図鑑データ
「英国で産まれた帰国子女の金剛デース!
ヨロシクオネガイシマース!」
概要たちの出番ネ!Follow me!皆さん、ついて来て下さいネー!
『艦隊これくしょん』に登場する金剛四姉妹(金剛型)の長女で、英国生まれの帰国子女。
モチーフ元が英国建造ということからなのか、会話のはしばしに英語が混じる。元ネタの艦は中国とはほとんど縁がないはずだが、なぜか「~デース!」や「~ネ!」などといった、胡散臭い中国人(香港人?)風の話し方をする。ただ担当声優である東山奈央氏は、普段英語で話す帰国子女な父親を持ち、英検準一級をもっているという英語に関してはガチな日本人の声優さんであり、ちょくちょく金剛が口にする英単語の発音は非常に良く、まったく胡散臭くない。むしろ発音が良い(ネイティブに近い)ために何の単語かわからない提督もいるとか。ニコ百やpixivのルー語の記事にルー語口調のキャラとして記載されているが、発音は(後に実装されたアイオワのような)いわゆるカタカナ英語ではなく、ネイティブに近いので、狭義のルー語口調には該当しない。
その語尾や明るく元気でノリの良い性格はどちらかといえばイギリス人というよりもアメリカ人にありがちなキャラのような気もするが、3代目(国内建造ながらも、設計の多くが米軍の所有するイージス艦に由来する海自の護衛艦)の魂が時空を超えて伝染したのかもしれない…
どうしてこうなったのかはよくわからないが、とにかくユニークな金剛ちゃんである。
彼女の見た目は英国らしからぬ和服美人なだけに、この「デース口調」に面食らった人も多いのでは?
しかしながら彼女は『艦これ』の数多の艦娘の中でも提督LOVEな事で有名な艦娘であり、事あるごとに「てーとくぅー!」と懐いてくる様は非常にかわいい。(提督LOVEに関しては後述の記事を参照)
そんなキャラ立ちに加え、なかなかのべっぴんさんでもある事から、中には彼女ばかりをこれくしょんする提督さんや、彼女の中破イラストが秀逸な事から、わざわざ中破状態のまま所持する結構な趣味をお持ちの提督さんも現れたのは有名な話である……
月刊コンプティークで連載していたオフィシャルコミック『艦隊これくしょん -艦これ- side:金剛』では主役を務めていた。
艦これアーケードにおいては合同演習の「敵艦隊旗艦」として登場し、提督達の前に立ちはだかる(主に鹿島掘りの障壁として)。
Yes!私の容姿、見せてあげるネー!
ヘアスタイルは両サイドにお団子を結ったブラウン色のロングヘア。アホ毛もチャームポイントとなっており、巫女さんのような衣装を着ている。
後ろには馬鹿デカい艤装を背負っているが、無論これは取り外し可能。
コミカライズ作品等では、射撃時に腕が砲塔と接触するのを防ぐためか腕を前に突き出すポーズを取っている。
また、ミクロマンアーツの金剛型の艤装は、フィギュア独自の解釈として砲塔部をX字状(比叡・霧島の艤装のように)に展開させる事が可能となっている
(※なお、この展開ギミックはアニメ版『艦これ』でも採用され、第1話にて比叡の艤装が金剛と同型→X字型へと変形する様が描かれた。恐らく、他の金剛姉妹の艤装も同様のギミックを有しているものと思われる)。
通常時の立ち絵では左手を前方に突き出して口を大きく開けている。金剛つながり?
性格でFinish!?な訳無いデショ!私は食らいついたら離さないワ!
ゲーム内での性格は基本的にカタコトのデース口調で喋る。
明るく人懐っこい性格の提督大好きっ子(「艦娘型録」より)。
公式作品などではデース口調で喋ることから一見するとネタキャラに思われがちだが、金剛四姉妹の長女という事もあり、リーダーシップが強く意外と賢かったりする。出撃時も「ワタシ達の出番ネー!Follow me!付いてきて下さいネー!」と勇ましく他の艦娘を引っ張っていく。
それ故か妹達からはとても信頼されている。
ただし2015年冬イベント後、彼女の片言は幻聴となり一部の提督の心を抉っているようである。
「丙提督ゥ!」
なお、彼女の語尾は一歩取扱いを間違うと即座にエセ外人のようになってしまうので、できる限り女の娘らしさに気を付ける事がポイントになっていると思われマース…
提督のハートを掴むのは、私デース!
