くじら(声優)
くじら
※1960年4月1日生まれ。東京都出身。81プロデュース所属。
本人曰く、芸名はかつて所属していた劇団「バーストマン」の団長である千葉繁が命名したとのこと。
本名および旧芸名は「松本 和歌子」。
※一部では生年が「1961年」となっているが、本人によれば「1960年」が正確なものであるとのこと。
大妻中学・高等学校を経て大妻女子大学卒業。なお、高校時代は演劇部に所属しており、後輩に高橋李依の母がいる。
もともと芝居は好きだったがプロを目指すつもりはなく、大学卒業後は普通に就職するつもりだった。なかなか就職活動がうまくいかずどうしようか迷っていたところ、同じく芝居好きな母から「養成所に通ってみたら」と勧められて俳優養成所に入所。その後芝居にのめり込み、舞台を中心に俳優として活動するようになる。
ある時千葉繁から「声の仕事をやってみないか」と言われ、アフレコに参加(本人は「ドラマCDの仕事であったと思う」と発言している)。その後現場を見学に来ていたさまざまな作品のスタッフから声をかけられるようになり、声優活動に力を入れていくようになった。声優がメインになってからは芸名を現在の「くじら」に改め、81プロデュース所属となった。
女性としては低めでしゃがれたような声質が特徴的で、中年~老年の女性や少年の役を担当することが多い。吹き替えでは黒人女性を担当する機会が多い。
モブキャラを含め、数々の作品で元気で豪快なおばちゃんキャラを数多く演じてきており、出演作などでも「おばさん」「主婦」「○○の母親」といった役名が多く見られる。
一方で『NARUTO』の大蛇丸のような(オネエ口調の)男性や、『ダンガンロンパ』の大神さくらのような落ち着きのある渋い役柄を担当することもある(ちなみに大神さくらは声質的に縁が無いと思われていた女子高生キャラであり、今までにない役柄ということで本人も喜んでいた)。
演じる役柄に違わず、本人も豪快かつ話好きな人物。声帯ポリープの手術で入院した際は、声が出せないにもかかわらず看護師からの問いかけに元気に返事をしようとして笑いの種になったと語っている。
また、明るい性格で元気なおばちゃん役が多かったにもかかわらず大蛇丸役に決まったことは周囲からも意外に思われていたらしく、初めのうちは現場でも「もっと低く」「もっと怖い感じで」と言われていたという。
若い頃は声が低いことからたまに「女性だと思っていたら男性だった」と逆に間違われることがあったらしい。
「くじら」という芸名について、若い頃志村けんのコント番組に出演した際志村から「いい芸名だね」と褒められたことをTwitterなどで語っている。
千葉繁のことは「師匠」と呼び、劇団が解散してからも尊敬している。
田中真弓からは共演を機に可愛がられており、田中が「面白いやつがいるので是非使ってやってください」と色々なところで話をしていたところ実際に「田中さんからの紹介で…」とオファーが来たことがあるという。
TARAKOや女優の香坂千晶と仲が良い。後輩に当たる竹内順子や橘U子、七緒はるひらとも親交がある。
須田勝也は「初めて演技を教わったのはくじらからである」と公言しており、YouTubeチャンネルにも相方として参加するなど関係が深い。また、水田わさびは憧れの人物として名前を挙げており、劇団の面接で「君は くじらみたいだねぇ、くじらより小さいからミニくじら!!だ!」と言われたことがあるという。
2011年10月25日、本人のTwitterにて結婚した事を発表した。
※ 元々は『リトルマーメイド』のキャラクター。原作では森公美子。
イラスト未確認
- グランマーズ@ドラゴンクエストライバルズ
- コニちゃん@ドッとKONIちゃん
- 女性モブキャラ全般@らき☆すた
- スミぱん@こげぱん
- 純@ゲゲゲの鬼太郎(4期)劇場版(おばけナイター)
- マンモス、寝肥り@ゲゲゲの鬼太郎(6期)
- 蒲田静音@イナズマイレブンGOギャラクシー
- おかん@百姓貴族
- 雷煉@魔都精兵のスレイブ
- 大家@ひぐらしのなく頃に(祟殺し編1話)
因みに
此方の作品のPVでは登場人物である義母の声を担当されるのを公式化する前から予言されていた。
そしてこれがそのPVです(1:06辺り)
関連人物
くじらと高橋の母親が同じ学校の演劇部の先輩後輩(くじらが先輩)の関係で、「先輩が入っているような事務所なら大丈夫だろう」と母親から勧められたことで現在の事務所を選んだ。
大蛇丸の声真似で料理動画を投稿している。くじら側も存在を認識しており、2021年7月1日にはとっくんの動画内でのセリフを再現したTwitterにアップした。