「勝手に酔い痴れて勝手に評価してヨネ」
概要
魔女化のない世界を作ろうとしている魔法少女。
生と死というテーマに取り憑かれた天才芸術家で、スランプ時は自分を題材にしたこともある。
自身の目的こそが至上で努力を惜しまない彼女は、魔女を最高のアートにすることを夢見ている。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市栄区 |
学校 | 栄総合学園 |
年齢/学年 | 16歳/高校1年生 |
身長 | 159cm |
肩書き | 魔法少女(マギウス) |
願い事 | 誰にも邪魔されないアトリエが欲しい |
固有魔法 | 結界生成 |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
声優 | 竹達彩奈 |
人物像
主人公環いろはらと対立する敵組織「マギウスの翼」をさらにその上から支配する「マギウス」の1人。
16歳にして様々な賞を受賞している天才芸術家。美術部に所属しているが、後輩の御園かりんいわく「はみ出し者」らしく、普段は一人で黙々と絵を描いている。
制服の時でも腰から画材と、絵の具で汚れた布を提げている。
部員がかりん一人しかおらず、部室も持っていない漫画研究部の活動に教室を共同で使用することを認め、絵の下手なかりんの指導も厳しく行っている。
一人称は「アリナ」。英語交じりで、「〜だカラ」「〜だケド」等と、文の最後がカタカナになる独特な口調。歯に衣着せぬ辛辣な口調で、かりんに対しては特に毒舌。
激しやすく、興奮しやすい性格の持ち主で、頭に血が昇りやすいのか、エキサイトした際やキレた際など、よく顔が上気する。
単なる芸術家というよりはマッド・アーティストという表現がしっくりくるようなエキセントリックな感性の持ち主であり、いろは、まどか、ほむらの三人をドッペルでいたぶった後、あえてトドメを刺さずに体力が残り少ない状態でウワサに挑んで自滅するよう仕向ける等、残忍な一面もある。また、アイこと「名無し人工知能のウワサ」を利用し、その結界内に魔女を隠していた。
メインストーリーに登場する直前の期間限定イベント『マジカルハロウィンシアター〜1日だけの魔法少女劇団〜』では甘ったれた考えのかりんを叱りつける「いい先輩」的なポジションでの出演だったため、その嗜虐的な振る舞いは特に衝撃的だった。
前述の通り「マギウス」の一人であり、いろはに「マギウスの翼」と呼ばれた時は「翼と一緒にするな」と怒っていたため、やはり明確に違う存在のようだ。
また、梓みふゆの身体に芸術的価値を見出している模様。立場上は彼女の上司にあたるが、お互いに対する口調は比較的友達っぽく、フランク。
暴走してたしなめられた時などは、まるで彼女の妹のようだった。
アリナの作品
出身地は神浜市栄区。生家のギャラリーグレイの中で、2歳の頃から様々なアート作品に触れて育った。8歳の時、愛犬の死と祖父母の死を通して生物から物体への変化に気付き、これをきっかけに生と死の境の描写を試みるようになる。10歳の時に生前と死後の定点撮影による合成写真の作成や骨格の躍動的表現などあらゆる表現に挑戦する。
- 『立体:生きるモノクロ』
- 11歳の時の作品。死の象徴であるモノクロの骨格に生の象徴である色を乗せた。ビビッド&サイケを取り入れる。
- 『絵画:絶叫羅漢』
- 12歳の時の作品。痛みによる叫びは本能と感情と理性が最大値になって共存した生の頂点と感じ、その強い刺激から作成された。印象と直感の表現に挑戦する。
- 『インスタレーション:ひとりの群』
- 13歳の時の作品。群れない個の生命を強調的に描くため動的な群衆と静的な個を映像で表現。また、それを元にしたコンテンポラリーダンス。生に対する表現がテーマになる。
- 『絵画:死者蘇生シリーズ』
- 14歳の時の作品。遺体の燃焼による灰を使った絵画。そこに新たな生命ではなくあった生命を蘇らせる取り組みをした作品集。生に対する表現のひとつが完成。
- 『立体:輪廻とH2Oの証明的機関』
- 『写真:デジタルデッドライフ』
