概要
謎だらけの世界で目覚めた「貴方」は、多種多様な生物が跋扈する大自然を舞台に「ホモ・サピエンス」として知恵を振り絞り、生存を懸けて奮闘することとなる…!
大雑把なゲームの内容としては「リアル頭身のMinecraft」とも言うべきもの。
様々な素材を集めて道具や拠点を作ったり、ペットを飼ったり。単独で悠々自適に暮らすもよし、オンラインで他のプレイヤー達とチームを組んで共存・対立するもよし。サンドボックスならではの、幅広い楽しみ方が用意されている。
だがデフォルトの難易度はマルチプレイ前提のそこそこシビアなもので、慣れない内は死にゲー要素が強い。恐竜などに襲われて死ぬ、水に溺れて死ぬ、暑さや寒さで死ぬ、高いところから落ちて死ぬ、空腹や脱水症状で死ぬ、生や腐った肉で腹を壊して死ぬ…と、兎に角常に死と隣り合わせなのだ。なので最初の内は、簡単な拠点を建てたり、火を起こして暖を取ったり、肉を焼いたり木の実を採って食料を確保したり、衣服を作ったり…と、初歩的なことから手をつけて『生き延びる』ことから始めなければならない。
ただし、ダメージ量やNPCの強さなどは微調整が可能なので、ソロプレイヤーやこの手のゲームが苦手な人でも、それなりに安心してプレイできる。
現在、PS4やPC、XboxOneでプレイできる他、スマホ向けにリリースされたモバイル版も存在する。当初は「The Island」マップだけだったが、現在はDLCとして幾つかの別マップ(生息する生物なども幾分か違う)もリリースされている。
登場する生物
このゲームの最大の特徴は、登場するNPCはほぼ全てかつて地球上に実在し、現在は絶滅している古生物であること。そして、その大半は特定の方法で手懐けて仲間にし(『テイム』と呼ばれる)、サドルを装備させて背中に乗ったり、荷物持ちや戦闘員等として役に立ってもらうこともできる。
ちなみにこのゲームの古生物のほとんどは実在した古生物と同じ「属」ではあるが「別種」であり(例として、本来ティラノサウルスの種小名はレックスだが、このゲームのものはドミナムである)、実在のものとサイズが異なったり、牙やトゲが異様に多かったりと、とても攻撃的な形態をしているものが多い。
↑こんな感じの状況も、拠点を作ればほぼ再現できちゃうのだ(バス停と傘は出ないけど)。
生物の種類(一例。他にもまだまだいる)
アップデートも随時行われており、その際に生物が追加されることもある。また非正規だがMODで正式実装されていない生物を追加することも可能。
上動画はブラキオサウルスの追加MODのPV。この他にもアーケロンやディノニクス(後に別デザインで公式実装)が追加できる。
テイム
ゲーム中に登場する、各種生物を手懐けて仲間にすること。このゲームの最大の醍醐味の一つと言っても過言ではなく、これをするのとしないのとでは、ゲーム性や難易度が大きく変わる。一部例外を除き、どれにも共通して言えるのは「テイムゲージ」というものがあり、それを満タンにすればテイム成功となるということ。ただし生物が目覚めたり等してしまうとゲージが空になり、そうなれば当然最初からやり直しとなる。
テイムの形式には大きく分けて二つ(特殊テイム、いわゆる「その他」枠も含めると三つ)あり、生物によって定められた方法を使い分ける必要がある。また、生物ごとに食性や好物が設定されており、テイムゲージの増加量等に影響を及ぼす。当然、食性に合わないアイテムは食べさせられないので、テイムに使うことはできない(一部の生物は霜降り肉しか食べない等のように、さらにテイムに使えるアイテムが限られる)。
昏睡テイム
恐らく、最も一般的なテイム方法。麻酔を仕込んだ射撃武器や棍棒での殴打等により相手を昏倒させ、そのインベントリ(いわゆる持ち物欄)に餌を入れて食べさせるもの。昏倒した生物は無防備なので、肉食生物や敵対している生物に襲われないよう守ってやる必要もある。また、足がつかない深さの水中で眠らせると溺死する生物も多いため、眠らせる場所にも気をつけねばならない。
手渡しテイム
相手に近づき、アイテムスロットの端にセットしたアイテムを手渡す。相手によっては特定の装備やアイテム等を使って気付かれないよう接近する必要があったりするため、昏睡テイムに比べて必須な事前準備が面倒な相手もいる。ただし、麻酔は必要ない。
特殊テイム
