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アカネのミルタンク

とらうまころがるふみつけめろめろみるくのみ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン・ミルタンクのうち、アカネのパートナーポケモン。 みんなのトラウマのひとつ。
目次 [非表示]

概要編集

ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』から登場する、ジョウト地方コガネシティジムリーダーアカネのパートナーにして切り札であるミルタンク


別名『ポケモンにおけるみんなのトラウマ


ゲーム本編編集

ミルタンクが倒せない編集

金銀のトラウマがリメイクされると聞いて金銀のトラウマ

まず、こちらをご覧頂こう。

  1. 序盤のボスとは到底思えないほどの圧倒的ステータス(ミルタンクは進化しないので、この時点で既に能力が一線級)
  2. ダメージを蓄積させた努力を見事に水の泡にしてくれる「ミルクのみ
  3. HPを一撃で赤ゲージまで持っていきかねない、しかもひるみ効果まであるタイプ一致技「ふみつけ
  4. ♂に使われるとこちらの動きを封じられワンサイドゲームになりかねない「メロメロ
  5. そして何より一度使われると難攻不落の暴れ馬ならぬ暴れ牛と化す凶悪技「ころがる」の存在

以上の極悪性能が多くのプレイヤー達を苦しめ、トラウマを植えつけた。


中でも「ころがる」は凶悪の一言に尽きる性能であり、なんとこのわざ、命中するたびに威力が倍増し5ターンで最大威力480にまで到達する狂気の必殺技なのである。


ミルタンクは耐久力に優れており、もたもた倒しあぐねていたらあれよあれよと手持ちが全滅してしまったなんて言うのはざらにある話であった。


特にヒノアラシを最初に選んでいたプレイヤーはタイプの相性上ほとんど苦も無くここまで進められるため、その多くが初遭遇する圧倒的脅威を前に呆然とすることになる。その衝撃たるや初代『赤・緑』でヒトカゲを選んだ場合のタケシとカスミと同等かそれ以上だろう。


対策編集

どくをはじめとした状態異常にかけるわざや、「なきごえ」、「あまえる」などの攻撃力低下、「すなかけ」や「えんまく」などの命中率低下わざなども組み合わせれば活路が開けるものの、プレイ年数が浅いプレーヤーは補助技を一切入れない傾向が強い(いわゆるフルアタ)ため、とにかくレベルを上げて物理で殴るしかなくなってしまいがちである。


なお、そんなミルタンク対策に使えといわんばかりに♀のワンリキー(NN:きんにく)を交換してくれるNPCがコガネシティにいるが、ある程度以上育てないと弱点をつけるかくとう技「けたぐり」でもHPを容易には削れず(金銀当時のけたぐりは威力50の序盤技扱い)、どんどん威力を増す「ころがる」や「ふみつけ」怯み無双で返り討ちにされるのが関の山。レベルと種族値の差は相性でも覆せないと嫌でも悟る瞬間である。それでも先にジムトレーナーとしっかり戦って鍛えておけば、戦力としてある程度の活躍は見せてくれるはず。幸い、交換で手に入るポケモンなので経験値が多く入り育成しやすいのが救いだが、レベルを上げすぎると言うことを聞かなくなるので注意。


他の救済処置も用意してあって、自然公園に寄り道しておけば「あなをほる」のわざマシンが拾える。ころがるは一度外せば威力がリセットされるため、あなをほるの回避を利用すれば「ころがる」の威力アップを途中で確実に止められる。……が、戦法としてそれを思いつけるかは別の問題であり、当時は使い捨てのわざマシンをここで使ってしまうかどうかの判断も難しいところであった。


ミルタンク初見のプレイヤーは過去作経験者であっても間違いなく苦戦する(金銀発売当時は只でさえ情報が少ない)だろうが、最初の一回目で苦もなく倒せたという声も少なからず存在する。また、46ばんどうろなどで出現するイシツブテの「マグニチュード」や「じばく」で倒したという声も上がっている。


対策としては他にも、ゴースの「さいみんじゅつ」と「のろい」でじわじわと処理する、ポポッコやタマタマの「やどりぎのタネ」と「ねむりごな」、「フラッシュ」で料理する、といった手もある。変わったところではクヌギダマの「まもる」で「ころがる」を捌いてから頃合いを見て「じばく」をするという手もある。