前述の通り彼女は誰もが認める提督好きで、出撃時、攻撃時、被弾時、秘書艦の業務遂行時と常に包み隠す事なく提督に好意をぶつけてくる。
後に実装された時報や放置ボイスなどにも、数々の好意を示す台詞が多い。
『艦これ』二次界隈には提督LOVEなるカテゴリが存在するが、これは「バァァァニングゥ! ラァァァヴ!!」という彼女の攻撃時の台詞から生まれたと言っても過言ではない。
ちなみにpixiv内での提督LOVEのタグは、初期の頃は金剛のラブコメ的な二次創作に対して專ら使用されていたタグなのだが、金剛のキャラがそのイメージとよほど相性が良かったためか、あるいはギャップ萌えの効果が抜群だったせいか、次から次へと提督LOVE勢が増えていった。
ストレートに好意を寄せてくる彼女に胸打たれた提督は数多く、『艦これ』の艦娘の中でも安定した強い人気を誇っている。
なお、次女の比叡は金剛LOVEであるため、比叡→金剛→提督という関係になっている。
紅茶が飲みたいネー!
英国生まれらしく紅茶を好み、ゲーム中でも「TEAタイムは大事にしないとネー!」や「紅茶が飲みたいネー!」と発言しているほか、家具屋のラインナップの中には金剛が外注して取り寄せたという設定の「金剛の紅茶セット」なるアイテムが存在するほどの紅茶好き。
ちなみに紅茶といえば、紅茶セットの置かれた何かが三倍早くなるような気がする「真っ赤な高級絨毯」という家具アイテムも存在している。
またside:金剛では乗っていた客船で紅茶の茶葉を使い尽くしてしまったらしい描写もあったほか、紅茶を出せとごね続け、代わりに烏龍茶を出されてブチギレた。
四コマでは偵察機の妖精さんも嗜んでいる様子。持ち主の影響を受けるのだろうか?
英国式金剛カレーができ上がったヨー、召し上がれ♪
メシがマズいと有名な英国生まれだが…
ゲーム中では
金剛改二になると料理を振舞ってくれるようになり、具が溶け込むほど煮込んだスープカレーやスコーンを作ってくれる。
後に実装された比叡改二のカレーからは逃げ出す提督の姿が目撃されたとの事だが……
金剛改二と比叡改二の時報はリンクしている部分があるため、追ってみると面白い内容になっている。
公式四コマでは
普通に料理を作れる。
しかし、日本の艦娘達にはカレーとパンという組み合わせが口に合わなかったらしくカレーライスに魔改造され、それ以来彼女は料理に自信を失くしてしまったとの事。
ちなみにダメ出ししたメンバーの中には妹の霧島もいた。
アニメでは
第6話にて、その年1年の献立を賭けた「鎮守府カレー大会」に第六駆逐隊を奮起?させる形で登場し、比叡とチームを組んで出場。
「私のスペシャルにホットな英国式スパイシーカリーで優勝を狙いマース!」と勝利に意欲を見せる。その自信の通り料理は得意なようで、途中まで完璧に調理をこなしていた。
しかし、彼女が披露しようとしていたのは、具材が溶けるまで煮込んだ上述の本格的欧風カレー。
これを具の入れ忘れと勘違いした比叡によってゲテモノ具材を投入されてしまう。
結果カレーは紫色の闇鍋と化したが、確認せず味見して比叡共々轟沈。第六駆逐隊に勝利を譲った。
なお
史実の金剛は大型艦種の戦艦であり烹炊設備や人員も整っており、艦隊内料理コンテスト上位陣であった。レシピも相応の数が残っている。あくまで艦娘金剛のメシマズ系ネタは英国製である事に因る英国面由来である事に注意。
性能の活躍見てくれたの?もっと頑張るから目を離しちゃNo!なんだからネ!
