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作品情報

作者杜康潤
フォーマット4コマ
ジャンル三国志ラブコメ
出版社芳文社
連載誌まんがホーム
連載開始2011年1月
単行本既刊11巻
連載状況連載中


概要

発明をこよなく愛する女の子・黄月英、学問と研究に熱心な青年・諸葛孔明。
後漢末期の襄陽を舞台に、ちょっと変わりものな夫婦黄月英と諸葛孔明のラブラブな日常を描くラブコメ漫画。
月英と孔明の新婚生活を中心とした日常を主としているが、その内容には当時の社会情勢や荊州の政治様相・文化の様子などがふんだんに盛り込まれている。また巻を重ねるごとに曹操の袁家討伐が進んだり、徐庶が劉備軍で活躍したりと、ゆっくりとだが歴史も動いている。夫婦もそのうねりに飲み込まれていき、10巻ではついに三顧の礼を迎えることに。

登場人物

声優はドラマCDのもの。
史実についてはリンク先参照

夫婦とその周辺


黄月英

ヨメちゃん


CV:早見沙織
主人公。豪族黄承彦の娘で1巻当時20歳。素直で頑張り屋な性格の女性。裁縫や料理などの女性らしい作法は苦手だが、学問にその才を発揮し実家と荘園の防犯設備や農具の発明・開発を得意とする(得意の罠はあの関羽・張飛ですら嵌めることに成功するほど)。夫・孔明とは突然の婚姻だったため学問の同志として関係を始めたが、巻を追うごとに徐々に夫婦らしさを進展させていく。序盤ではキスをしたり抱きしめられたりした際に気絶してしまうこともあった。
栗色のくせ毛や童顔で貧乳などの容姿を気にしており、発明や土仕事の影響で初対面では年相応の女性どころか少年に見られてしまうことも(本人もそれを気にしてはいるが、遠出したり治安に不安のある時など必要な際はその見た目を利用して男装姿でいることも多い)。ただし西域美人と作中で語られたり、夫からはちゃんと女性として見られていたりと、漢代の美女の基準でないだけの様子。
夫・孔明の才を信頼しており、荘園や隆中のような小さな範囲でなく、もっと大きな舞台で羽ばたくことこそ彼に向いていると確信している。
10巻からは孔明と共に新野に居を移し、劉備軍にて孔明の弟子として設計や軍事の才を振るい、嫁として劉備の奥方たちと交流することになる。

諸葛孔明


画像右側の人物
CV:柿原徹也
月英の夫で1巻当時25歳。長身で整った容姿の青年。真面目だが少々変わり者。幼い時から苦労してきたため、「どんな時でも人が飢えずに済むもの」を作ることを目標としており、畑仕事は最早趣味の域。新野に移り軍師となってからもその癖は変わらない。郭嘉の仕掛けた策を破る方法を考案する才智や行事における整った所作など、後の姿の片鱗を覗かせている。しかし家事や生活能力などは弟の諸葛均に頼りがち。
荘園では作物の研究開発の他、とある事件を切っ掛けに荘園防衛のための訓練指揮も行うことになる。その指揮のため7巻にてついに軍師諸葛亮のトレードマークである羽扇を持つように。
かつての徐州攻めの被害者の立場であるため、曹操に対して複雑な感情を持っている。そのため曹操による徐親子への仕打ち・襄陽への南下政策による周囲の影響などに心が揺れる中、10巻で本格的に劉備と対面。劉備の天下に対する思想や徐州攻めの際の後悔などの彼の心に触れ、ついに道を定めた。
軍師として働き始めてからは、劉備軍の頭脳として軍事に政治に作物にと目まぐるしい活躍を見せる。

諸葛均
CV:田丸篤志
孔明の弟で1巻当時20歳。家庭的な性格で、諸葛家の家事・経理一切を取り仕切っている。漬物作りが趣味で、その味は絶品。学問は不得手だが台所事情に関する違和感にはよく気が付く鋭さも。
林(りん)という彼女が居り、8巻にてついにゴールインした。孔明・月英夫婦に負けず劣らずのラブラブっぷりは結婚してからも変わらず。
10巻からは襄陽に残り、兄に代わって諸葛家を守ることになる。


CV:愛美
均の妻で月英の友人。年頃の少女らしい明るい性格。女性らしくないという理由で家族から読書や学問を許してもらえなかったため、家事の苦手な月英に家事や裁縫を教える代わりに学問を教わっている。
襄陽の情勢の変化を心配した月英から男装も習うようになり、それが思わぬ結果を生むことに。