- 「絵画:無血族の顔」
- 『インスタレーション:兵士の足元』
- 『絵画:虚無は全てを得ているのか』
- 『争いのない完成品』
- 第3回神浜現代美術賞で金賞を受賞した作品。自分の写真を油絵にしたもので、賞に向けての作品が思い浮かばず、腹が立って準備室の木材をすべてバキバキに破壊し、最後にキャンバスを折ろうとして無理だと思った時に閃いた。体中が絵の具だらけで木材が散らばっているというエキセントリックな作品。
- 『静かなる人類の報酬』
- 国際高等学校美術展に出品した作品。
魔法少女として
黒い軍服にカラフルなスカート、アクセサリーがついた帽子をかぶった憲兵のような服装。
ソウルジェムの位置は胸元のリボンの中央。カラーは緑。
武器は手の中に浮かぶ緑色に発光するキューブ。キューブは3×3立方に分割することが可能で、固有魔法の起点になる他、ビームを放って攻撃することもできる。
アプリの戦闘ではもっぱらビームしか使わないため、見た目から某ジャンプ漫画のシューター呼ばわりされることもしばしば。
「誰にも邪魔されないアトリエが欲しい」という願いから、固有魔法は「結界の生成」。
単にバリアとして使うだけでなく、人間や魔女を封じ込めたりすることが可能。
アリナはこの魔法を使って気に入った魔女を閉じ込めて飼育しており、使い魔を育てて魔女を養殖したりしている。
キューブは他人に渡しておくこともでき、アニメでは天音姉妹がアリナから渡されたキューブに封じ込められた魔女を解き放ったり、逆に魔女を回収したりしている。
直接の攻撃力はないものの、封じ込めさえすればどんな敵でも一発で無力化可能で、なんなら閉じ込められて弱ったところを襲っても良しという反則級の固有魔法。
ゲーム上の性能
メインストーリー第5章では、バトルパートのボスとして立ちはだかる。
プレイアブル未実装だったが、2018年3月2日に実装する事が決定した。
バトルパートでは、攻撃時に「死ね〜!」だの「死んだら感謝してヨネ」だの危ない発言を繰り返している。というか、興奮した台詞か冷めた台詞で全て構成されているため、テンションが非常に乱高下に聞こえる。
(コネクトを受け取った時)「あんま乗り気じゃないんだヨネ……」
↓
(攻撃時)「サイッッッコ~~~!!!!!」
とか普通にある。
極めつけはHPがゼロになって倒れる際の※「さぁ、録画してぇ~」
どうかしている、だがそこがいい。
※筆者にはこういう風に聞こえました。修正あればよろしくお願いいたします。
ちなみに、★4のイラストのアリナはキョトンとした顔をしているが、★5に覚醒するとドッペル発動時のおなじみのあのポーズで不敵に笑っているイラストになる。
初回10連ガチャで選べる★4でお勧め魔法少女の筆頭の一人。コネクトの便利さとATKの高さがその理由である。ただ、幻惑ではスキルは封じられない(筆頭の一人である巴マミはATKが若干劣るもののスキルも封じられる)のが欠点か。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 17,825 | 7,756 | 5,646 |
★5 | Lv.100 | 22,370 | 9,784 | 7,106 |
コネクト「アリナの作品に溶けて」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ] & 必ず幻惑 & 必ず毒 |
★5 | 攻撃力UP[Ⅷ] & 必ず幻惑 & 必ず毒 & 確率でスタン |
相手を状態異常にするのが得意な木属性の特徴がえげつないまでによく出ており、特に覚醒後はあたかも彼女のアートのように多彩なバッドステータスの嵐で相手を混乱に陥れる。
プレイアブル版では相手を妨害する効果がなくなった天音姉妹とは逆のパターンだと言える。
マギア「Nine Phases」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅴ] & 攻撃力UP(自/2T) & 確率でクリティカル(自/2T) |
