深紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!
このページにはネタバレを含みます。ご了承のうえでご覧ください。 |
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(※同名のオリジナルプリキュアについては、キュアスカーレット(オリジナルプリキュア)をご参照ください)
概要
「炎のプリンセス」とも称される、4人目のプリンセスプリキュア。
変身者は紅城トワ。すなわち元ディスダークのトワイライトである。
プリキュアオールスターズの世界では歴代41人目のプリキュアとなる。イメージカラーはレッド(→赤キュア) 。
キュアスカーレット専用に用意されたドレスアップキーは、変身キーが「スカーレット」、エレガントキーが「ハナビ」、ミラクルキーが「フェニックス」、プレミアムキーが「サン」となる。
攻撃アイテムとして彼女専用の『スカーレットバイオリン』を持つ。
変身バンクはプリンセスパフュームから噴射された霧が炎となって身を包み、衣装へと変化する形で、同じく炎系の戦士であるキュアエースやキュアサニーを彷彿とさせるものになっている。(変身バンクは大田和寛氏が原画を担当している。)変身後は髪の色がピンク色に変化する。
『新世代プリキュア』
彼女はホープキングダムの伝承にはないプリキュアである。
ホープキングダムの建国伝説ではプリンセスプリキュアは3人ということになっている。
しかし19話で先代のプリンセスプリキュアが、闇の勢力・ディスダークを封印したあと、彼らが将来更なる力を持って復活することを悟り、そのときの対策としてもうひとつプリンセスパフュームを用意していたとはるか達へ告げた。
しかし、炎の神殿に封じられていたプリンセスパフュームはあろうことかディスダークのプリンセスであるトワイライトに発見され、更に女王・ディスピアが産み出したブラックキーによって闇の力で汚されてしまう。
汚れたパフュームはトワイライトを4人目のプリンセスプリキュアではなくブラックプリンセスへと変身させ、21話ではプリンセスプリキュアと壮絶な戦いを繰り広げる。
しかしその戦いの中、ホープキングダムの王子であるカナタはこのトワイライトが幼い頃に生き別れになった自分の妹だということを気づいた。その妹・トワ姫は幼い頃に魔女ディスピアにさらわれて記憶を改竄され、魔女の娘になりきっていたのである。
カナタは妹の記憶を取り戻すべくかつて妹とともに演奏していたバイオリンの曲を奏でる。その音色に心の奥底の記憶を蘇らせ、苦しみだすトワイライト。その隙にプリキュアたちはトワイライトに浄化必殺技を浴びせかけ、彼女の記憶を完全に取り戻させた。
しかし、偽の記憶であったとはいえ自分が犯した罪によって生きる気力をなくしていたトワは、以後は自分の心の殻に閉じこもるばかりであった。
その絶望を利用しようと再びディスピアが近づき、絶望を煽る魔女の囁きに一度は心が折れそうになるも、キュアフローラの言葉から兄の言葉を思いだし、絶望することを辞め、夢に向かって再度邁進する覚悟を決める。
このとき、ブラックプリンセスへの変身に使われていたブラックキーが、トワの夢の強さに呼応して本来の姿・・・「4人目のプリンセスプリキュア」への変身アイテムであるドレスアップキーとしての姿を取り戻した。同時に黒く染まったパフュームも元の輝きを取り戻し、トワ姫は正式に「4人目のプリキュア」として選ばれた。
こうして、天・地・海に不可欠な『太陽』を司る『新世代プリキュア』として、闇を祓い希望を照らす炎・キュアスカーレットが誕生したのである。
憧れの『グランプリンセス』へ
トワは、ホープキングダムで王女として暮らしていたときから、『グランプリンセスになりたい』という夢を持っていた。