上記二つに分類されないもの。例えば仲間にした生物を殺害(捕食)させる、アイテムを手渡ししつつロデオに耐え抜くなど。ごく一部の生物は巣から卵を手に入れ、ブリーディングと同様に孵化・刷り込みを行わないと仲間に出来ない(野生として出現する個体はテイム不可)。
キブル
各種生物の卵を主体に製作するペットフード的なアイテム。テイムの際は通常の肉やベリーに比べ、時間短縮やボーナスの維持など優位に働く。また生物を掛け合わせて子供を作るブリーディングで、育成中に特定のキブルを要求されることもある。
かつては卵の親ごとに種類分けされ、それぞれ有効な種類が決まっていた(例えばドードーならプテラノドンとイクチオサウルスの好物で、前者の卵はブロントサウルスに効果的なカルボネミス(カメ)に有効)ことから「キブルツリー」と言われるくらい複雑な対応と各種メニューを覚えておかねばならなかったが、現在では各卵がサイズごとに6種類のグループに振り分けられ、同じサイズグループなら材料も共通となったため大きく簡略化された。
しかしプルモノスコルピウス(サソリ)の卵でよかったティラノサウルスのようにかえって準備の難易度が上がった生物もおり、中にはスピノサウルスのように産む卵で作れるキブルより好物のキブルが高ランクだったり(特にバリオニクスのキブルが有効でメガテリウムの好物キブルの材料だったメガラニアは何故か最上位のキブルが好物なのに卵で製作できるキブルは2段下で、一応メガテリウムには引き続き有効なものの、該当グループにはもっと楽にテイムできる生物も多いため、利点がほとんどなくなった)、プレイヤーが肩に乗せられるイクチオルニスやペラゴルニスより背中に乗れるパラサウロロフスやユタラプトルの卵が小さい分類だったりと、不自然な部分も多い。
またプルモノスコルピウス以外にもティラコレオに有効だったが、テイムには他の卵を使わなければならず、産卵頻度も高くなかったティタノボアや、収拾が大変なのにブリーディングで要求されることもあったディメトロドンのように、卵集めやそのためのテイムが大変だった1部の生物は実質リストラ状態になってしまった。
主なマップ
現在公式配信されているのは、ベースとなる「The Island」以外だと公式ストーリーに沿った有料版と、有志が製作したMOD由来の無料版。非公式のMODマップはさらに多く、コンテストも行われている。
以下追加順に紹介。
Genesisまでのマップ紹介動画
The Island
基礎マップ。北に行くにつれて寒くなり、出現する生物も危険になるため、温暖で襲ってくる生物も少ない南側からの方がスムーズに進められるが、資源も豊富なのでリスクを冒してでも進出する価値はある。
The Center
2016年5月18日に実装された最初の追加マップ。MOD由来で、出現する生物はThe Islandと同じなことから独自要素が薄く、MOD由来では1番不人気。空中に浮いた巨大な島や「鬼ヶ島」と呼ばれる火山島、巨大な滝に古代遺跡など、地形的な特徴が多数存在する。「鬼ヶ島」とは異なる火山島はティラノサウルスの高レベル個体が出現しやすく、厳選スポットとなっている。
Scorched Earth
通称「焦土」。2016年9月2日に追加された初の有料マップで、名前の通り砂漠地帯が広がる過酷な世界となっている。ゴーレムを思わせる「ロックエレメンタル」やワイバーンなど空想世界の生物が登場し注目を集めたが、The Islandに比べ(ストーリーを知らなければ)ぶっ飛び過ぎたと思うような世界観とそれ以上に破綻した環境(水源の乏しさに反し消費が激しく、生の肉類なども1分持たずすぐダメになる上、電化製品は磁気嵐が起きると全く使えなくなってしまう)のせいでRagnarokに出現生物がワイバーン含め軒並み実装されると急激に過疎化。後に食品類の腐敗速度に大幅な調整がされ、限定生物としてフェニックスも追加されたが、当時の不評が糸を引きかなり不人気。
Ragnarok
2017年6月17日実装。Crystal Isles実装までは最大のマップで、配信当初南方部分がほぼ完成していなかった。その後半年かけて南西から未完成箇所の半分ずつ反時計回りで徐々に完成していき、現在では無事完成している。それまで登場した全生物(そのため生鮮食材の管理が楽なことに加え、高レベル個体が出現しやすいMODマップの特徴もあって、ワイバーンの厳選、育成は難易度が大幅に低下したことが前述のScorched Earth過疎化につながった)に加え、新たなワイバーンとして寒冷地に出現するアイスワイバーンとグリフォンが出現する。