リメイク版編集

開発側もさすがにこれはキツすぎると判断したのか、リメイク版の『HGSS』ではわざマシンで「まもる」を無限に購入できる(ころがるの威力アップを未然に防げる)ようになった他、ポケウォーカーでガルーラ、自然公園の虫取り大会で特性「テクニシャン」のストライク等、高種族値ポケモンが早めに入手出来る分マシにはなった(ついでに「けたぐり」が仕様変更で命中100になり、ミルタンクに対しては威力が80になる)が、それでも相変わらずの猛威を振るっている。


なお、『HGSS』のミルタンクは特性「きもったま」を持っている影響でゴースにも「ふみつけ」が効いてしまうため、ゴーストタイプで対策を取っていた一部のプレイヤーはプランの練り直しを余儀なくされた。


再戦編集

毎日12~16時の間にコガネひゃっかてんの6階でアカネの電話番号の登録、再戦の申し込みが土曜日の昼に可能。

レベルが58に上がり、技構成が「のしかかり」「メロメロ」「ねごと」「ねむる」に変更されている。


BW2PWT編集

こちらでも登場。レベルは50。

持ち物
ジョウトリーダーズのしかかりアームハンマーしねんのずつきミルクのみチイラのみ
WL・タイプエキスパートおんがえしかわらわりしねんのずつきミルクのみラムのみ
DLのしかかりほのおのパンチころがるまるくなるオボンのみ

番外作品編集

ポケモンスタジアム金銀編集

「ジムリーダーのしろ」にて勿論登場。

LvHP持ち物
50-100181-352ふみつけじしんころがるがまんまひなおしのみ
50-100191-373ふみつけじしんきしかいせいミルクのみおうじゃのしるし

ポケモンカードゲーム編集

拡張パック「超爆インパクト」に収録された「ミルタンク(071/095)」にはアカネとミルタンクが描かれている。


ポケモンマスターズ編集

初期から登場するノーマルタイプのテクニカル

通常サーチで登場する恒常バディーズだが、初めてのバディーズサーチで確定で登場するため、ある意味配布キャラでもある(現在はグリーン&ピジョットに譲っている)。


本家では詳細に語られなかったミルタンクとの出会いが語られている。

元々ミルタンクはアサギシティ近くのモーモーぼくじょうにいたが、ミルタンク本人のバトルをしたい気持ちを感じ取ったアカネがオーナーらしき男性から譲ってもらったとのこと。また、その際はアカネの腕を試したかったからか、ミルタンクからころがる』を何回もぶちかまされたらしい。1回目は避けてなんとか助かったらしいが、それ以降はよくぶっ飛ばされ、そのうちにいつの間にか仲良くなったという。

 

チリ初登場イベントでは、パシオ銘菓に「モーモーミルク」が使われているという事で、パッケージポケモンの候補として名乗り上げられており、チリのドオーと対決する事となった(なお、結果)。


性能編集

パッシブスキル編集

攻撃時攻撃アップ2
  • 技での攻撃が成功したときに30%の確率で自分の攻撃を1段階あげる
登場時攻撃アップ2
  • 専用Pクッキー1ポテンシャルで解放
  • 登場したときに自分の攻撃を2段階あげる

編集

のしかかり
  • 30%の確率で相手をまひ状態にする
スピーダー
  • 自分の素早さを2段階あげる
ふみつけ
  • 30%の確率で相手をひるみ状態にする
めっちゃつよいで
  • 自分のHPを最大HPの約40%回復する
  • 自分の防御を2段階あげる

バディーズわざ編集

めっちゃプリティにころがってたいあたり
  • 相手がまひ状態のときは威力があがる


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

無印158話から登場。

サトシとのジム戦では「ころがる」でサトシのヒノアラシワニノコピカチュウ3体全てなぎ倒すという、ゲーム本編におけるトラウマをアニメでも見せつけた


『ころがる』の鍛錬は牧場の丘を利用したもので、坂道を方向転換したり、上り坂を転がって上りきることで技術を磨いていた(アカネの親戚は牧場主で、ミルタンクをたくさん飼っている)。


再戦ではヒノアラシの体当たりで体力が消耗し、ワニノコの「みずでっぽう」で作った溝でころがるのスピードが落ち、空中に放り出されて身動きが取れなくなった所へピカチュウの10まんボルトを食らい敗れた。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

第3章から登場。こちらでは「ミルたん」というニックネームがつけられている。

「ころがる」や「ばくれつパンチ」といったパワフルな戦いを得意とし、「いやしのすず」という回復手段も持つ。


余談編集

ノーマルタイプのジムリーダーはアカネが初であるが、金銀以降のシリーズから登場するノーマルタイプの使い手も中々に手強かったりする(例外的にはBW2で一番手を務めるチェレンぐらい)。


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

アカネ(ポケモン) ミルタンク

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