―――神がおわしますならば、私には必ずや天罰が下るでしょう―――
プロフィール
真名 | ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 |
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クラス | ルーラー → アヴェンジャー(FGO)/ ランサー(SR) |
性別 | 女性 |
身長 | 159cm |
体重 | 44kg |
出典 | 史実 |
地域 | フランス |
属性 | 混沌・悪・人 |
好きなもの | 涜神 |
嫌いなもの | 信じること |
設定担当 | 東出祐一郎 |
ILLUST | 武内崇(FGO)、渡れい(SR) |
CV | 坂本真綾 |
「スターを集めてバスターで殴る!これが最強に頭のいい戦法よ!」
概要
『Fate/Grand Order』に登場するアヴェンジャークラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
メインシナリオでは、第1部1章『邪竜百年戦争 オルレアン』にて敵サーヴァント達のマスターとして主人公達の前に立ち塞がる。この時のクラスは、元のジャンヌと同じくルーラーだった。
己を見捨てた祖国、国民、そしてこの世の全てに憎悪し、復讐を誓った「竜の魔女」。竜の魔女を自ら称し、邪竜を旗印としている。これはたまたま最初に召喚したバーサーク・サーヴァント達が竜と何かしらの関係を持っていたため。
殺戮の理由は単純な復讐ではなく、「フランスが自分を否定したのなら、自分が成し遂げたフランスの救済も否定するべきだ」というもの。ピエール・コーションおよびフランス国王シャルル7世を殺した後、フランスを沈黙する死者の国に作り変える為に竜の群れを率い殺戮の限りを尽くす。
メインシナリオ以外では、セイバーオルタの個別イベント『オルタの系譜』、2015年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』にも登場した。
そして、期間限定イベント『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』にて、アヴェンジャーのクラスで味方サーヴァントとして実装。同イベントでは、敵の黒幕として登場し、ブリュンヒルデをパートナーに最強の敵として立ちふさがる……と見せかけて漫才のようなやり取りをした。
第1.5部1部『悪性隔絶魔境 新宿』ではまさかの主人公側として活躍。
聖杯に召喚されてからずっと『縄張りを告げて、立ち入った者を焼き殺す』という物騒な中立スタンスでいたが幻影魔人同盟に狙われ、瀕死になっていたところをマスター一行に助けられたことで仲間に加わった(助けられた恩返しというより、セイバーオルタにマスターがいることに妬んだことや胡散臭さが爆発しているサーヴァントが供にしていることに同情したという理由が主)。
2018年水着イベントではバーサーカーにクラスチェンジし配布サーヴァントとして実装。
真名
オルタと呼称されているが、彼女は黒化したジャンヌ・ダルクの別側面という訳ではなく、ジャンヌの死を嘆いたフランス軍元帥、ジル・ド・レェがレフ・ライノールに与えられた聖杯を使って創り出した架空の存在、復讐のジャンヌである。いわば贋作サーヴァント。
そのため、彼女にはジルと出会う以前、神の啓示を受けて戦場に出る前の田舎娘としての記憶がなく、「英霊の座」にも記録そのものが存在しないサーヴァントである。
ジルは当初、聖杯に「ジャンヌの復活およびフランスへの復讐劇」を願ったものの、本来のジャンヌ自身には憎悪や無念、後悔など負の感情は存在しなかったため、聖杯ではその願いを叶えられなかった。それ故に別個に創り出されたのがジャンヌ・オルタというわけである。この黒い聖女は、根本的な部分にジルの怒り――偏見やそうであってほしいという願い――が混入しているため、起こり得ないはずの“側面”が浮き出てしまっている。
フランスに復讐する竜の魔女。我が物顔で正義を語り、そしてそれを疑わない人々への怒りに駆り立てられる聖女こそが、ジルが「そうであってほしいと願った彼女の姿」だった。
『ほぼ週間 サンタオルタさん』の発言から、普段は煉獄にいるらしい。
本来はサーヴァント召喚の核となる英霊の座に存在しないはずなのだが、ジルの一件や後述の方法によって英霊の座に記録されたため、召喚者に強く望まれた場合に超低確率で召喚可能になった。