しかしグランプリンセスはプリキュアに選ばれないとなることはできない。プリキュアは王国に究極の危機が訪れないと選抜されない伝説の戦士なので、トワがいくら努力してもそれだけでプリキュアになることはできない。トワはプリキュアでなくったってグランプリンセスのような素晴らしいプリンセスになることはできると信じていたが、やはり心の奥に諦めの気持ちもあった。
ディスピアはそんな幼い頃のトワの心に語りかけ「自分ならばお前をグランプリンセスにしてあげることができる」と誘惑することで、トワを自分が潜む「絶望の森」におびき寄せたのである。
トワ姫としての記憶を取り戻したばかりのころの彼女は、自分がディスピアの魔の手におちた原因は、プリキュアでもないのにグランプリンセスになりたいという分不相応な夢をもっていたためだとして、自らが夢を持つこと自体が赦されない罪ではないかと不安にかられていた。ロックとの戦いではその負い目を指摘され、動揺からピンチに陥ってしまう。
しかし、永遠に許されない罪を背負ってでも、グランプリンセスになりたいという夢だけは命がけで貫くと決意したとき、その夢の強さによってプリンセスパフュームとドレスアップキーはトワをプリキュアに選んだのである。グランプリンセスへの資格を(思わぬ形ではあるが)得ることができたのだ。
そう。トワイライトの時にプリンセスパフュームを見つけたのも、偶然ではなかったのである。
きっと彼女ならば、同じ夢を持つはるか・みなみ・きららと共にグランプリンセスになれるであろう。
容姿
ピンクの髪で髪型はポニーテールから途中で4本に枝分かれした縦巻きテールを持つ髪型である。
目はタレ目で、トワイライトの時とは違うタイプながら、目の下のラインの目尻側に薄っすらとピンクのアイシャドーが入っている。
但し色が殆ど肌色に近いため、意識しないと気付かないレベルに薄いのがポイントで、ファンアートでは省略されてしまうこともある。
また、外見上の特徴として見逃せない要素が史上初となるとんがり耳。これまでの『プリキュア』シリーズに登場した異世界出身の戦士たちには、いずれも地球側戦士との明確な差異は無かっただけにその独自性が際立っている。
コスチュームはサリー状の巻き布が強い存在感を放っている。また、上半身を除いてがアシンメトリーなデザインであり、スカートや巻き布のバランスが異なる。
全体的にかなりオリエンタルな雰囲気があり、ホープキングダムの王族としての衣装とも方向性がまるっきり異なっている。
和風の着物を現代的にアレンジしたようにも見えるが、中国の美姫のようにも見え、はたまたインドやペルシャの民話に出てくるタイプのお姫様のイメージもあり、オリエンタルといってもかなり多国籍風である。
このコスチュームは鳥をモチーフにした見た目にもなっており、各種の技などから推察するに火の鳥をイメージしている様子。
戦闘スタイル
初登場では相手の攻撃を受け流すような肉弾戦、炎を使った攻撃を披露している。炎は風と合わせて灼熱の風を生み出し、竜巻のようにすることも可能。初戦闘で幹部以上の敵と互角以上に戦ったのはミルキィローズ、キュアムーンライト以来であり、高い戦闘力を見せたが、強化されたロック、クローズが登場すると必殺技が通じず苦戦を強いられるようになった。
正にトワイライト時代にも見せた高貴な立ち振舞を意識した、非常にエレガントな戦闘方法である。
当然ながら決め技は全て炎系の技。
決め技
プリキュア・フェニックスブレイズ
羽ばたけ! 炎の翼!
モードエレガントにエクスチェンジし、フェニックスキーをセットしたスカーレットバイオリンを奏でることで巨大な火の鳥を召喚。相手に向かって突撃させて攻撃する浄化技。
攻撃を受けた相手は炎に包まれた後、スカーレットの頭上で打ち上げ花火のように弾け飛ぶ。
プリキュア・スカーレットスパーク
燃えよ、炎よ!