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅶ] & 攻撃力UP(自/2T) & 確率でクリティカル(自/2T) |
「チョーエキサイティングでゾクゾクするぅ……フフッ、アハハハハ……!」
演出上は通常攻撃のビームを強化したもの。
技名は直訳すると「9つの段階」。恐らく仏教絵画の九相図を意味した名前と考えられる。後述の専用メモリアにも「アリナの九相図」と名付けられている。
ドッペル「熱病のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ] & 必ず毒(敵全/3T) & 攻撃力UP(自/2T) & クリティカル(自/2T) |
「キター…!美しいアリナのドッペル…!」
専用メモリア「最後の作品:アリナの九相図」
全てが色あせたなら、それは自分の色が失われたから このまま自分の色が無くなるのなら最後に全てを彩ろう 自らを捧げて
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | アリナ・グレイ |
イラストレーター | 都筑禰己 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 421 | 0 | 503 |
Lv.20 | 632 | 0 | 755 |
Lv.40 | 1,053 | 0 | 1,258 |
スキル「モノポライズドロー」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 自分のDiscドロー | 15T |
限界突破 | 自分のDiscドロー | 13T |
活躍
メインストーリー/アナザーストーリー
第1部『幸福の魔女編』
第5章『ひとりぼっちの最果て』
- 第5話「ウワサの結界に潜む者」
- 第6話「アリナの作品」
- アリナは自分の結界に魔女を収納して逃走しようとするが、そこへフェリシアが追いついてくる。アリナは自分の結界にフェリシアを閉じ込め、内部の魔女に食わせてしまおうと考えるが、フェリシアの実力を見誤り、逆に魔女を倒されてしまう。
- 可愛がっていた魔女を倒されたアリナは「ヴァァァアアアッッッ‼」という乙女にあるまじき奇声をあげながらフェリシアから「壊れてる」と言われるほどの逆ギレぶりを見せ、その負の感情を利用して再度ドッペルを呼び出し、「すりつぶして赤い絵の具にしてやる!」とまどかやほむらもろとも殺そうとする。魔女との戦いで力を使い果たしていたため、さしものフェリシアも追い込まれるが、そこへ鶴乃が合流したことで形勢が逆転し、鶴乃の猛攻の前に敗れる。
- しかし、勝ち負けなどどうでもいいアリナは、とうとう「倒された魔女の見返りとしてフェリシアをこちらへ引き渡せ」と要求したことで鶴乃を激怒させ、「あんた魔女よりもひどいやつだよ!」とまで言われる。怒りの収まらないアリナだったが、直後に現れたみふゆにたしなめられて渋々撤退していった。
第6章『真実を語る記憶』
第7章『楽園行き覚醒前夜』/『みんなで分かち合えるなら』
アナザーストーリーでは見滝原でまどか&さやか&ほむらと対峙しているマミの元に現れ、自身の結界とマミのリボンで3人を閉じ込めた。
第8章『偽りに彩られ神浜』
終盤、万年桜のウワサ内でいろは、さなを消そうとした灯花、ねむを阻止。エンブリオ・イブのエサにする事と、いろはの記憶に興味を持った為、いろはをマギウスの本拠地「フェントホープ」へと拉致した。
第9章『サラウンド・フェントホープ』/『この手を引いて、一緒に』
第10章『浅き夢の暁』
回想でういが魔女化しそうになった時にその場に居合わせた事が判明。
ういが救出された後、灯花の「神浜の被膜を消して!」という頼みを「いーーーーやっ」と拒否。本来崩れるイブの体を被膜で収縮させてエネルギーを安定させ、『ベストアート』を作るための『ペイントブラシ』として利用することを画策。今まで共に協力してきたはずの灯花とねむを裏切る形で造反を起こし、『イブの自由』を代償として毛皮神のウワサを着込み、『神浜の寿命』を奪おうとするが失敗し、本来の記憶を取り戻したねむとの一騎打ちの後、消息不明となる。