ただし、この状態の彼女を望む者など発狂したジルくらいしか居ないため、二度と召喚されることはないとされていた。
もし、聖杯の泥で本体であるジャンヌが汚染されて黒化した場合、どうなるのかについては公式では明かされていない。しかし、この作品である疑惑が……
人物
衣装はほぼジャンヌと同様のものだが、全体的なカラーリングが黒い。瞳の色は金色。
なお三つ編みは無くショートヘアーのため描く時は注意(※ 第3再臨ではロングヘアーになる)。
服装の端々がボロボロになっており、端々が火刑のイメージを踏まえてか赤く染まっている。
一人称はジャンヌ同様「私(わたし)」。
セイバーオルタと同様に冷酷かつ苛烈な性格で、ジル・ド・レェに対しても時折辛辣な言葉を口にする毒舌家。同じく悪落ちしたセイバーオルタからはちょっとした親近感のようなものを感じられているが、理想のために悪道を良しとしたセイバーオルタとは違い、ジャンヌオルタは何処までも卑屈にいじけているなど根暗っぽいところが目立つ。
再び現界を果たしたのは、イベント『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』において。
そのカラクリの種明かしがされており、曰く「ジャンヌ・ダルクそのものの知名度を逆手に取り、その影響力を利用してジャンヌの内側に残るごく僅かな負の感情の欠片を増幅させ、それを核に復活した」という、かなり荒っぽい反則技で霊格を得たらしい。
この際、復讐者としての適性も力技で捩じ込み、アヴェンジャーとしての適性を発現させた。
実は、監獄島イベントにおいて、巌窟王から、ジャンヌには「復讐者の適性」がある程度は秘められていると指摘されており、ジャンヌ自身もそれは不承ながらに認めている。それが発現しないでいるのは、先述した通り、彼女自身が達観して己の最期を受け容れているため。
つまり、自身の末路を甘受できなかった“可能性”を宿したのが、ジャンヌ・オルタなのだろう(実はこのイベントには、後日公開されたジャンヌの幕間の物語という前日譚が存在しており、ジャンヌ・オルタが自らの存在を世に刻み込んだ、決定的な瞬間が描かれている)。
同時に、以前はジルの望んだ「復讐の人形」でしかなかったが、一人前の英霊としての人格を宿したことで、確たる自意識も獲得してより人間的な側面も強くなった。結果、彼女の深層心理には「誰かを信じ、また信じられたい」純粋さと「裏切りを怖れ、心を閉ざす」臆病さという、巌窟王の「人間愛と恩讐」のように二律背反する心理が渦巻いている。「聖女」としての完璧さを持たない、ある意味で最も19歳の村娘としてのジャンヌ・ダルクに近しい存在となったとも言える。
このイベント終盤でも主人公に敗北し、再び消滅してしまう。だがこの洗礼を経て、真に英霊の座へ「復讐者ジャンヌ・ダルク」は記録されるに至った。彼女を信じ、その怒りと哀しみを受け止める者がその名を呼ぶ限り、彼女は復讐を成す「竜の魔女」として現界するだろう。
終局特異点では、上記の巌窟王と共に、「そいつが出るのなら私が来ないわけにはいかないだろう」という理由で参戦した。ここだけ見ると、因縁や腐れ縁を感じるような言い回しにも見えるのだが……実はここに至るまで彼女と巌窟王が直接会話をしたことは一度もない。
ネロ祭にて、巌窟王が遠巻きにジャンヌ・オルタを眺め、複雑な心境を口にしていたのみである。
アヴェンジャーとして霊核を得てからも、高慢で過激、根暗で卑屈なのは相変わらず。
しかし絆レベルを上げて行くと、最初は煙たがっていたのが、何故かマスターが自身と関わって来ることを「良いことではない」と心配して遠ざけようとしたり、とうとう最後には「ありがとう」と呟いてみて咄嗟に誤魔化したりと、割と分かりやすく態度が軟化する。また某アーチャーの指摘曰く、「ちょっとした主人公願望持ち」とのことで、イベント周辺を見回してみると、割と少女らしい願望がちらほらと見えてくる。この点は水着霊基の際に強調されている。
その評価に違わず、『悪性隔絶魔境 新宿』篇ではひねくれた女子力が加速。
現代服でキメたセイバーオルタを見てあからさまに羨ましがったり(その後、ブティックに潜入して自分も現代服を獲得)、中盤の作戦でマスターがセイバーオルタとは社交ダンスを踊ったのに、自分はエスコートされなかった悔しさを原動力に、とある大立ち回りを見せることになる。
なお、オリジナルのジャンヌが他のサーヴァントから異常と言われている程の精神性なのに対しそれがひっくり返った結果、人間らしくなったと言えるのかもしれない(生みの親の影響もあるのではないかと言われている)。
