「ギロチンなんて残酷なものを皆に見せて、独裁をやる奴だけが俺達の敵なんだぁーっ!」
概要
ラゲーンでリガ・ミリティアに救出された戦災孤児の一人。
年齢は15歳。
襟足の長いボサッとした髪形と長ランのような黒いコート(暴走族のマトイ・特攻服に近い)を羽織っているのが特徴。
「~でしょ」「~じゃないの」「~てんの」など富野作品らしい独特の語尾で話すのが特徴的。
キャラクター
喧嘩っ早いお調子者で子供達のリーダー格であり、年下に対しては何かと面倒見が良く、素直で義理堅く硬派な性格の持ち主である。
ポジション的には1stガンダムのカイ・シデンが近いだろうか(ただし、性格は全く異なるが)。
ベスパのイエロージャケットが行ったラゲーンへの無差別爆撃により、自分と同様に家族を喪って戦災孤児となったウォレン・トレイスとスージィ・リレーンの2人の兄貴分として、常に3人で行動する。
物語の序盤では自分たちを助けたリガ・ミリティアのカミオン隊に同行し、対MS用バズーカやロケットランチャー等の銃火器を使用し、ウッソやマーベットのVガンダムを援護して、イエロージャケットが繰り出してくるモビルスーツ部隊と戦った。
劇中での「子供達」の中で唯一恋愛が成就しており、お人好しでカッとなりやすく喧嘩っ早いが、年長者として観察眼と洞察力に優れており臨機応変に機転も利くといった「結構おいしい役回り」を担当するキャラクターである。
一方でリガ・ミリティアの量産型モビルスーツであるガンブラスターの正式なパイロットとなってからは、初陣でザンスカール帝国軍のドック艦メリリンに突っ込んだ衝撃により気絶して癲癇の発作の様な引きつけを起こしてしまい、救出に来たウッソからは痙攣で舌を噛まないよう口内に様々な物を詰められて嘔吐したり、海中で見張りをやっている途中でお漏らしをしたり、エリシャとのデート中にザンスカール軍に襲われてホワイトアーク隊の仲間達とはぐれてしまったりと、何かと本人に災難が発生する悪運体質でもあった。
宇宙に関する知識は主人公のウッソ・エヴィン以上であり、宇宙服に搭載している通信機能の使い方を教える場面がある。
また、ザンスカール帝国のパイロットに拘束された際には、船内にあったトリモチや殺虫剤に着目して脱走に役立てたりするなど、頭の回転力もウッソに負けずとも劣らない一面も見せた。
アニメ本編において大半の場面でウッソと行動を共にしてきた重要キャラでもあり、主人公のウッソ以外で『機動戦士Vガンダム』全51話の劇中に皆勤で登場しているのはオデロだけである。
モビルスーツのパイロットとしては単純な戦闘による撃墜数ではプロに劣るものの、ここぞという場面で果敢な行動を見せてはリガ・ミリティアのピンチを幾度も救っている。
特に第50話でのリーンホースJr.特攻が成功したのも、左舷エンジンを被弾させ更に艦橋を撃ち抜こうとしたクロノクルが駆るリグ・コンティオに対し、咄嗟の判断でトマーシュと共にサブフライトシステムであるセッターH926で体当りを仕掛けてヴァリアブル・ビーム・ランチャーの射線をずらしたおかげである。
ウッソがカテジナの駆るゴトラタンの執拗な猛攻撃を耐え抜いてザンスカール戦争から生き延びられたのもオデロの命懸けの支援なくしては語れないだろう。
劇中での活躍
オデロは物語の序盤から常に年下を気遣う「良い兄貴」のポジションだったが、劇中でウッソとは殴り合いの大喧嘩をしたこともある。
