概要
歴史あるシリーズであり、既に公式カップリングも確認されている。
原作の一部またはアニメ3期や実写映画版などでは、半妖怪(ねずみ男、猫娘、鬼太郎、地獄童子、毒娘など)の両親や、妖怪と人間のカップルは地獄の掟を破っていることになるが、その設定が活かされたことの方が少なく、そこらへんの設定がブレているため、おそらくはタブーに当てはまらないであろう場合もある。
- 子泣き爺にも人間の親戚がいるが、厳密にはどういう事なのかは不明(子泣き爺自身は純粋な妖怪である)。
なお、ここでいう公式カップリングとは、「期間は問わず、夫婦または恋人としての”関係が例え一瞬でも成立した”事例」に限定するため、作中で両想いであったり肉体関係を持っていても別に類別する。
「顛末不明」は、将来的には恋愛・夫婦関係に発展する可能性や余地があるものの、実際の作品中では判断ができない場合を指す。
(本編からは殆ど可能性を感じさせないほどの)完全な創作であっても、ピクシブ内にイラストがあるものなどは「その他」に含まれる。
重複防止のため、一部を除き男性側に合わせてカテゴライズする。解説の少ない組み合わせや解説のない組み合わせについても、随時追記していく。
鬼太郎
純粋な幽霊族がおそらく絶滅寸前種であるため、必然的に近縁種または別種との関係になる。
メリーやユメコなどの人間は寿命の制約があるため、猫娘などの妖怪の方が条件的には有利ではある(ただし、5期の西洋妖怪軍団のように、鬼太郎達がそのままなのに、あちらは歳を取るケースもある)。ミウに関しては、成長が速いが寿命に関しては厳密に定義されていないので、今後の顛末が不明となる。
他の妖怪と人間などの組み合わせにも言えることだが、人間と夫婦や連れ合いになった後、寿命の関係で別の妖怪や人間と連れ合う可能性もある。
「人間や妖怪の美女」や「外国の美女」に弱いとされており、美人に触れると頭がふやけるともされている(参照)。また、一目惚れまたは逆上せ上がるケースもこれら以外にもある。
直接的ではないが、鬼太郎(とねずみ男の)私欲のために人が死んだ『大ボラ鬼太郎』では、官能的な機能も備えた「完全車」で大儲けしようとしていた。
公式
猫娘は鬼太郎のガールフレンドで、原作でも関係は要素として取り入れられてるものの、アニメからの逆輸入的な部分もあり、原作であまり活かされた設定でもない。各アニメでも猫娘側の片想いの感が強い。
原作についての公式書籍での鬼太郎の仲間たちの記述にも、猫娘の解説は「鬼太郎に対しては密かな恋心を抱いている」とあり、本編も猫娘は好意を抱くくらいの控えめな描かれ方をされている。
人間の寝子に関しては、鬼太郎が初恋の相手として想いを寄せていたが、ニセ鬼太郎の手によって殺害されてしまう。鬼太郎のちゃんちゃんこを彼女に着せて連れ帰るべく目玉おやじが迎えに行くが、現世で生きていくのは難しいからと自ら残り、ニセ鬼太郎に復活の権利も譲った。お分かりの通り、地獄に落とされるようなことは何もしていない聖人的な性格であり、自らの意思で地獄にいる。
アニメでは鬼太郎と両想いの可能性があり、地獄に鬼太郎が迎えに来た際は涙を流したが、やはり面会しなかった。
『ねこ屋のきょうだい』ではニセ鬼太郎とは兄妹の設定となり、変化の呪縛からも解放され、鬼太郎とニセ鬼太郎も和解する。
2期では、猫娘が鬼太郎に惚れてるのは間違いなく、目玉おやじを「お義父さん」と呼んでいた。
3期では、毛髪を奪われた猫娘が「お嫁にいけない」と嘆いていたのを「行くところが無ければ僕が貰ってやるよ」と励ましていたが、アニメシリーズにおいてこれより強い描写は他には確認できていない。