初期状態では火力や耐久面で他の戦艦に一歩譲る(装備スロットが他の戦艦に比べ1個少ない)が、改造後は長門型に次ぐ火力と戦艦の中では伊勢型改に次ぐ回避能力を持つようになり、ランニングコストも安い(改の時点で燃料消費は最小、弾薬消費は下から二番目となる)など扱い易く、良コストな戦艦となっている。
メリットとしては「高速戦艦」の異名の通り、戦艦でありながら速力は「高速」に設定されている事で、高難易度マップではルート分岐の要因に「艦隊の速力を『高速』で統一」となるものがあるので、高速艦隊を組む場合にはぜひとも入れたい戦艦である。
姉妹艦に比叡・榛名・霧島がおり、この4隻を揃える事が『第4艦隊解禁』の条件となる。
改二
2013年11月1日のアップデートで戦艦初の改二が実装。
改造レベルは75と非常に高いが、元から愛用している提督も多数いたためか実装当初から改造可能な提督も多かったとか。
改造後は全体的に性能が上昇。
元と比較しやや燃費は悪化するものの、長門改に匹敵する火力と性能を持つに至った。
高速戦艦としての戦闘能力は文句なしの最上級。
対空能力の強化は史実における最終改装時の対空火器を大幅に増加した状態の再現。
初期装備の電探2種もその時に実際に搭載されたもの。
戦艦としての戦歴が長いため、度々改装を受けていた史実を統合した追加改造と言える。
史実で積んでいた九一式徹甲弾は積めなかったものの、7月28日のアップデートにより搭載可能になった。
補給時・放置時の新規ボイスも追加され、提督LOVEの度合いに拍車がかかっている。
また、外観にも変化があるのだが……服装そのものには大きな変化は無く、艤装に羽とも防壁とも見えるような船底を模した部分が追加され、頭部の電探も形状が変化している。
ポーズも変化が無いものの正面向きとなり、提督をまっすぐに見つめてくれており非常に可愛い。
しかし何より、なんだかちょっとロリ化してませんか金剛さん。
……と、このようにネタにされる事もあるのだが、製作者の田中氏によると『艦これ』初期の艦は船体の長さでおおよその年齢設定があり、中の人によると「金剛は大学生くらいでお願いします」とのオファーを受けた模様。
より詳しくは金剛改二のページを見てクダサーイ!
なお、二次界隈ではこんごうモザイク(詳しくは金剛カレンを参照)などのパロディネタが大量に存在している。
メディアミックス
各作品に登場する金剛は、作者によって世界観や設定などが異なるパラレルワールドのような性格差違も若干見られる。……あくまでも若干で、どの金剛も帰国子女でバーニングラブなのは変わらない。
side:金剛
主役として登場。
ティータイムと提督をこよなく愛する、快活な艦娘。
比叡と一緒に旅客船で日本へやってくるところから物語が始まる。
扶桑、山城、島風などと知り合いながら良好な関係を築いていっている模様。
ちなみに艦娘達の艤装は取り外し可能で、付けていないと水上を歩けないという設定がある。
更に、『この距離なら艦載機は使えないネー』というどっかで聞いたことのあるセリフを吐いている。(確かに共通点多いけど…)
いつか静かな海で
第3話の主役として登場。
『艦これ』の「ストーリーモード」(未実装)を漫画化した作品であるため、大元にあった金剛のイメージはこちらが近い。
妙高や鳥海らと共に対空戦闘の演習を行い、その最中に襲撃してきた深海棲艦の艦載機群を3人で迎え撃った(このトリオは後述する3代目「こんごう」と深いかかわりがある)。
非戦闘時には他の艦娘と共にティータイムを楽しむ一面も。
4コマコミック 吹雪、がんばります!
