概要
最近では『ウルトラ銀河伝説』に、他の「M78星(ウルトラ兄弟の住まう世界観)出身」を明確にしてこなかったウルトラ戦士達と共に登場している。
つまり、『ウルトラマンパワード』本編に登場したパワードの出身地はM78ワールドにおけるM78星雲から派遣されて来た可能性も十分にあり得る。
データ
宿主 | ケンイチ・カイ |
---|---|
年齢 | 1万5000歳 |
身長 | 55メートル |
体重 | 5万8000トン |
変身アイテム | フラッシュプリズム(原語版ではベーターカプセル)ー |
飛行速度 | マッハ27(地球大気圏内。宇宙空間では真紅の光球となって超光速移動) |
走行速度 | マッハ9.99 |
跳躍力 | ひととび1800メートル |
打撃力 | 1億トン(通常時) |
蹴撃力 | 2億トン(通常時) |
斬撃力 | レーザーメス以上の切れ味を誇る |
出身地 | M78星雲ウルトラの星 |
声優 | ショー・コスギ(原語版/日本語版第1話) |
森川智之(『ウルトラマンパワード ビデオ年賀状』『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』日本語版) | |
ブライアン・パーキンス(ウルトラマンM730 シュワッチ! イングリッシュ) | |
大塚明夫(日本語版第13話) | |
中曽根雅夫(日本語版掛け声)) | |
ケイン・コスギ(『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』英語版および本作掛け声) | |
スーツアクター | スコット・ロジャース(原語版/日本語版) |
桑原義樹(新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE) |
外見
海外向けを意識しており、筋肉質な造形に青い目(目の色は怒りで赤に変色する)といったビジュアルが印象的。
ウルトラマンを生物として捉え直すというコンセプトでデザインされたため、
- 少々骨張った頬
- 腕のヒレの様な器官「パワードスタビライザー」
- 極力薄く造形され、周囲に小さなライト(通称「みなぎりメーター」)が配置されたカラータイマー
等、青い目以外も個性的なポイントが多いウルトラマンである。
一口に青い目といっても実は媒体によって色合いが微妙に異なっており、劇中ではメタリックなコバルトブルーで、書籍や再編集ビデオなどのパッケージに使われたスーツでは目がターコイズカラーであった。
性格
数少ない性格描写から彼の律儀な面が窺える。
カイに一体化を頼む際には詳しい事情をきちんと説明した上で「決して心の中に立ち入ったりはしない」と約束して、それを律儀にも遵守した。更に融合した期間が長かったために、ドラコとの戦いで自分の受けたダメージがカイの肉体に負担を掛けてしまった際には、彼の傷を治療し謝罪の言葉を伝え、融合を解除し自分一人だけでゼットンの戦いに赴いた。
先輩が「ヘッヘッヘ、シンパイスルコトハナイ」だったり、地球を去る際に記憶を消したりしたのと比べると、随分礼儀正しく見える(ただしいきなり異空間に連れ込むのは待ち伏せのように見えるが)。
しかし状況的には仕方なかったとはいえ、バルタン星人の宇宙船を攻撃しようとした地球側のレーザー衛星をぶっ壊してしまっている(地球側からの攻撃を止めさせなければ、バルタンが地球に総攻撃を加える口実になってしまっていた)。
また、劇中では怪獣達に対しても慈愛を向ける面が見られ、死期が近づいていた怪獣との戦いでは回避に徹したり、果ては倒さなかった怪獣や和解までした怪獣もいる。
戦闘スタイル
背筋を伸ばして腰を低く落とし、張り手で攻撃するというウルトラ戦士の中でも独特なファイトスタイルを持つ(これが後述の何とも言えないシュールさに繋がっていたりするのだが)。