2017年12月13日に実装。ARKシステムが破壊されたという設定。一見Scorched Earth以外のように過ごしやすそうだが、全部で三つ存在する階層によって環境が異なり、階層が下になればなるほど危険度も上昇する。地上は強烈過ぎる太陽光で燃え盛り、最下層は放射能に汚染された地下空間が舞台。非常に足場が狭い箇所が多く。1歩足を踏み外すだけでプレイヤーは勿論連れている生物も危険な目に遭いかねない。出現する生物の多くは「変種」と呼ばれる既存の種を含め体の各所が発光しているのが特徴で、特に一部生物は連れていないと行動が制限される程重要になる。また「滑空」や「跳躍」する生物はいてもプレイヤーを乗せて「飛行」する生物は出現せず、他マップからの持ち込みも不可。新生物は、地表以外の全階層に出現する周囲に特殊な領域を生成する発光生物3種や、中層以下から出現するScorched Earthにおけるワイバーン的ポジションの「ロックドレイク」、中層以下の暗がりに出現し、発光生物の放つ光が弱点の「ネームレス」、「ネームレス」が呼び出す、ギガノトサウルスポジションの「リーパー」など。後にValgueroやGenesis、Crystal Islesにも多くの生物が実装されたが、Ragnarok実装に伴うScorched Earthの過疎化を踏まえてか、「ロックドレイク」や「ネームレス」、「リーパー」などは出現せず、Genesis以外のMOD由来だった2か所でも公式化に伴い姿を消している。
Extinction
2018年11月7日追加。人類が滅亡した後の地球上にある、緑に呑まれ、無惨な姿を晒す無人の都市とその周囲に広がる荒廃した土地が舞台となる有料マップで、既存の有料マップを簡素化したような領域もある。巨大戦闘ロボ「MEK」を始めとしたSFチックなアイテムを作れるほか、軌道衛星上から投下された支援物資や地中から出現するエレメント・ノードをエレメント汚染の影響で凶暴化した生物から守る防衛戦が目玉。新生物は、現時点で飛行速度が最も早い「マナガルム」、建材すらも餌としてしまう「ガチャ」、体を大きく膨らませて宙に浮かぶ「ガスバグ」、生きた機関銃「ヴェロナサウルス」、生物を凍結し、回復させる能力を持った「雪フクロウ」など。
Valguero
2019年6月19日に実装。正式発表の翌日に突貫実装されたマップ。外周を囲っていた水場が中央にある以外RagnarokにAberrationを追加したような環境だが、Ragnarok実装後Scorched Earthが過疎化したことを顧みてか、MOD当時に比べScorched EarthやAberration由来の生物が1部排除された(なおRagnarokに比べアイスワイバーンが発見、入手しやすくなった一方でPVで登場したグリフォンは出現しないため、この件が詐欺扱いされた)。新たに追加された生物ディノニクスはワイバーン同様の育成テイムだが、卵の重量が軽く繁殖可能なこともあって集めやすく、更に該当ランクはワイバーンやロックドレイクと同じとあってキブルの材料としても人気。ただし、孵化させる温度が物凄く高いので暖炉を四つ用意する必要がある。
Genesis: Part1
2020年2月26日に追加された装い新たな有料マップ。全部で五つ(氷雪地帯、海洋、湿地帯、火山地帯、宇宙)の独立したバイオームに分かれており、それぞれのバイオームには固有の生物が生息している。通常の生物に加え、「X種」と呼ばれるテイム難易度が高い生物も出現する。このマップでは、HLN-A(ミニヘレナ)というメカがサバイバーの周りを常に飛び回り、バイオーム内各所や他のバイオームへとサバイバーをテレポートする他、ミッションで獲得できるポイントを使いアイテムの購入もできる。追加生物は各バイオームごとに1種ずつで、それぞれ普段の愛らしい姿から凶暴な姿に変身する「フェロックス」、甲羅に建築可能な巨大カメ「メガケロン」、獲物を襲って吸血し、糸を噴出してスタイリッシュな動きをする「ブラッドストーカー」、溶岩の中を自由に動き炎を噴出する「マグマサウルス」、宇宙空間を遊泳し、テレポートだけでなくサドルを装備すれば爆撃や射撃が可能な宇宙クジラ「アストロケトゥス」の5種。現時点でアーティファクトが存在しない唯一のマップ。
