※この項目には、『龍が如く』シリーズの重大なネタバレが含まれます。閲覧は自己責任でお願いします。
また、シリーズ本編だけでなく、外伝やクロヒョウ・ジャッジアイズシリーズなどの派生作品もありますので、そちらにもご注意ください。
概要
『龍が如く』シリーズのラスボスとは、各作品の主人公と最後に戦う敵キャラのことである。
全員が黒幕というわけでもなく、味方や敵対していた訳ではない人物と「一人の漢」として戦う場合もある。
ナンバリング作品のラスボス
※時系列順に記載
『龍が如く0』
桐生編のラスボス。
東城会直系「堂島組」の若頭補佐。
本格的に桐生と関わるのは終盤だが、「龍」を背負う存在としてどちらが「堂島の龍」となるかを桐生と競い戦う展開は熱い。
真島編のラスボス。
東城会直系「堂島組」の組長・堂島宗兵に雇われた大陸最強の殺し屋。
「女一人殺せなかった殺し屋」である真島とは対照的と言える。
『龍が如く』
戦闘の演出はかなり熱い。
リメイク版の『極』では無印版よりやや弱体化している反面、演出面がさらに強化されている。
『龍が如く2』
近江連合直参「郷龍会」の二代目会長。
ゲーム序盤から登場するライバル枠である。
同じく「龍」を背負う桐生との因縁も強く、ボスとしての風格は文句なし。
リメイク版の『極2』では性能面の強化も加わりシリーズ随一のラスボスとなった。
『龍が如く極2』
東城会直系「飯渕組」の組長。
追加シナリオ「真島編」のラスボス兼黒幕。
上納金を重視する五代目政権の下で台頭した新参のインテリヤクザ。
戦闘前のスタイリッシュなムービーの評価は高い。
『龍が如く3』
東城会直系「白峯会」の会長。
東城会若頭補佐も兼任する頭脳派。
コンボとスウェイの黄色ヒート、ガード不能な打撃を使う赤ヒート、硬いガードと回復を行う青ヒートと3種のヒートを持ち、ラスボスとしての強さはシリーズトップクラスであり人気も高い。
『龍が如く4』
六代目東城会会長。
桐生編のラスボス。
実はシリーズ通して唯一、桐生が万全な状態で戦うラスボスである。
何かとネタにされがちな戦闘前の掛け合いだが大吾の苦悩が窺える台詞もあり、東城会の四代目と六代目会長が信念を持ってぶつかり合うシチュエーション自体は熱い。
東城会直系「柴田組」傘下の「金村興業」の若頭。
秋山編のラスボス。
ホームレス時代の秋山の恩人であり、秋山が得意とする足技の師匠でもある。
東城会直系「柴田組」内「金村興業」の若衆。
冴島編のラスボス。
冴島から受け取った「極道のチャンスは一度きり」という言葉を胸に、彼に戦いを挑む。
警視庁副総監。
谷村編のラスボス。
ラスボスではあるが戦いにはあまり参加せず、実質的な相手は護衛兵の集団。
『龍が如く5』
東城会会長・堂島大吾の護衛。
桐生編のラスボス。
家柄などではなく「己の力」で成り上がれることを証明すべく、圧倒的なカリスマとなった桐生に挑む。
東城会直系「真島組」の組長。
冴島編のラスボス。
若い頃ですらできた事のない(というか若くてもできる訳がない)分身を披露する。
北海道の極道組織「北方組」の構成員を名乗り冴島に接触した、黒幕が率いる一派のメンバー。
品田編のラスボス。
品田との面識は一切無かったものの、運命に翻弄された者同士ケジメを付ける為拳を交える。
近江連合直参「逢坂興業」の若頭。
秋山編のラスボス。
ラスボス4人の中では唯一取り巻きの集団も同時に相手にする。
これまで何度戦っても倒しきる事ができなかったが、遂にここで決着を迎える。
『龍が如く6』
伝説の極道である陽銘連合会会長・来栖猛を親に持つ、世界的な造船会社「巌見造船」の代表取締役社長。
裏社会と繋がりがあるとはいえ、民間企業の社長という珍しい肩書きのラスボス兼黒幕。
