概要
1998年に青函トンネルが開業10周年を迎えることに合わせて、JR北海道がテレビ朝日系列のテレビアニメ『ドラえもん』とのタイアップを企画。
津軽海峡線で運転されていた快速「海峡」(青森駅〜函館駅間)の車両(ED79形電気機関車・14系&50系客車)の内外装にドラえもんのキャラクターのラッピングを施工した。吉岡海底駅に「ドラえもん海底ワールド」が開設され、吉岡海底駅見学コースにて期間限定イベントが実施された。
2002年12月1日に快速「海峡」が廃止されたため、2003年からは電車(781系)による運転となり、吉岡海底駅〜函館駅間の臨時特急「ドラえもん海底列車」となった。なお、2005年4月の番組リニューアル後もラッピング等はリニューアル前のデザインが継続使用されたが、車内放送などのキャラクターの台詞についてはリニューアル後のキャストに交代した。
しかし、吉岡海底駅が北海道新幹線の工事着工に伴い資材基地として使用されることになり、「ドラえもん海底ワールド」を含めた吉岡海底駅見学コースは2006年8月27日をもって全面休止。「ドラえもん海底列車」も同日を最後に運行終了となった。