Crystal Isles
Genesis: Part1と同じく2020年に追加された無料マップ。地形はThe IslandやRagnarokと同じく海に囲まれている。Aberrationに登場した「変種」も登場する。新たに既存種より1周り小さく、繁殖も可能な「クリスタルワイバーン」と、サドル装着でジェット噴射での加速や榴弾発射、更に(本家に比べ性能は劣るが)破砕機の機能も発揮する「トロペオグナトゥス」が追加された。また、Aberrationの各地に存在する、チャージノードと呼ばれる装置も存在する。
Genesis: Part2
2021年3月に実装予定の新マップ。Genesis: Part1の続編にあたる。超巨大な宇宙船の中に造られた、複数の異なるバイオームから成る。現時点で判明しているものは近代都市のようなバイオーム、The Islandと同じようなバイオーム、Aberrationのようなバイオーム、謎の生物に乗っとられたと思わしきバイオームの四種類。今のところ、既存種はThe Island、Aberration由来のみ。追加生物は、雄は仲間の生物にバフをかける咆哮をし、雌は透明化する能力を持つライオンのような生物「シャドウメーン」、可愛らしい外見とは裏腹に生物の頭に飛び掛かり、操るという恐ろしい生態を持つ「ノグリン」、「アストロケトゥス」と似た「アストロデルフィス」、ハッキングでテイムし、個体ごとに得手不得手が分かれている「ストライダー」の四種類が判明している。
お楽しみ要素
先に述べたものの他に、言うなればやりこみ要素と呼べるものも存在する。
実況プレイ動画などの区切りにもしやすいため、PVEでプレイする動画製作者はこれらの要素を目標、或いは区切りとして捉えることも多い。
ボスステージ
マップ上の何処かに存在する特定の場所に特定のアイテムを納めることで、非常に強大な生物が存在する戦闘エリアに行くことができる。ここでの戦いに勝利すると最強クラスのアイテム作成が解禁されるなどの特典もある。
ただし、このボスがどれくらい強力なのかというと。よほど入念に、場合によっては過剰なまでの準備を整えていかないと…
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!ティラノサウルスの群れでボスを袋叩きにしようとしたら一瞬で全滅させられた!持ってる武器も全部壊れるまで撃ち込んでも、ボスはピンピンしてやがる!怪獣映画とか超兵器とか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ(以下略)」
…ってなことになること請け合いである。それくらい強いので、かかる場合は本当に心してかかろう。
探索者の記録・日誌集め
これまたマップ上の何処かに点在する箱や壺から、何かしらの記述がされた書物が手に入ることがある。その内容は、ゲーム内に生息する生物の解説や、プレイヤーより前にその世界に足を踏み入れ、独自に調査した者が遺した日記と思しきものである。これらを揃えていくと、謎多きこの世界の真実が見えてくるかも知れない…。
要するに単なる収集要素なのだが、これを取得する度に結構な量の経験値が得られるので、この記録に興味が無いプレイヤーでも拾っておいて損はない。
アルファ種
一部の肉食生物(但し、Genesis: Part 1ではミッションの敵としてトリケラトプスがアルファ種として登場する)は、通常個体よりも体が大きく、体力、攻撃力共に高いアルファ種として出現する。習性は通常種と変わらない。
そこだけ聞けばテイムしたいと思うかもしれないが、残念ながら彼らは気絶することがない。よって、餌付けすることは不可能である。
更に厄介なことに、彼らは近くの野生生物のステータスを上げてしまうため、肉食生物を引き連れたアルファ種は非常に危険な存在となる。唯一の救いは、アルファ種のギガノトサウルスが存在しないことだろう。ただでさえティラノサウルスでも歯が立たない位強いギガノトサウルスがアルファ種として出現すれば、ボス生物以上の強さを手に入れてしまう。
