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植物の編集履歴2022/10/02 20:33:48 版
編集者:hirai_killima
編集内容:概要を加筆。

植物

しょくぶつ

植物とは、草や木や海藻のように、自ら餌を摂取せずに主に空気や水や土から養分をとって生きているような生物のこと。動物と対置される存在。

概要

伝統的には類、キノコなどが「植物」に含まれてきたが、近年はキノコなどの菌類は植物とは別物と捉える認識が浸透している。

多くの植物は光合成をし、体が基質(など)に固定され、他の生物を捕食することはなく、能動的には動けないが、多くの例外がある。

多くの植物が葉緑体に由来する色の色素を持ち、植物の意味で「緑」と言われる場合もある。種子植物を咲かせ種子で繁殖し、シダ・コケは胞子で繁殖する。また、無性生殖をする種類も珍しくない。

生物学的には真核生物の1分類群(植物界)。の類(陸上植物)と、それに近縁な生物が含まれる。

主に茎が堅さを帯びて木質になり、何年もかけて大きくなるものは「」と呼ばれ、そうでないものは「」と呼ばれる。一般的な言葉であるが、学術的な定義は難しく、環境によって木にも草にもなる種類や、のようにどちらとも言いにくいものもある。

分類

「植物」の範囲

かつて生物を植物と動物で二分していた頃には、植物には細菌バクテリア)や菌類カビキノコ酵母)なども含まれており、「細菌類は微生物である菌類」で、「菌類は葉緑体を失った植物」というふうに思われていた。しかし顕微鏡が発達すると、これらは根本的に体のつくりが異なることがわかった。さらに分子系統解析が発達したことで、光合成を行う類が多様な系統に分かれていることが明らかになり、真核生物の光合成が藍藻(シアノバクテリア)の共生に由来することもわかってきた。

このような状況の中で、「植物」の範囲をどうするかは、それぞれの研究者ごとに異なっている。

特徴含まれる生物群の例別名
光合成する真核生物陸上植物、緑藻、紅藻、褐藻、ユーグレナ類光合成真核生物
藍藻の一次共生により光合成能力を獲得した真核生物陸上植物、緑藻、紅藻アーケプラスチダ
クロロフィルaとbを持つアーケプラスチダ陸上植物、緑藻緑色植物
多細胞・陸上進出の緑色植物陸上植物有胚植物

陸上植物であっても、中には二次的に水中生活をするようになったもの(水草)や、光合成能力を失い栄養を共生菌類から得ているもの(例・腐生ラン)がある。

本記事では陸上植物(有胚植物)を「植物」として扱っているが、ワカメコンブなどの海藻を「植物」と呼ぶことが誤りであるというわけではない(さすがに菌類は植物とは別物という認識は一般レベルにも浸透しているようであるが)。

陸上植物内の分類

関連タグ

生物生き物

自然 環境 風景 背景

自然画 植物画 ボタニカルアート ボタニカル 静物

    緑化 萌え 萎え

光合成 /発芽/萌芽 芽吹き 開花 実り 

大きな植物

植物っぽいもの

きのこ類)  珊瑚ウミユリ動物) スイゼンジノリ藍藻

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Plant

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