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ORT(TYPE-MOON)の編集履歴

2023-03-24 18:01:09 バージョン

ORT(TYPE-MOON)

おると

『TYPE-MOON』において長らく設定のみが語られていた「最強の存在」。

概要

「タイプ・マアキュリー」「水星(?)のアルテミット・ワン」

西暦以前に地球外から飛来し、南米に落ちてきた宇宙生物。全長は40メートルほど。墜落した時にできたクレーターに巣代わりに固有結界を張り、眠っている。


円盤を背負った蜘蛛のような姿をしているが、より蜘蛛らしい姿のビーストモード、円盤内に体のパーツを引っ込めたUFOモードに変形可能。飛行できるかは不明。

通常形態で顔に見える部分は実は口で円盤と体の接続部分に昆虫の複眼のようなものがある。


無謀にも捕獲を試みた先代の死徒二十七祖第五位を秒殺。その後吸血の習性があることが分かったため後任の五位になった。むしろここは秒単位で保った先代五位の実力を褒めるべきだろう。


数百年前も魔術社会で冠位の地位にいる魔術師が色位の魔術師達と挑戦したが、一人を除き当然のように壊滅、その一人である考古学科のロード・アステアも遺言を残した直後皆の前で水晶と化したという。

そして時計塔の学院長も、これ以上刺激する後続が出ないよう「手を出してはいけない脅威」という事をしっかり知らしめるべく、本来隠蔽すべきこれら情報を開帳。現在では貴族クラスの魔術師の間では実在するものとして知られており、一般の魔術師の間では怪談話のように伝えられている模様。


キャラクターコンセプトはどうしようもない絶望。マテリアル曰く『RPGで言うならラスボスより強い隠しボス』。


人物像

Fate』や『月姫』等よりはるか未来の物語である『鋼の大地』に登場する、各星の最強生物アリストテレス、アルテミット・ワンの一体とされているが、本来来るべき時よりも5000年ほど早くやってきてしまった。さらには地球からの招集メッセージを受け取る個体ではなかったともされており、呼ばれてもいないのに来た挙げ句集合時間を盛大に間違えたドジっ子としてORTに萌え要素を見いだす者もいる。他の生命体を捕食すればその生命体に擬態して行動を真似ることができるという設定もロマンを加速させている。


地球をどうこうしようとは思っていないが、ORTの事情を知らない色々な組織の偉い人たちは一刻も早くこの危険生物を何とかしようと討伐部隊を送っては返り討ちにされている。


最近では『Fate/strange Fake』にてキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが「対応するには百年足りん」と発言しているので、百年後には人類でもORTを打破、あるいは抑え込むことができるだけの策が存在しているのかもしれない。逆に言えばその対抗策が出来るまでに本格的に動かれた場合人類にはなすすべもない終末装置的な存在である。

これを元に再考察すると、そもそも人類の進化のスピードが速すぎるためORTは計画を前倒しで本来の“水星のアルテミット・ワン”より先に飛来した存在と言えなくもないか。


余談だが、2023年現在から見て100年前の1923年は日本においては大正時代であり、電話はあったが、当然ながら携帯電話やパソコン等も無いし、テレビもまだ発明されていないような頃である。

あくまで「人間種」そのものは進化していないが、これら著しい技術の進化を速すぎるとして危険視されても不思議ではないかもしれない。


水星(?)のアルテミット・ワンと水星の読みに疑問符が付いていること、鋼の大地に登場する地球から呼ばれた最強種ではないという設定から名前の由来はオールトの雲(読み方を変えるとORTの蜘蛛となる。)という説があり、これが正しければ彼は水星のアルテミット・ワンではなく、彗星のアルテミット・ワンなのではないかという可能性がある。

後述の『Fate/Grand Order』で彼が本当にオールトの雲から飛来した存在だったという事が判明している。

ちなみに「オールトの雲」とは太陽系の外側を取り巻くと考えられる理論上の太陽系外縁天体群の事。彗星もこのオールトの雲に属すると考えられている。


アラヤが安定したFate世界では眠りにつき、ガイアが出現する月姫世界では蠢動するとされる。


最強の座の変遷

そんなORTだが設定のみの存在だったため、その間に新しい顔ぶれが続々と現れた。精神を持っている生物になら特攻がある、地球にいた神々だけでなく他天体からの来訪者をも蹂躙したとされる巨人、死の概念が無い存在にすら死を与えることができる最強のアサシン、同様に死の概念が存在せず生物全てを侵蝕汚染する泥であるケイオスタイドをぶちまけ続けるメソポタミアの創造神、創世と滅亡を一手に担う絶対神、宇宙の擬人化とも言われる原始の女神、存在の規模なら地球を遥かに超える虚空神、星を呪う規模で呪詛を撒き続けるケルトの祭神などインフレ勢が続々と登場していた。