4期では、家族的な間柄である。鬼太郎の裸を見て恥ずかしがる場合(『妖怪裁判』編)と恥ずかしがらない場合(『大海獣』)がある。姥ヶ火からは「カップル」と言われた事がある。
ラクシャサ回にて、大人の姿になって鬼太郎に迫ったが、鬼太郎は妹みたいな存在としてはぐらかしていた部分がある。
5期では、大切な仲間であることは自覚しており、彼女が危機に晒されると感情を露にするが、恋愛的な部分に関しては何とも言えない。猫娘の度々の強烈なアプローチを意に介さず、(友情行為と認識していたとしても)迷惑がっていた節もある。目玉おやじが「猫娘を嫁にどうだ、あと二百年程度すれば美人になる」と言うと「悪い冗談はやめてくださいよ」と返したり、恋愛映画の誘いから逃げだしてねずみ男と妖怪昆虫採集に出かけたり(野寺坊回)している。
6期では、従来と変わらず大切な仲間であることは自覚しているが、恋愛的な部分に関しては何もない。妖怪温泉で女性妖怪であるトイレの花子さんと混浴になっても平気で、次回は猫娘も一緒に行こうと誘うなど、女性に対する恥じらいはまるで持っていない。ただし、ねずみ男に結婚詐欺を働いた石妖(仮の名は石山妖子)のウェディングドレス姿に見惚れたりもしており、女性に対する美意識が皆無なわけでもない。
猫娘も内心では常に鬼太郎の事を意識しており、自分が野暮に見られるのを嫌がる面もあるが、そんな鬼太郎に対しても普段はツンとクールな態度を見せており、素直になれずに助けられたりすると優しさが嬉しくて頬を赤らめたりすることもしばしば。
実写版のシリーズでは、ねこ娘は50歳下の鬼太郎に想いを寄せているが、鬼太郎の方は猫娘が目玉おやじを「お父さん」と呼ぶのを嫌がり、人間の比良本楓の方に惹かれている。
『続ゲゲゲの鬼太郎』版の猫娘は、この作品でのキャラ改編の例にもれず、どこか色情狂的な部分を持つ。
ゲタ吉とは学業の途中で再会し、猫娘が積極的な形で同棲を始めるが、既にゲタ吉親子のところにはねずみ男が居候していた。が、昔からのいざこざに加え、ねずみ男のペスト菌などの理由も兼ねて、猫娘はねずみ男を邪険に扱い続けた。そして、結局はお互いに「やはり一緒には住めない」とのことで、目玉おやじの制止も聞かず、猫娘は始末屋を雇う。始末屋により、無実(?)の罪で警察に連行されたねずみ男だったが、ねずみ男は始末屋の魔女から魔本を渡され、それを猫娘が興味を持つような形で放置、猫娘が本を開けて呪文を唱えてしまい、現れた悪魔が魔王への生贄として猫娘を魔界に連れ去ってしまう。
これは目玉おやじが寝ていた最中の出来事であり、その後にゲタ吉達が猫娘を助けに行った描写がなく、別人と思われる猫娘が登場している。
- メリー
メリーは、週刊少年マガジンで第一期の連載が終了後、特別読み切りで描かれた「その後のゲゲゲの鬼太郎」にて登場。鬼太郎達が南方へ行った先で出会い、鬼太郎と婚姻・子供を持ち、なおかつ一度は平和的な顛末にて締めくくられた人物であるが、その後再び鬼太郎は日本へ帰国しており、以後はメリーが登場する事はなく、存在も一切触れられていない。ワケあって、彼らの息子は鬼太郎自身が復活した元の姿である。
水木しげる記念館においては妻として紹介されていて、原作の復刻収録でもエピソードとしては除外されていない。
この時鬼太郎は一目惚れしていたが、押し倒したのはメリーの方である。メリーいわく、「この島の女性はみんな積極的」らしい。その後、島の性(セックス)保安官になったねずみ男に密告されて鬼太郎は死刑になる。一応だが、性保安官は、「島民以外の者と結婚すると、両者ともに身体が膿化して溶ける」という伝承故に必要とされていた。しかし、死刑になった鬼太郎が伝承の真実性をメリーの父である酋長に伝え、この風習がなくなり、鬼太郎はメリーと結婚し「初代自由酋長」となる。