第2部『集結の百禍編』
第1章『前書きは靴音と一緒に』
序盤ではかりんの回想に登場。ラストにて普通に登場。病院のロビーで、自分の作品が運び込まれたのを確認している。
第2章『微笑みと火花』
PROMISED BLOODの攻撃により突発に起こしたドッペルによって重傷を負った御園かりんに連れられて里見メディカルセンターに担ぎ込まれ損時偶然相部屋となってついに2人は再会する。しかし、この時の様子はいつものアリナではなかった…。
「はじめましてだヨネ?」
そう、以前ねむがアリナとの一騎打ちの代償で車椅子生活を送ることになったことと同じように彼女も代償で魔法少女としてのことをすっかり失っていた。
第4章『彼方の群青』
失った記憶は果てなしのミラーズの奥深くに存在することが判明。それ故に今まで夢を頼りに地図代わりにミラーズの絵を描いていた。
第5章『揺れて恋歌に霞む理想』
第6章『薄氷のレゾンデートル』
鏡の魔女が倒され、株分けのミラーズが消滅した際かりんと共に行方不明となる。
第8章『夢のなごりに芽吹く花』
かりんと共にミラーズの探索を続けており、その最深部でアリナの記憶を隠蔽していた瀬奈みことの人格と対話。
みことから自身の過去を話され、滅びを求めている事を知るとかりんそっちのけでみことの方について行く事にした。
第11章『喜びと悲しみの終幕流転』
みことによって人類の滅びの歴史を見ており、かりんにも見せる事で自らの目的に賛同させようとする。
しかしアリナは人が無意識に求める滅びをアートとして贈呈しているのに対し、みことは私怨で滅びを求めていると方向性が違っていた。
かりんから人間はグレーな存在だと反論されるとみことから鏡の魔女に自分の思念を返還するよう求められ、これから魔女が神浜を滅ぼすので成功すれば以降も滅びを求め、失敗すればアリナ改心計画に付き合う事をかりんに約束する。
魔法少女ストーリー
- 七海やちよが「魔法少女歴6年、単独で活動」していることから、時系列は1年前の「ある事件」の後である。この時点では、アリナは左手中指にソウルジェムの指輪をしておらず、まだ魔法少女にはなっていない様子。
アリナ・グレイ
- 1話「消えるモチベーション」
- 第三回神浜現代芸術賞金賞に、アリナの作品が受賞した。それはスランプになっていた自分自身の写真を油絵で描いたものだった。しかし自分の部分に砂を塗っているという奇っ怪な作品である。学校ではそれら作品の総評のみならず作品が出来るまでのアリナの変人ぷりまで噂されていた。
- それら噂の発端となったのは後輩の御園かりん。かりんは自分が取った写真が作品に使われて嬉しかったのでみんなに喋ったのだ。しかしアリナは浮かない。いつもはこんなシリアスな気持ちで賞に出していない。自分が作りたいものを自分の感性で気に入るものを自分の手で作る。そのはずだったのに……。
- そんな時、アリナにかりんが審査員の人から受け取ったという手紙を渡す。その手紙には「恐らく君は見る人が死ぬまで考えてしまうような美しく難解な作品を作ることが出来るだろう」「しかし外へのテーマを持たない君の作品は、人を狂わせるかもしれない劇薬だ」「15歳を過ぎて尚自覚がないならキミの輝きはそこで尽きるだろう」「世界を変える気がなければ作るのを止めろ」と書かれていた。この手紙を読んだアリナは酷く不機嫌になる。
- あの手紙はアリナの訴えたいことへの価値を問うていた。そうアリナは解釈する。自分が作品を作る理由は自分にもわからない。アリナは思う。一度チェックしてみよう。自分が辿ってきた道を……
- そしてある美術館で梢麻友と出会う。彼女から渡された略歴のスチレンボードを見て愕然とするアリナ。アリナは差し替えを希望する。振り返っても訴えたいテーマはなにもない。ただ自分がインスピレーションを受けたものをエキサイトし形にしていただけ。「15歳で輝きが失せる」との言葉にアリナはもう作品作りを止めようか考えてしまう。
