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仮面ライダーベイルの編集履歴

2023-06-30 13:19:27 バージョン

仮面ライダーベイル

かめんらいだーべいる

特撮番組『仮面ライダーリバイス』に登場する仮面ライダー。

白波純平「だったら俺は俺も許さない。俺は…俺の悪を断つ!」


「カブト!」


『Deal』


「変身!」


『Bane Up!』


『破壊!(Break)』

『世界!(Broke)』

『奇々怪々!(Broken)』


『仮面ライダーベイル!』


CV:津田健次郎(ベイル憑依時)、和田雅成(リバイスレガシー)

スーツアクター:小森拓真


変身者

白波純平/五十嵐元太

ベイル(元太/純平に憑依している時のみ)


概要

仮面ライダーリバイス』に登場する仮面ライダー第25話に登場。

圧倒的な力量を誇るが、変身者に多大な負担を強いるため、本編では一度しか登場しなかった。


『リバイス』本編の25年前において、最初期に開発されたベイルドライバーとカブトバイスタンプで変身する全ライダーのアーキタイプに相当する存在であり、軍事兵器としての利用を目的として開発された経緯がある。

この時はスペックは現在ほど高くなかったのか、肉体を傷つけずにパンチやキックが可能であったため肉弾戦が主な悪魔と呼ばれる程凶暴な戦闘スタイルをとっていた。

本来の過去の変身者は白波純平だったが、現在は彼に憑依したベイルが変身者となっている。


変身時にはバイスタンプを「バイスタンプパッド」に押印して承認させた後「アーキオーインジェクター」に押印することで金色のカブトムシがドライバーから現れ周囲を旋回し、背には鼓動のような赤い光が瞬き、それと同時に赤い目がついた赤黒い闇が出現して一気に呑み込まれるとスーツが形成・変身が完了する。

リバイスレガシーにてベイルが抜け出した時は赤黒い闇が出現していない。


なおバイスタンプの押印の仕方はベイルは普通に押し込むが、純平はまるで切腹するかのように押し込む。


他のライダーと異なり「○○ゲノム」などの名称はつかない。


外見

仮面ライダーベイル

軍事兵器としてのコンセプトからか、全体的に将校の軍服にも見えるようなミリタリー風のデザインが特徴的。

加えてカブトムシが右肩から抱き着いているかのような意匠が特徴であり、カブトムシの翅にあたる部分が肩から伸びる半透明の外套、歩脚にあたる部分は肩から胸に伸びる飾り糸、複眼にあたる部分はガスマスク状呼吸装置「ダイナスティニーラング」、そして角にあたる部分は左側頭部のレーダーユニット「ダイナスティニーディスターブ」を形成している。

なお変身直後には、ダイナスティニースターブが仮面ライダーカブト仮面ライダーガタックキャストオフ直後のように起き上がるのが特徴。


頭部の複眼「ベイルコンパウンドアイ」はかつてベイルが幽閉されていたベルトで変身する仮面ライダーデモンズに似ているが、ダイナスティニーラングに繋がるチューブが左頬から出ているため顔半分からパイプが露出した無骨な造形にも見えさながら呼吸器を付けているようにも見える


スペック

身長202.0cm
体重96.2kg
パンチ力72.1t
キック力141.5t
ジャンプ力63.4m(ひと跳び)
走力1.0秒(100m)

最初期に開発されたライダーシステムでありながら、現代にまで開発された仮面ライダーの中でも飛びぬけて高いスペックを誇る。ジャックリバイスを更に上回り、登場時点のリバイスの中では頭一つ抜けた数値。後に登場する仮面ライダーホーリーライブ仮面ライダーリバイスと比べてもジャンプ力以外の全数値で勝っている程であり、アルティメットリバイ/アルティメットバイスエビリティライブと言った最強形態が登場するまで劇中最高の総合スペックを維持していた驚異的な数値である(というか走力だけならエビリティライブより高い)。


