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概要編集

俗にいう「C2」。

2005年空港線開業を機に登場。2000系(ミュースカイ)の一部特別車版で、1200系(パノラマSuper同様、豊橋方にリクライニングシートの特別車2両、岐阜方に3ドアセミクロスシートの一般車4両で6両固定編成を組む。一般車は車番から「2300系」と区別されることもある。

ラッシュ時を中心に一般車側に通勤車両を併結するが、前面が貫通扉のように見えるのはダミーで、開く機能は備わっていない。9Rが貫通構造に変わるが、先見の明がなかった。

従来の特急車両には何かしらの愛称付されてきたが、本形式には特段の称号は与えられていない。


外観編集

ミュースカイの派手なメイテツブルーとは対照的に、従来の名鉄特急のカラーリングである紅白を維持している。ミュージックホーンやフォグランプも勿論搭載。当初、側面の赤帯は上部のみだったが、比率が少なかったからか増備時に窓下にも足されている。

号車番号表示はマグサインで、岐阜寄りにしか併結せず必ず1号車から6号車に充てられるため単なるステッカーにとどまっている。

当初は特別車の2両には号車ステッカーとは別にドア付近に大きく「1」「2」と書かれた装飾があったが、後に撤去されている。

幕についての説明は通勤車の新たな顔に譲る。


内装編集

伝統の展望席はあっさりと失われた。

代わりに空港アクセス特急らしく機能性を重視しており、大型の荷物置き場と多言語対応のLCDが特別車に備えられた。なお自動放送は永遠のライバルよろしく日英のみの模様。

一方の一般車は1200系と比較して格段にグレードが下がり、座席の半数はロングシート化されたほか、初期車はLCD導入が見送られ従来同様のLED表示のまま。そして仮にも特急用にもかかわらず日除けがない。オールロングのサザンにはあるのに…。


運用編集

中部国際空港の開港を見据えて開発された以上、当初は専ら空港特急に宛がわれていたが、全車特別車特急淘汰のための増備や偽パノラマドゥワァ化につれ、西尾線を除く特急運用のある全線に進出することになった。朝夕の多客時には3R2ないし9R2と連結して8両編成運用にも充当されるし、本線特急の土休日は日中でも8両編成が増えている。一方、早朝深夜には特別車を締め切って特急以外の運用に入ることもしばしば。とうとう「**特**別車付き**急**行」も始めてしまった。


製造編集

御多分に漏れず全車が日本車輌製。特急車であるがゆえ、通勤車のステンレス化後も普通鋼製となっている。

2008年大改正後は名鉄瀬戸線の置き換えに専念していたが、一段落した2015年度より1200系リニューアルと並行して後期車を追加投入。足回りがオンボロでリニューアル対象から外れた1030(1230)系をパノラマ車でもないのに容赦なく潰すという芸当を見せ、名鉄特急の編成保有数トップに躍り出た。

更に製造15年を経過してもなお特別車は新製が続いた。そう、2300系30番台との相性がイマイチだったドゥワァの排除に他ならない。かくして一般車と下2桁を合わせた「2200系30番台」なるものを送り込んで経年20年に過ぎないドゥワァを転用もさせずに葬り去り、計17編成の大所帯となったC2は迷鉄のつまらなさの加速に貢献している。


関連タグ編集

名古屋鉄道(名鉄) 名鉄特急 特急形電車 転換クロスシート

パノラマカー(7000系7500系7700系) 北アルプス(キハ8000系キハ8500系) パノラマDX(8800系) パノラマSuper(1000系1200系1600系) ミュースカイ(2000系)…先輩・同輩

名古屋本線 豊川線 常滑線 空港線 河和線 知多新線 犬山線 広見線 津島線…運行路線(※広見線は現在定期運用無し)


外部リンク編集

公式案内

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