B | バイオハザード2 | T-B | タイラント2戦目 |
Staffs & Credits | バイオハザード3 | Bio3_gs | クレジット |
その他改造版
「新訳のび太のBIOHAZARD」→ロックマン(主にロックマンX)シリーズのBGM
「のびハザID版」→バイオハザード4や、The 3rd Birthday(パラサイト・イヴシリーズ)のBGM
プレイ動画の一斉削除について
削除されたのびハザ動画についてのお知らせ
2018年9月末頃、動画サイトに投稿されていたのびハザシリーズの実況プレイ動画の一部が、小学館からの著作権侵害の申し立てにより多数削除された。これを契機として、残存していたプレイ動画も各投稿者が自主的に削除、まとめサイトでのゲーム配布も終了する流れとなった。日本人以外にも外国人作者による作品はあるが、プレイ動画をシェアする点についても当然ながら削除されないと言う保証は無しである。その件以降の現在ではドラえもんキャラクターが存在しない改造版、完全新作の作品が作られている模様。こちらは単なるバイオハザードの二次創作品になる。
のびハザまとめサイトの管理運営によれば、小学館やカプコンからまとめサイトへのアクセス記録は10年以上前からあったので昔から認知はしていたはずだが、個別に対応するためのコストなどを鑑みて黙認(放置)していたのであろうとのこと。しかし2018年になって削除対応に乗り出した要因として考えられるのは、
- YouTubeで「エルサゲート」系動画が大きな問題となっていた
- のびハザのプレイ動画を収益化に利用する投稿者が出てきた
- niconico内のサービスである「RPGアツマール」に改造版の一つを投稿した人物がいた(※その後すぐに取り下げはした)
といった問題で、アングラコンテンツの範疇を超えて拡がり過ぎたことで小学館がこれ以上看過できないと判断したのではないかと推測される。
※現在では一部キャラクターの顔や名前をモザイクで隠すなどして加工したプレイ動画を再び上げる投稿者も見受けられるが、部分的に隠せば必ずしもOKといった保証は無い。
niconicoやYouTubeでは著作権侵害による動画削除が複数回あると収益化停止やアカウント停止(←本件について詳しくはこちらの記事へ)処分となるおそれもあるので注意。
pixivユーザーによる漫画作品
R-18指定
diodio&ベズメゴン氏の作品(ベースは「無駄に改造版Ⅰ」)
R-18指定
diodio&ベズメゴン氏の作品の続編(ベースは「無駄に改造版Ⅱ」)
関連タグ
syamu_game:のびハザの実況プレイで注目を浴びた元YouTuber
最期の夢に終止符を : 三次創作の小説
のび太戦記ACE : のびハザ作者のaaa氏による別の二次創作パロディ作品