水木しげる氏が鬼太郎の嫁としてメリーを設定した理由は厳密には不明だが、氏がトライ族に帰化して生きる人生もあったこと、そして仮にそのようになっていたら愛する人になっていたかもしれないエプペ嬢への思いが込められているという説もある。
過去の公式
- ユリ子
ユリ子は田中ゲタ吉の彼女だが、ひょんなことからタレントとなった後にゲタ吉とは疎遠になってしまう。狩首マラ男と浮気し、それが「週刊実話」に掲載されたが、それとは別に、次のように不運に遭ったユリ子を心配するが彼女に振られた。実は、ねずみ男が彼女を酒に酔わせて生皮を剥ぎ、それでゲタ吉用にダッチワイフを作って目玉おやじがそれを堪能した (目玉おやじ「肉風呂」「本音と建前は別」)。ユリ子には命の別状はなかった。
- 魔女(『続ゲゲゲの鬼太郎』)
実は本物の魔女ではなく、日本に浸入した魔女のせいで「魔女病」に犯された人物で、その治療のためにゲタ吉親子を裸ニーソにオーバーコートでいきなり訪ねてきて恋人になると言い出した。そこで「検査」をする親子だが、身体の外と内から身体検査をした (目玉おやじ「これは内部偵察 (意訳)」)。
そして同居を開始し、もちろんゲタ吉は彼女の体を堪能していた。
最後は、ねずみ男がセクハラしたせいで怒り、ねずみ男を追ってきた魔女と相討ちになる。可哀想なことに、川猿はねずみ男のとばっちりで殺されてしまったのだ…。
相討ちケースは、他に有名なものだと ろくろマラ vs ろくろ首という凄絶な○◯◯対決もあった。
- 花子/春子
「花子さんのところに置いてくれるなら何でもするよ。僕、花子さんから離れられない。」
「僕、花子さんさえいれば、父さんなんかいりませんよ。」
「花子さんと僕は似合いの夫婦だ!お前みたいなクサい男の出る幕じゃねぇ!」
原作と2期でのいやみ (にヤられた鬼太郎とねずみ男)の犠牲者。いやみの仕業もあったが、彼女(達)は鬼太郎のプロポーズを悪く思わなかった。
完全に色ボケした鬼太郎は目玉親父にも反発し、「花子さんの前でみっともない事を言わないでください。」と言いながら父親を手でつぶした (可哀想なことに、目玉親父はこの直後にねずみ男に踏み潰された)。
鬼太郎とねずみ男は彼女達をどちらが恋人にするかで非常に醜い争いをする。
この罵り合いの決着は、鬼太郎がねずみ男を「インキンタムシ」と呼び、それに怒ったねずみ男が特大の屁で鬼太郎を気絶させた…という汚いものである。
- 魔女製美女
名前通りの存在で、トップレスに下着&ヒョウ柄のタイツとマントという思い切った格好が特徴。
『妖怪ロッキード』にて、ロッキード事件へ妖怪の関与を疑ったねずみ男が調査中に西洋妖怪に捕まり、鬼太郎の弱点を吐くように迫った拷問の末に、弱点が美女であると白状する。そして、魔女が造り出したのが魔女製美女である。
出会った早々に美女の催眠術にかかり、悪となる鬼太郎。「じっと寄り添っていたいのです」と言いながら飛び付き、結婚したいと言い出す。美女も了解し、親である魔女へ結婚の報告に向かうと伝えると、「私シアワセです」と言いながら鬼太郎も了承。
そこに、かつての敵である目玉おやじの要請で現れたのはバックベアード(敵が西洋妖怪にも関わらず)で、鬼太郎の催眠を解くと同時に美女を焼き殺してしまう。その後も、西洋妖怪たちを倒すのにも協力してくれた。ちなみに、バックベアードが色ボケした鬼太郎を救ってくれたのは『鬼太郎のベトナム戦記』に続いてこれが二度目。
ぶるぶる回では、彼女を助けるためとはいえ、ユメコを脱がせている。
