あらすじ
架空の警察組織「モンスターけいさつ」の警察署の1つである「トライG署」に勤務する、個性豊かなモンスターたちが様々な事件を解決していく(一部そうじゃないものもあるけど)様子を描いた漫画。全10話+おまけ編2話。
2013年11月5日より、MH4編がスタート。
登場人物
トライG署
主人公たちが勤務する警察署。第8話で新庁舎である「トライG HD署」が完成し、そこに移転した。
トライG署に新しくやってきた新米刑事。武器は両腕に付着している爆発性の粘菌(彼曰く甘いらしい)。
一人称は「オデ」で、語尾に「~でブラキ」とつけて喋る。
一応本作の主人公なのだが、原典に見られるような凶暴性はほぼ皆無で、素材目当てにハンターに襲われてボロボロにされたり、先輩刑事たちに振り回されたりと、なかなかいいところがない。
かなりのゲーマーで、「ぽかぽかアイルー村」や「すれちがいMii広場」など、いろいろなゲームをプレイしていることがある。
MH4編第0話にて、4署へと異動となった。
トライG署の若き婦人警官で、ブラキ刑事の先輩。本作のメインヒロイン。
武器は尻尾の毒棘と口から吐き出す火球。
主人公のブラキ刑事を差し置いて様々な場所で活躍している。
ツッコミに回ることが多いが、第8話では凍土に行った際に雪をみて大はしゃぎしたり、ホットドリンクと捕獲用麻酔薬を間違えるなどおっちょこちょいな一面も見せている。
以前はセカンド署に勤務していた。
姉がいる(後述)。また、毒属性のモンスターから好かれやすいというジンクスがある。甘いものが好き。
MH4編第0話にて、4署へと異動となった。
ブラキ刑事やレイア刑事などの上司。明言はされていないが、恐らくトライG署の署長だと思われる。
作中で「悪臭ガスを放つ」と言っていることからもわかるように、原種ではなく亜種である模様。
語尾に「~でガンキン」とつけて喋る。
レイア刑事と同様、作中ではツッコミ役に回ることが多い。火山の出身であるため寒さが苦手。
第5話に登場。トライG署の鑑識官。語尾に「~でラングロ」とつけて喋る。
第10話では解説役として登場している。おまけ編にも登場した。
第8話に登場。トライG署の婦人警官。
凍土で事件が起きたことを知らせ、自らも事件現場へと赴く。
第8話のレイア刑事とガンキン警部の回想シーンで登場。
サングラスをかけており、「クールに決めるぜ!」が口癖。
凍土のエリアを担当している。寒冷地の出身なのにも関わらず温泉好きという変わった性格で、凍土で事件が起きた際も二十泊二十一日の温泉旅行に出かけて不在であった。
その後、おまけ編にて初登場した。
登場回数こそ少ないものの、キャラはしっかりしているらしく作者コメントによると
「チャラ男で、イケメンモンスターの中でイケメン好きのレイア刑事が唯一嫌っている」とのこと。
第9話に登場したロアルドロス亜種の刑事。ブラキ刑事と同様新米らしい。特技は毒。
ギィミ、ギィヨ、ギィコの3人から一方的な愛を注がれていた。
レイア刑事に対して密かに好意を抱いており、MH4編第0話では号泣しながら彼女を見送っていた。
第10話で登場。レイア刑事の姉。面倒見の良い姉御肌だが、かなり怒りっぽい。
既婚者で、旦那(希少種にーさん)と一緒に塔での勤務についているが、何もない僻地で過ごしてきたためか、すこしヒステリー気味。
妹と違い、かなりの石頭。本人いわく、「毎日毎日壁に頭を打ち付けているうちに硬くなった」とのこと。
セカンド署
密林シティー付近を管轄している警察署。レイア刑事も以前ここに在籍していた。
第7話に登場。セカンド署の刑事。
警察関係者に対しては丁寧な口調で話すが、犯罪者に対しては容赦なく罵詈雑言を浴びせる。
また、原典同様声量も大きく、そのせいで拡声器を何台も壊しており、「拡声器いらんだろ」とレイア刑事にツッコまれている。