ちなみに漫画版では、このアヴェンジャーの彼女はオルレアンの時のただ破壊の限りを尽くしていた自分を嫌悪しており、今の自分は破壊と殺戮をする人形ではないと主人公に言い放っていた。
能力
守護と救済を是とするジャンヌとは違い、憎悪と復讐を糧とする彼女の戦闘は苛烈の一言。
エミヤ・オルタ曰く戦闘時の彼女は「人間要塞から反転した人間戦車。いや、戦艦……空母の方が正しいか?」。体内から生成した火刑の業火を矢継ぎ早にぶっ放す姿を、主砲あるいは艦載機を乱れ撃つ様に見立てた評だろう。なお実際にヘリ空母としてのジャンヌ・ダルクが存在する。
モーション中では、槍付きの旗による中距離戦の他、オリジナルが使用しなかった剣を振るう。更に、手を翳して敵を炎上させたり、剣の刺突と同時に体内で炎を炸裂させたりもする。
エクストラアタックでは、敵の頭上に複数の槍を具現化させて投下する。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | A | C | A | A+ | E | A+ |
保有スキル
ルーラー時
対魔力(EX) | ルーラーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で効果を弱め、有益な魔術を受ける事も可能。なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器による物理的な攻撃は効果の対象外。EXランクともなれば、魔術による攻撃や呪詛そのものを受け付けない、魔術への絶対防御に近い特性を得る。ただし、被害を受けないのはスキル保持者のみであり、また聖堂教会の秘蹟に対しては規格外だろうと発動しない。オリジナルから引き継いだスキル。 |
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竜の魔女(EX) | ジルの願いで生み出された彼女は、生まれついて竜を従える力を持つ。聖女マルタ、或いは聖人ゲオルギウスなど竜種を退散させたという逸話を持つ聖人からの反転現象と思われる。竜を従わせる特殊なカリスマと、パーティの攻撃力を向上させる力を持つ。劇中では、ファヴニールや多数のワイバーンを操作していた。 |
カリスマ(E) | 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。生前に王として君臨した者ほど高レベルになる傾向。 |
ルーラーのクラススキルである「神明裁決」「真名看破」を所持しているかは不明。
アヴェンジャー時
復讐者(B) | アヴェンジャーのクラススキル。復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する(NPが溜まりやすくなる)。オルレアン修正後の為か、やや恨みが薄い。 |
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忘却補正(A) | アヴェンジャーのクラススキル。時がどれほど流れようとも、彼女の憎悪は決して晴れない。例え、憎悪より素晴らしいものを知っていたとしても。 |
自己回復(魔力)(A+) | アヴェンジャーのクラススキル。復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらも魔力が毎ターン回復する。聖杯の願望で生み出された為か、特級の回復量(数あるアヴェンジャーの中でも現状トップ)。 |
自己改造(EX) | 自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる適性。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。彼女の場合は、聖杯による特級改造である。聖女を完全反転させ、混沌・悪にまで堕としめている。 |
竜の魔女(EX) | 邪竜百年戦争で猛威を振るったスキル。低級の竜種を支配下に起き、旗の一振りで操る事が出来る。同時に規格外の『騎乗』スキルを兼ねている為、竜種に騎乗する事すらも可能。パーティの攻撃力向上が残っているかは不明。 |
うたかたの夢(A) | 個人の願望、幻想から生み出された生命体。願望から生まれたが故に強い力を保有するが、同時に一つの生命体としては永遠に認められない。全てが終わった後、彼女は静かに眠りに就く。サンタ霊基では更にランクアップ。 |
