「この勝負…俺がもらう」
「勝つ為には手段を選ばない、それが俺のやり方だ」
CV:杢代和人
スーツアクター:縄田雄哉
変身者
・吾妻道長
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する仮面ライダー。英語表記は「BUFFA」。
吾妻道長が仮面ライダーバッファコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身、レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。
外見
牛(スイギュウ)をモチーフとした紫(差し色はオレンジ)のライダー。頭頂部の両サイドから伸びた特徴的な銀色の角「バッファホーン」は相手を威圧するだけでなく、接近戦の得意なバッファの格闘能力を高めるのにも一役買っている。また、後頭部は髪の毛のような装飾も着いている。
パーソナルアクセサリーとしてプレイヤーの闘争心を高めるコート「バッファムレータ」を装着している。ヒビ割れたコアIDで変身していた時期は緑のグラデーションが入ったボロボロなデザインになっていたが、名称の変化や性能の低下は特にない。
変身ポーズ
左手で右腕を払い、小指と親指を突き出しながら胸をなぞり、左手を掲げて変身する。
戦闘スタイル
荒々しくも実力に裏付けされた戦闘力を持ち、追撃上等の真正面から挑む猪突猛進のスタイルを得意とする。
レイズバックルはゾンビレイズバックルを好んで用いており、「これは俺のバックルだ!」と発言したこともあるため相当気に入っている様子(実際にバッファと相性が良いことが英寿の口から5話で明言された)。
変身者の気性が近接戦闘に合っているため、ゾンビブレイカーのような近距離武器のみならずマグナムシューター40Xやレイズウォーターなど遠距離武器まで棍棒のように扱っている(作中でも景和にツッコまれている)。
さらには近距離武器であるはずのビートアックスやレイジングソードすらも早々に投げ捨てて格闘戦に移行している為、一部の視聴者からはゾンビ以外はまともに使いこなせないと揶揄されることも。
長期間ゾンビバックルを使用し続けたことの影響で実質的な不死身の体になっており、その特性を生かしてレイジングソードのチャージを自傷によるダメージで解決したこともある。
頭の角を活かした頭突きや突進も強烈であり、武器を持たない状態では関節技などプロレス紛いのファイトスタイルを見せる。ことエントリーフォーム時には関節技から抑え込んだ末にジャマトライダーの撃破に成功した。
更に因縁の相手であるギーツとの戦闘では、(いずれも正攻法では無いながら)彼を3度変身解除に追い込んだ一方、自身はギーツの攻撃そのもので変身解除した事は無い。
このように仮面ライダーとして実力者なのは確かだが、基本的に猪突猛進で無謀な突撃が多いため幻惑効果や特殊な倒し方のジャマトには苦戦を強いられることも多く、やや危うい場面も散見される。
形態
エントリーフォーム
身長 | 209.6m |
---|---|
体重 | 86.4kg |
パンチ力 | 1.6t |
キック力 | 3.8t |
ジャンプ力 | 4.1m(ひと跳び) |
走力 | 8.8秒(100m) |
『ENTRY』
デザイアドライバーと仮面ライダーバッファコアIDで変身する素体。
エントリーフォーム(ヒビ割れ)
『E-E-E-ENTRY』
割れたコアIDで変身した姿。
バッファムレータが焦げたようにボロボロになっており色も黒くなっている。またコアIDが接触不良を起こしているのか音声もバグり気味で、左目も9話のようにヒビ割れている(その影響か、この形態からフォームチェンジしても左目の色が変化しない)。
本来変身に使用できないであろう割れたコアIDを無理矢理使用しているため、最初は身体に激痛が走っていた。
単体変身
『ZOMBIE』
デザイアドライバーにゾンビレイズバックルをセットして変身する基本形態。
『ARMED WATER』
デザイアドライバーにウォーターレイズバックルをセットして変身する形態。
『MAGNUM』
デザイアドライバーにマグナムレイズバックルをセットして変身する形態。
『NINJA』
デザイアドライバーにニンジャレイズバックルをセットして変身する形態。
『JYAMATO』
デザイアドライバーにジャマトバックルをセットして変身する形態。
『BOOST』
デザイアドライバーにブーストレイズバックルをセットして変身する形態。
本編には未登場で、『ギーツ』の主題歌「Trust・Last」のMV映像でのみ姿が確認されている。
デュアルオン
『ZOMBIE & BOOST』
デザイアドライバーの右側にゾンビレイズバックル、左側にブーストレイズバックルをセットして変身する形態。
『REVOLVE ON』
上記の形態からリボルブオンした形態。