腕に生えているヒレ状器官はパワードスタビライザーと呼ばれるパワード独自のものであり、これで気功術を応用して気力を充填、増幅させることで光線の威力を向上させているとされる。『大いなる陰謀』での「眠っている領域にタップする」という台詞はこの「気力」に基づくものと思われる。劇中でも精神統一する際や念力を使う際に合掌のポーズを取る場面がいくつか見られる。またキックの際には反重力フィールドを作り出してダメージを倍加しているという。
光線技に関しては、ドラコ戦ではストライクビートルの攻撃で敵の装甲が削れた部分にメガ・スペシウム光線(以下メガスペシウムと省略)を一点集中することで撃破し、ゼットン戦でも、カイと分離した影響で短時間しか戦闘ができないハンデを負いながらもメガスペシウムをW.I.N.R本部の壁に反射させ、スペシウム吸収板が装備されていない背中まで誘導して撃破するなど、威力を度外視しても抜群の精度と卓越した腕前を持つ。
必殺技
- メガ・スペシウム光線
腕を十字に組んで放つ青色の必殺光線。ポーズはスペシウム光線と同様だが、スペシウム光線が片手側面のみから発射されるのに対し、こちらは両腕全体から発射され、光線そのものも十字を成す。
前述の気功術により、本来のスペシウム光線の5倍の威力(光線自体の熱量は100万度とされる)を発揮し、着弾時には1億度の爆発が起きる。今の所、歴代最強の誉れ高いM87光線を114倍(光線自体の熱量は約1.15倍)も上回り、ウルトラ戦士の中で最も高い温度を持つ光線技である(光線を除けば、ウルトラマンノアのノア・インフェルノが最高温度)。
劇中では当たった怪獣はたちどころに爆発、消滅してしまう。全身にウランを格納したパワードガボラに至っては臨界を起こすより早く蒸発させるという滅茶苦茶な破壊力を見せた。これだけの威力を持つ上に元々は基本技ということもあってか連続して発射することも可能であり、パワードゼットン戦においては体力が限界の状態でも粘り強く連射することでゼットンを背中まで誘導、見事相討ちにまで持ち込んだ。
原点のスペシウム光線と同様、溜めポーズは無いが『大いなる陰謀』では第一話のバルタン星人との戦いで見せた「右手のみを合掌させてから左手を横に反る」構えでエネルギーを溜めて発射するという演出が組み込まれている。
- パワードスラッシュ
青白色の回転カッター。八つ裂き光輪より小振りだが、鉄塔30本を一息に斬り倒す威力を持つ。パワードドラコ、パワードゼットンとの戦いで使用。
- エナジーナックル
両手の平から小さな波動拳を素早く放つ。いわゆる牽制技の一つで連射も可能である。『大いなる陰謀』においてはリブットの特訓でグレートのナックルシューターと共に発射して彼を吹っ飛ばした。
- パワードボム
両手の平を突き出し、青色のエネルギー光球を発射する。技の動作的には一応エナジーナックルの強化版に当たる技と思われるが、パワードドラコに対してはあまり効果を上げることが出来なかった。
- スラッシュ光線
ゲーム版で使用。初代ウルトラマンのものと同じ。
- ハンドシャットアウト
両手を突き出し、念力で相手の火炎放射を防御する。
- ウルトラ念力
M78星雲人の共通技。作中では火災を消し止めた。
- ジャイアントスロー
パワードの基本となる投げ技。起爆性のあるペスターとの戦いでは空中高く放り投げ、メガ・スペシウム光線に繋いだ。
- パワードチョップ
敵にチョップを見舞う。両腕のパワードスタビライザーにより切断力が上がっている。
- バリヤー能力
高周波をもシャットアウトする、バリヤーを両手から発生させる。
- エナジーリバース
敵の光線を受け止めて敵に投げ返し、ダメージを与える。劇中ではパワードダダが放った光弾を跳ね返した。
- ボディリバウンド
挟み撃ちしてくる敵に対し、両腕を突き出して飛び道具を受け止める。
作中ではアボラスの溶解液とバニラの火炎放射を同時に防いでいる。
- パワード・アイビーム
物陰に隠れた物体や透明化した相手を探し当てる透視光線。
以降のシリーズでの客演
『ウルトラ銀河伝説』
今回でめでたくスクリーンデビューを果たした…のだが、相手があのウルトラマンベリアルだったこともあり、メガスペシウムを発射するもウーマンベスを盾にされて防がれ、ギガバトルナイザーの一撃を喰らって敗北。光の国の凍結に巻き込まれて再起不能になってしまう。その後はゼロやメビウス、初代マン達の活躍により無事に復活した。