ハナビキーをセットしたスカーレットバイオリンを奏でることで、バイオリンの弓から炎が吹き出て敵を攻撃する。
プリキュア・スカーレットイリュージョン
燃えよ、炎よ!
ハナビキーをセットしたスカーレットバイオリンを奏でることで、自らの周囲に火花を発生させ炎の障壁を貼る。バリア技。
スカーレットスパークと同じくハナビキーを使用する。
プリキュア・スカーレットフレイム
滾れ、炎よ!
変身ドレスアップキーをセットしたスカーレットバイオリンを奏でることで、炎の渦を放ち敵を攻撃する。
プリキュア・スカーレットプロミネンス
燃えよ、炎よ!
サンキーをセットしたプリンセスパレスを頭上に掲げることで、天空に小型の太陽を作り出し、そこから吹き出るプロミネンスで敵を焼き尽くす。
フォームチェンジ
- モードエレガント(キュアスカーレット)
通常フォームのコスチュームに装飾を加えてロングドレスとしたサブフォーム。浄化効果のある決め技使用時に、ミラクルフェニックスドレスアップキーを使用しこの形態に変身する。
キュアスカーレットは初登場時からこのモードにフォームチェンジ可能。
スカーレットのドレスは、バスト下にスカートの切り替えしがある「エンパイアライン」のデザイン。この状態では下半身がシンメトリーになる。
他のプリキュアはモードエレガントは一種類ではなく細部のデザインが違うサブタイプがあるのだが、スカーレットのみフェニックスタイプしか登場していない。これは彼女が追加戦士であるがゆえに、複数種類のタイプを描くような話数の余裕がなかったからと思われる。
ただし、秋映画の劇場版限定フォームとしてのハロウインタイプのモードエレガントにはスカーレットも変身している。
なお、モードエレガントに対して通常の形態のことを設定上では「モードプリティ」と呼ぶ。
- ドレスアッププレミアム(キュアスカーレット)
第30話より登場するパワーアップフォーム。広義としてはモードエレガントのサブタイプと言えるのだが変身後のデザインが明らかに異なるため、それまでのモードエレガントとは別種のフォームとして扱われている。
- ドレスアップロイヤル(キュアスカーレット)
第37話より登場する二番目のパワーアップフォーム。ドレスアッププレミアムのマイナーパワーアップ版であり、背中にレース編み状の羽根が生える以外はデザイン的な変化はない。
- グランプリンセス(キュアスカーレット)
第49話より登場する最終フォーム。ドレスアッププレミアムをベースにさらに豪華にしたデザイン。ドレスは黄金に輝き、手には鍵の形をした王笏、背中にはマント、頭のティアラは王冠のごとき装飾となり、さらにレース編み状の魔法陣が頭上に光輪として回転しているのが特徴。
名前の由来
スカーレットは、「高貴であること」と「罪悪」を暗示する色であり、英単語としてのscarletにも、古風な用法ではあるが、「罪深い」・「極悪の」・「道徳的にふしだらな」といった意味がある。(※)
キュアスカーレットは「自らが犯した罪は決して消えることはない。ならば、その罪を抱いたままグランプリンセスを目指す」という決意によって覚醒したプリキュアである。プリキュアに選ばれたことで罪が赦されるなどとは決して考えていない。自らを罪人と規定している彼女の覚悟に相応しい名前であると言えよう。
(※)参考:小西友七・南出康世(編)『ジーニアス英和大辞典』(2001年、大修館書店)、1924頁
Oxford English Dictionary,Oxford University Press,2nd ed. Oxford,1989 vol.14 pp.592-594
モチーフ
公式では「各プリキュアには、特定の物語のプリンセスをモデルにしているわけではない」と明言されてはいるものの、フローラ・マーメイド・トゥインクルの三人はおおまかなイメージソースがあるのではないかと想像されてはいる。(各項目を参照)