『ZOMBIE ARMED DRILL』
デザイアドライバーの右側にドリルレイズバックル、左側にゾンビレイズバックルをセットして変身する形態。
『REVOLVE ON』
上記の形態からリボルブオンした形態。
『BEAT』
デザイアドライバーの右側にフィーバースロットレイズバックル、左側にゾンビレイズバックルをセットし、スロットで『BEAT』を出すことで変身する形態。
デザイアドライバーの右側にフィーバースロットレイズバックル、左側にゾンビレイズバックルをセットし、スロットで『???』を出すことで変身する形態。
- ゾンビジャマトフォーム
『JYAMATO ZOMBIE』
デザイアドライバーの右側にゾンビレイズバックル、左側にジャマトバックルをセットして変身する形態。
- ジャマトゾンビフォーム
『REVOLVE ON』
上記の形態からリボルブオンした形態。
フィーバーフォーム
『HIT FEVER ZOMBIE』
デザイアドライバーの右側にフィーバースロットレイズバックル、左側にゾンビレイズバックルをセットし、スロットで『ZOMBIE』を出すことで変身する形態。
強化形態
『GREAT』
デザイアドライバーの片側にコマンドジェットバックルをセットして変身する形態。
初使用時ではジャマトバックルと併用した。
『TAKE OFF COMPLETE JET AND CANNON』
デザイアドライバーの右側にコマンドジェットバックル、左側にコマンドキャノンバックルをセットして変身する形態。
『HIT FEVER ZOMBIE』
上述のフィーバーゾンビフォームの特殊仕様。
対仮面ライダー戦に特化しており、その強さは運営ライダーすら上回る。
『MONSTER』
デザイアドライバーの右側にフィーバースロットレイズバックル、左側にゾンビレイズバックルをセットし、スロットで『MONSTER』を出すことで変身する形態。
スピンオフ限定フォーム
『AWAKENING POWER PLOSION RAGE』
デザイアドライバーの両側にプロージョンレイジバックルを2つに分離してセットし、レバーを回すことで変身する形態。
Vシネクストにて登場。
ハイパーバトルビデオ限定フォーム
デザイアドライバーにVバックルレイズバックルをセットして変身する形態。
使用アイテム
変身に使用する紫とオレンジのチップ。
強化、必殺技に使用。
レイズバックルの携帯に使用。
余談
- 名前の由来は「バッファロー = buffalo」のもじり。
- ハイパーバトルDVD「どやさ!男だらけのデザイアグランプリ 王蛇はオレだ〜!」でも言及されており、道長は「ネーミングに捻りがない」と不服の様子。
- スーツアクターの縄田雄哉氏は前作『仮面ライダーリバイス』で主役ライダーの片割れ・仮面ライダーリバイ(と代役で2号のエビル)を担当しており、令和1作目でも主役ライダー・ゼロワンを担当していた。主役以外のライダーをメインで担当するのは仮面ライダーゲイツ以来4年ぶりで、2号以外のサブライダーを演じるのもゾンビ系フォームでお馴染みの仮面ライダーゲンム以来6年ぶりとなる(ゲンムについては半年間での出演であり、浅井宏輔氏を経て中田裕士氏が担当した)。
- 制作発表の時点で発表されたライダーのうち4番目に掲載されているため、所謂「4号ライダー」に該当すると思われる。
- 企画段階ではサブライダーを3号、4号と呼称しているが、複数のライダーが序盤から登場するため、公式で明確に○号と呼称しているのは2号のタイクーンだけ。バッファ自身は公式では『ライバルライダー』と定義されているようだ(参考)。
- その一方、キービジュアルでは大型レイズバックルを使用した姿でギーツの真後ろに配置されており、2号及び3号ライダーのタイクーンとナーゴよりも目立っている。
- 2号以外のサブライダーとしては商品展開も異様に早いため、ファンから「早期退場するのではないか」と懸念されていたが、危なげではあるもののナーゴ共々第一シーズンは生き残り"早期"に関しては杞憂であった。
- なお近い形で商品展開が行われた2号以外のライダーは主役と同じ武器を与えられた斬月、ホルダーアイテムとセットで玩具が発売されたレーザーやバルキリーなどがいる。いずれの変身アイテムも主役ライダーの変身ベルトとのセット版が発売されており、これはバッファも同様。
関連タグ
仮面ライダーゾルダ、仮面ライダーゼロノス:牛がモチーフのサブライダー。
シガゼシコンボ、バッファマント、クラッシングバッファロー、バッファローゲノム:牛がモチーフのフォーム。
クラッシングバッファローレイダー:脚本家が同じ作品のバッファローがモチーフの戦士。パワーに優れており、頭の角を活かした頭突きや突進攻撃も得意である点も似ている。
仮面ライダーダイモン:オレンジと紫のサブライダー。変身者の名字も被っている。
レジェンドライダー関連
デモンズ → バッファ
○号ライダー