しかし、倒すと通常種よりも多く経験値を得られるため、ユタラプトルやカルノタウルスといった小型、中型の種類はティラノサウルスのレベリングには丁度いい相手である。
TEK生物
ごく一部の生物は、5%の確率で全身が機械のような見た目の「TEK生物」として出現する。「The Island」マップの場合、比較的生息数の多いパラサウロロフスやステゴサウルス、ユタラプトル辺りはそこそこ見かけることも多いかも知れないが…。
キャラとしての性能は「TEK」と付かない同種生物より若干高いらしく、野生で出現する基礎レベルの上限も高い(非TEK生物は最高難度設定で150だが、TEK生物はそれをも上回ることがある。無論、低レベル個体も出ないわけではない)が、交配は「TEK」同士で行う必要がある。そもそも出現率自体が低いので、遭遇したら強さに関係なくテイムするのも良いかも知れない。
季節イベント
ハロウィンやクリスマス等の時期には、特別な生物(クリスマスカラーやゾンビ・スケルトン仕様の見た目の生物や、その時期だけのレアキャラ)が出現したり、限定アイテム等が手に入る事がある。
色違い生物の場合は普段出てくる同種との性能差は全く無いが、死滅・廃棄しない限りはそのまま残り続けるため、安心して入手・テイムしよう。
関連動画
マルチプレイにおいて、覚えておいて損はないマナー講座。投稿者はこの他にも様々な検証、解説を始め、各種魅力や注意点に関する動画を投稿しているので、ネタバレを気にしなければプレイ前に見ておくと参考になる。
関連タグ
隠し要素(ネタバレ注意!)
※この先、エンドコンテンツ要素が記されています。相当ゲームをやり込んだ人以外は閲覧注意!
TEK装備・設備
上記の「ボスステージ」にて見事ボスを倒せば、「Tek」と名のついた装備や設備を作れるようになる。
性能は他のものと比べ段違いに高く、さらにビームを撃てたり水上走行や飛行、果てはワープまで可能になるなど、SF映画やアメコミヒーローもかくやというべき機能を備えているものもある。制作難度も段違いだが、この段階までゲームを進めてこられたのなら、思ったよりは簡単に作成できるのではないだろうか。
ただし一部を除いて、機能を十全に活かすのならば「エレメント」という素材が別途必要になる。これは基本的にボスを倒す以外に入手法は無いので、コスパはすこぶる悪い。なので、ここぞという時以外は、通常の装備を活用すべきだろう。…ただの飾りでいいって?まぁ、それなら…。
プレイヤーが装備できるもののみならず、「サドル」にもTekは存在する。上記の「Tek生物」と違い、このサドルは着けても全身機械な見た目にはならず、「SFチックなアーマーを纏った姿」となる。
クリエイティブモード
設定画面でコマンドを有効化することにより使えるようになる。『マイクラ』同様、クラフトできるものならば何でも作れる(先述のTEK装備・設備も例外ではない)ようになり、建築を簡単に楽しめるようになる。特に鉄製拠点や温室などを造ろうとすると、素材集めの時点で相当な労力や時間を割かなければならないため、サクッと拠点作りをしたいという人や一部の動画作成者などにとっては非常に有り難いモードだろう。
他にも、プレイヤーキャラが全くダメージを受けない=死ななくなり(標的として補足はされるし、例外的に特定のアイテムを食べるなどすると自殺できてしまうが)、特定のコマンドで空中歩行もでき、このモード中にのみ使える特別な武器で短距離ワープをしたり、味方を含めたNPCや拠点のパーツを一撃で破壊・殺傷することなどもできる(ベースがライフルだからか、この武器は水中では使えなかったが、後にアップデートで水中でも使えるようになった)。要は「俺TUEEE!!!」が簡単にできてしまう状態になるのだ。
なお、TEK装備と違い、このモードの開放には特別な条件は必要ない。設定をいじってしまえばゲーム開始直後からこのモードを使えてしまうのだ。安易にこのモードに手を出せば、あっという間にこのゲームがヌルゲー化し、つまらなくなってしまう恐れもある。できればこのモードの使用は、最小限に抑えられるに越したことはないだろう。
お知らせ(12月10日発表)
なんと、ARKの続編「ARKⅡ」がPCとXBOX限定で提供されることが公式ツイッターで発表された。また、ARKアニメ版も2022年に公開される予定。