- 学校へ行き、自分の作品を改めて見て怒りがこみ上げてくるアリナ。「全然エキサイトしない」「センセーショナルじゃない」と言い、作品を壊してしまう。そしてそれらを写真に収める。何故アリナの作品がゴミになったのか、それはアリナにはなにもないから……アリナは空っぽだって気づいたから……
- アリナの作品は、もっとブリリアントだったはずなんですケド……
- 2話「最後のアートワーク」
- アリナは一ヶ月旅をしていた。しかしアリナは変わることが出来なかった。アリナは劇薬……15歳で輝きを失う芸術家……そう考えるとアリナはゾクゾクしてくる。もう全てを捨てて壊して終わらしてしまおう……アリナはラストワークとして自身の死を望んでいた。が、そこに「本当に君はそれでいいのかい?」との声が。それはおなじみ白いあいつの声だった。
- 魔法少女への契約を迫るキュゥべえに、「アリナの願いは獣には理解できないんですケド」と言いキュゥべえに一撃を食らわすアリナ。そして最後の作品を作ると言い「バイバイ」と言い残しアリナは姿を消す。
- ラストアートワークを残すため。作品を終わらせ完成させる!と意気込むアリナはいつの間にか美術館に来ていた。自身の作品を手当たり次第に壊していくアリナは、最後の仕上げとして屋上に向かう。自身の死でアートを完成させようとしているときに昨日の白いオコジョが現れる。
- 尚も契約を食い下がるキュゥべえに、アリナは「誰にも邪魔されないアトリエが欲しい」と願う。願いは叶えられたが、自死についての考えを改める気はアリナにはない。
- 屋上から飛び降り、意識がもうろうとする中、アリナはラストアートワークを決められることへ喜びを感じていた。しかし、彼女は死ななかった……
- 3話「目覚めるセンス」
- 生死の狭間でアリナはやっと自身の訴えたいテーマを見つける。それは最初からあった。アリナのテーマはただただ「アリナの美」。アリナが目が覚めると、そこは病室。アリナは生き残ったのだ。
- かりんは泣きながらアリナの無事を喜ぶ。泣きながら「アリナ先輩は、また自分を作品にするの?」と問うかりんに、アリナは否と答える。アリナは見つけたのだ。自分のテーマを。
- 文句を言いながらかりんに押しつけられた怪盗少女マジカルきりんを読むアリナ。そこへ里見灯花と柊ねむが現れる。彼女達はアリナを見つけた第一発見者だという。灯花らはアリナのことを知っているらしく、アリナの「サイケデリック青春賛歌」展のチラシにはアリナが作品を壊している写真が載っていた。
- 変な子供だったと言いつつまたも現れた白だぬきに、魔法少女や魔女のことなど色々と話を聞く。と、そこに魔女の反応が。魔法少女の役目を果たすため魔女の元へ向かうアリナ。
- 魔女の結界に入ったアリナは最高にエキサイトしていた。なぜかとキュゥべえが聞くと、「こんなデザインの命が見えない世界で溢れているなんてチョーゾクゾクしちゃう」らしい。「次の作品の素材はあなたたちできーめた」となんと魔女達を作品にすることを口にする。
- アーハッハッハッハッ……はぁ、ぞくぞくする
この時の時系列は不明だが少なくとも灯花とねむ、ういが魔法少女になる前と思われる。
- 時系列はメインストーリー第5章の直後。同じストーリーを月夜・月咲それぞれの視点で描いているが、アリナが登場する場面はほぼ同じ。
鈴音と交戦するみふゆに加勢しみふゆを結界の中へ退避させた。
貴重なアートであるみふゆを傷つけようとした鈴音に対して激しい怒りを見せた。
マミに美術の授業を行うが、エキサイトして授業にならなかった。里見灯花と似た者同士。
コレクションの中でも特別扱いしていた魔女に襲われ、その魔女を倒す。図らずともそれで萌花が救われたため、命を賭けて自分を救った恩人と誤解されている。
やる気を出した蛍が描いた絵画を絶賛する。
期間限定イベント
行き詰まるかりんに対しアドバイスを行う。
この時点では既にアリナはソウルジェムの指輪をしているため、魔法少女になっていることが断定出来る。
エピローグにかりんと登場。
アリナが街にやってくる ~ホワイト・クリスマス・ラプソディ~
みかづき荘のMerry Christmasと同時期。