何気に今作を含めベリアルは基本的にウルトラ戦士の光線技は防ぐ、かわす、受け止めて逆に打ち返すという方法で対処しているのに対し、メガ・スペシウム光線には真っ向から挑まずに即座にベスを身代わりにするというベリアルにしては珍しい防御策を行っている。単に近くにいたベスを便利な盾として使った可能性もあるが、宇宙警備隊の一般隊員の光線を2発同時に片手で防いだベリアルが咄嗟にこのような判断を取った辺り、相対的ではあるがパワードの光線の威力を証明する形になった…と言えるかもしれない。(実際メガ・スペシウムを食らったベスは完全にダウンしてしまっていた)
ちなみに、この時期の光の国はまだ別次元への移動技術は発展途上にあり光の国の全人口の光を結集してやっと1人別世界へ送り込めるという状態で、複数人が他世界へ移動できるようになるのは『キラーザビートスター』や『ウルトラマンサーガ』まで待つことになる。この事から『銀河伝説』は時系列的に本編『パワード』よりも前の時間軸なのではないか?という考察もされている。つまり『X』でゼロがナックル星人バンデロを追いかけてやって来たようにパワードも宇宙警備隊の要請によりパワードバルタンを追跡して別世界まで移動してきたのが『パワード』世界の地球だったのでは?という説である。
こうなるとエルドラの神は何者だったんだという話になるが、エルドラの神とされるウルトラ戦士がM78星雲のウルトラマンとは明確に判明しておらず、姿形はパワードと瓜二つではあるものの実は『劇場版ティガ』にてパワードと非常に酷似した超古代の戦士の石像が確認できるのも含めると、『エルドラの神がM78スペースのウルトラ戦士』であると断定するのは早計だろう。
『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』
「心を無にして、眠っている領域にタップするんだ!!」
『ウルトラ銀河伝説』から久しぶりに映像作品で久々に登場。
本作では同じく海外ウルトラマンであるウルトラマングレートとウルトラマンリブットと共演を果たす。
第1章にて、マガオロチの孵化を目論むスラン星人の策略によって囚われたマックスの救出のため、タロウの指示で修練の地であるK76星に向かったリブットをグレートと共に迎え入れ、リブットに3日間の特訓を行うこととなる。
リブットが無事にシラットの極意に覚醒した後は、合格の証として光の槍スプレッダーロッドを授け、そのままグレート、リブットと共にマックスを救出すべく惑星ミカリトへ向かう。
妨害に現れたヘルべロスとの一対一の勝負では、お馴染みの張り手で応戦し、メガスペシウムでトドメを刺した。
マックスの救出に成功した後は一旦光の国に帰還し、ゾフィーに今までの経緯を報告した。
今回、日本語版の声優はこれまでもパワードの吹き替えを務めていた森川智之である事が事前に公表されていたが、英語吹き替え版の声優として変身前の姿であるケンイチ・カイを演じたケイン・コスギが本編以来約27年振りに出演していることが第1話公開と同時にサプライズ的な形で明かされた。第1話終了後には彼から日本語・英語両方でメッセージが添えられた。ケイン・コスギは本作のパワードの掛け声も同時に担当しており、こちらは日本語版も含む全世界版共通となっている。
よって、『ウルトラギャラクシーファイト』に登場したウルトラマンでは唯一日本語版と英語版共にオリジナルキャストが起用されたウルトラマンになった。
ちなみに、ケイン・コスギの父親であるショー・コスギもかつて原語版(および日本語版第一話)でパワードの声を担当していたことから、親子2代で同じキャラクターの声を担当するという快挙を成し遂げている。
メガスペシウム発射時には、周囲に光のエネルギーを放出し、体を明滅させながらエネルギーをチャージするという原作第1話を意識した演出が取られている(また非常に分かりにくいが、光線の発射直前にみなぎりメーターが発光する演出まできっちり再現されている)。