吹雪たちの先輩としてしょっちゅう登場している。
イベント事が大好きで常にハイテンション。
英国生まれという事もあってクリスマスやバレンタインなどのイベントを日本の艦娘達に教えているが、アホの子になっている事も多い……。
七夕回の描写からおそらく左利きと思われる。
とある鎮守府の一日
前述の4コマとほぼ同様のイメージ。わずかだが内面描写も存在している。
お花見回では誰も気づいていない提督の本心にただ一人気づいていたりするなど、すっとぼけているように見えても空気を読める艦娘である模様。
鶴翼の絆
金剛型四姉妹の長女として姉妹のみならず艦娘達も導く艦隊のリーダー的存在。
1巻では空母達に随伴して出撃している程度だが、2巻ではほぼ全編に渡り登場している。
艦これRPG
リプレイ「願いは海を越えて」のPCの一人。旗艦でしかも戦艦なのに、損傷を受ける事が艦隊で一番多く、2話連続で戦闘に入ってないのに損傷したり、一度轟沈した事がある(たまたまそのシナリオ中に入手した応急修理要員で事なきを得た)。クロテッドクリームを多用する英国式演習を好む(そしてなぜか効果がある)。
瑞鳳の艦載機をエーテルエンジン駆動にして、シナリオをオカルト方面へ向かわせたのは、だいたい金剛のせい。
なお、提督が妖精さんなので提督LOVEな描写は皆無。むしろほとんど何もしていないように見える提督に対して能力を疑問視している節も…(これはPC全員がそうだが)。また、比叡と一緒にいるときはテンションが低い。
アニメ
第1話から妹達とともに登場しこの時は第二支援艦隊だったが、随伴艦の中に既に暁や夕張といった面子がいた。話の本筋に大きく関わるのは第4話からで、吹雪・島風とともに出動するために呼ばれていた提督室へ全速力で飛び込み、飛びかかって派手に抱きついた。提督と間違えられた大淀の頭部へ。(この際大淀の眼鏡が吹っ飛んでいる。)
行動や言動はもはや奔放を通り越した何かであるが、金剛型の妹達はそんな金剛に心酔していて、大抵の作品でストッパーとなる霧島ですら例外ではない。
また、同話では時間になっても現れない島風を誘い出すためにライブを開こうとしたり、吹雪達を自分達のお茶会に招いたりと、那珂ちゃんを差しおいて鎮守府のムードメーカーとして描かれている。
上述のライブで島風を誘い出そうと発案した際発した言葉は、吹雪や一部視聴者の不安を煽った。結局この案は失敗に終わったが、被害が出なかっただけあの司令官よりはマシと考えるべきか。
だが金剛型の長姉だけはあり、集合場所に現れない島風を捕まえたり、吹雪を狙った砲弾をパンチで弾き飛ばしたり(通称金剛パンチ。前に出てパンチで弾いたのはゲームのかばうエフェクトを意識したのだろうか)、そして不安に震える吹雪を優しく抱き締めたり、強くて頼もしい姿を存分に見せてくれた。
第5話では、転属先の新艦隊で戸惑う吹雪に対し、変わらぬ包容力を発揮。ギスギスした空気の加賀・瑞鶴、ベタベタして周囲を顧みない大井・北上らに眉をひそめることもなく、吹雪が意外なリーダーシップを見せるまで、一歩下がって見守り続けた。吹雪もすっかり打ち解けたのか、金剛と会うなり安心して吹雪の方から抱きついてきたり。他にも、金剛と手を取り合う吹雪 が娘タイプの表紙を飾ったりもしている。
第7話でも、複縦陣の際に吹雪の隣になったり(もっとも北上大井・空母コンビだとそうなるが)、よく最前線に出る吹雪のサポート&とどめ役である。
4話からの一連の流れを見るに、戦艦だからこそ駆逐艦や軽巡洋艦といった面子(重巡洋艦の足柄は戦艦の金剛を呼び捨て)を奮起させようとしているのだろうか。
9話の工廠でのシーンではなぜか提督に耳を責められている夢を見て恍惚とした表情で寝ており、吹雪に「ここ工廠だよね」とツッコまれた。
夜は一人で海を眺めていたらランニングしていた吹雪とぶつかり、この時精神状態が不安定で泣き出してしまった吹雪を「何かあったのですネー…」と心情を察して優しく抱きしめて慰めた。
総じて、アニメにおいては主人公の吹雪にとっては『テンションが高く色々とぶっとんでいるが気さくで頼れるお姉さん』的なポジションになっていて吹雪が憧れている赤城よりも彼女との絡みが多かった。→こんふぶ
関連イラストIllustrationsがあがったヨー!
ちび金剛ちゃんも大切ネー!