尤もORTは存在が語られることが有っても、まともなメディア展開自体が長らくコハエースしか無かった設定上の存在だったので是非もない。

コハエースXP』のきのこアルク先生いわく物理最強はORTと書かれているので現時点では物理最強という解釈のようである。






そのため、その最強という座も揺らぎつつあった。















そしてFGOの2部7章にて遂に動き出したORT

厳密にはORT亜種と呼ばれる個体だが

その脅威を目の当たりにしたユーザー達は本当のインフレがどういうモノを指し示すのか、嫌と言う程味わい絶望することとなった。



というのはプレイヤー次第であり実際は個人によって感想が変わる。『ただ時間が掛かる』だけと感じるプレイヤーもいれば、ほんとに辛いと感じるものもいる。


あくまでストーリー上では今までの異聞帯の様々な様々な人物達出会ってきた主人公をして正真正銘の怪物と言わしめた。


ただこういった最強論議は実際にはわからない。

結果は誰にもわからない事を忘れないでほしい。


能力

現時点における『TYPE-MOON』作品最強の存在

地球上のルールが全て通用せず、死という概念もない(詳細は後述にて)。外殻はこの世のなにより堅く、柔らかく、気温差に耐え、鋭い。最低でもクレーターを起こすほどの墜落をしても問題ない程の耐久性がある。また体内では核融合反応によるエネルギー生成を行ってその影響か周囲に有害な宇宙線を放射している。

攻撃は巨大な爪や植物の根の様な糸をメインとし、糸は膨張・炸裂もする。

ちなみにこの糸にも致死量の放射線が帯びている。

更に背部の発光と共に稲妻状の光線が雨の如く降り注ぐ『コズミックレイ・バースト』と呼ばれる範囲攻撃も可能。


この地球上に弱点など存在せず、攻性生物としては次元違いの強さを持ち、さらに他の固有結界とは一線を画す固有結界に類似した能力「水晶渓谷」を使う(初期の設定資料集では浸食固有異界と書かれており、その後は浸食固有結界と書かれた)。これはORTがそこにいるだけで世界が彼(?)のいた環境に変わっていくという物理法則の改竄、異界秩序のだだ漏れである。


どんな強力なサーヴァント真祖もORTには勝てない。さらに当たりさえすれば倒せると思われていた直死の魔眼も原作者直々に効かないと明言され、不毛な強さ議論を終結させたい時に使えるキャラとして君臨している。アヴェンジャーが自身との引き合いとして語った「クモ」もORTのことを指すと思われる。



そればかりでなくORTはティアマトとは違う意味で死の概念を持たない存在であった。

本来「生物」は主要臓器(脳や心臓)が機能不全に陥ることで「死」となり二度と動かなくなるが「機械」は代替部品を取り替えればそれが主要機器であっても再び動かせる。そしてORTは生物でありながらこの点は機械に近いのでどの臓器が破壊されても修復すれば再起動する。

いわば、爪が割れたのと心臓を砕かれたのがORTにとっては同レベルの「修復できるパーツの損傷に過ぎない」ということ。

これは全ての細胞が全ての機能を有しているためである。

故に心臓や脳が無くても他のパーツ(手足等)がその代わりを補え、さらに独立して動けるのである。

そしてORTが驚嘆すべき存在なのは、その修復を自力で出来ること。

しかも修復するというより新造されるらしく言うなればパーツを破壊しても暫くするとパーツがより強化されて修復するというキチガイじみた能力である。

これにより上記の死の概念を付与して攻撃してもパーツが一つ死ぬだけでさらに少し時間が経てば強化されて修復されるため逆にデメリットになるという理不尽さを持つ。ここまで・ここを失ったら死ぬという境界線が存在しない為ORTを倒すには細胞1片残らず消滅させるだけの高威力、広範囲の攻撃以外に方法はない。





さらに実は本体は背中の円盤であり、その見た目はまんまUFOである。

そして我々がよく知っている姿は実は老廃物、角質から形成した人型の用なものであり、たとえ破壊しても本体には一切のダメージを与えられない。

そして本体は金属質の20km伸びる触手での攻撃が可能。

他にも

上記よりさらに有害な宇宙線

超重力場

1万℃から100万℃の熱線(さらに上昇可能)を放出することが可能。

その様はダ・ヴィンチが宇宙嵐(ギャラクティカスーパーセル)と呼ぶほどの規模を誇る。

これにより最低でも2kmの距離を開けなければ生物は一瞬で蒸発するため近づくことすら出来ない。

ちなみに宇宙嵐(ギャラクティカスーパーセル)とは実在する現象で大規模な太陽フレアの発生などによる大量の太陽風や放射線が地球に到達し、地球の磁場をはじめ地球近傍の宇宙環境を大きく乱す現象で大規模に発生すると、人工衛星や地球上の送電システムなど様々な機械に障害をもたらす。