龐統
襄陽の役所に勤めている青年。作中では字の「士元」と呼ばれることが多い。孔明や元直とは水鏡塾時代からの友人。少々ものぐさで仕事はさぼりがちだが、優秀で機転も利く柔軟さを持ち、ここぞというときは龐家の名を利用するなど強かな面も見せる。魯粛とは既知であり、孫家への仕官を勧められていた。かつて龐家と黄家の繋がりを作るため月英に求婚したことがあるが、両人共にその気はなかったため破談となっていた。
在野に居る孔明・元直の才を惜しんでおり、いつか二人を官吏に引き上げたいと考えていた。
曹操の南下政策への対抗として龐家は道を分けることとなる。士元本人も孔明と同じく曹操の様々な策に対して憤りを抱えていたため、人材発掘の名目で旅に出ることになった。

徐庶
何でも屋のようなことを行っている青年。作中では字の「元直」の他、月英・孔明・士元からは徐兄と呼ばれている。左目に泣きぼくろがあり、性格は頼れる兄貴分。水鏡塾に通っていたため学問は勿論、武術や芸事もこなすなど多才であり顔も広い。とてもモテる。前科のある自らの過去のことや成長していく孔明や士元に焦りを覚えていたが、ひょんなことから知り合った劉備の元へ士官することになる。その際は自らの前科によって劉備に災が及ばないように、三国志演義でも名乗っていた「単福」の偽名を使用している。劉備軍の待望の智者であり「軍師」として政務や雑務などを担うことに。
しかし9巻からは郭嘉程昱の策によって、劉備軍を離れることになる。

徐母
元直の母親で、食事処を営んでいる女性。口元にはほくろがあり歳は40を過ぎているが、曹操直々に美しいと称された若々しい容姿で巨乳。息子同様とても頼もしい性格であり、月英や孔明達の良き母代わり。
後に郭嘉・程昱の策によって曹操軍へ囚われの身となるが、息子の道のために曹操へ硯を投げつけたり、自身の身の安全を捨てて抵抗したりと息子の決めた道のために気丈に抗った。

荊州の人達

黄承彦 CV:稲葉実…月英の父。飄々としているが豪族らしい顔も時折見せる。荘園をいくつか経営しており、とある荘園の管理を娘夫婦に任せる。月英・孔明のことが大好きな好々爺。

丁さん…黄家荘園の管理人。快活な老人で、月英の幼い頃を知る一人。農業のベテランであり、孔明や月英から頼りにされている。

范さん…黄家の武術師範。寡黙な老人だが、歴戦の猛者。荘園防備訓練を行う孔明の指導を担う。月英の罠作りの才は彼に鍛えられたもの。

崔さん…江夏に本拠を構える大商人。黄家とは縁が深く、孔明・月英の旅をサポートしてくれた。

水鏡先生…孔明達の先生。迷える若人を優しく諭したり、食えない一面も見せたりと不思議な雰囲気を漂わせる。実は30代(6巻で判明)。曹操の南下政策による人材発掘から塾生諸共逃れるため、10巻からは旅に出ている。

馬良…水鏡塾生。4巻では孔明達の策を陰ながら手助けしていた。弟の馬謖の存在も言及。水鏡先生が旅立った後は水鏡塾を任されている。

劉表…学問と才を愛する荊州刺史。蔡夫人からは優しいけれど見栄っ張りで臆病、水鏡先生や元直からは器量がないと評されている。劉備をとても信頼しており、荊州の未来を託そうとしているがそれによって劉備と蔡一族との摩擦を生むことになる。9巻頃から病に臥せりがちであり、それにより襄陽の情勢が刻一刻と変化している。11巻で病没し、それにより荊州・劉備一党の運命が大きく動くことになる。

蔡夫人 CV:伊藤美紀…劉表の妻で月英の叔母。月英を溺愛している。とても気の強い性格で、荊州の長・劉家の嫁としての立場から劉備一党を敵視し、様々な策を巡らせている。常に厳しい態度だが、それは優しすぎる劉表やまだ幼い息子の劉琮を守るためであり、彼女なりの想いがあるようだ。

蔡瑁…蔡夫人の弟。水軍の指揮に長けており、荊州の守りを主としている。姉と画策し劉備暗殺を企てている。姉には頭が上がらない。

劉琦…劉表の長男で亡き陳夫人の子。父によく似たおっとりとした青年。跡継ぎ問題により蔡家一党と折り合いが悪く、ついには身の危険まで感じるようになったため孔明の「ここから離れてとにかく生き延びること」という言葉に従い江夏へ移ることとなる。