カブトムシの遺伝子情報による強固な装甲に加えてツノを用いた刺突を連想させる、速射性に特化したパンチやキックを用いた徒手空拳による戦闘を行う。

ドライバーから展開された「アーキゲノマッスル」により、人間の限界を超越した身体能力を獲得。

しかし「体重の600倍の重量を支えるが骨格にダメージを伴う」、「毎秒50発もの打撃を繰り出すが最悪腕が自壊する」等変身者への負担も相当な模様。

そのため、実際の戦闘では打撃を直撃させず、それに合わせて発生する衝撃波でダメージを与えている(過去の戦闘では直接打撃を与えている)。


また胸部装甲「ダイナスティニーブレスト」は変身者の心臓とダイレクトリンクして悪魔を制御する特殊機構であり、それと関連してなのかベイル/元太が変身する際心臓に手を当て、心臓が形成される様な描写と共に変身している。


赤黒い念動力の様なエネルギーを操り、相手を触れずに吹き飛ばしたり接触部位から対象を破裂させる事も可能。


このように強力な力を誇るが、ドライバー内でシステムとして幽閉された悪魔が抜け出してしまった場合、その性能は著しく低下していまう。(ベイル曰く「ただの重たい鎧」)

また、後継モデルであるデモンズと異なり、ゲノミクスチェンジは実装されていない。


使用アイテム

変身ベルト。デモンズドライバーと酷似しているが、デモンズドライバーのデモンズノックに相当する部分のデザインが異なる。


変身、必殺技に使用。


ベルト両サイドに装備しているストックアイテム。

右側の物をカブトバイスタンプ保持に使用。


必殺技

  • ベイリングインパクト

『Charge』

『ベイリングインパクト!』


変身後にアーキオーインジェクターにカブトバイスタンプを押印、ベイリングノックを押し込み発動する必殺技。周囲の被害を想定しない威力を誇り、これによりかつて仮面ライダーベイルは「悪魔」と呼ばれ恐れられるに至った。

なお、公式サイトでは『ベイリングフィニッシュ』と記載されている。


現在3パターン確認されている。

  1. 右手のみで超高速の連続パンチを放ち、拳圧を相手に叩きこむ。ラストに赤黒いエネルギーを帯びたストレートの衝撃波でトドメを刺す。初登場回ではギフテリアンをビルの外壁に追い詰めて放ち、その衝撃波で見事にビルの全ての窓ガラスを粉砕した
  2. 赤黒いエネルギーを纏ったシンプルなストレートパンチ。
  3. 横から飛んでくるオスのカブトムシのエフェクトの角に合わせて回し蹴り。

  • ベイリングノヴァ

『Charge』

『ベイリングノヴァ!』


『リバイスレガシー』最終話で使用された。

発動手順はベイリングインパクトと同様だが、何か条件があるのかは不明。

劇中では2パターン披露され、カブトムシ型のエフェクトと共に連続で殴りつけた他、カブトムシ型のエフェクトを纏い、後ろ回し蹴りの要領で強烈なキックを叩き込む。

とある事情から大幅に弱体化していたにもかかわらず、目の前に立ち塞がる脅威に対して致命打を負わせた。

  • DXベイルドライバーではベイル解放後に上述の手順を行うと発動する(因みにベイル解放はノック長押しで行う)。

カブトバイスタンプ

甲虫印

カブト!