占いパートに登場。スパイスカレー THE チキベジをとても気に入っている様子。
特有の辛味もさることながら、その見た目も彼女の感性と合致したとのこと。
テレビアニメ
1期9話で初登場。アイがひとりぼっちの最果てにいろはを呼んだ後、アイがさなに理由を説明している途中に乱入、ドッペルを用いて一同を始末しようとする。アイによって外部に転送されたが、アイに致命的なダメージを残していた。
続く10話では、魔女を保護していたひとりぼっちの最果てを破壊された事に激怒し、6体の振子の魔女をいろは達に差し向ける。しかしフェリシアによって魔女を倒されたことに更なる怒りを爆発させ、再びドッペルを行使するもマミの銃撃で制止され、「邪魔されたくない」と言い残しその場を去った。
13話では終盤の灯花の演説を遠くから傍聴し、夜にベランダで一人「早く来ないかなぁ…ワルプルギスの夜」と漏らしていた。
2期においてはマギウス本部にいたが、5話までは台詞無しなうえに1期やアプリ版に比べやけにテンションが低い様子を見せていた。
6話ではみふゆが灯花たちに異を唱えたために排除され、打ち捨てられていたところに現れる。彼女に対しグリーフシードを放り投げて、灯花たちの計画がクライマックスを迎えそうだったら知らせて欲しいと言い残しその場を去った。
3期では第1話にて入院中にイチゴミルクが売り切れて自販機を蹴っていた所で灯花、ねむ、ういの動向を目撃し、盗み聞きで魔法少女がいずれは魔女化すると言う真実を知ってキュゥべえに猛抗議した。その際にういが魔女化している所に神浜を皮膜で覆った過去が明らかに。そしてういの記憶が無くなった灯花に誘われる形でマギウスとなった。
3話ではイブが神浜中を破壊する様をキャンバスに描き、4話でようやくいろは達の下に姿を現し、原作同様に造反を起こしドッペルでイブを乗っ取り一般人をも魔法少女化及び魔女化させる「全人類魔法少女化計画」を発動。計画の完遂の為にワルプルギスの夜をも取り込みに向かう。
灯花、ねむによるドッペルを用いた捨て身の特攻で重傷を負いながらも侵攻を止めなかったが、最期は神浜中の魔法少女とコネクトしたいろはと仲間の希望を受け継いだやちよとの合体攻撃によりワルプルギスの夜と共に敗れ去り、爆死。消滅する刹那、いろはに抱き抱えられる自身の姿が浮かんだ。その後彼女が残した絵画はエピローグにてかりんに譲渡された。
実質アニメ版におけるラスボスを務めた形である。
その他
名前が判明するまでは、OPムービーでの様子から「敬礼ちゃん」と呼ばれていた。
性格は魔法少女としての姿から鉄道オタクなどが予想されていたが、実際の彼女はもっと危険な女だった。
OPムービーでの彼女の振る舞いが誰に対しての態度なのかは不明。もっとも、単なるイメージに過ぎない可能性もあるが。
マギアアーカイブ2によると、当初の武器は鞭であり、それを元に蒼樹うめ氏が軍人風にデザインしたとのこと。
余談
魔法少女たると☆マギカを担当成された枡狐先生のお気に入りキャラとか。
たしかに彼女と似てなくもないが…
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https://twitter.com/masugitune/status/930025058059161600
https://twitter.com/masugitune/status/942317460518080512
また、特徴的な話し方をしているからか、アニメ版マギアレコードの前番組である「へんたつ」に二つ前の番組の英雄王と共に足先だけ出演(まだアニメで出番なかったのに)。
地味にマギレコキャラが他作品に出演するのは初となる(主人公を差し置いて)。
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ジョジョ立ち:勝利ポーズやドッペル発現時ポーズが彷彿させる
ルー大柴:口調が似ている。しかし、ルー大柴はギャグでやっているだけだが、アリナは日本語が不得手なので英語交じりになっているだけである。