また、英語版では発射時に「Mega Spacium Beam!」と技名を叫んでいた(何気にパワードが技名を叫んだのは映像作品ではこれが初である)。
「心を無にして、眠っている領域にタップする」という教えは、その後、リブットがマナカ・ケンゴ(ウルトラマントリガー)を特訓した際にも重要なワードとして登場している。弟子であるリブットを介して、間接的にではあるがスランプに陥っていたトリガーを救ったとも言えるだろう。
『ウルトラマンレグロスファーストミッション』
惑星マイジー近辺をウルトラフォースグレートと共にパトロールしてた時レイブラッド星人が現れたからマイジーで戦ってるウルトラマンレグロスの応援に向かってくれとゾフィーから連絡を受けグレート達と共にマイジーレイバトス(レイブラッド星人)と怪獣軍団に1人奮闘しているレグロスの救援に向かった。ベリアルから受けた借りを返えさせてもらうとレイブラッドに言ったことからウル銀でベリアルにされたことはまだ根に持ってたようである。その後は宇宙細菌ダリーの相手を引き受け苦戦を強いられるもトリガーのいる時空から帰ってきたリブットを見て上出来だと成長を見て自分達もウルトラマンとしての意地を見せるぞ!とレグロス達を奮起させてパワードスラッシュでダリーを倒した後、レグロスに合流し合体光線でレイバトスを倒すもレイブラッドはしぶとく生き残りまたどこかへと消えてしまった。
漫画作品におけるパワード
『ウルトラ忍法帖』
ウルトラFBI捜査官として登場。
指名手配犯のダダを追って鶴亀の国に来た。初登場時は英語しか話せなかったがマンに頭の上半分を斬られ、脳に直接日本語を吹き込むことで片言だが日本語を話せるようになった。
この人もウル忍の世界観らしくオバカキャラで飛行機に忘れ物をする癖があるが、それを指摘すると怒り拳銃を突き付け場合によっては発砲してくる。
アメリカ出身らしく、アメフト経験者で格闘音が英語になるがウルトラ族なのに自身が光線を使えることは知らなかった。マンとタロウによってメガスペシウム光線を使えるようになったが自身の力に怯えてしまい「マンと同じ化け物になったデスか」と嘆いていた。
後に後輩のマックスが登場するがマックスの回想から後輩いじめをする嫌味キャラにもなっていた。
『ウルトラマン超闘士激伝』
パワード流派創設者で門下生たちからは総帥と呼ばれている。
その正体はウルトラマングレートと共にウルトラマンキングに育てられたゴーデスハンターであり、パワード流派もゴーデスハンターの養成所。
ゴーデスを構成するゴーデス細胞に有効的なオーラ掌底のパワード流拳法や0の力で動いた上で攻撃の瞬間のみ200の力を用いる掌底技の神の手といった格闘技に加え、強力な精神感応も使用可能。
弟子たちはパワードバルタン星人やパワードレッドキングといったパワード怪獣たちで構成されている。
ゴーデスとの戦いを終えた後は宇宙警備隊に協力するようになる。
本編に登場する以前にもおまけ漫画に登場。
余談
スーツについて
目の色はクランクイン直後まで歴代ウルトラマンと同じ乳白色だったが、海外展開を踏まえて急遽青に変更された。
また当時品のマスクの発掘、及びBlu-rayの映像から、青い目はマジョーラ塗装が施されていたのが判明している(ナイトシーンに使われた発光タイプにはマジョーラは施されていない)。
ラテックス製のスーツは耐久性に乏しく、撮影の度に新調された。その数なんと13着。
また、国外展開を踏まえ、従来と同じウェットスーツも用意された。
企画段階では「ウルトラマンソード」や「ウルトラマンアース」という名称も検討されていた。
掛け声
パワードにはウルトラマンの姿で発する声がほとんど無い。一応、飛び去る際「シャッ!」とオリジナルの声を発するが、バトル中は一切の無言である。日本語吹き替え版では中曽根氏の初代ウルトラマンの掛け声が流用され、使用されている。
『ギャラクシーファイト』では日本語版と英語版共にケイン・コスギ氏による新たな掛け声が吹き込まれた(これは同じく客演した80にも同様の処置が施されており、こちらも本編での戦闘ではほぼ無言だった)。