宝具
吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)
- ランク:A+→EX
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~10
- 最大補足:100人
「全ての邪悪を此処に……!」
「これは憎悪によって磨(みが)かれた我が魂の咆哮――『吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)』!!」
竜の魔女として降臨したジャンヌ・オルタが持つ呪いの旗。
形状はジャンヌの『我が神はここにありて』とほぼ同一だが、黒い竜の紋章が刻まれている。
復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を炎へと魔力変換して焚きつけ、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで燃やし尽くす。
悲嘆せし聖母(トリステス・ドゥ・ヴィエルジュ)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
ランサー時に使用する宝具で、本来の宝具『我が神はここにありて』を極度に劣化・反転させたもの。戦場における嘆きや死を収束したものでもあり、人の絶叫のような音と共に怨嗟を力の源とした強力無比な斬撃を放つ。
ゲーム上での性能
ルーラー時
ボスとして登場した際には、ルーラー特有の防御性の高さと、「竜の魔女」による攻撃補正、そして宝具による全体火力で猛威を振るった。特に第1部1章では、その時点で高ランク・高レベルのバーサーカーでブン殴ると言った手法を取れるマスターは限られるため、大半のマスターは泣く泣く聖晶石や令呪を削られる羽目になった。モーションそのものは、聖処女ジャンヌの流用である。
アヴェンジャー時
ATK:13,224という実装から4年以上に渡ってトップを守り続けており、相性差や特攻・バフを考慮しない純粋な火力ならば間違いなく最強クラスのサーヴァント。
あまり知られていないが、このゲームのキャラ性能には筋力等のステータスも影響しており、ATKはレアリティ、クラス、ステータス傾向(HP偏重・HP寄り・バランス・ATK寄り・ATK偏重)、攻撃パターン(物理型・魔術型)、そしてステータスで決まる。
ジャンヌオルタは最高レアリティである☆5であることに加え、ATK基礎値が最も高く設定されているアヴェンジャークラスで、かつステータス傾向はATK偏重型であり、攻撃パターンは物理型となる。更に物理型のATKは筋力・敏捷・魔力で決まり、ジャンヌオルタはこの3つ全てがAランク以上であるなど……あらゆる要素においてATKが高くなるようになっているためATKが異常に高い。
つまり、このATKを超えるには設定上のステータスの高さも要求されるなど、ハードルが非常に高いため今までATK最高の座を超えられなかったのである(仮にアルケイデスが同じ条件で実装されたとしても魔力ランクの差で誤差レベルだが負ける)。カードバランスは、セイバークラス型の《Quick:1/Arts:2/Buster:2》で、宝具込みのBuster+Braveチェインが組める。モーションも大きく刷新され、地獄の業火を操り、幻影の黒槍で相手を串刺しにするなど、パワーアップした。
スキル構成は、スター集中とクリティカル威力アップを付与する「自己改造(EX)」、ルーラー時から健在の「竜の魔女(EX)」、無敵とBuster性能UPの対価にHPを削る「うたかたの夢(A)」。NP獲得効率はダンテス同様にクラススキルからの支援があるため比較的高い。加えてジャンヌはArtsを2枚所有するため、攻撃でのNP獲得量も増やせるのが利点。また、「忘却補正(A)」と「自己改造(EX)」の相乗効果で凄まじい威力のクリティカルを繰り出し、宝具BBEXのバスターブレイブチェインであれば驚異的な数値を叩き出す。
さらに「竜の魔女(EX)」は味方全体の全体攻撃力上昇に加え、〔竜種特性〕持ちの攻撃力をさらに増幅させるため、編成によってはサポート役もこなせる。竜種特性を持つサーヴァントは、アルトリア・ペンドラゴン、ジークフリート、エリザベート、清姫、モードレッド、酒呑童子、アーサー・ペンドラゴン、ジーク、シグルド、謎のアルターエゴ・Λ、伊吹童子、ヴリトラ及びその派生キャラが該当する(ただし、エリザベートは一部対象外なので注意)。特に耐久に偏り過ぎなジークフリートと、☆3バーサーカーでは比較的しぶとい部類の清姫には強力な支援になる。一方、ジャンヌの天敵であった黒王とサンタさんもしっかり対象に入る。やはり二人はオルタちゃん……