ガンキン警部曰く、「マトモそうに見えてけっこう無茶苦茶」。
第7話に登場。セカンド署の警官で機動隊員。レックス刑事の部下。
ちなみに、第7話(下)の表紙(メイン画像)を見る限りでは、機動隊はハプルボッカの武器で武装しているようだ。
無印暑
名前のみ登場。
無印署の警官。本編では第1話のイラストに登場したのみ。作者曰く、「レウス刑事とナルガ刑事は真面目すぎてあんまり出番がない」とのこと。
イケメンらしく、レイア刑事も以前彼の追っかけをしていたことがある。
その後、まとめ版のおまけイラストに登場。ナルガ刑事と共に桜ちゃんを連れて歩いていた。
2ndG署
名前のみ登場。
2ndG署の刑事。本編では第1話のイラストに登場したのみ。
その後、まとめ版のおまけイラストに登場。レウス刑事と共に桜ちゃんを連れて歩いていた。
MH4署
MH4署に所属している警察官。
ガンキン警部に変わるブラキ刑事とレイア刑事の上司。
その他の登場人物
第6話
居酒屋「渓流」の店主。性格はドS。
キノコ料理が得意。なお、具材となるキノコはすべて自分の体に生えているものを使用している。
居酒屋「渓流」の客。子持ちである。
凍土に棲むレイア刑事のストーカー。特技は毒。第9話で彼がメインの話が描かれる。
第7話
「『モンスターハンター4』に自分も登場させろ」と要求し、人質事件を起こす。
レイア刑事のことも知っているようであるが……。
おまけ編にも登場している。
語尾に「~でゲリョ」とつけて喋る。
ゲリョに人(?)質にされていたアイルー。
第10話では、居酒屋「渓流」で別のアイルーたちが登場。希少な鉱石を見せ合っていたが、希少種ネーさんにメランジェ鉱石を壊されてしまう。宝物を壊されて落ち込んでいたが、その後正気に戻った希少種ネーさんから「太古の龍骨」を貰って立ち直っていた。
第7話ラストに登場したカプコンの偉い人。ゲリョスのMH4出演を正式にオファーしに来た。
第8話
凍土に棲んでいるモンスターたち。
至高の泥を探し求めて彷徨っているうちに凍土に迷い込んでしまい、遭難。
途中までアグナさんと行動を共にしていた。
仲間たちと潜り比べをしていた際に何の手違いか凍土に迷い込んでしまい、遭難。
ハンターたちに襲われていたところをブラキ刑事たちに助けられる。
第9話
ギギネブラの亜種で、本作ではギギヒコの腹違いの兄という設定。特技は電気。
通称:ギィギ三姉妹。ギギヒコの娘たち。特技は毒。
第10話
居酒屋「渓流」に家族で訪れていたが、希少種ネーさんの怒りのオーラを見てパニックになる。
おまけ編
テレビで活躍するタレント。モデルは魚類学者・タレントの「さかなクン」。
ブラキ刑事からは、「3Gのパッケージ裏にでかでかと描かれた」という理由で一方的に恨まれている。
まとめ版のイラストに登場したキャバ嬢。
モテモテらしい。容姿もさることながら、キャバクラ帰りに駅まで客と一緒に帰ってあげるなどの気さくな性格が人気の秘訣なんだとか。
レウス刑事(とナルガ刑事)を連れて歩いていたことから、レイア刑事から一方的に妬まれていた。
なお、レイア刑事が「あのアマ」と発言していたことから、レイア刑事や希少種ネーさんの血縁者ではない模様。
MH4編 第1話
金属のような硬い外殻を持つ甲虫。本人曰く、「はしゃいでいるハンターの邪魔をするのが仕事」
他のモンスターに張り付き、自慢の甲殻を駆使してハンターからの攻撃を防ぐことができるが、その代わり張り付いたモンスターから養分を少し分けてもらう。
ハンター
モンスターの狩猟を生業とする人々で、当然ながらモンスターたちとは敵対関係にある。
警察署に舞い込む依頼も、「ハンターにモンスターが襲われているから助けてあげて」というものも多い。