基礎データ
地方図鑑
セントラルカロス図鑑 | No.130 |
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ガラル図鑑 | No.213 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | フレフワン | fragrance(英語で香り)+fresh(英語で新鮮な、さわやかな)+フワフワ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Aromatisse | aromatic(香りの良い)+finesse(策略、手腕、技巧) |
ドイツ語 | Parfinesse | Parfum(香水)+finesse(精巧さ、巧妙さ) |
フランス語 | Cocotine | cocotter(強い匂いを発する)+lutine(小妖精) |
韓国語 | 프레프티르 | fragrance(英語で香り)+fresh(英語で新鮮な、さわやかな)+petite(英語で小さい) |
中国語 | 芳香精 | 芳香(fāngxiāng、かぐわしい香り)+精(jīng、精霊) |
ヒンズー語 | अरोमाटिस | 英語名の音写 |
ロシア語 | Ароматисс | 英語名の音写 |
タイ語 | เฟรฟุวัน | 日本語名の音写 |
進化
シュシュプ → フレフワン(「においぶくろ」を持たせて通信交換)
概要
ポケットモンスター 第6世代『X・Y』から登場するポケモンで、シュシュプに「においぶくろ」を持たせて通信交換することにより進化。
対のポケモンは、ポジション的にペロリーム。
鳥に似た顔、「ほうこう(芳香)」ポケモンであることや「においぶくろ」という香りとの関連性、そして「いやしのはどう」や「アロマセラピー」といった技や、「いやしのこころ」という治癒系の特性から、ペスト医師との関連性が囁かれている。
様々な香りを放つにシュシュプににおいぶくろを持たせて進化した事でより匂いが強くなった。
よほど匂いが好きなトレーナーでなければ連れ歩くのを推奨されない程で、最悪鼻が利かなくなる恐れがあるという。
状況に応じて様々な匂いを使い分け、戦いでは相手の嫌がる匂いや戦う意欲を減らす匂い、味方をサポートする匂いを放つ。これらの匂いはどうやら体毛から出ているようだ。
進化して頭身が上がり体の色が紫、下はフラダンスのアレみたいな塊はピンクになった。まつげも強くなり髪も分かれてまた鳥っぽいが足は獣のようだ。
ぱっと見可愛らしいようでいて、不気味な赤い目や獣のような足と、ファンシーなペロリームに比べどこかダークな雰囲気が漂う。
色違い
色違いは下半身が紫色になり、目が黄色になる。
ゲームでの特徴
第二世代から見られる道具を持たせて通信交換させて進化させる種類の1体だが、同期のパンプジンやオーロットですらXYの時点で野生個体が出現するにもかかわらず、対のペロリーム同様に野生個体が非常にレアな種である。XYの登場以降GTSでは長らくペロリームとフレフワンは多くのプレイヤーが求めるポケモンの上位に位置しており、特にこちらはペロリームよりも順位が高いことが多い。
進化に必要な「においぶくろ」は、12ばんどうろにあるメェークル牧場の入り口右で拾う・Yでショウヨウシティで町の南東の砂浜の民家にいる男性から貰う・バトルハウスで32BPと交換する形での入手となる。
「においぶくろ」はバトルハウスで32BPと交換するのみとなっている。
殿堂入り後、アーカラ島にあるコニコシティレストランの元スカル団から「においぶくろ」を貰う事ができる。
第8世代から
野生で出現する様になったが『シールド』のマックスレイドバトルでしか出現しない。
「においぶくろ」はナックルシティ中央のポケモンセンターで10BPと交換する・バトルカフェでランダムで貰える・ウッウロボでフェアリータイプの完成品ポイント26~30で合成という形での入手となる。
後述するポケモンGOの実装によりソロで進化できるようになった。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
101 | 72 | 72 | 99 | 89 | 29 | 462 |
高いHPと特攻を持ち、特防もそこそこ高いが、29という致命的な足の遅さを持つポケモン。「トリックルーム」をわざマシンで習得するので、トリックルームを使って上から叩くか、サポートに徹するかの運用が主となる。
ただし、バトルポイント(BP)を32ポイント支払って手に入れる「においぶくろ」を持たせて通信交換させるという入手難度の高さからお世辞にも使用率は高いとは言えない。
第8世代では新規追加のフェアリー単で隠れ特性が同じマホイップ、エスパー複合で入手が容易かつトリックルーム要員となれるブリムオンがライバルとなる。技範囲が異なるので差別化は自然と成されるが。
隠れ特性のアロマベールは、味方へのメンタル攻撃(ちょうはつ、メロメロ、アンコール、かなしばり、いちゃもん)を防ぐ効果。この効果は自分にも及び、これに加えて自らトリックルームを使用できるため、かなり安全にトリパを始動させることができる。シングルダブルともに心強い特性である。ただ、自主退場技がないのが玉に瑕であるが。また、特性かたやぶりには注意が必要。
第6世代の頃はトリプルバトルでこの特性のフレフワンがそこそこ用いられていたが、第7世代でトリプルバトル自体が廃止されたのは大きな痛手となった。
第8世代では教え技として、新技かつ念願の自主退場技「ミストバースト」を習得、サポート役として磨きをかけた。
使用トレーナー
アニメ版
- エル(XY)
番外作品
ポケモンGO
イベント『フェアリーレジェンドX』にてペロリームとゼルネアス共々実装。こちらの進化条件はシュシュプを相棒にした上でおこう(またはメルタンが出るふしぎなはこ)を使用し、シュシュプの飴50個をあげるというもの。おこうは無課金では入手が難しく使い所を選ぶため、ふしぎなはこを使う方が良いだろう。
ふしぎなはこを使うには予めポケモンGOからポケモンHOME(もしくはピカブイ)に一度ポケモンを送る必要があり、一度開けたら最低3日は開けられないが、それ以外のデメリットはないため気軽に進化させられる。ただしGOからHOMEにポケモンを送った後に再度送る場合は最長7日の時間経過が必要で、ふしぎなはこを開けた時点でこのデメリットも生じている(第1世代のポケモンとメルタン系統に限られるがピカブイに送った場合はこのデメリットはない)。
これによりフレフワンに進化させてGOからHOMEを経由して剣盾に送ることで、剣盾では交換やマックスレイドバトルを介さずソロでも入手可能になった。ただし進化前であるペロッパフとシュシュプの入手はイベント外では難しいため、一長一短かも知れない。
HPが高く、フェアリータイプでは珍しくゲージ技ででんき技を習得するのでジム防衛にも悪くはない。とはいえ、ハガネールやドリュウズ等じめん複合のはがねタイプ相手は手も足も出ないので対策はしやすい。
アニメ版
アニポケシリーズ
第5シリーズ・XY
- エルのフレフワン
ポケモンパフォーマーでカロスクイーン・エルのポケモンで登場。XY64話のセレナとのダブルバトルでは強力なリフレクターで、セレナのフォッコとヤンチャムの攻撃を一蹴している。
第7シリーズ(新無印)
- 115話・117話・118話・122話
ポケモンローカルActs
兵庫県淡路市にベイリーフと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された(参照)。
淡路市には、「パルシェ香りの館」がある(ただし、マンホールのある地域にはない)。背景に描かれているのは同施設で栽培されているキンセンカである
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0682.シュシュプ→0683.フレフワン→0684.ペロッパフ
関連ポケモン+人物・グループタグ
その他