スカーレットに関してもそういう元ネタを推測する声が大きいお友達の間であるが、予想は割れがち。
だが傾向としては、主要イメージである「炎」の要素はもちろん、コスチュームとフェニックス(鳳凰)の姿が東洋風であることから、東洋のプリンセスを挙げる説が多い。
和服テイストのコスチュームからの予想。…ただし、前々作にて、かぐや姫のような経緯で人間界に来た赤キュア先輩もいるし、制作会社が同じアニメにおいて、すでにかの国民的ヒロインのモチーフに使われおり、新作が展開中のこの時期に内輪で被せてくる事は考えにくい、というのが現実。月のイメージもトゥインクルの「ルナ」と被っている。
灰かぶり姫(シンデレラ)
火の属性からの連想と思われるが、主人公本人はむしろアニメ・実写映画両ヴァージョン共に「青」の印象が強いヒロインである為、説得力としては弱い。
ディスピアのモチーフがマレフィセントっぽいことからの連想。糸車で指を刺し呪いに掛かったことから、血=「赤」のイメージはあるものの「炎」の要素が見あたらず、説としてはこれも決定力に欠ける。
実はいばら姫モチーフなら、とある作品で同じ声優でピンク髪でとんがり耳なキャラが存在していたのだが…。
「千一日物語」やオペラで知られるプリンセスだが、東洋のイメージ(舞台は北京)に加えて登場時点では悪役という立ち位置の近さがある。また、「氷」に例えられる悪役時のトゥーランドットが「王子の愛の炎」によって心を入れ替えるという結末なので、青い炎のトワイライトから赤い炎のスカーレットへの変化もイメージさせる。戦闘中に原典宜しくクイズを出す演出が出てくるようなら信憑性は一気に高まるかも?(ちなみにトゥーランドットの謎かけの中には「赤く、炎の如く熱いが、火ではないものは?」「氷の如くに冷たいが、周囲を焼き焦がすものは?」という問題もある)
「東洋風」&「炎」のヒロイン、という事で条件はそれなりに満たしていそうだが、能・歌舞伎の演目としての『道成寺』での印象が強烈である故に「こんなヤンデレは嫌だ」の声が殺到するのは必至であろう…(実は後日談の方でその意外な正体が明かされるのだが)。
初瀬姫(鉢かづき)
コスチュームの和服的なテイストからの予想。かの有名な童話集・御伽草子に収録されながらも、何故か物語本体の知名度は大阪府寝屋川市周辺位でしか高くなく、キャラクター単体ではむしろあちらの方で有名、という状態。高い教養と美貌と湯殿番(湯を焚く=火を使う仕事)等の要素が通じるものの、攫われたどころか生家から追い出されたという背景故にこれまた当てはめ辛い。
関連リンク:鉢かづき姫の物語@寝屋川市
また、特定のキャラクターのモデルという視点から離れて考えてみた場合、コスチュームに「火の鳥」のイメージがあることから、ストラヴィンスキーのバレエ組曲『火の鳥』の世界観そのものを擬人化したようなところがあるのかもしれない。
(このバレエ劇は王子役と王女役の男女ペアがストーリー上の主役なものの、舞台上の舞踏において一番重きを置かれる演者は火の鳥に扮するバレリーナである。その存在感は圧倒的で、この点で「白鳥の湖」のような男女のペアが普通に目立つ伝統的なバレエとは大きく異なることで有名)
公式発表以前
2015年2月。新番組『Go!プリンセスプリキュア』の放映開始と同時に、変身玩具であるプリンセスパフュームがバンダイより発売された。
別売りのドレスアップキーとの組み合わせによって、プリキュアの変身時の決めセリフが流れてなりきり遊びができる玩具だ。
発売早々にそれは大きいお友達によって隅々まで解析され、以下のような音声データが組み込まれていることに注目が集まった。
「深紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット! お覚悟を決めなさい!」