ユメコが鬼太郎を巡って猫娘と衝突を繰り返したのは有名な話。
いやみ回では、仕方がないとはいえ、鬼太郎がユメコをドン引きさせるほどに彼女に欲情してしまい、同じく彼女に欲情したねずみ男と情けない争いを繰り広げた。陰摩羅鬼回では、逆に夢子が鬼太郎にキスを求めていた (鬼太郎はその場をはぐらかしていた)。
他の5期のカップリング同様、番組が事実上の打ち切りになってしまったことで顛末は不明。ミウは一度、猫娘のことを考えてか鬼太郎への(おそらくは)告白を取り止め、二人の背中を押した。一方で、その後の第85話の津軽海峡での対妖怪城戦では、フラグとも取れるかもしれない描写が確認できた。しかし、それが現状ではミウの最後の出番になってしまっている。
あくまでもファンの予想だが、鬼太郎の公式の配偶者であるメリーがモデルの一人になっていると推測されている。
元は親友の仇として鬼太郎を亡き者にしようとしたが、その精神性に触れていつの間にか惚れていた。
バレンタインがテーマの対パンサー回にて急に浮上していた組み合わせである。
番組が打ち切りにならず、仮に鬼太郎が極寒地獄に関する「地獄究極奥義」を習得していれば、その時にもしかしたら進展があったのかもしれないと思う人もいるとか。
詳細は該当記事にあるが、鬼太郎に向かって「振り向かせて見せる」と言ったことがあるが、言った本人に鬼太郎を恋愛対象として意識しているような描写が後の作中では薄れていっている。
ただ、番組終了後にフォローアップとも取れるような描写があった。
第6期キタまな。まなの性格ゆえか、割とボディタッチやハグが多い。鬼太郎が歴代でも一際人間との距離を置きたがるため、また、まなの「犬」のような好奇心旺盛な性格があるため、まなの方が積極的に鬼太郎とコミュニケーションを取ろうとする。その他、猫娘とまなは「猫」と「犬」であるために鬼太郎を巡ることになるのでは?という予想をする視聴者もいるが、実際には良い関係を築いているし、鬼太郎がまなと距離を置こうとしたことが妖怪城の一件にまなが巻き込まれた一因になったと猫娘が指摘していた (まなの「偶然力」も無関係ではないだろうが)。
まな自身は鬼太郎に好感は抱くが、あくまでも親友として考えているらしく、恋愛感情を抱いてるような描写は無い。
その他
- メリーが言及した「鬼太郎のハンサムな子供」の母親
一切が不明。
- 幻影
蜃や枕返しなどに魅せられた幻に欲情することもあった。前者の場合、まるで邪馬台国にいそうなヘアスタイルの天女で、彼女の方が結婚に積極的。朝の9時から盛るほどにラブラブだが、男の性なのか、鬼太郎はスッキリした後は冷たい態度を取っていた。
後者の場合、幻だとわかっていても止められないんだ!と女体に組み付いていた。
- カロリーヌ
『墓場鬼太郎』では、鬼太郎とねずみ男は彼女にぞっこんになる。彼女の場合、ねずみ男との方が有名なので詳細は後述する。
- マリリン・モンロー似の美女
ピーの嫁ではない。正体は宇宙人の手先であり、◯露丸を作り出すために男の精を集めるのが仕事で家が壊れるかもしれない程の情事を展開する。
ゲタ吉は初対面にて裸だった彼女を見て一言「ゴチソウ」と言い放ち、「タダ」で楽しめると知った際にも更に興奮していた。こうして、ゲタ吉とねずみ男と目玉おやじ(特殊例)と他の男(達)は皆兄弟になった。目玉親父の場合は、今回に限っては自らの意思で突入したのではないが。
同作、というか御大の作品には『魔女モンロー』をはじめ、マリリン・モンローネタがなぜか多く、本作においても、おそらくはマリリン本人の霊だと思われる存在がゲタ吉の通っている「墓の下高校」に努めている(人間の通う学校だったのがいつのまにか妖怪学校に変わっていた)。