更にはエクストラクラスであるため、チームを選ばないのも長所。
クラス特化パーティを作るときに火力不足を感じたなら入れるのも手である。
特にセイバーやランサーパーティなら相性の良いサーヴァントが多い。
また、第1部のストーリーで出てくる一般の魔神柱およびラスボスからのダメージを半減できるので、人理修復前までにお迎えできればかなり心強い(他のアヴェンジャーも同じだが)。
弱点は打たれ弱いこと・☆5限定枠では高確率で所持しているNPチャージスキルを持たない。
トップクラスのATKに反しHPはHPが12,000に届かないという☆5中ワースト(☆4、ややもすると☆3の耐久特化程度しかない)と極端に偏ったステータスというかなりの虚弱体質。
まぁ、もともと割と豆腐メンタルでs##このコメントは焼かれました##
アヴェンジャーのクラス相性は被ダメージを一切半減できない(前述の魔神柱とかの例は除くが)ので、うっかり集中攻撃を食らうとそのまま煉獄へ帰らされてしまう(それでもバーサーカーとムーンキャンサー以外の弱点を持たないため意外と耐えてくれる)。
第三再臨で1ターン無敵付与が可能な「うたかたの夢」を得るものの、そこに至るまでにかなりの数の激レア素材がいるので、レベル上げも中々の苦行となる。
「自己改造」による鬼火力を活かすならクリティカルスターを稼ぎやすいアサシンや「無辜の怪物」を持つサーヴァントと併用すると効果的。アサシンであれば謎のヒロインXや酒呑童子、「無辜の怪物」所有ならハロウィンエリザ(これらは竜属性サーヴァントなので「竜の魔女」による強化も可能)が相性のいい相方と言える。一方クリティカル支援と低い耐久性を埋める相方としてはスター生産スキル&防御宝具を持つルーラーのジャンヌ、回復&スター集中付与が出来るブリュンヒルデとは好相性という、これまた皮肉なシナジーが生まれることに……
マーリンは、全体に無敵付与、全体に攻撃力アップ+NP20%供給、単体のBusterカード強化+クリティカル威力アップ、と全てのスキルが噛み合っており、さらに宝具によるリジェネ+スター供給も加わるため、継戦力と火力の両方を大きくサポートしてくれる。
他作品での活躍
Fate/Samurai Remnant
カルデア式召喚でなければ召喚できないはずだが、「盈月の儀」に二槍使いのランサーとして召喚されている。マスターは謎の男・地右衛門。
姿も能力も陰鬱な態度も今までと変わらないが、その詳細は果たして……
関連人物
もう1人の自分。「お綺麗な聖女さま」。考えようによってはジャンヌはジャンヌ・オルタの母親、或いは双子の姉と言えなくもない。オルタ自身はお互いに不干渉な関係になろうとしているのだが、近年は姉を自称するようになったジャンヌ本人から「突然コインの裏側に割り込んできた存在だが、蓮っ葉な妹のようで嫌いになれない。彼女には絶対に言えない」と憎からず思われている。
『Fate/Grand Carnival』ではある理由からまとまった資金が必要になり「思いつきで聞いてみただけ」と言いながらも相談を持ちかけるなどそれなりに打ち解けている様子が描かれている。
一番の理解者。辛辣に接するが実際は深く信頼している相手。
ある事情から、ジルはジャンヌ・オルタの父親と言える。
オルレアンからの腐れ縁であるマスター。
他者の幕間や2015年クリスマスイベントで何度も激突した後、その縁でジャンヌの幕間にてサーヴァントとしての存在を確立する。彼/彼女の人間性を正確に把握していたり、マスターの存在が戦う理由になっていたりとかなり信頼していることが読み取れる。
水着着用時は彼/彼女に対し幾分か素直な態度になっている。
アルトリア顔系列にして、同じ一人の英霊の「もう一つの側面」という共通点もあってか数回ほど共演済みだが、相性は悪い。『悪性隔絶魔境 新宿』で共演した際には、相手から「突撃女」と揶揄されこちらも「冷血女」と言い返すなどとにかくケンカが絶えなかったが、相性が悪いなりに似た者同士のやり取りも多く、特にマスターを相手取った悪巧みでは息ピッタリに協力してみせた。
存在しない筈の自分の子ども時代が、サンタとして活動している姿。
大人の方がどう思っているかは不明だが、リリィの方は「見ていて恥ずかしい」のだそう。
