概要
スーパーファミコン版『第3次スーパーロボット大戦』で初実装。「アトラクトデモ」と俗語・俗称される場合もある。
デモの中にはゲーム中で再現されない組み合わせも存在し、『スーパーロボット大戦F完結編』におけるイデオンのイデバリアのようにゲーム本編ではカットされた演出が見られる場合もある。なおバンプレストオリジナル(オリジナル)は作品によってはオープニング戦闘デモに登場しない。
ロボット大図鑑・キャラクター事典やサウンドモードなどのオプション要素がある作品の一部は、オープニング戦闘デモを見ることで本編プレイ前に登録することが可能。
発売前のPV同様、戦闘デモで相手する敵が他作品のもの(≒原作の敵が登場しない)だと、いるだけ参戦でストーリーに大きく関わらない可能性が高いため、重要な注目点となっている。
採用作品
DC戦争シリーズ
:オープニング戦闘デモ初実装作。『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』版は非実装。
:『CB』版は非実装。
:SFC版のみ。『第4次スーパーロボット大戦S』ではオープニングCGムービーに変更。
:SS版は無し。PS版『F』では、SS版『F完結編』のデモから完結編のみの作品の戦闘デモを一部カットした形で採用。なおPS版『F』はPS系作品におけるオープニング戦闘デモ実装作である。
;スーパーロボット大戦F完結編
:デモの一部はハードによって異なる。SS版は設定ミスによりガンダム試作3号機のHPが3200になっている(PS版で修正)。
αシリーズ
:与ダメージ数値がランダムとなっており、稀に「'''0'''」ダメージが出る事も有る。『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』のみ主人公でなくロイ・フォッカーが登場。
:『グレートマジンガー』は兜甲児とマジンガーZが小隊長で有りBGMは鉄也のテーマで有り小隊には剣鉄也とグレートマジンガーも入っているがコレはBGM選択システムのお手本と言える。バンプレストオリジナルは無し。
Zシリーズ
先頭はパッケージに飾っているガンダムシリーズ作品が全5作品飾っていた。
:カミーユ・ビダンはガンダムMk-IIに乗っている。オリジナルは無し。
;スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
:順番は『Z』本編と同じだが、BGMが変更されていたり登場ユニットが後継機へ変更されたりしている作品がある。オリジナルは無し。
;第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
:参戦作品の多さから非常に長い。シリーズ初参戦を含むZEXISの作品は『コードギアス反逆のルルーシュ』以外は敵側が先行で有り、前作から続投のZEUTHは味方側が先行で有り『キングゲイナー』のみパンサーのガウリ隊総攻撃の後に反撃をせずにそのままキングゲイナーが援護攻撃で敵を倒すがそれ以外のZEUTHの作品は一撃で敵を倒す。また、ZEUTHの作品の敵はリアル系の作品はアクシオで有りスーパー系の作品は次元獣が相手だが『戦闘メカザブングル』のみブラッカリィ(ティンプ・シャローン。)が相手で有る。あまりにも動かないゴッドマーズや味方サイドで初撃墜となったルルーシュなどが話題を呼んだ。オリジナルは無し。
;第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
:2番目の作品をは『太陽の使者鉄人28号』が入り、『新機動戦記ガンダムW』は2周目のトップバッターとして登場し、次に『マクロス7』が入り、ダイナミック企画の作品はそれぞれ前作『破界篇』と同じ周はそのままでそれぞれの周の最後に回った。
;第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
:なんと4周もする。そのためか『破界篇』の『キングゲイナー』以来となる「撃墜されていないのに敵が反撃しない」パターンが登場。
COMPACTシリーズ
:援護行動演出がデモ中で初めて再現された。『忍者戦士飛影』のデモでは、援護防御では通常発動しないはずの分身が発動して回避してしまう。
携帯機シリーズ
;スーパーロボット大戦Aポータブル
:オリジナルの『スーパーロボット大戦A』にはなかったが、移植に際し新たに実装された。バンプレストオリジナルは無し。
:携帯機シリーズでは本作よりデモ初実装。アムロ・レイの攻撃の後に本作で味方サイドに就くシャア・アズナブルの援護攻撃が見られるなど本作らしい一面も見せている。またバンプレストオリジナルはローテーションごとに機体とパイロットが変わる。
:殆んどは原作主人公であるが、ボン太くんがメインの戦闘デモがある。第一部から登場する参戦作品のものと第2部からの参戦作品のものに分かれている。バンプレストオリジナルは無し。
:『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』のデモでは、シン・アスカは主人公ながら敵側になっている(味方側はキラ・ヤマト)。オリジナルは無し。
:『マクロスF』ではオリマ・リーが早乙女アルトの小隊に入っており、続けてバジュラに攻撃を仕掛けるがコレはパートナーバトルシステムのお手本と言える。オリジナルは無し。
:オリジナルは無し。なお、『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』は形としてはいるだけ参戦であるため、シン・アスカがGN-X IVと戦闘しているのだが、ゲーム中では同作は『蒼穹のファフナー』と深くクロスオーバーしていたため、「'''後から見るとフェストゥムと戦ってなくて違和感を覚える'''」と評する声も。
:オリジナルは無し。
VXT三部作
:限定版ではゲーム中同様、楽曲が変更されている。オリジナルは無し。
:オリジナルは無し。『コードギアス反逆のルルーシュR2』は紅月カレンが戦闘している。『真マジンガーZEROvs暗黒大将軍』は敵方のマジンガーZEROが味方側のグレートマジンガーを攻撃する。味方側が攻撃をしないのはグレートマジンガーでシリーズ初。
:『V』と異なり、限定版の収録楽曲は反映されない。
:『V』同様、限定版では収録楽曲が反映される仕様に戻った。オリジナルは無し。
単独作品
:『スーパーロボット大戦リンクバトラー』との連動で対応作品のデモが追加される。バンプレストオリジナルは無し。与えるダメージは大中小がランダムで選ばれ、普段はお目にかかり辛いリアル系パイロットの小ダメージ被弾時の台詞が見られる事も。
:『機動戦士ガンダムΖΖ』ではプル姉妹の合体攻撃がメインで、同作の主人公のジュドー・アーシタは援護攻撃の役で登場。激しいネタバレで話題になった。『スーパーロボット大戦MXポータブル』(PSP)も内容は同じで双方バンプレストオリジナルは無し。
:3D系スパロボでは初めてオープニング戦闘デモを実装。敵ユニットは反撃せず終了。バンプレストオリジナルは無し。
:『NG騎士ラムネ&40』のみ、敵方(ダ・サイダー)の攻撃から始まる。オリジナルは無し。
:
関連項目
;PV(プロモーションビデオ)
:店頭やWeb上で公開される予告ムービーなど。同様に戦闘デモを行っている。海外では一般的に「トレーラー」と呼ばれる。