ラングレー(トレーナー)
らんぐれー
「あたし、ドラゴンバスターのラングレー！」
あたしの概要よ
CV:福圓美里（サトシのミジュマル、アリー姫、カガリetcと同じ人である。）
「ポケットモンスターベストウイッシュ」の登場人物。
アイリスのライバルであるトレーナーで、一人称はあたし又は私。
アイリスの故郷である「竜の里」でドラゴンポケモンにボロ負けしたことがあり、それ以来ドラゴンタイプのポケモンを倒していくトレーナー「ドラゴンバスター」を自称するようになった。
ドラゴンタイプのポケモンを撃破する事に情熱を注ぎ、他のタイプのポケモンにはあまり関心を見せない感じだが、多少挑発されるとすぐに乗せられるなど別に確固たるポリシーがある訳では無い。
傲慢でわがままな性格をしており、ドラゴンタイプに拘る理由自体ほぼ完全な逆恨みだったりする。
目上の人に対してはちゃんと敬語で話したりとそこまで破綻した性格という訳ではないが、アイリスに「子供ね」と言われて「ええ、子供よ！悪い！？」といった返し方も見せるなど口が上手いと言えそうな場面も。
大食いであり、アイリスとの再戦の日、デントが用意した朝食(3人前)を無断で平らげてしまった。他人の食事を盗み食いするのもアレだが、一体どんな胃袋をしているのか謎である。
このように初登場時には何かと悪態が目に付く人物で、視聴者からの印象もお世辞にも良いとは言えなかったものの、回を追うにつれて自己中心的な部分は鳴りを潜めていき、最終的には「多少気が強くてアイリスに対しては少しツンツンな感じ」くらいの人物に落ち着き、ファンも相応に増えていった。
あたしの容姿よ！
服装の全体的な色味は青緑であり、タイトスカート型の半袖ワンピースの上からそれよりも薄緑のベストを着ており、両手には黄緑の手袋をしている。
下半身はワンピースと同じ色のニーソックスとベストと同じ色のブーツを履いている。
因みに初登場時は後ろから絶対領域がアップで映し出され、スカートと太腿で囲まれたスペースにアイリスが映し出されるという何とも際どいシーンを見せている。
あたしの活躍を聞いてくれる？
他のライバル同様ライモンシティでのドンバトルに参加。
何故かルークのゾロアに妙に気に入られ、何度も化けられたり抱きつかれたりしている(おかげでアイリスにからかわれてしまうことになった。)。
1回戦を無事(?)クリアし、2回戦ではコマタナ（現キリキザン）を出してサトシのツタージャと対決。
一度は有利に試合を進めるも、ふとしたアクシデントを利用され、逆転負けした。
その後、大会で優勝したアイリスを本格的にライバル視し始める。
再会した際、アイリスとの対戦を心待ちにしている言動から心境の変化が窺える。
ドンナマイトでは使用ポケモンにコマタナが進化したキリキザンを選択して出場。
初戦の対戦相手・グレースのクリムガンを瞬殺した。しかし2回戦ではベルのエンブオーに敗れてしまう。
シーズン2での初登場は第6話。
ポケモンワールドトーナメントジュニアカップに参戦。そして初戦でいきなりライバルのアイリスと対戦。
アイリスのカイリューに対し、相性のいいツンベアーを繰り出すも、カイリューの圧倒的な強さの前に敗北してしまう。
この時はアイリスとの対戦が決まった時に大喜びしていたり、口は悪いながらもアイリスに「早くドラゴンマスターになりなさい」と激励と応援をきちんとしたりと、シューティーに比べればだいぶ性格的な成長が見受けられる。
あたしの手持ちポケモンよ
ドラゴンバスターを自称するだけあって、手持ちポケモンは、
…とドラゴンの弱点である「こおり」と唯一ドラゴンに耐性のある「はがね」タイプが揃っている。
第六世代で対ドラゴンのフェアリータイプが追加されたため、彼女が再登場する事があればフェアリーポケモンを引っさげて出てくるだろう。
尚残念ながら歴代ヒロインのライバルたちと違って、何か大きな舞台でアイリスと一応の決着をつけることが最後まで叶わなかった。
これに関してはアイリスがこれまでのヒロインのような何か客観的に認知されている地位を目指していなかったことなども影響しているが、最後に彼女戦ったのが予選、それも相手のポケモンが言うことを聞かず勝手に戦うというベストコンディションとは程遠かった点もまた、彼女の不憫さに拍車をかけている。
その後新無印ではアイリスがなんとイッシュチャンピオンになったことが判明。ライバルに大きく差をつけられたラングレーの性格を考えるとかなり悔しい思いをしたと思われる。ファンからは再登場してまたアイリスとバトルして欲しいと言う声が上がった。
余談
無印アニポケにてラングというラングレーに名前が似ている老人が登場している。
あたしの関連イラストよ
あたしの関連タグよ
アニポケ ベストウイッシュ アイリス ライバル ライバルヒロイン
あたしにそっくりな奴らよ
- シルバー及びGSCライバル：原作ゲーム(GSC又はHGSS)から登場した主人公及び主人公ヒロインのライバル。ポケモンバトルでの敗北(ラングレーは自身の敗北、シルバーは家族の敗北)が原因でグレてしまい、問題行動(ただしポケモンを道具扱いしたり、ポケモン泥棒もやらかしているのでラングレーの稚拙なイタズラとは比べ物にならない)を起こしたが後々ライバルを認める程に性格が丸くなる所が似ている。さらに、どちらもあく複合でドラゴンタイプに有効なポケモン(ラングレーはキリキザン、シルバーはニューラ。)を連れているうえ、性格がツンデレ。