劉備一党


劉備…作中では字の劉玄徳と呼ばれることが多い。気さくで義に厚い庶民的な性格。新野城下の民たちには大変慕われている。史書通り耳がとても大きく腕も長いため、身分を隠していた際に元直や水鏡先生にその特徴で正体を見破られていた。
襄陽市街を探っていた途中で元直と意気投合し、後に彼を一党へ迎えることに。また孔明・月英とは劉備が蔡家の刺客に追われた際、黄家の荘園へ身を隠していた時に知り合っている。そこで見た荘園の姿は劉備の理想とする国の形であったため、孔明を軍師として迎える動機の一つとなった。
献帝の身の上を気の毒に思っており、「早く天子様をお助けしてぇ」と考えている。世話になった劉表のことは常に気にかけており、その義理によって荊州の後継者となることを固辞し続けていた。また彼の性格柄民との関わりが深く、取りこぼされた側の苦しみをよく知っているために曹操の覇道とは反りが合わず、不倶戴天の間柄であることを自覚している。

関羽 CV:玄田哲章…ご存じ美髭侯。孔明とは市街で出会い、家庭の為に書物を売る姿を見て感銘を受けていた。礼儀に厳しく、話がとても長い少々頑固なところも。春秋は左氏伝派で子供の読み聞かせにも使用するほど。元直が仕官するまでは政務を一手に担っていた。

張飛 CV:辻親八…虎髭の豪傑。月英とは市街で出会い、孔明を探す彼女にかつての自分を重ねていた。気の良い性格で酒好きの大男。豪快な見た目とは裏腹に料理と作画(絵)が得意。実は嫁さんに弱い。

趙雲…劉備の護衛担当で弓の名手。その忠実さから元直に犬のようだと思われていた。実直で人が良く、困っている人を見ると放っておけない。阿斗の世話役も行っている。

劉封…劉備の養子。11巻時点で元服を迎え、兵を分け与えられる予定。

阿斗…ご存じ劉備の子。6巻時点で生まれたて。

甘夫人…劉備の正室。「なるようになる」が信条の上品で優し気な女性。阿斗を生んでから体調が思わしくなく、床に臥せっている。糜夫人とは苦楽を共にしてきたため、彼女からお姐さまと呼び慕われるほど関係性は良好。

糜夫人…劉備の側室。気配り上手な柔和な物腰の女性。甘夫人に代わり奥向きを仕切っている。彼女と似たなれそめ(麋竺が劉備を大層気に入って嫁に出した)の月英のこともよく気遣っている。

関羽の妻…美人で優しく、礼儀や気遣いも忘れない才女。関羽邸には彼女の他にも2人の息子(おそらく関平関興)が登場している。

張飛の妻…穏やかな女性。嫋やかだが張飛とは出会ったその瞬間から恋に落ち、そのまま嫁ぐ豪胆さも持ち合わせている。張飛を可愛いと表現する唯一の人物。


曹操一党


曹操…乱世の奸雄。天子を擁している最有力者。詩作や美女・才のある人物を好み、紙などの新しいものに感心を示す好奇心旺盛な性格。9巻現在は袁家討伐も終わり、許昌・洛陽へ帰還している。
犠牲を厭わない苛烈さも持ち、劉備からは不倶戴天の相手だと思われている。やはり関羽が大好き。

郭嘉…曹操軍の女好きな軍祭酒。作中では字の「奉孝」と呼ばれることが多い。3、4巻からは青州・袁家討伐を進めつつ、荊州攻略のために襄陽に策を施していた。配下の者(特に顔に傷がある男)も大変優秀。9巻にて烏丸征伐途中に没したが、程昱にいくつかの策の実行を遺していた。

荀彧…作中では字の「文若」と呼ばれることが多い。曹操が出陣しているため宮中政務を一手に担っている。大変真面目な性格で、曹操・郭嘉の気が緩んだ頃を見計らって仕事を振る敏腕官吏。公式紹介によると「おかん」。

夏侯惇…豪放磊落な曹操の従弟。荀彧とはいいコンビ。

曹仁…真面目な性格の曹操の従弟。曹操からは「曹家の守護神」と称される。若い頃は「やんちゃ」だった。荊州方面の守りの要であるため、元直・孔明が来て以降の劉備一党には煮え湯を飲まされ続けている。

程昱…長身で長く白い髭を蓄えた、曹操軍の長老。人間関係や物事のキモをよく掴み、手段は選ばない策士。生前の郭嘉からとても信頼されており、彼の遺した「劉備軍の軍師を捕らえる」策を実行する。関羽に美髭公の名を奪われたことを根に持っている様子。

張遼…烏丸征伐に貢献した、律儀な性質の武人。かつて共に戦った関羽のことを、現在でも気にかけている。礼儀正しく、元敵である徐庶にも誠実に接する。

孫家家臣


諸葛瑾…孔明・均の兄で二児の父。苦労人かつブラコンで親バカであり、弟からの手紙をいつも心待ちにしている。均や息子の諸葛恪から伺える容姿は史実通りの驢馬似のよう(顔自体は10巻現在判明していない)。

魯粛…孫家に仕える武官。孫堅の慰霊のため荊州を訪れていた際、元直・劉備と知り合う。士元とは以前からの知り合いであり、孫家へ仕官を勧めていた。


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