第11話でカミオン隊が到着したベチエンの旧飛行場で、『宇宙引越公社(PCST)』の機体に偽装した輸送機のキャプテンを務める地球連邦軍のロベルト・ゴメス大尉の口から父のハンゲルグ・エヴィンの名を聞いてしまったウッソが「父親の情報収集」を始めてしまい、それを見たスージィとウォレンが「自分たちには探す家族はもういない」事実を思い出して落ち込んでしまった事を受けて、オデロはウッソの無神経な行為を諫めるのだが、全く取り合わず話を聞こうともしない彼と殴り合いの大喧嘩にまで発展してしまった。
「モビルスーツがなきゃあ、喧嘩も出来ねぇのかぁっ!?」
「なんだってえっ!?」
これを見ていたシュラク隊のお姉さんたち6人は、2人の喧嘩を止めるどころか「どっちが勝つか」で賭け事を始める始末。
そこにシャクティ・カリンが2人の喧嘩を止めに入るが、この事件がきっかけで戦争によるトラウマとホームシックでずっと精神が不安定だった彼女はPTSDを発症してパニック状態となってしまうのだった。
結局、喧嘩はオデロから折れる形になり、後でウッソに対しては後腐れが無いようにと自分から話しかけた。
「お前の親父さん、アーティ・ジブラルタルの引越公社にいたんだろ?」
「あそこはさ、ヨーロッパ地区の引越公社の総元締めだろ?行く価値はあると思うな…」
こうして、彼の父親探しをフォローする発言をしてお互いの蟠りを解いたのだが、そこにドゥカー・イク率いるガッダール隊のガリクソンと戦闘バイク集団が急襲し、ルペ・シノが率いるトムリアット部隊も参戦して旧飛行場周辺は激戦状態になるが、いつの間にかシャクティが行方不明になっていた。
自分が吹っ掛けた喧嘩の一件による責任を感じていたオデロはワッパでウォレンとスージィを連れてシャクティの救出に向かい、ウッソをVガンダムで出撃させる。
激戦の最中、本来は輸送機の護衛である筈のジェムズガン部隊は呆気なく全滅し、シュラク隊のヘレン・ジャクソンの駆るガンイージが輸送機を庇ってトムリアットと刺し違えて相討ちとなり犠牲になる。
その頃、戦場で泣きながら無言で土を掘りヤナギランの種を植えているシャクティを見つけたウッソのVガンダムは、彼女を庇って身動きが取れなくなっていた。
ウッソ機の異常を察知したジュンコ・ジェンコのガンイージがこれをカバーし、そこにワッパでビームと銃弾が飛び交う戦場を潜り抜けてきたオデロ達が駆け付けてシャクティを救助した。
こうして、オデロ達3人の活躍によりカミオン隊の子供達は全員無事に輸送機へと合流することが出来たのだった。
その後、オデロは第15話でアーティ・ジブラルタルから宇宙に上がるウッソとマーベットが乗る『宇宙引越公社(PCST)』のシャトルにウォレンと2人で密航をしてこっそり付いて行ったりと、あまり後先を考えずに成り行き任せで行動を起こして行くのだったが、ジブラルタルのスペース・エアポートに置き去りにしてきた筈の妹分のスージィがシャクティと赤ん坊のカルルマン・ドゥカートゥスや犬のフランダースまで連れて3人と1匹でリーンホースに密航していた事を知った時には流石に動揺を隠せなかった。
カイラスギリー艦隊との戦闘の余波で宇宙に投げ出されて漂流していたハロが撮って来た映像によって3人と1匹の無事を知った時には心底安心したようで、ザンスカール本国であるサイド2のアメリアコロニーで偶然にスージィと再会した時にはウォレンと2人で彼女に詫びながらも溢れ出る喜びを噛み締めていた。
第16話でザンスカール帝国軍により捕虜にされていたサイド2宙域の太陽電池衛星ハイランドに住むトマーシュ・マサリク達と出会ったことで、オデロは次第に【仲間達のために戦う】という明確な意志を持ち、やがて戦場を駆け抜けて行くことになる。