本来は宗像と同じで部下に戦わせるタイプだったが、最後は「来栖猛」の名を継ぐため、自らの拳で桐生と決着をつけることとなる。
『龍が如く7』
春日一番の渡世の親である荒川真澄の息子にして一番の幼馴染。東京都知事を務めている。
実は「強大な敵」としてのラスボスは青木の部下である天童陽介が担当しており、青木戦は前座を倒せるなら確実に負けない実質イベント戦。
2回目の戦いでは、肩書きを捨ててただの「荒川真斗」として一番に1対1の勝負を挑む。育てたジョブや肩書きを捨ててただの幼馴染同士が拳で語り合う、原点回帰の熱い「演出」を堪能出来る。
『龍が如く7外伝』
近江連合直参「渡瀬組」の若頭補佐。
「極道界の頂点に立つという夢を持つ」、「極道組織の本部を移動しながら戦う」といった相沢のオマージュが散りばめられている。
1段階目は長ドス、2段階目は素手、3段階目は日本刀、4段階目は再度素手など、3種類のバトルスタイルで戦う。
以下、最新作のネタバレ注意
『龍が如く8』
ハワイの宗教団体「パレカナ」の代表。
春日編のラスボス。
表向きは心優しい指導者だが、その裏ではギャング含めハワイ全土を掌握する凶悪な存在で、ハワイの「オーナー」の正体。
とあるビジネスを通じて各国中枢の弱みを握り世界への影響力獲得を画策するという、歴代の中でも飛び抜けてスケールの大きい野望を持つボスである。
横浜星龍会の若頭。
桐生編のラスボス。
荒川真澄本人も知らなかった、荒川のもう一人の息子。
極道に母と己の人生を狂わされた被害者であり、これまでスター扱いされてきた極道への最大のアンチテーゼと言える人物。
ブライスと結託し、全てのヤクザへ復讐を果たす算段を建てていた。
スピンオフ作品のラスボス
※発売順に記載
『龍が如く見参!』
- 南光坊天海
本作の黒幕兼ラスボス。
主人公・桐生一馬之介こと宮本武蔵が最後に戦う。
『クロヒョウ』
- 新城零司
『龍が如く OF THE END』
- 二階堂哲雄 / 完全体オオイカヅチ
本作の黒幕で、シリーズ初の人外ラスボス。
『クロヒョウ2』
阿修羅の真のリーダー。
ラスボスとしての強さは十分で、龍也との因縁もストーリーで積み重ねられていた。
『龍が如く維新!』
土佐勤王党の盟主。
主人公・坂本龍馬の兄弟分で、二人の育ての親である吉田東洋暗殺の黒幕。
物語の裏で暗躍し続けた「もう一人の坂本龍馬」の正体であり、ラスボスの強さとしてはトップクラス。
龍馬と同じく3つの戦闘スタイルを分けて戦う。
『北斗が如く』
凶王軍のNo.2。
主人公・ケンシロウが最後に戦うボス。
断末魔は有名なアレ。
『JUDGE EYES』
警視庁神室署組織犯罪対策課 の刑事。
署内でもトップの検挙数を誇るエリート刑事なのだが、その裏の顔は……。
八神と似た戦闘スタイルで、火力と体力量は『極2』の龍司や『3』の峯に並ぶ強さ。
シリーズのボスキャラとしては珍しい「最後の自由時間後に二度戦う」「一度倒された直後に復活する」といった要素を持つ。
『LOST JUDGMENT』
本編のラスボス。
序盤から八神達の前に現れ、交友を深めていくが………。
前作の黒岩同様、八神と同じく3つの戦闘スタイルを分けて戦う。
DLCコンテンツ「海藤正治の事件簿」のラスボス。
白樺診療所の医院長。
主人公・海藤正治が最後に戦う。
裏社会との関わりが全く無く、想い人のためだけに二年間ひたすら鍛えただけの善良な人物。
空手の型を主体とした『0』の渋澤と似た戦い方をし、体力に至っては『極2』の龍司より1本多い実質10本(ゲージ自体は5本しかないが一度全部削ると精神統一で全回復し、ゲージがMAXに回復するまでの数秒間全ダメージが無効になる)と、如くシリーズ史上最大級の体力を誇る。