地帝獣
ちていじゅう
『光戦隊マスクマン』に登場する地底生物の総称(画像は第31話に登場したラゴンドグラー)。
概要
地底帝国チューブの主な戦力となる地底生物。
普段は冷凍保存用の洞窟に保存されているが、作戦に応じて地帝王ゼーバの命で解凍される。
全てがチューブの傘下という訳でなく、野生の個体、地底人と共存する個体も存在し、名称は「〇〇ドグラー」で統一されている。
知能も個体差があり、イガム王家の武術師範をしていたゴダイドグラーのように知能が高く、言葉を話す者もいるが、大半は言葉を話さない。
個別の名を持たない「地帝ドグラー」と名を持つ「寄生獣」が合体する分離合体型と、単独で動くものが存在し、中盤以降は分離合体型の地帝獣はあまり登場しなくなる。
しかし、設定やコンセプト上では寄生獣と合体しているとされるのも存在しており、ハリガドグラーのスコープやヨロイドグラーの鎧、ドリラドグラーの舌に見える部分も実は寄生獣である。
実はゼーバも正体は「リサールドグラー2世」という凶暴な地帝獣であり、「右腕に付いていた寄生獣がゼーバそのもの」という初期案もあった。
一覧
太字は作中で明確に分離合体型と描写された個体。
名前 | モチーフ | CV/人間態 | 登場話 |
---|---|---|---|
イグアドグラー | なし※(1) | 不明 | 1・2 |
カビラドグラー | 花、ムカデ? | 山口健 | 4 |
スカルドグラー | 動物の頭蓋骨、骨 | 河合義雄 | 5 |
ドリラドグラー | モグラ、ケラなど☆ | なし | 6 |
ドールドグラー | なし※(2) | なし | 7 |
サーベルドグラー | 甲虫、鳥 | なし | 8 |
マグネドグラー | 不明☆ | なし | 9 |
バギルドグラー | 悪魔 | なし | 10 |
ゾーラドグラー | 不明☆ | なし | 11 |
シノビドグラー | 忍者 | なし | 12 |
ガラガドグラー | 食虫植物、軟体動物 | なし | 13 |
アカメドグラー | 甲殻類、昆虫 | なし | 14 |
ゲルゲドグラー | なし※(3) | なし | 15 |
ガマロドグラー | 毒キノコ☆ | なし | 16 |
ギーバドグラー | ピエロ | なし | 17 |
ガルボドグラー | カメ | なし | 18 |
イガラドグラー | 不明☆ | なし | 19 |
ドクロドグラー | 髑髏、骸骨 | 高沢順子 | 20 |
キメンドグラー | 不明☆ | なし | 21・22 |
マジンドグラー | 悪魔(クトゥルフ神話) | 丸山詠二 | 23 |
リュウドグラー | ヤツメウナギ?☆ | なし | 24 |
ヘンゲドグラー | 二枚貝? | なし | 25 |
ジルガドグラー | カマキリ? | なし | 26 |
ベームドグラー | カニ | なし | 27 |
ロックドグラー | 岩石 | なし | 28 |
デスガドグラー | 不明 | なし | 29 |
デビルドグラー | タツノオトシゴ | なし | 30 |
ラゴンドグラー | シャーマン、イガム竜 | なし | 31 |
レンズドグラー | レンズ | なし | 32 |
ゴーラドグラー | 不明☆ | なし | 33 |
ギギラドグラー | 不明 | なし | 〃 |
グロンドグラー | 恐竜、爬虫類?☆ | 中田譲治/石渡康浩 | 34・40 |
ハニワドグラー | 埴輪 | なし | 35・40 |
ニメンドグラー | 仮面 | なし | 36・40 |
メズメドグラー | 鳥 | なし | 37 |
ダイムドグラー | 騎士、鎧武者 | なし | 38 |
マグマドグラー | マグマ、火山地帯 | なし | 39 |
バルドドグラー | 甲殻類、昆虫 | なし | 40 |
ハリガドグラー | 不明※(4) | なし | 41 |
ギノガドグラー | キノコ | なし | 42 |
ギゼードグラー | ピラミッド、ミイラ、ファラオ | なし | 43 |
ヨロイドグラー | 鎧 | なし | 44 |
ガメスドグラー | 亀 | なし | 45 |
ゴダイドグラー | 鎧武者? | 桑原たけし | 46 |
スピンドグラー | スーツ姿? | なし | 47 |
バルガドグラー | 不明 | なし | 48 |
ジゴクドグラー | 食虫植物?、アメーバ?、ゾウリムシ?☆ | なし | 49 |
ホーンドグラー | 魚、ヒトデ | 依田英助 | 劇場版 |
☆ デザイン担当の森野うさぎ氏からのコメントがない為、実際のモチーフは正式には不明。表に記したモチーフは『百化繚乱』における編集者の推測である。
※(1)デザイナーからノンモチーフとされたが、爬虫類的な見た目から名前はイグアナから取られたと思われる。
※(2)デザイナーからノンモチーフとされたが、「当時のB級ホラー映画のクリーチャーは意識した」との事である。
※(3)デザイナーからノンモチーフとされたが、一応花が大きくデザインに取り入れられている。
※(4)作中で使用されたスコープはイソギンチャクがモチーフである。