そして極め付けは超新星爆発のエネルギー(と思われる)を変換して本体下部から発光する触手の様な器官を形成し、本体と攻撃器官から極大のビームを掃射する、ORT最大の技『ロスト・スーパーノヴァ』である。

言ってしまえばこの状態のORTは太陽そのものと言ってしまっても過言ではないのである。



これだけでも厄介極まるのだが、捕食した対象の性質を獲得する能力もあるらしく、月姫世界では原理血戒、FGO世界では空想樹の能力まで獲得している。

この能力獲得は捕食した物体の機能・記録・権能を無秩序なレベルでコピーする習性のようなもののようで、自身の水晶渓谷に耐久出来る者の能力からその力を学習するばかりか最適化してから再出力する一代進化まで易々と達成してしまう。

さらに捕食せずとも相手がバフなどの術式(スキル)を使用するとそれを模倣して自身も使用するということが可能。

そしてORTの真骨頂は「アナライズ/デコード/ディセーブル」という解析能力で、これは対象を解析して全ての強化状態(無敵や加護、術式など)を解析、解除して特攻で確実に仕留めるという能力でなんと防御も例外ではなく問答無用で剥がされる。つまり相手は死ぬ

対粛清防御といえばTYPE-MOON史上最強クラスの守りであるが、ORTの前ではそれを用いてですら無力なのである。


総括すると、ORT自身の戦闘力の高さに加え、魔術やフィールドの権能、加護の類に頼っていてはすぐに侵食、解析、解除され逆に真似されてやり返されるという搦手すら通用しないとうトンデモであり、相手するには文字通り物理で相手しなければならず、ORTの苛烈な攻撃を掻い潜り、その上で常にORTの強靭な外皮にダメージを与えられるだけの最高火力をぶつけなければならない。

さらに全ての物体を水晶に変換させる水晶渓谷神霊すら蒸発させてしまう宇宙線の地獄に耐えられるだけの肉体強度が無いと相対することすらかなわないという、いかにこの生物の設定が異常かつ規格外かがわかるだろう。流石は究極の一といったところか。




そんな生物離れしたORTだが、これでも一応生物なので破壊本能もあるし、生存本能もとてつもなく高い。

???「ええい! 既にこれだけメチャクチャやっておいて今さら生命ぶりおって!」




ちなみにORTの最強を「相性抜き、単純な力押しのみ」と解釈する場合があるが、これは「アルク青子を敬遠する。そういうややこしい要素を抜いて実際に戦ったらORTが一番強い」という原作者の発言が変化して広まったものらしい。


各作品での活躍

コハエースXP

概要に書かれている通りORTは設定のみの存在でメディア展開はなかった……だが『TYPE-MOON』10周年記念漫画にして公式が病気の塊、コハエースXPにおいて開かれた型月一武道会に登場してしまった。それも同じく『TYPE-MOON』最強と名高いキアラとタッグを組んで。

事実上、ORTが公式作品に登場するのはこれが初めてとなる。

それでいいのか『TYPE-MOON』。

きのこ真祖「知るか、こっちは「ダクソ2」のDLコンテンツで忙しいのよ!!」

当主「きのこ仕事しろ!!(伝統芸能)」


この他、忘年会に参加したり、Vita本体ホロウカプさばをプレイするために買ったり、彼女に曖昧なノリでチートな方々と一緒に倒されてしまった。


なお今作ではプラカードを使って会話をしている。欄外だと丸括弧を付けてVitaが「(初期型じゃなかった)」と言っていたが、念話か心の声、あるいは普通に喋れるのかどうかは不明。


タイガーころしあむアッパー

藤村大河ルートでの某元祖ナマモノが言及している。アルテミット・ワンの力を得るためにORTに接触を試みるものの失敗、美しいクリスタルの彫像にされ掛け逃げ帰った事を語っている(真偽は不明)。


Fate/strange Fake

マスターの一人であるジェスター・カルトゥーレが聖杯を使いORTを起こそうとしている。

また、宝石翁が起きる可能性を示唆しており対応するには100年早いと述べている。

逆を言えば、後100年あれば人類でも対処可能(応戦可能とは言っていない)ということになる。


Fate/Grand Order

第2部7章『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』の舞台はこいつが眠る南米であることから登場が有力視されていたが、異星の神は南米にて眠り続ける極限の単独種(アルテミット・ワン)たるこの生物の肉体を自分の体にしようと狙いを定めたことで登場することが確定した。