特にハイランドの子供達の中では最年長の17歳でリーダー格であったトマーシュとは共に「ライバル的な盟友関係」となり、ザンスカール軍との戦いの中で、お互いに切磋琢磨して成長して行くことになるのだった。
マケドニアコロニー~月面都市セントジョセフ潜入の間に、シュラク隊の隊長であるオリファー・イノエからモビルスーツ操縦の指導を受けて、第31話よりトマーシュと共にガンブラスターのメインパイロットとなるのだが、その直後に月から発進したモトラッド艦隊の進行を阻止すべくオリファーはV2ガンダムのコア・ファイターによって旗艦のバイク戦艦アドラステアへ特攻を敢行して戦死してしまう。
オリファーの妻でありオデロ達の先輩パイロットであるマーベット・フィンガーハットは悲しみの感情を圧し殺して気丈に振る舞うが、戦闘において本来なら守るべき後輩であるオデロとトマーシュの駆るガンブラスターを無意識に盾にしてしまう等の精神的影響が出てしまっていた。
第32話で地球への進路を取るモトラッド艦隊を追撃する最中、ザンスカール軍のアルベオ・ピピニーデンがアドラステア艦体補修の時間稼ぎに繰り出した新型モビルアーマー・ドッゴーラを辛くも撃退した後、リーンホースJr.の甲板上で、正規軍ではないために“略式”ではあったがオリファーの葬式が執り行われた。
葬式の後、落ち込んでいるマーベットの精神を励ますべく、彼女のVガンダムヘキサのヘッドパーツを「隊長が乗るにふさわしい、勝利の象徴のガンダム」としてV字アンテナタイプへと換装して「ホワイトアーク隊の隊長として鼓舞させる計画」をオデロはウッソとトマーシュと3人で考えて夜中に行動を起こすのだった。
モトラッド艦隊を追って地球へと降下してしばらく後、第38話の停戦協定中の北海では、ハイランドで出会って一目惚れしてから少しずつ関係を深めていったエリシャ・クランスキーを偵察任務にかこつけてガンブラスターでこっそりと連れ出して2人きりでデートし、コックピット内で『鯨のペンダント』を「お守り」だとプレゼントして告白をした。
オデロの実直な気持ちを受け入れたエリシャは、彼に返事とペンダントの御返しとして『新しいお守り』のキスをした。
「これっ…これは、オデロに必要な“お守り”でしょ?」
「それは、お前が持ってな…代わりに、別の“お守り”をくれよ…!」
「えぇ…?」
「頼むっ!」
「帰って来なくちゃ駄目よ…帰って来たら…もっとしてやる」
「…!当たり前だろ!」
「本当よ!」
「ありがとう…!」
こうして2人は晴れて両思いとなるのだった。
しかし、幸せは長くは続かなかった。
天使たちの昇天
最終回となる第51話。
リガ・ミリティア艦隊と地球連邦宇宙軍ムバラク艦隊の連合とザンスカール帝国軍が最終決戦を繰り広げるエンジェル・ハイロゥ攻防戦において、クロノクルのリグ・コンティオとカテジナのゴトラタンの二機による猛攻撃に苦戦するウッソのV2ガンダムを救援すべく、オデロはトマーシュと共にガンブラスターで憎しみに駆り立てられた三機が入り乱れる戦域に駆け付ける。
「ウッソ!!憎しみだけで戦っているんなら、一緒に死ぬぞーっ!!」
カテジナの援護があるクロノクルに一方的に押されていたウッソは、オデロの援護で何とか危機を脱出できた。
「年上の言う事を聞いてっ、さっさと行きな!弟分はよ!」
「は、はい!オデロさん!」
「よっし!弟は兄貴にそう素直でなくっちゃな!」
