「返事はラジャー!」
「世の中のすべての悩みは、筋トレすれば解決するんだよ!」
「オレの船で勝手はさせねえぞ!ど根性ォ!!」
「ったく、どいつもコイツもコアコアコア!それで俺たちの地球を荒らしまくって冗談じゃねえぞ!」
データ
年齢 | 40歳 |
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所属 | GUTS-SELECT |
演: | 水野直 |
概要
特捜チーム「GUTS-SELECT」の操縦士を務める男性。40歳。
ナースデッセイ号を動かす体育会系の肉体派で、暑苦しいほどの熱血漢でナナセ・ヒマリから実際に『暑苦しい』と言われている。
ちなみに筋トレが好きで、暇な時にナースデッセイ号内の隅っこでスクワットしていたりする。
また、格闘技の観戦も好きらしく、第13話では『格闘技世界統一戦inウタカタホール』のSチケット抽選に応募して当選していた。
隊長であるタツミ・セイヤより年上であるためGUTS-SELECTのメンバー最年長である。
あまりに距離感が近いため、隊員のヒジリ・アキトらからは心底嫌がられているという。しかし、上下関係を押し付けるタイプではないため、新人のマナカ・ケンゴとは非常にフランクに接していて、よき兄貴分として慕われている。
また、メトロン星人マルゥルと漫才コンビになっていることも少なくない。
「直前スペシャル」で公開された映像や本編では隊長の問いに「勿論!」と返事をしたナナセ・ヒマリを「返事はラジャー!」と窘めたり、ケンゴに対して態度が悪いアキトを窘める場面もあり、副隊長格でもあると思われる(ただし、態度を窘めてはいるが、ヒマリに関しては「怒らせると怖い」とも言っている)。
また、序盤に上層部がウルトラマントリガーを監視対象にしていることを知った際には、そのことに対して激しく反発する等、単なるお調子者ではない一面も見せている。
隊員共通のジャケットを開けた状態で着用し、首に隊員専用のものと思わしきネックレスと、木彫の彫刻とセットになったお守りをぶら下げている。
また、ネックレスには隊員情報が記載されており、そこから血液型がO型であることが判明している。
ちなみに怪獣などに名前やあだ名をつけることがあり、オカグビラの命名者であったり、アブソリュートディアボロを「金ピカマッチョ」と呼んでいたりする。
一見して脳筋で格闘戦に強いように見えるせいか、速攻でバリアを貼られることもあって、イグニスに対して2回負けていた。
劇中でエタニティコアが原因で災厄が続いている現状に憤りの感情を最初に見せた人物であり、闇の三巨人や怪獣災害だけでも対応がやっとの所にアブソリューティアンという新たな脅威が出現し、彼らの狙いもまたコアだと判明した際には「冗談じゃない」と辟易している(不幸な事に、コアによる災厄は続編『ウルトラマンデッカー』の時代でも発生する事になる)。
劇中行動
第2話
初登場回。
GUTS-SELECTに入隊したケンゴを快く歓迎した他、アキトとの関わり方に悩むケンゴを項目冒頭2段目の台詞で励ました。
第8話
ダダに乗っ取られたナースデッセイ号からのナースキャノンを手導で狙いを反らして街中への着弾を阻止している。
第18話
タツミ隊長がアジア支部の司令官を兼任することになり、その昇進祝いをすることに賛同して、ユナからヒマリとともに飾りつけの役目を割り振られる。
その後、新人隊員募集ポスターのモデルに選ばれたことで有頂天になるが、ゴルバーⅡによって撮影スタジオが破壊されたことで放心状態となる。・・・・が、後に新人隊員募集ポスターは既に撮影されており、モデルに選ばれたことは救世主試験を兼ねた精神攻撃による幻覚であったことが判明。
真実を知った彼は直後にポスターのモデルに対して「誰だコイツ!」とご立腹であったものの、今後モデルに選ばれるように筋トレに励むことで気を取り直した。
最終話
最終話では、メガロゾーアによりナースデッセイ号内に送り込まれた等身大のヒュドラムと対決していた。・・・何気に同じ筋肉枠のダーゴンと対峙することが最後までなかったりする。
ウルトラマンデッカー
名前と回想シーンのみ。
宇宙開発の為にユナとマルゥルを除く他のメンバー達と共に火星での任務に就いており、宇宙浮遊物体スフィアから一般市民を守って戦っていた
元ネタ
『ウルトラマントリガー』の原点である『ウルトラマンティガ』では、熱血漢でGUTS隊員かつ元宇宙飛行士のシンジョウ・テツオが登場していた。テッシンという名前も彼の姓と名前の頭文字から取ったと思われる。
またテッシンの年齢は、イルマ隊長やムナカタ副隊長の方に近く、あいつの花粉の影響を受けたムナカタ副隊長もひたすら体を鍛えていた。
余談
主人公達を裏から支える年上の人物、所謂「おやっさん」枠と思われるキャラクター。また、機械に強いという点では前作『ウルトラマンZ』のバコさんポジションと言えなくもない。
演じる水野直氏は、『ウルトラマンジード』に登場した銀河マーケットのハルヲ店長役が記憶に新しい。
このキャスティングを受けて、朝倉リク役の濱田龍臣氏とTwitter上で小粋なやり取りを披露した。
なお、『ジード』と『トリガー』は両作品とも坂本浩一氏がメイン監督を務めている。
また、前作ではジードの1年前の作品の登場人物が再登場しており、それにちなんで「店長が転職した」と話題になった(なお、件の登場人物を演じた青柳尊哉氏は奇しくも水野氏と同じ芸能事務所の所属であり、水野氏の『トリガー』出演をTwitter上で祝福している)。
『トリガー』第18話でテッシンから『誰だコイツ』と言われていた新隊員募集のポスターのモデルは新井宏幸のTwitterによると、デアボリックのスーツアクターだったらしい。
関連タグ
ウルトラマンタイタス:彼同様に筋トレをするのが好きな前々作のウルトラマン。