カスミ
かすみ
- 『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター。
- 『幻想水滸伝』シリーズの登場キャラクター。
- 『ToHeart2』の登場キャラクター。 → カスミ(ToHeart2)
- 『変身忍者嵐』の登場キャラクター。
- 『ハートキャッチプリキュア!』の登場キャラクター。
- 『カスミン』の登場キャラクター。 → 春野カスミ
- 『あにゃまる探偵キルミンずぅ』の登場キャラクター。 → 宮部カスミ
- 『いばらの王』の登場キャラクター。 → カスミ・イシキ
- 『メダロットNavi』の登場キャラクター。 → アサノカスミ
- 『デバイスレイン』の登場キャラクター。 → カスミ・アインハルト
本項では、主に1.の「ポケットモンスターシリーズにおけるカスミ」について解説する。
概要
ハナダジムのジムリーダーにして、みずタイプのポケモンの使い手。
ゲームとアニメの共通設定として四天王のカンナに憧れているというものがある。
ちなみにカンナに憧れているのはアニメが先で、ゲームの方が逆輸入した設定である。
ゲーム
ポケットモンスター『赤緑』・『FRLG』・『金銀』・『HGSS』に登場。
活発な性格で普段から水着を着用。ジムの内装もプールになっている。
『赤緑青』では肩紐なしの黒ビキニという大胆な格好をしていたが、『ピカチュウ』バージョンではアニメを意識した服装、リメイクの『FRLG』では無印時代のポケモンカードの格好を踏襲した下がショートパンツ型の青いセパレート水着に変わっている。3年後の『金銀』『HGSS』では白の競泳水着にラッシュパーカーを羽織っており、かなり大人びた雰囲気になる。また、髪も若干長くなり、下ろしている。
赤緑青でヒトカゲを選んだプレイヤーはここでも苦難にぶつかるが、トキワの森でピカチュウをゲットしていれば多少は楽と思われる。
有名なデートスポットであるハナダの岬に憧れており、『金銀』・『HGSS』では実際にデートをしていたところを主人公に台無しにされ、オジャマムシ扱いをしつつジムで勝負を挑む。
また、『金銀』・『HGSS』ではアニメより少し大人なお姉さん風に描かれている。
アニポケ版
声優:飯塚雅弓(いいづか まゆみ)
ハナダシティジムリーダー4姉妹の末っ子。両親は未登場だが、小説版だとジムをやっていけないと、娘たちを残して出て行ったという設定になっている。
10歳であるが、身長は年上のサトシより高い。尤も、これはこれくらいの年齢なら珍しくない事である。
初代ヒロインとして、主人公サトシやニビジムリーダータケシとともに旅を続けていた。
旅に同行した理由はサトシに自転車をぶっ壊されたためで、弁償してもらうつもりでいた。結局最終的には新品の自転車は手に入ったものの、サトシと分かれる際は名残惜しさすら感じていた。
かなり気性の激しいツンデレだが、ポケモンに対する愛情は本物で、ボロボロに傷ついたピカチュウを見て、いきなり会ったばかりのサトシにビンタを食らわせたほど。
自身が得意とするみずタイプのポケモンには特に愛情が深く、メノクラゲを可愛いとまで言い切れる。反対にむしタイプのポケモンに対しては拒絶反応が強く、外見が可愛らしいもの以外には嫌悪感を抱くことがしばしばである。
サトシが幽体離脱したときには、サトシを心配し涙を流すなど人一倍サトシを心配している面もある。
10歳という設定年齢のわりに露出度の高い服(丈の短いノースリーブTシャツに、サスペンダー付きのショートパンツ姿)を着ていたため、当初予定されていなかった海外進出でアメリカの放送倫理規定に引っかかることとなり、途中からトゲピーを抱かせて腹部のへそを極力隠すようになったという逸話がある。
アドバンスジェネレーション(以下AG)で再登場した際は黄色ノースリーブ+赤インナー姿+黄色スパッツ姿で登場し、ヘソ出しではなくなった。
その他、週刊ポケモン放送局では、チャイナドレスを着ていたりした。靴下が嫌いでいつも素足にスニーカーを履いている。
所有ポケモンはヒトデマン、スターミー、トサキント、タッツー、コダック、ニョロトノ、サニーゴ、ギャラドス、ラブカス、ルリリ。他にも、トゲピーを連れ歩いていたが、トゲチックに進化した際、別れた。
当初はギャラドスを苦手としていたが、現在は克服している。しかしゲームではまだ使ったことはない。
3人の駄目な姉貴達がジムリーダーの仕事を全くと言っていい程しない為(長女のサクラは次女ボタン、三女アヤメに比べるとかなりマシな方)、ジムで育成、管理している多くの水ポケモンたちの世話をほとんど一人で担っている。オーキド博士の助手ケンジの影響で少し人手がマシになっている。
本編の扱いとしては、次女三女達からは「美人三姉妹とその出涸らし」というあだ名をつけ末っ子にジムリーダーの仕事押しつけて、もう一つの本業となっていた水中ショーを優先している。他の女性ゲストキャラと引き合いに出されたり、実際暴力が多かったので暴力女呼ばわりされたり、料理の腕が壊滅的に悪かったり(何故かムサシの口には合う)、など何かと酷い扱いが目立ったが、海外進出によりトゲピーをゲットさせられた事で性格が少しずつ穏やかに改善されていった。無印本編ではあるキャラから「8年後が楽しみ」と言われるほどの評価を受けたり、オレンジ諸島編やポケモンサイドストーリーでは結構もてている。
実際ゲーム「金銀クリスタル」及び「HGSS」ではナイスバディの美人に成長している。
現在AG134話「オツキミやま!ピィとピッピとピクシーと!」(2005年7月放送)を最後に本編での出演はない。そのため、サトシの旅仲間であるヒカリやアイリス、デントやシトロン、セレナやユリーカとは面識がない。
海外版も含めるとポケットモンスター10周年記念として2006年4月29日にて米国にて初放送された特別編「戦慄のミラージュポケモン」がカスミ最後の出演作である。のちにスカパーで日本語吹替版が放送されたが、DVD化には至っていない。
一応ダイヤモンド&パールではヒロシのごとくOPのみ出演、ナレーション役、そしてカスミルアーが登場し、ベストウイッシュではEDとエピソードNのリザードン復活回のヒトカゲ回想でタケシと共に綺麗なデジタル画像で登場している。
ベストウイッシュ最終話でのサトシとオーキド博士との会話によると現在もハナダのジムリーダーを続けているようでオーキド博士助手のケンジとの交流が多い。
同じ初期レギュラーだったタケシと違って長い事本編には出ていないため、いまだに再登場を望む声は多い。
主な使用ポケモン
赤・緑・青・ピカチュウ・FRLG
ポケモンスタジアム2(表)
ポケモンスタジアム2(裏)
金・銀・クリスタル・HGSS(強化前)
ポケモンスタジアム金銀(表)
ポケモンスタジアム金銀(裏)
HGSS(強化後)
BW2(PWT・カントーリーダーズトーナメント)
BW2(PWT・ワールドリーダーズトーナメント)