しかし、混沌とした戦場でトマーシュ機は行方不明となり、オデロは阿修羅のごときカテジナが駆るゴトラタンをガンブラスター単機で引き付けて奮戦する。
「ウーイッグのお嬢さんは、嬢ちゃんをやってりゃいいんだーっ!!」
その戦闘の最中、エンジェル・ハイロゥから発生した「暖かい安らぎの光」であるウォーム・バイブレーションによるヒーリング効果で戦意が低下したことにより双方の機体の動きが止まってしまう。
「なぜ離れない!?なんだ?この光は…?うっ…!気持ちがわるぃ……くっ…なんだ!?」
「う…動きが止まった?やるんなら…今だけど…」
「くっ…くうっ…!この光ぃ!人を逆立てるぅ!!」
「ウッソ!!時間稼ぎをしてやってっからなぁーっ!!」
「カテジナを救えるのではないか?」と一瞬考えてしまいオデロは攻撃を躊躇うが、既に精神が極限を超越していたカテジナにとって、ウォーム・バイブレーションは「暖かい安らぎの光」どころか「自分を愚弄し、苦しめる不快なもの」でしかなく、これによって逆上し悪鬼と化したカテジナに不意を突かれてゴトラタンのビームトンファーの斬撃をガンブラスターのコックピット付近に受けて蹴り飛ばされてしまう。
「お、俺…どうなっちまってんだ?おい…?母ちゃん…俺のこと、ほめてくれるのか…!父ちゃんずっと、俺のこと嫌い…嫌いじゃなかった?ほ、本当かよ…!…う、うわあぁ!!!」
突然の出来事にオデロはなす術もなく、脱出もままならないまま機体は爆発し、戦死した。
ガンブラスターが爆発するまで、オデロが今際の際に見た光景は恋人のエリシャではなく、この世にはもういない不仲であった筈の両親の姿であった…。
このため、死に際にニュータイプへと覚醒した説もある。また、エリシャの方もオデロの戦死を直感で感じ取っていたため、彼女も同様に覚醒したのではないかとも言われている。
そしてオデロは、死してなお残留思念となってウッソを救い、導くのだった。
「ここを撃ち抜けばっ!」
『ここをやったら、シャクティが吹っ飛ぶぞ!』
「オデロさんっ!?じゃあ、どこなの?」
こうして、ザンスカール戦争で散っていったオデロとリガ・ミリティアのメンバー達の魂に導かれ、ウッソは「最後の倒すべき敵」を認識できた。
肉体を失ってもオデロは、弟のウッソと、弟の大切な家族であるシャクティを最後まで守り抜いたのだ。
戦後はカサレリアの丘に、オデロたち戦没者の墓が建てられた。
「あ、そうだ。寒くなるからペンダントは家の方に預かるわね。…雪を払いには来るからね、オデロ…これは冬の間は持っていたいの…」
メディアミックス作品
小説版
小説版ではカテジナの駆るゴトラタンではなく、クロノクルの駆るリグ・コンティオの攻撃によって戦死している。
ボンボン版Vガンダム
コミックボンボン連載の岩村俊哉氏によるコミカライズ版である通称『ボンボン版Vガンダム』ではウッソの良き兄貴的な相棒ポジションとしてバイク戦艦迎撃などの功績を果たしており、どうも作者のお気に入りだったのか原作よりも活躍している。
エンジェル・ハイロゥ内部でゾロアット隊の猛攻を受けコックピットに被弾したことで致命傷を負って死期を悟り、最後の力を振り絞ってウッソを逃がし、ガンブラスターの機体ごと爆炎に消えた。
これにより本人も意図せぬうちにカガチとマリアを死に追いやっている。
この後に、戦場に漂っていたオデロ機のビームサーベルがウッソを救う事になる。
いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!