ちびキャラ化イラストも多いのでおまけ。
自衛艦版こんごう
金剛の名は前述のとおり海自のこんごう型護衛艦のネームシップとして受け継がれ、これが米軍以外で初めてのイージス艦となった。同型艦に「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」、拡張発展型としてあたご型護衛艦(「あたご」「あしがら」の2隻)がある。なお上記6隻の海自イージス艦は、「ちょうかい」のみ亡き石川島播磨重工東京工場で建造されたが、それ以外は「あまつかぜ」に始まる海自DDGの建艦で実績がある三菱重工長崎造船所で建造された。
その他、詳細については→「こんごう」の記事へ
金剛を現代化したもの↓
また「こんごう」のオリジナル艦娘も。
提督!You've Got Related tags!Ignoreは許さないからネ!
※その他の用例は金剛(無印)を参照。
同型艦(金剛型) 長女:金剛 次女:比叡 三女:榛名 四女:霧島
艦娘 戦艦娘 提督LOVE 大艦巨乳主義 妖怪紅茶くれ 美乳 ダイヤモンドバスト
「これでFinish!?な訳無いデショ!」 → 時間と場所を弁えればお触りOK
「……こちらは関係ないデース」→帰国痴女
「その名前はNOなんだからネ!」→シーライオン
関連の深い艦
- 浦風(艦隊これくしょん)、満潮(艦隊これくしょん) …… お団子ヘアである点が似ている。特に浦風とは史実でもかかわりが深い。
- ウォースパイト(艦隊これくしょん) …… 遂に現れた純然たるイギリス艦娘。なお実艦の彼女は戦艦榛名・戦艦霧島と同い年であり、この時点では金剛の「艦隊の長女」の座が揺らぐことはなかったが……
- ガングート(艦隊これくしょん) …… 2017年春イベとともに実装された金剛より前に進水した戦艦。ただし、竣工時期に関しては金剛の方が古いので、依然として金剛は最も早く実戦に供された艦娘のままである。
- 神威(艦隊これくしょん) …… 金剛と同じく、海外生まれの日本艦。ただしこちらはアメリカ出身である。
- 山城(艦隊これくしょん) …… ゲーム中では言及されないが、かつては「横須賀の山城、佐世保の金剛」と、帝国海軍所属戦艦のなかでは扱きの東西両横綱と共に鬼教官ぶりで知られていた。
- そんなわけで、金剛にも「鬼金剛」という、艦これのイメージからは想像しがたいあだ名があったりする。
史実
日本海軍が英国に建造を依頼し、第二次世界大戦では最古参ながらも日本戦艦の中では最も活躍したと評されている金剛型の一番艦「金剛」。
大きな戦果としてはソロモン諸島の戦いでのガダルカナル島への夜間砲撃や、レイテ沖海戦のサマール沖での遭遇戦では重巡群と共に護衛空母ガンビア・ベイを追撃し砲撃によってこれを沈没させている。
その他、詳細については戦艦金剛を参照。
史実艦の進水日を基準とした場合、艦これサービスイン時、唯一3ケタの大台に乗っていた。
(比叡は1913年11月21日進水なので、ギリギリ99歳だった。同2013年に霧島と榛名、2014年に扶桑、2015年に山城も大台に乗っている)
そのおかげで年増ネタが絶えない。
後に弩級戦艦であるガングートが仲間に加わり、最古参ではなくなったものの、知名度と竣工日の関係で未だに彼女がネタにされる事は多い。
ちなみに艦種ごとの最古参は上イラストの他では鳳翔が1921年、古鷹が1925年である。
鳳翔さんは意外に思うかもしれないが空母と言う艦種が第一次大戦後に確立されたため比較的新しいのである(古鷹も同じく彼女自身が重巡の元祖である)。
また潜水艦では伊168が1933年。潜水艦はその特性上船体寿命が短いのが原因。
ただし、第二次大戦時の日本海軍の艦船のほとんどが戦没して失われてしまったため、実装艦では最古参の金剛にしても、戦没時の艦齢は35年にすぎない。一部の駆逐艦や海防艦、特務艦など戦後まで生き延びた艦には、金剛より遥かに長生きした艦もちらほらある。それらの艦船も1990年代までに一隻を残して全て失われたが、その一隻は(一応)海上保安庁の巡視船として今なお健在であり、2018年には80歳を迎える大変な長寿船である。