基礎データ
概要
いでんしポケモン・ミュウツーがメガシンカした姿。『ミュウツナイトY』を持たせるとこちらの姿へと変化する。
肉体面を犠牲に元々の超能力をより強化させた形態で、メガミュウツーXとは対照的に高さ・重さが大きく減りシャープな姿となった。そういう意味ではミュウツーの元になったミュウにより近づいた姿とも言える。
太い尻尾が消え、後頭部からそれとほぼ同様の形状をした触手状の器官が伸びている。
この器官によりサイコパワーを操るらしく、ただでさえ強大だったそのパワーは桁外れに強化され、軽く念じただけで高層ビルも木っ端微塵にする程という。
首にあった管もなくなったが、頭頂部の方にアーチ状の管が生じている。また、瞳の色が紫から赤に、指先が紫色に変化している。
デザインしたのは他にフシデ系統などを担当した北風友裕氏(本人のツイートより)。
公開された当初はミュウツーを思わせながらもむしろシンプルになったその外見から、ミュウスリー的な新ポケモンと思われていた時期もあった。
映画『神速のゲノセクト』に登場した“覚醒したミュウツー”の正体。青い光の残像と共にビル街で赤いゲノセクト相手に超高速戦闘を行った。
今見るとトレーナー無しに単身でメガシンカしているというイレギュラー中のイレギュラーだが、その原理は不明。
スマブラ3DS/WiiU以降の作品でも、ミュウツーが最後の切りふだ「サイコブレイク」を放つ際にメガシンカする。
性能
最大の特徴はデオキシスアタックフォルムから全ポケモン最高値を取り戻した特攻の高さにあるだろう。何と200に迫る数値まで伸びており、素早さも少し上がった(あの初代最速のマルマインと同速)。
特防も120とパルキア以上の耐久を手に入れ、おまけの攻撃も150とかなりの数字になった。
実際の火力はいのちのたま持ちミュウツーに劣るので、この形態の利点であるすばやさ、特殊耐久、「ふみん」の3点を強みとした運用が求められるだろう。
メガシンカで「ふみん」を得られる都合上、「ねむる」を使った後にメガシンカを行うとそこで目を覚ます。メガシンカした時点で「ねむる」は死に技となってしまうが、この特徴は「めいそう」や「バリアー」等の積み技との相性が非常に良い。
欠点は防御が70にダウンしているため、耐久に振っていないとグラードンやゼクロムといった物理アタッカーの一撃が致命傷になりかねない事。
イベルタルに至っては弱点タイプなだけでなく特性の効果もあって「ふいうち」や「イカサマ」で一撃で落とされてしまう事も。そのため対戦の運用では防御に努力値を振るのが主流。
とはいえメガシンカ前同様に対策が難しく、補助技も豊富なため「ふいうち」も読み次第でスカされるので安定しない。
番外作品
ポケとる
通常色
ステージ150で登場。
それまでのエリア最終ポケモンとは一転しBGMがより緊迫感高まるものになっている。
また、メガシンカ前のポケモンをゲットできない(ミュウツーはエキストラステージに出現するのだが、その解放条件がメインステージでランクSを150個取るというものなので、仮にここまでの全ステージでランクSを取ったとしてもここをクリアしないと解放できない)珍しいタイプのメガシンカポケモンである(似たケースとしてメガデンリュウがあるがこちらはメインステージを進めていくと出てくる)。当然難易度もそれ相応に(?)高いのでしっかり準備をしてから挑むべきである。
メガシンカ効果はメガミュウツーYと同じタイプ(エスパータイプ)のポケモン1種類を最大10個消すというもの。コンボを誘発させやさすい非常に強力な能力である。
欠点としてメガシンカに必要な消去数が23と多いことがあげられるので、メガパワー等で対処していくのが望ましい。
色違い
メガシンカ前のポケモンはイベントステージで入手可能。
メガシンカ効果はY字形にポケモンを消すというもの。通常色のメガリザードンYと同じである。
メガシンカに必要な消去数は17とそれほど多くはない。それに加え色違いミュウツー自体のスキルがメガパワーなのでかなり早くメガシンカできる。
関連イラスト
関連タグ
0149.カイリュー→0150.ミュウツー(メガミュウツーX/Y)→0151.ミュウ
同エスパー単タイプ
デオキシス(ノーマルフォルム・アタックフォルム・ディフェンスフォルム・スピードフォルム)