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地帝獣の編集履歴2025/01/10 11:36:56 版
編集者:ノーマルQ
編集内容:さらば愛しき花よの記事埋め込み

地帝獣

ちていじゅう

『光戦隊マスクマン』に登場する地底生物の総称(画像は第1話に登場したイグアドグラー)。

概要

地底帝国チューブの主な戦力となる地底生物。

普段は冷凍保存用の洞窟に保存されているが、作戦に応じて地帝王ゼーバの命で解凍される。

全てがチューブの傘下という訳でなく、野生の個体、地底人と共存する個体も存在し、名称は「〇〇ドグラー」で統一されている。

知能も個体差があり、イガム王家の武術師範をしていたゴダイドグラーのように知能が高く、言葉を話す者もいるが、大半は言葉を話さない。

個別の名を持たない「地帝ドグラー」と名を持つ「寄生獣」が合体する分離合体型と、単独で動くものが存在し、中盤以降は分離合体型の地帝獣はあまり登場しなくなる。

しかし、設定やコンセプト上では寄生獣と合体しているとされるのも存在しており、ハリガドグラーのスコープやヨロイドグラーの鎧、ドリラドグラーの舌に見える部分も実は寄生獣である。

実はゼーバも正体は「リサールドグラー2世」という凶暴な地帝獣であり、「右腕に付いていた寄生獣がゼーバそのもの」という初期案もあった。

マスクマンの必殺武器「ショットボンバー」、及び「ジェットカノン」を受けて倒された後、エネルギー獣オケランパがその回の作戦の中核を担う幹部によって呼び出され、巨大化エネルギーを放射し、そのエネルギーを浴びて再生巨大化する。

作戦の中核を担う幹部が特に定まってない場合はゼーバの呼び掛けに応えて召喚され、盗賊騎士キロス配下の地帝獣の場合は勝手に出てくる。

リサールドグラー2世はジェットカノンのエネルギーを吸収し、自力で巨大化した。

一覧

太字は作中で明確に分離合体型と描写された個体。

名前モチーフCV/人間態登場話
イグアドグラーなし※(1)不明第1・2話
カビラドグラームカデ山口健第4話
スカルドグラー動物の頭蓋骨河合義雄第5話
ドリラドグラーモグラケラなど☆第6話
ドールドグラーなし※(2)第7話
サーベルドグラー甲虫第8話
マグネドグラー不明☆第9話
バギルドグラー悪魔第10話
ゾーラドグラー不明☆第11話
シノビドグラー忍者第12話
ガラガドグラー食虫植物軟体動物第13話
アカメドグラー甲殻類昆虫第14話
ゲルゲドグラーなし※(3)第15話
ガマロドグラー毒キノコ第16話
ギーバドグラーピエロ第17話
ガルボドグラーカメ第18話
イガラドグラー不明☆第19話
ドクロドグラー髑髏骸骨高沢順子第20話
キメンドグラー不明☆第21・22話
マジンドグラー悪魔クトゥルフ神話丸山詠二第23話
リュウドグラーヤツメウナギ?☆第24話
ヘンゲドグラー二枚貝第25話
ジルガドグラーカマキリ?第26話
ベームドグラーカニ第27話
ロックドグラー岩石第28話
デスガドグラー不明第29話
デビルドグラータツノオトシゴ第30話
ラゴンドグラーシャーマン、イガム竜第31話
レンズドグラーレンズ第32話
ゴーラドグラー不明☆第33話
ギギラドグラー不明
グロンドグラー恐竜爬虫類?☆中田譲治/石渡康浩第34話
ハニワドグラー埴輪第35話
ニメンドグラー仮面第36話
メズメドグラー第37話
ダイムドグラー騎士、鎧武者第38話
マグマドグラーマグマ火山地帯第39話
バルドドグラー甲殻類昆虫第40話
ハリガドグラー不明※(4)第41話
ギノガドグラーキノコ第42話
ギゼードグラーピラミッドミイラファラオ第43話
ヨロイドグラー第44話
ガメスドグラー第45話
ゴダイドグラー鎧武者桑原たけし第46話
スピンドグラースーツ姿?第47話
バルガドグラー不明第48話
ジゴクドグラー食虫植物?、アメーバ?、ゾウリムシ?☆第49話
ホーンドグラーヒトデ依田英助劇場版

☆ デザイン担当の森野うさぎ氏からのコメントがない為、実際のモチーフは正式には不明。表に記したモチーフは『百化繚乱』における編集者の推測である。

※(1)デザイナーからノンモチーフとされたが、爬虫類的な見た目から名前はイグアナから取られたと思われる。

※(2)デザイナーからノンモチーフとされたが、「当時のB級ホラー映画のクリーチャーは意識した」との事である。

※(3)デザイナーからノンモチーフとされたが、一応花が大きくデザインに取り入れられている。

※(4)作中で使用されたスコープはイソギンチャクがモチーフである。

余談

寄生獣の分離合体のコンセプトは獅子舞をイメージしている。また、初期はドグラーと寄生獣がスーツ2体で表現されていたものから、スーツ1体と操演によるものへと変化していったが、デザイン担当の荻原直樹氏はスーツ2体の方が想定外であったと述べている。

「寄生獣がドグラーに寄生している」と言う設定は終盤ではうやむやになったが、異なる質感を取り入れるようにデザインされている点は共通。

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