ついに設定だけの存在ではなくなったのだ……恐ろしや

第2部後半OPムービーではORTと思われる巨体の影が南米の樹海を覆うように姿を現している。


余談

Fate/Grand Order』2部7章の後編は、2023年1月31日に配信予定となっているが、実はその翌日2023年2月1日、太陽系の端にある彗星の巣「オールトの雲」から5万年ぶりに「緑色の彗星」が最接近する事になっている。


第2部7章ミクトラン後編の配信直後という、まるで冗談のような巡りあわせであり、まさに奇跡……いや、運命的な出来事となっている。

外部リンク


『Character material』2006年、70-71ページにて「だ、誰かウルトラ◯ン連れてきてー!」というコメントがある。『コハエースXP』では「ゾフィーなら何とかできるらしい」とのこと。

あたりまえだがネタ発言である。あちら太陽系宇宙そのものまでいとも容易く破壊してしまうスケールで「命の固形化」や「次元移動(マルチバース概念、並行同位体の出現)」といった型月世界における第2〜第3魔法が当たり前に行われる世界なのでそもそも比較にならない、というのが一般的である。

なお、この発言を意識してか2部7章に登場したキャラクター達はウルトラマンをオマージュしたらしき点が見受けられる。


関連イラスト

第七异闻带的对峙vs ORT

ORT彗星ORT


関連タグ

TYPE-MOON 死徒二十七祖 プライミッツ・マーダー

殺生院キアラ:型月設定ぶっとびすぎ勢の1人で、コハエースXPでチームを組んだ相手。きのこ先生いわく、物理最強はORT、知性体相手ならキアラで終了とのこと。

ゴジラ:カテゴリ的にはこれに近い。ただしORTは元々地球外出身という事を考慮すると、ライバルである三つ首竜の方が近いかもしれない。


外部リンク

アニヲタWiki(仮) - ORT(オルト)


ネタバレ注意

ここからは『Fate/Grand Order』の第2部7章のネタバレになります!

















Fate/Grand Order』にて、2022年12月25日にリリースされた第2部7章前編でついに参戦。


前編の終盤にてテスカトリポカの力によって『起こるかもしれない未来の前借り』という形で一時的に顕現。

なんとその場で戦闘する事になる


クラスはフォーリナー。

最初のHPは100万。特に目立った解除不可バフも無く弱体も普通に通る。

これだけならORTたるゆえんはプレイヤーには伝わってこないだろう。

しかし所持しているブレイクゲージは「巨大な白アイコン1つ」という不気味な物である。

そしてゲージをブレイクさせたとき、マスターは徐々にその脅威を目の当たりにする。







なんとブレイクゲージが9本現れる。

最初のゲージ欄にあった巨大なアイコンとは、通常のブレイクゲージのアイコン10個分に相当するものだった。

最初のゲージブレイク後にはHPが10倍1000万に膨れ上がる。

さらに常時弱体無効、攻撃力上昇、毎ターンゲージMAX(2ターンに1度チャージ攻撃)と攻撃面も過激になっていく。


すでにデタラメなスペックの片鱗を見せ付けてくれているが、現状ゲーム内においてギリギリ理論上可能と言える最大火力を速攻でぶつけることで何とか1000万を削ることはできる。だがそのゲージブレイクに成功した時が本当の地獄の始まりであった。








1000万だったHPが、さらに10倍の「1億」に膨れ上がる。


決して誤った数値が混入しているのではない。

『FGO』において本当にこのHPのエネミーがここに爆誕したのだった。(厳密に言えば彼女の方がが上だがあちらはレイド戦なのに対しこちらは通常戦である)


(なお、それ以降のゲージに関してはツイート動画付が見たい方はこちらで上がっている。ただしこれら全ゲージのHP報告は内部解析等の不正ツールを使用している可能性があるので具体的な数値の掲載はひとまず見送る。信頼できるソース元が出てきた場合は加筆求む。)


さらに毎ターン全体攻撃を3回撃ってくる上、そこまでの頻度で出してこないがクリティカルはまともに食らえば等倍ですら約1万ダメージと既に宝具クラスの火力が飛んでくる。

そしてチャージ攻撃(技名は『コズミックレイ・バースト』)の威力は無敵や対粛正等のダメージ自体を無効化する等の対策を前もってしなければ耐える事は不可能な程高く、仮に凌いだとしても強化解除をされる上に高倍率のNP獲得量ダウンが付与され、こちらの防御をズタボロにしてくる。