ことぶきつかさ氏の描くパロディギャグ漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』では殆んど出番はなく、「およ!?イエロージャケの皆さんだ!!」「ギロ!?ギロやってるってよ!!」「させるかよー!!ダムどかーん!!」等の短い台詞があった程度である。
ちなみに作者がアニメに似せて描くのが難しかったのか、ヘルメットをかぶっているシーンにはキャラクター判別のためにコマに小さく「おでろ」と注意書がしてある。
機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
『機動戦士Vガンダム』の放送30周年を記念した外伝漫画。
『月刊ガンダムエース(KADOKAWA)』2024年2月号より連載をスタートした。
オデロにスポットを当てた外伝で、『機動戦士ガンダム ゼロの旧ザク』などを執筆した岡本一広氏が漫画を担当している。
アニメ本編での各エピソードにおけるオデロの心情や動向を、他のキャラクターの回想を交えて掘り下げる形で描かれる回顧録的なモノローグ漫画作品である。
オデロはザンスカール軍との戦いの中で、ウッソを自分とは違う『スペシャル』だと認めつつも、戦場で常に過酷で悲惨な状況に置かれる彼をいつも心配しており、彼の良き兄貴分であり理解者であろうとしていた。
戦後は料理人になってカサレリアでホワイトアーク隊の皆に腹一杯料理を振る舞いたいと云う夢を秘かに抱いていたことが明かされ、カサレリアでウッソと出会った時に勝手に食べてしまったミューラ手作りの最後のハムの件を悔いており、またハムの味に感銘を受けて料理人になる夢を抱いたことが描かれた。
余談
幻となったVガンダムの正式パイロット化
物語中盤のモビルスーツ操縦に不慣れだった頃、ウッソを助けるためにザンスカールの広場に展示されていたVガンダムに乗った事こそはあるものの、オデロはVガンダムの正式なパイロットではない。
後期OPでは爽やかな笑顔でコア・ブースターを操縦しているシーンがある為、「もしかしてオデロも(正式パイロットとして)Vガンダムに乗り変えるのでは?」と予想した視聴者は多かったが、結局最後まで搭乗したのはガンブラスターのままであった。
オデロが退場したことへの視聴者やファンの反応
上述通り最後の最後で戦死してしまうオデロだが、これには視聴者やファンからも「かわいそう」「何故殺した」「彼まで殺す意味が分からない」「良い兄貴のオデロまで殺しやがって絶対に許さんぞ」と抗議の声が非常に多く、それは現在でも変わらない。
富野由悠季監督も流石に思うところがあったようで、結果的にその事について監督本人が謝罪するという異例の事態となった(Vガン制作当時、富野監督は重度の鬱病を患って精神的に追い詰められており、おそらくは強権発動ばかりして現場を苦しめてくるスポンサーへの意趣返しに皆殺しの富野を発動させてはキャラクターを次から次へと感情任せに殺してしまい、その事が本心では不本意だったのだろう)。
なお、ウッソ役の阪口大助氏が1994年6月発行の『ニュータイプ100%コレクション 機動戦士Vガンダム VOL.2』のインタビュー内で語っていた内容によると、「監督は収録日に台本を渡すまでストーリーの内容を話してくれませんでしたから。でも最終話近くなったとき、ひょっとしたらウッソは死んじゃうのかなと思って、監督にそれとなく話をしたことがあるんです。そのとき監督は中田君(オデロの中の人)の方をちらっと見て『誰とは言わないけど一人死ぬよ』って何気なく話をしていたので、もしかしたらオデロは最後に…という予感はしていたんですけどね(笑)。」とのことである。
松田さん
オデロは一部のファンから「キャラクターのデザインが浦沢直樹氏の漫画に出てくる男性キャラクターによく似ている」と言われることがある。
特にYAWARA!に登場する松田耕作に顔の特徴が似ており、某インターネット掲示板では「松田さん」の愛称で呼ばれていたこともあった。
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ポップ(ダイの大冒険):主人公の「良き兄貴ポジション」であり、物語の「もうひとりの主人公」としてのポジションとしても何かと共通項が多い。劇中で恋愛をしたりと、何かとオイシイ役回りを演じる点でも共通している。
鈴原トウジ:新世紀エヴァンゲリオンのガキ大将ポジションキャラで、喧嘩っ早いが情に厚いところもよく似ている。というかエヴァ自体Vガンの影響をもろに受けているため、オデロがモデルとも言われているが…。彼もオデロ同様戦死が予定されていたが、プロデューサーの抗議によって重傷を負うに留まる。ちなみに中の人はトマーシュ。
ナランチャ・ギルガ:物語序盤から登場し終盤まで生き残るにもかかわらず「終盤で戦死する」事がそのキャラの代名詞として最も有名になってしまった人物。主人公より2歳年上で、仲間思いで脳筋な性格も共通している。また、奇しくも本編で最初に交戦した相手を二代目オデロのキャストが演じている。