キュアスカーレットというプリキュアは本作に登場しているプリンセスプリキュアの3人の中には入っていない。
これはやはりそのうち出てくる追加戦士なのではないかということで、毎年のことであるが、今年も視聴者の間で変身者を予想する動きが広がったのである。
変身者予想
上述の玩具ネタバレにより数々の変身者候補が挙げられたが、最有力とされたのはオープニング映像に登場する敵キャラっぽい謎の少女・通称バイオリン仮面であった。
なにしろこの少女、あきらかに重要なキャラそうな雰囲気でOPに出てくるのに、放送開始直後の公式サイトのキャラ一覧ではまったく触れられていなかったのである。
後になって登場するキャラが第1話のOP映像から組み込まれているということは、よっぽどの推しキャラであることは間違いない。
そしてこのバイオリン仮面、仮面で顔は隠れているがあきらかに美少女キャラとしてデザインされており、そのこともキュアスカーレットの変身候補者ではないかとされる予測を後押ししていた
『プリキュア』に登場する敵方の女性幹部の内、主人公達と同世代のキャラクターでしかもあきらかに美少女っぽく描かれる者は、一人を除いて確実に味方になっている上、正式にプリキュアになるという事例も2人いる。
だが、放映開始されたばかりの当時は七瀬ゆいもかなりの有力候補であった。
ゆいははるかのルームメイトなのだが、OPでは妖精のパフやアロマと一緒に写っているシーンがあり、「そのうちプリキュアの秘密を知るであろうキャラクター」となることはほぼ確実だったためだ。
ゆい説の派生として、「バイオリン仮面は七瀬ゆいが悪堕ちした姿ではないか?」という更なる深読み説も存在していた。
そして、13話でバイオリン仮面はついに本編に登場。彼女がディスダークの首領・ディスピアの娘で「絶望のプリンセス」トワイライトであることが判明した。
なお、13話でゆいとトワイライトが顔を合わせているうえに担当声優が違ったため、バイオリン仮面=七瀬ゆい説はここでほぼ潰えた。
はるかはトワイライトが登場した直後から彼女に惹かれるものを感じており、光堕ちの伏線のようなものをちりばめていたし、視聴者へのサプライズを狙ったミスリード要素も別になかったため、特に大きな議論も起こらず、13話以降は大方の大友はトワイライトを変身者と予想していたようだ。
というかそれ以外の人物はストーリー上無理がありすぎる。
疑い深い大友は最後までトワイライト以外のキャラがキュアスカーレットになる可能性は否定しきれないと警戒しつづけたが、年期の入ったプリキュアファンならば「人を見たらプリキュア追加戦士と思え」は合言葉みたいなものになっているのでご容赦を。
関連イラスト
余談
- フローラ、マーメイド、トゥインクルはJRAとNRAに冠レースを持っているが、スカーレットだけない。
- 名乗り口上は「深紅の炎のプリンセス」なのだが、「真紅の炎のプリンセス」と勘違いしている人がわりといる様子。真紅だと声優的な意味で取り返しがつかない→ローゼンプリキュア。
- キュアスカーレットが登場するのは22話だが、21話放映終了後にはすでに東映アニメーションの本作の公式サイトでは「“スカーレットバイオリン”を武器に、炎の力で敵を一網打尽にする謎のプリキュア」という一文のみでキュアスカーレットが紹介されていた。
- ちなみに22話以降は文章は詳細なものに差し替えられたかわりに、こんな物騒な表現ではなくなってしまった。
- ABC側の公式サイトでは追加戦士にもかかわらず、なぜか最後までトップ絵に登場しなかった。
関連タグ
トワイライト(プリキュア) ブラックプリンセス(プリキュア)
キュアパッション/東せつな(フレッシュプリキュア)…追加戦士、元敵幹部、メインカラーが同じ(赤キュア)、変身後の髪の色がピンクなど、共通点が非常に多い。その一方で普段の名は「刹那」に対して「永遠」という真逆の意味合いを持っている。