- 高尾山の天狗の妻
「あーっない、○○がない!!」
「どっかで落としたのよ、探しなさい。」
「父さん大変だ、○○○○がなくなった!」
ねずみ男「鬼太郎よ、お前もか!」
ゲタ吉はねずみ男共々、アソコを無事に没収された。
夫の天狗がちゃんちゃんこを研究するために(奪うのではない)、ねずみ男も道連れに全て仕組んだことであった。
夫も夫で、ゲタ吉を誘い出すためとはいえ、妻がねずみ男とゲタ吉と致す前提で作戦を実行していた節があり、そんな状況で「妻に手を出したらせっかく戻ったアソコがどうなっても知らんぞ」と言ってもどこか説得力がない(しかも、おそらく妻にお咎めなし)。
ちなみに、上記の魔女の時も扉絵から全裸ニーソだったが、今回は今回で天狗の鼻を触るねずみ男の手つきが思わせ振りだった。
ユメコをモデルにしていると思われる部分があり、後述の比良本楓や、実写映画1作目の三浦実花とも共通する部分がある。
- 蕾
「萌え萌え蕾が☆まぜまぜしちゃうぞ☆ラブラブラブラブおいしくな〜れ!☆」(参照)
鬼太郎に、人生初のメイド喫茶を体験させたと同時に「萌え」の概念を叩き込んだ (のかは不明)。猫娘が、横丁のレディースを巻き込んで全身タイツ姿で追跡した。
古椿の手下だが、鬼太郎を想って自らの命を差し出す。
- ひとみ (百々目鬼)
前世では盗みを働いていた人間の女で、百々目鬼界では新米の個体。敵と知りながらも自分のことを考えてくれた鬼太郎の影響で改心する。
その後、亡くなるが「妖怪裁判編」にて魂の状態で鬼太郎側の証人として弁護をする。
- モンロー
ピーの妻。名前の通り、やはりマリリン・モンロー似だが、原作ではマリリン本人の血を飲んだことがあるためだとされている。5期では、とくに鬼太郎が美貌に流された。
3期では、地獄の管理物であり目玉おやじの秘技でもある「まぼろしの汽車」で、吸血鬼とされた面々を元に戻した。
彼ら夫婦は、5期でのみ西洋妖怪とされているが、バックベアードたちとは関連性がない。
- 比良本楓
『千年呪い歌』のヒロイン。人間との恋で来るしんだ濡れ女の呪いを受けた鬼道衆の子孫。鬼太郎とは、歯がゆい両想いになる(この世界でも、妖怪と人間の愛はタブーとされている)。
前作のヒロインの三浦実花とは異なり、モノワスレによって妖怪達の記憶を消されることはなかった。
- ルーマニアのドラキュラ伯爵のご令嬢
目玉おやじが鬼太郎の結婚相手にと考えていた。
- ホー・チ・キョウ
ねずみ男・子泣き爺と共に二度も水浴びを覗き見し、全員がとても興奮し奮起した。
- アリア・ブレスタイン
ドイツに住む大富豪。5期の目目連とバックベアードの登場回にて、これらの妖怪に利用されていた。その美貌に鬼太郎は赤くなる(いつものことだが)。
- さゆり
マガジン版のこそこそ回にて、妖怪こそこそに血を抜かれて倒れていた彼女を雨に当てて救うため、鬼太郎自らが脱がせ、鬼太郎一家の大部分が彼女のトップレス姿をじっくりと見ている。
- ニューヨーク?の二口女
「ベトナムのかぐや姫」(ねずみ男談)。
鬼太郎達に対するカウンターとして、ジョンソン大統領含む米国側が、コンピューターを使って導き出した「妖怪には美女」という作戦のために派遣された。鬼太郎一行がアメリカ兵の追跡中に突如現れ、鬼太郎とねずみ男を館に誘う。色仕掛けなどに鬼太郎はすっかり心奪われ、彼女の好意を得たいがために自分の術を全て明かし、彼女に馴れ馴れしくしたねずみ男に毛針を撃ち込んだ。