初期案
スポンサーであるバンダイが提案した初期案では、自動車がウルトラマンの頭部に変形し、人間の変身した胴体と合体して変身するというものがあった。
村上克司によるデザイン画も描かれ、カラータイマーの形状が反映されている。
ネタ
ウルトラ拝み倒し
非攻撃的な戦闘スタイルのウルトラ戦士と言えばコスモスが挙がるが、彼が華麗に攻撃をいなし、動きが軽やかだったのに比べ、こちらはひたすら重々しくゆっくりしている。
上記のように、コンプライアンスにより殴る蹴るの暴力表現が出来ない、技術も経験もないので日本武道の魅せ方も満足にできない……ならば光線技を多用してもよさそうなものだが、何を思ったか当時のスタッフはひたすらに怪獣を押して押して押して押しまくるという戦闘を続けさせた(一応、ここまで特化したのは序盤くらいで、以降は普通の戦闘も行っている)。
そして中途半端に日本を意識した合掌をさせる場面まであり、それが何とも言えない雰囲気を醸し出している。
一応フォローしておくと、合掌の際は念話(テレパシー)能力で怪獣と対話しているのだが、劇中での説明が無いためあまりにも分かりづらい。
後年の作品では、この点に関する補足がなされており、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では一連の戦い方はパワード流派と呼ばれ、「0の力で動き、攻撃を当てる瞬間のみ200の力を使用し、時間差でダメージを与える掌底」と解釈されている。
同様に、『大いなる陰謀』でも張り手を叩き込んだ際にその一点の空間が波紋状に歪むエフェクトが発生する掌底打ちの演出となった。
これについて坂本監督は「グレートもパワードも独自のスタイルを持っていますから、彼らの特徴的な雰囲気や動きはキープしつつ、現代風にアレンジしたアクションを、殺陣の岡野弘之さんと相談しながら演出しています」と語っている。
『ウルトラマンオーブTHE ORIGIN SAGA』でアマテ役を演じた福田沙紀は、1番好きなウルトラマンはパワードであると語っている。
誤射トラマン
『ウルトラ銀河伝説』では、ウルトラマンベリアルを倒すためにメビウスらと共に駆けつける。最強最速の戦士・マックスをあっさりと薙ぎ払う強敵に対し、パワードは必殺のメガスペシウムを放つ。
しかし、ベリアルは卑怯にも近くに立っていたウルトラウーマンベスを盾にし、光線はベスに命中。うろたえるパワードにベリアルはギガバトルナイザーで一撃を叩き込み、退場となってしまった。6年ぶりの出番なのにあんまりな扱いである
英語の先生だった?
『ウルトラマンM730 シュワッチ! イングリッシュ』という番組にてパワードは子供達に英語を教えていた事があり、初代ピグモン(CV:赤木優)や怪獣(CV:毒蝮三太夫)が相方となっていた。
そしてナレーションはフジ隊員である。
誤報
ウルトラマンタロウの闇堕ちや新世代ヒーローズ全員集結が話題を呼んだタロウの息子の映画最新作に於いてケンイチ・カイ役(吹替え)を務めた森川氏の声優としての出演が決定している。何の役を務めるのかは報道当時は明らかではなかったが、当初電撃オンラインニュースに於いてはなんとウルトラマンパワード役として出演すると報じられていた。
この発表を受けてファンは大いに歓喜し、Twitterのトレンドに「パワード」の文字が入る程の話題となったが、比較的短時間で記事が修正され、パワードの名前も消えてしまった。
なお、実際には森川氏はダダ役だった。
一方でこの情報自体が誤植にしても普通はやりようの無い間違い方だったり、公式からパワードを推す動きが少々見られたり、何より同じ海外産ウルトラマンを推す動きがあったりといった背景から妙に説得力があり、誤報ではなくフライングだったとの声もあったほどだった。
しかしニュージェネクライマックスで叶わなかったその願いは、別の形で実現することとなる。
関連イラスト
関連タグ
ウルトラマンジード:約四半世紀ぶりに青い目とヒレカッターを受け継ぎ登場した後輩。ただし血縁関係は皆無。