本格的な戦闘は未だ行われていない前編時点ではケルヌンノスやデメテルの様な『ギミック等の搦手への対策』に苦戦するタイプの強敵では無く『単純な火力と体力の多さ』に苦戦するタイプの強敵である

物理最強の名は伊達ではない。


よく見るとORTのレベルはLv1となっている。これですら全力からは程遠いということか、それとも完成された究極生物であるがゆえに成長する必要が無いということか。或いはそもそもまだ戦闘準備すらしてない(寝ている)状態だからで、起きたらlv100に上がるのか……

何れにせよ、配信直前に公式でアナウンスされた「インフレの極致」をまざまざと見せ付けてくれた。


さらに、ストーリーでの演出に準じて1部の特別なサーヴァント以外は倒されると消滅せずに結晶化→オルトに吸収されるという衝撃的な演出がなされており、不気味さを加速させている。


バトルグラフィックはケルヌンノスや機神の様な3Dモデルが使用されており、圧巻のバトルを繰り広げる事になる。

しかし、敵対している姿は見覚えのある『通常形態』とは異なっており、これがビーストモードだと考察されているが……(味方グラフィックの奥の方に通常形態と思しき姿も確認できる)


なお、ORTは本格的に目覚めた場合「惑星上に水晶渓谷を拡げ続け天体丸ごと崩壊させてしまう『星喰らい』である」という衝撃的な真実がテスカトリポカにより明かされた。

『TYPE-MOON』全体においては(サーヴァント・ユニヴァースなどのギャグ時空を除けば)それ単体で惑星を滅ぼせる存在自体なかなかおらず、上記で記述したインフレ勢に劣らないどころか上回りかねない文字通りの『どうしようもない絶望』と言っても過言では無くなったのだ。


ちなみに、デザイン担当はPFALZ氏。

該当のTwitterリンク

PFALZ氏はFGO版だけでなく、過去に出版されたTYPE-MOONのマテリアル本でもORTのデザインを担当した経歴がある。


関連タグその2

ラヴォス:RPG「クロノトリガー」「クロノクロス」のラスボスにして元凶と言える存在。宇宙から惑星に飛来して眠りに付き、眠りから覚めた後に地上に現れ惑星を死滅させるという生態を持ちORTとの共通点が何かと多い。ただしラヴォスは眠っている間に成長し、最後に子を産み落とす巨大寄生虫といった存在で単体で自己完結したORTとは結果的にもたらす被害はおよそ同じだが過程が異なる。


ジェノバ:RPG「ファイナルファンタジー7」に登場するキャラクター。こちらも宇宙からやってきた侵略生物で擬態能力、惑星を死滅させるという共通点があるが、こちらは星ごと喰らうORTとは違い星のエネルギーを食い尽くした後、死滅させた星を使い宇宙を移動し次の星を侵略するという特徴がある。


ギドラ(アニメ映画)アニメ映画版ゴジラに登場する『星を喰う者』にして食物連鎖の頂点と言うべき高次元エネルギー生命体。詳細は上記記事に譲るが、降臨した場合はほぼ無敵であるゴジラすら一方的に喰らい、最終的には惑星ごと捕食し尽くす生きたブラックホールと言ってもいい恐るべき存在。


マザースフィアウルトラマンデッカーに登場する生命体宇宙浮遊物体スフィア達の親玉にして元凶。ターゲットにした惑星に襲来後バリアを展開して宇宙から孤立させ、収穫時になったらマザーが現れ惑星を飲み込む。ORTに似通う部分があるだけでなく本格的な登場時期が2022年12月末と同じ。


セファール:同じく型月世界の宇宙生物にして最強クラスの存在。ただしセファールは文明と言う言わば概念に対する特攻であるのに対し、ORTはあくまで力押し、物理的なごり押しを得意とする為に、相性自体がそもそも異なる。


魔人ブウ:「ドラゴンボール」原作におけるラストボス。圧倒的な戦闘力で幾つもの惑星を滅ぼし、細胞が一片でも残っていれば完全再生が可能でありしかもそれが無尽蔵。強力な存在を吸収すればその力や異能を手に入れて更なる成長が見込める等、性能と生態で言えば非常に似通っている。しかも登場当初は封印状態であったところも同様であった。


カービィ:ご存じ星のカービィシリーズの主人公。捕食した生物の能力を獲得する点でORTと共通点がある。ただしこちらは星を救う側のキャラでありヒーローである彼と、星の脅威であるORTとは真逆の存在と言える。




(リンク先、重大なネタバレにつき注意)

そして絶望が現れる

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