結局、鬼太郎は魂・ちゃんちゃんこ・ゲタも奪われ(後ろ二つに関しては何度も盗難にあってきた)、通常の「魂金縛りの術」ではなく、金にものをいわせた「アメリカ式魂金縛りの術」という観念に囚われる。そこにアメリカ軍が攻撃を開始、悪化する戦線を何とかしようと、ねずみ男は当時すでに故人であったチェ・ゲバラに化ける。
目玉おやじは、霊鳥スィームルグの力を借りてパリやニューヨークにまで二口女を追跡し、ニューヨークでバックベアードの力を借りて二口女の場所を把握、彼女の子宮にしがみついて陣痛を起こさせ、三日間もニューヨーク地下の妖怪病院に入院するハメになった。
- ミンメイ
画皮の化身。(化けた状態なら)南方妖怪を骨抜きにできる容姿を持つので、鬼太郎も鼻を伸ばすことになる。
- いやみ
「なんじゃあっ!! いやみの奴、鬼太郎にチューをしおったぞ!!」(参照)
別名、妖怪「エロモドキ」。
その他にも、「セクハラ妖怪」や「色道の大家、いや、カミサマ」などの紹介も。ちなみに、「エッチ妖怪」というのは、チーの配下のくしゃみの精に使われた表現である。
シリーズ恒例の存在であるが、4期では何と鬼太郎自身が唇を奪われた(参照)。ねずみ男は、いやみを女と間違えてナンパしたが、この難をギリギリのところで逃れている。鬼太郎を見て「かわいい」と言った事例も。ちなみに、鬼太郎があの「歯のマシンガン」を使用したのはいやみ戦であり、しかも撃ち込んだのは睾丸であった。
「くるの?お相手するわ。」
「うわーっ!」
後年、いやみは下ネタ度を上げて帰って来た(閲覧注意?)。しかも、下手したらこれが御大による最後の鬼太郎漫画になるところだった。
鬼太郎は「様々な攻撃」を受けて失神し、それを見た目玉親父は「わしの正義の味方主義の育て方が間違っていたのかのう」とこぼし、しかもそのすぐ後に鬼太郎はとんでもない発言をした。
そしてその時、仲間は◯◯攻めに遭い、猫娘はアレを食っていた。
他にも、男性に接吻された例としては、刑部狸(頬)などがあるが、刑部狸の場合も、漫画や3期だと唇同士にしか見えないものとなっている。
- ゲイバーでのお相手
「父さん、中から妖気を感じますっ!」
「早まるな鬼太郎っ!」
『続ゲゲゲの鬼太郎』にて、親子でねずみ男や人間と一緒に突撃して堪能した。「男であるけれども女」ということもあり、ゲイバーというよりもオカマバーだという意見がある。
- モモ子
「そうですなぁ、ゲゲゲ山の作戦としては前日に◯◯をかいていると思いますけど、ミス日本の方としても◯◯◯◯面を感じまいとすれば当然◯◯◯◯を……」
「玉の海さん、解説はそれくらいで……」
相撲編の敵。生粋の相撲ファンが見たら卒倒しそうなカオスな状況を作り出した。顛末は鬼太郎の記事を参照。
(天狐の部下の九尾の狐もいるので玉藻前に統一)
チーの姉。那須の殺生石から脱出し、富士の樹海にて、壺に隠れていた。気体のような状態になっているが、人間に化ける時は全裸の美女として全編的に行動し、いやみのように「淫力」を操る。故にあだ名は淫獣。様々な男を誘惑しては死ぬまで搾り取っていたらしい。また、霧状になって人間を惑わしていたため、富士の樹海は遭難者が多かった。体を回転させて真空を発生させる「真空切り」や「真空二段切り」の他、下記のとある技を使う。
今回の騒動は、水木先生のアシスタントの一名である茶々岡が富士の樹海で遭難し(地下遺跡にいた)、捜索に行った水木一行が壺を持ち帰り、水木先生の部屋に全裸美女が現れ、敵わないので壺を遺跡に戻しに樹海へ行くが、水木先生達はイロボケになる。そこへ、とある理由から水木先生を狙っていた行者が訪れ、鍛え上げられた陰茎「マラ刀」を武器に、玉藻前と壮絶なセックス対決をする。マラ刀でセックス中に玉藻前を刺し殺そうとするが、逆に玉藻前の得意技、セックス中に男の陰部を陰部で噛み切る「マラ切り殺し」で行者の命を奪った。そして、その後に現れた鬼太郎一行とも対決、鬼太郎も玉藻前とのセックスバトルに突入し、玉藻前は「マラ切り殺し」を鬼太郎に行うところだったが、目玉の親父が鬼太郎の陰茎から玉藻前の体内に侵入するというお得意の胎内回帰戦法により玉藻前の体内に入った。目玉の親父を追い出そうとして「真空二段切り」を使用した所、「生体内の核反応」が起こって玉藻前は爆発した。