昆虫王者「カブトムシ」の力と令和ライダー3作目の5人目のライダー「仮面ライダーベイル」の意匠をモチーフにしたバイスタンプ。

カラーはベイルのマスク部分がブラック、カブト部分がワインレッドとなっている。


余談


  • 変身ポーズはベイル憑依時や現代でのもの以外、切腹よろしくバイスタンプを両手で持ちドライバーのオーインジェクターに押すもの。

風都探偵TheStageインタビュー動画にて和田氏は自ら考えた、「自分を殺すイメージ」と語っている。


  • 創作物においてプロトタイプがややオーバースペック気味に開発されることは珍しくないものの、ベイルの場合はそれが凄まじいまでに飛び抜けている。
    • パンチ力やキック力に限れば近年でも歴代屈指のハイスペックライダーである仮面ライダーゼロツー仮面ライダークロスセイバーさえも越えるほどであり、複数のギフテリアン程度では歯牙にもかけない。仮面ライダーにおいてカタログスペックはあくまで目安に過ぎない(※)にしても、それでも中盤に差し掛かる辺りに登場した事を踏まえると異常なスペックである。(※仮面ライダーの総合的な強さは変身者の精神力も関わってくる場合が多く、スペックに大きな差があっても劣る方が勝利する事が多々あるため)
  • ライダーベイルのシステムは後に発展、改良されデモンズシステムとなるのだが、デモンズシステムの先駆けがベイルシステムであることを裏付けるように、発展後のデモンズ・スパイダーゲノムはライダーベイルの変身時に右半身にカブトムシが抱きつくようにして装甲に変化するのと同様、変身時に右肩に蜘蛛が張り付いている(目の形状も酷似している)。
  • 登場当初は公式サイトのカブトバイスタンプの位置がおかしかった。「①令和ライダーレリーフ+レックス」「②平成ライダーレリーフ」「③昭和ライダーレリーフ」「④リバイスのサブライダー」「⑤強化フォーム用スタンプ等」に分けられている。だが、何故か②のマンモスバイスタンププテラバイスタンプの間に入っていた。これだとカブトバイスタンプのレリーフが「ブレイド」「響鬼」「カブト」のいずれかと言うことになってしまうが、ちゃんとレリーフはベイルである。加えて「■カブトバイスタンプ」と頭に記号がついており、名実ともに特殊仕様状態になっていた。ともすれば「カブト」という名前だけで判断されていたのかもしれないが、真相は闇の中である。
    • その後、第33話において響鬼をモチーフとしたハシビロコウバイスタンプが追加されたことを受け、しっかり「④」の位置に移され、記号も削除されている。
  • 何気に純粋なカブトムシモチーフのライダーは仮面ライダーカブト以来16年ぶりである。
  • スーツのインナーやブーツは仮面ライダー4号と酷似しているが、改造かどうかは不明。
  • 変身音の内容から、ベイル初登場回の1週間前に最終カイ!を華々しく迎えたばかりである機界戦隊ゼンカイジャーの第1カイ!目のサブタイトル「キカイ世界はキキカイカイ!」とその敵側の兵士であるハカイザーを連想した人が続出した。
    • 奇しくも、ハカイザーも主人公父親が変身、結果的にだが敵対する戦士であった(あちらは装着する装甲による洗脳でこっちは悪魔が乗っ取りと似て非なるものになっている)。
    • その他にも中の人繋がりや、津田氏が3つの単語を並べているまたは韻を踏んでいるということで『遊戯王』の登場人物である海馬瀬人の名台詞強靭!無敵!最強!や海馬とCVが同じカイバーマンの名台詞粉砕!玉砕!大喝采!を連想する人もいた(案の定とでも言うべきか、youtubeではデモンズやベイル変身音と海馬の台詞を掛け合わせた音MADも出てきた)。


  • 変身音声はデモンズドライバーではベイルが英語、合いの手が日本語だったのに対してこちらはベイルが日本語、合いの手が英語と逆転している。
  • 暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン18話にて、桃井タロウが(騙される形だったとはいえ) 子供の頃に飼っていたカブトムシが帰ってきたと言われて必死に探すシーンがあり、そのことから一部のファンから「カブトムシのギイちゃん」ならぬ「カブトムシのベイちゃん」と呼ばれてしまっている。

関連タグ

仮面ライダーリバイス ベイル(仮面ライダーリバイス)

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ライダーシステム(リバイス)


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