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10世代の編集履歴

2022-10-12 18:39:35 バージョン

10世代

にせんじゅうせだい

日本の競走馬で2007年生まれの世代、2010年クラシック世代。イラストは10年クラシック勝ち馬のヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュ、ビッグウィーク

概要

2007年に生まれ、2010年に3歳を迎えた競走馬の世代。


女傑アパパネの世代で、牡馬クラシックはヴィクトワールピサペルーサローズキングダムヒルノダムールトゥザグローリールーラーシップエイシンフラッシュと群雄割拠の様相。牝馬クラシックは殆どアパパネの1強だったが、この年のオークスではサンテミリオンとの叩き合いの末、JRAGⅠでは史上初の1着同着になった事例がある。


2011年3月・東日本大震災のすぐ後に日本馬による史上初のドバイワールドC制覇のヴィクトワールピサ、前述のオークス、2010年12月・2センチ差の大接戦となった有馬記念、2012年10月・秋の天皇賞でのエイシンフラッシュ復活ゴール後のデムーロ騎手の最敬礼などが印象的。


史上最高の日本ダービーと言われ史上最強世代になれたはずの世代だったが、1つ上世代のブエナビスタに安定感で劣る事が多かったり1つ下世代のオルフェーヴルに世代交代をされたり、史上最強世代になりそこなってしまった感がある世代。ただタレントは多く揃っており、谷間の世代という印象は感じられない。

短距離では女傑カレンチャンが登場。後輩でもある短距離王ロードカナロアのライバルの1頭としてスプリント戦線を盛り上げた。


海外調教馬では、エリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーが一番お馴染み。凱旋門賞ナカヤマフェスタとデッドヒートを繰り広げたワークフォースもこの世代である。米国では芝マイル路線を統一したワイズダンや、彼に並び近年でも屈指のセン馬として活躍したゲームオンデュードが中心。ケンタッキーダービーはスーパーセイヴァーが制した。他にはフランスからドバイに移籍して7歳でドバイWCを勝ったアフリカンストーリーや、種牡馬入り後に日本に輸入されたマクフィ、ケープブランコといったところが活躍した。


代表的な競走馬

勝鞍の太字はGI、斜体はGII、普通はGIIIを表す。

馬名性別主な勝利レース
ヴィクトワールピサ皐月賞/有馬記念/ドバイワールドカップ/弥生賞/中山記念
ローズキングダム朝日杯FS/ジャパンカップ/神戸新聞杯/京都大賞典
ヒルノダムール天皇賞(春)/産経大阪杯
ペルーサ青葉賞
エイシンフラッシュ日本ダービー/天皇賞(秋)/毎日王冠/京成杯
トゥザグローリー京都記念/日経賞/日経新春杯/中日新聞杯/鳴尾記念
ルーラーシップQEIIカップ/日経新春杯/金鯱賞/AJCC/鳴尾記念
アパパネ阪神JF/牝馬三冠オークスはサンテミリオンと同着)/ヴィクトリアマイル
サンテミリオンオークス(アパパネと同着)
ダノンシャンティNHKマイルC/毎日杯
ビッグウィーク菊花賞
カレンチャンスプリンターズS/高松宮記念
エイシンアポロンマイルCS
ニホンピロアワーズJCダート
ビートブラック天皇賞(春)
レインボーダリアエリザベス女王杯
ラブミーチャン(笠松)全日本2歳優駿/兵庫ジュニアグランプリ/東京盃/東京スプリント/クラスターカップ
マグニフィカ(船橋)ジャパンダートダービー
ガルボシンザン記念
ダッシャーゴーゴーセントウルステークス
アニメイトバイオローズステークス
パドトロワアイビスサマーダッシュキーンランドカップ函館スプリントS
コスモネモシンフェアリーS/新潟記念
オウケンサクラフラワーC
ショウリュウムーンチューリップ賞/京都牝馬S/朝日チャレンジカップ
アプリコットフィズクイーンカップ/クイーンステークス

海外馬

性別主な勝利レース
スノーフェアリー(IRE)エリザベス女王杯/香港カップなど
ワークフォース(GB)凱旋門賞/英ダービーなど
マクフィ(GB)ジャック・ル・マロワ賞など
アフリカンストーリー(GB)センドバイWCなど
スーパーセイヴァー(USA)ケンタッキーダービー
ワイズダン(USA)センBCマイルなど
ゲームオンデュード(USA)センサンタアニタハンデ3勝など

種牡馬成績

ヴィクトワールピサは不振を理由にトルコへ輸出されたが、重賞馬はしっかりと出し、母父としても重賞馬を送り出している。マクフィはメイクビリーヴ(ミシュリフの父)を送り出したが、現在は輸入されて輸入初年度産駒でアイビスSD勝ち馬を出した。スーパーセイヴァーは牝馬戦線で活躍するレトルースカなどを出したがこちらもトルコ行きとなった。

種牡馬主な産駒母父として
ヴィクトワールピサ
エイシンフラッシュ
ルーラーシップ
ダノンシャンティ
マクフィ
スーパーセイヴァー

繁殖牝馬としてはアパパネがアカイトリノムスメを出し、親子二代で秋華賞を制覇している。また、アメリカから輸入されたタピッツフライは2018年に死亡する短命だったものの、初仔のグランアレグリアが短距離GⅠを総なめにする活躍を見せた。


関連タグ

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