以降、「小姑的な妹」としての立ち位置に落ち着いてオルタは鬱陶しがっている。
……が、水着になって脳回路がぶっ飛んだ原形による度重なる凶行のせいなのかで、2019年のクリスマスでは自然と妹扱いしかけており、咄嗟に言葉を濁す姿を見せた。
また上記の外部出演によりクラスも被ることとなった。
(ある意味)嫁。贋作としての共演だが、公式から出たまさかのカップル(?)にやられた人は多く、今後何らかの形での絡みに期待するファンは多い。終局特異点では本物のブリュンヒルデを連れて登場。基本的には他者に辛辣な彼女にしては珍しく、世話を焼くような様子を見せている。
『悪性隔絶魔境 新宿』での戦闘相手。復讐の獣と化した彼の者に対し、独白とも取れる啖呵を切っており、彼との戦いはジャンヌ・オルタの大きな見せ場となっている。
「やだ……私の先輩弱すぎ……」
概念における父親と言える存在。
救国の聖女が反転した「邪悪な竜の魔女」としての概念を描いていた。
余談
いかにも邪悪そうな見た目から、「邪ンヌ」の愛称で呼ばれている。また、竹箒日記での変換ミス「その名はジャンぬオルタ!」という一文から、ファン及び菌糸類自身から 「ジャンぬ」「ぬ」と呼ばれている。 『FGO』関連で「ぬ」と言われたらだいたい彼女を指すと思っておけば良い。他にも巌窟王が主人公の「彼氏面」と言われているのにちなんで「彼女面」とも言われている。
2015年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』において、ピエール卿の亡霊(全7人。イベント中で顔芸を晒しているピエール卿の面が5つ並んで「たすけてー」と斉唱するという腹筋破壊狙いとも思える一幕もある)相手にモノポリーで八つ当たり(しかもプレイヤーたちの面前で大きく逆転され、しかも自分ルールで無かったことにして見せた)する様を説教され、敗北後に自身が嫌悪と嫉妬を向けるジャンヌの概念礼装「ホーリーナイト・サイン」を贈られてちょっとへこんだ後、「ジャンヌ・リリィもあり得る」と焚きつけられてゲーム実装を目指して霊基を上げるべく煉獄に帰って行くなど、弄られキャラが定着している。
そして実装後のマイルームでも、他のサーヴァントに横柄に振る舞うも、セイバーオルタのことを苦手にしており、サンタオルタさんには頭が上がらない模様。
そして清姫に対し、「そんなに嘘が嫌いなら尼になればいいじゃない」と超弩級の挑発をぶちかましている(ちなみに二次創作では清姫と正妻戦争を繰り広げている事が多い)。
『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』では黒幕として立ち塞がったが、さらに残念さ加減に磨きがかかってしまい、「一人ぐらい女性の英霊がいてもいいんじゃない?」となんとなく気分で女性の英霊を呼んでみたら、ブリュンヒルデがダメな方向のガチレズキャラとなってしまい、「お姉様」と慕われて完全に尻に敷かれ……迫られてしまうなど、シリアス空間をシリアルにしてしまった。
「愛……愛です……全ては愛……ハァァ……」
「そういう!愛は 求めて!ない!っつーの!」
そして2016年のクリスマス、昨年のクリスマスにサンタオルタに煽られたことのフラグを完遂した。属性てんこ盛りという姿で。
映像作品では
人気の高さに反して、アニメ作品への出演機会が全くなかったが、OVA『Fate/Grand Carnival』にてようやくのアニメ出演を果たすことになり、『第二特異宴 夜の特異点カブキチョウ』では主人公を務める。ジャンヌリリィら子供達にクリスマスプレゼントを用意するためにもう1人の自分に相談した結果、慣れないキャバクラでぶっきらぼうながらも稼ごうと奮闘する姿が描かれている。
セクハラ大好きなクマ、狡猾な妖怪歯茎マンもとい冒険家、みんな大好き金ピカ王と言った客の相手をする中、先輩であるキャバクラ嬢達の妨害もあってなかなか上手くいかず、果てはNo.1であるピュアな姫騎士にときめきかけてしまう。文句を言いながら裏方の掃除をしていた時にご指名が入るがよりにもよってその相手が顔芸が凄まじい元帥。彼からの説教にブチギレて宝具を発動。店を壊してしまい、店長である胡散臭い魔術師から退職金として多額のQP(不本意だが)を貰い、悪態を突きながらも子供達にプレゼントを用意できた。
「メリークリスマスよ。キッズ共っ!」
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