- ハーリー：AG世代におけるヒロインのライバル。(キツい狂気を隠して明るめな性格で行動する所を除き、)ヒロインへの恨みが狙いで出現する所と最後に改心して内面が成長していく点が共通する。さらに、どちらも緑がイメージカラーであく複合(ラングレーはキリキザン、ハーリーはノクタス。)が手持ちにいる。
- ウララ：DP世代におけるヒロインのライバル。キツイ性格であるが根は悪くない所がラングレーと似てる。だが、ドラゴンバスターであるラングレーと違ってドラゴンポケモンを連れている。残念な事に彼女はラングレーらと違って心は全く成長しなかった。
- ミルフィ：XY世代におけるヒロインのライバル。性格がキツイものの後からライバルを認める程に丸くなる、外見がスイーツでドラゴンタイプに強いポケモン(ラングレーはバイバニラ、ミルフィはペロリーム。)を連れている…と、類似する所が多いもののミルフィはラングレーらとは違って問題行動は全く起こしてない為、比較的マイルドな印象である。
そこそこあたしにそっくりな奴らよ
- クロス：映画版から登場したライバル(立場はサトシのライバル。)。ラングレーに似て自己中で口も悪くわがままな所があり(ホウオウの一件でそれらしき描写があった。)問題行動を起こしたことがあり、ラングレーと違い、当初はポケモンを道具扱いし、ポケモンにサトシを襲わせる等凶暴で、ラングレーの盗み食いという子供のいたずら程度の行いと比べても過激で、それに加えてあるポケモンをご機嫌斜めにさせたことで劇場版史上最大の大惨事を起こした(本人もそこまでは画策していなかったとはいえ)為、ラングレーは勿論、上記のシルバーとハーリーとウララとミルフィや下記のシンジとビート以上の問題児である(勿論、その大惨事はきちんと食い止めた。)。ただし、そんなクロスもラングレーと同じく回を追うごとにライバルを認め出した(内面も変わってきており、今は内面が改善して逃したポケモン＋サトシ一行とも仲直りした。)。さらに、どちらもあく複合で赤色のポケモン(ラングレーはキリキザン、クロスはガオガエン。)を連れているうえ、どちらのライバルもチャンピオンになっているも共通している(だが、ライバルがチャンピオンになったという事に対する反応はまだ見られない。)。相違点は心が荒れてしまった原因で、ラングレーらはその原因がはっきりしているのに対して、クロスは未だに原因が明かされてない感じである(ミルフィは唯一心が荒れていない)。
- シンジ：ウララと同じくDP世代のライバル(彼もクロスと同じサトシのライバルである。)。ラングレーと違い、ポケモンを酷使するので周囲に自己中を通り越して非情な印象も与えているが決してただの悪党というわけではなく時々他者にちゃんとした指摘をする(ラングレーはカベルネのテイスティング、シンジはサトシのバトルスタイルの短所及び欠点を指摘する。また、元々冷静な為か故意的には問題行動は起こす気はなくラングレーみたいに増長するよりは実力主義に執着しているようだが、どちらも歪んだ原因の内容がポケモンバトルでの敗北が原因であるがシンジはシルバーと同じく家族の敗北が原因である。)、回を追うごとにライバルを認め出し内面が成長する(シンジ自身もクロスと同じく今は改心して、逃したポケモン＋サトシ一行と仲直りしている。)、手持ちに熊ポケモン(ラングレーはツンベアー、シンジはリングマ。)とはがね複合(ラングレーはキリキザン、シンジはボスゴドラ。ちなみにキリキザンの中の人はシンジと同じである)を連れている、ポケモンの映画でエンディングに登場した(この事はウララとクロスも該当する。)…と、ラングレーにとても似てるのだが、最大の類似点はラングレーとシンジの名前が一部のユーザーからすれば某ロボットアニメじみてる事である(詳細は新世紀エヴァンポケモンへ。)。
- ビート：原作ゲーム(剣盾)から登場した主人公及び主人公ヒロインのライバル。自己中で問題行動(しかも破壊活動を行って、入手した貴重品の略奪とシルバーやクロス同様、悪の組織同然かつ下手すれば殺人沙汰にもなりかねない凶悪な悪事をおこすくらい非情であった)を起こしたものの、シンジやシルバー、クロスと違って当初からポケモンを大事にしている為(一応、クロスらもポケモンとは最低限の信頼関係は築いていたうえ、改心したことでよりその関係が強まった)、ラングレーやシンジとはまた違った真っ当な一面があったりする。後々ライバルを認め出し内面が成長する、どちらの手持ちのタイプの大半がドラゴンポケモンにとても有利でその中の一体がはがね複合(ラングレーはキリキザン、ビートはクチート。)、公式によってネタ要素を付け加られる(ラングレーはアイリスとルークのゾロアにからかわれる、ビートはピンク墜ち。)…と、類似する所が多く見られる。
- シーラ・ベル：別作品におけるカップ焼きそば現象。ただし、内面は異なる。
