R-TYPE

あーるたいぷ

アイレム（現：アピエス）から発売されていた横スクロールタイプの業務用シューティングゲーム。『グラディウス』や『ダライアス』と並ぶ、1980年代を代表する横スクロールシューティングの1つ。

概要

美しくもグロテスクな敵キャラクターや終末的世界観、後述の奇抜なゲームシステムが特徴的な通称「エロシューティング」。

ボタン押し続けてエネルギーを充填し、離すことで強力な攻撃が繰り出せる「タメ撃ち」が可能な「波動砲」、フンコロガシから着想を得た、敵弾を無効化する盾であると共に攻撃にも使える合体・分離が可能な無敵の兵器「フォース」など、数々の画期的なシステムが盛り込まれている。非弾幕STGではあるが、自機の当たり判定は中心1ドットのみと非常に小さく設定されている（その代わり敵や地形の当たり判定は見た目よりも大きい）。

ちなみにタイトル名の『R-TYPE』は光線を意味する英語のRAYの頭文字から来ており、プレイヤー機・R-9が様々な種類のレーザーを放つ事から由来している。

ゲームシステム

R-9を操作し、人類の脅威となるバイド帝国を壊滅させるべく全8ステージを攻略していく。最終ステージをクリアするとより難度の高い2周目に移行する。

フォース

このゲームの要となる武装の一つで、レーザークリスタルを取り続けることで3段階に成長する。更にフォースはR-9との合体・分離が可能で、前後に付け替えることもできる。分離時は自機の攻撃と同調してショットを撃ち（初期状態では撃たない）、接触した敵にダメージを与える。なお、フォースは敵や地形に接触しても破壊されず、ショット1発分の耐久力の敵や通常の敵弾であれば防ぐこともできる。

波動砲

ショットボタンを押し続けると画面下のBEAMゲージが充填され、ボタンを離すとゲージ量に応じた威力の波動砲を発射。耐久力の低い敵であれば貫通するほどの威力を持つ。

以後のシリーズについて

STGとしてのシリーズはPS2の『R-TYPE FINAL』を以って一度完結したが、アメリカのTozai GamesからはPS3、XBOX360のダウンロード専用タイトルとして海外版の『Ⅰ』と『Ⅱ』の2作をカップリングし、高解像度の3DグラフィックやCo-Op等に対応させた『R-TYPE Dimensions』が配信された。一方のアイレムからは[[SLG>シミュレーションゲーム

]]として『R-TYPE TACTICS』というタイトルがPSP用ソフトとしてリリースされた。

そして2019年4月1日にはSTGとしての新作『R-TYPE FINAL2』の制作が発表され、クラウドファンディングの募集を重ねて2021年4月29日に発売された。

『R-TYPE FINAL』で99+2機のR戦闘機が作られた事によって、pixiv内ではその手の創作や擬人化ネタも盛んである。因みに、元からデザインがあれなバイドについてのエロネタは、少々程度ぐらいである。