ねずみ男
現在までの公式(ただし、いずれも実らず)
- 小池小百合
- マリリン・モンロー似の美女
ゲタ吉に同じだが、「俺の女房」だと紹介している。
- 石山妖子
いわゆる結婚詐欺師で特徴的な表情が目立つ。(こちら)にて途中まで読める。
石妖(石の妖怪)であり、 ねずみ男と婚約。ウェディングは10月10日に「妖怪帝国ホテル」で行われ、式後に「骨川(がしゃどくろ)旅館」にて「フランスの骨(どくろ)料理」を堪能した。
肝心の初夜だが、緊張するねずみ男に肩などのマッサージを施すと、ねずみ男は眠りに落ちる。そこを妖子は御祝儀を含めた金銭類と荷物を盗んで行方知らずに。
だが、ねずみ男もねずみ男で、撒き餌として自分のプロフィールを金持ちだと吹聴した結果ゆえ、しょせんは因果応報で類友であった。
この女は飽きたらず、後に「水木妖怪美術研究所長」とも婚約したが、最終的には鬼太郎達に成敗され、海坊主のペットに落ち着く。
アニメ6期でも同様に近い関係が描かれ、やはりねずみ男は有り金を全部奪われ、さらに結婚式の費用のために良からぬ筋から借金をしたために過酷な取り立てにまで遭うが、それでも彼女の事を嫌いになれず最後まで庇っていた。彼女に対する未練もあるが、有り金全部持ち逃げされた際に結婚指輪だけは持って行かれなかったので彼女の事を信じようと思ったからである。ねこ娘から「たまたま持って行くのを忘れただけよ」と身も蓋もないツッコミを入れられたが、ねこ娘も内心ねずみ男の事を心配していた。結局は、ねずみ男も事件後は結婚指輪をあっさり質屋に売ってしまうなど立ち直りは早く、石妖も最終的に見逃がしたねずみ男には何か感じる事もあったのか、礼も言わずに逃げたものの、後日ねずみ男を見つけて出会った時と同じく陰からリンゴを転がして去っていった(ねずみ男もリンゴを見て躊躇いは見せていた)。
上記の他、須我神社にて美女と結婚式を挙げているイラストもある。
顛末不明
その他
『続ゲゲゲの鬼太郎』ではゲタ吉よりも多くの女性と関係している。
- ガマ令嬢
人狼とは恋のライバルになる。
- ニューヨーク?の二口女
鬼太郎に同じ。
- 高野山の天狗の妻
「○○がない!!」
「初めからついてたの?途中で落としたんじゃない?」
「しょっちゅうイジってるモノが落ちるもんですか!」
ゲタ吉に同じだが、その後の身の振り方を誤ったため、また、「世界マラリンピックに出る」などという目標を掲げたために、せっかく戻ったアソコがとんでもないことになる。
その結果、ねずみ男が要らぬ欲をかいた事を後悔するという稀有な現象が発生した (アニメ5期で仏門に帰依したのも大してもたなかったが、今回は事実上、アソコを人質に捕られて一年間のタダ働きという拷問であった)。
しかも、今回はねずみ男は餌として利用されただけであり、ゲタ吉親子にとっての主なデメリットは、「世継ぎの危機という恐怖」とちゃんちゃんこの一時的な貸し出し、振り回されたのにメリット無しぐらいだが(ちゃんちゃんこの返品時に礼があったのかは不明)、ねずみ男はゲタ吉親子のためもあって天狗の羽うちわを盗んだとはいえ、その後一年間をアソコを人質にされ、一年間溜まった大便の始末から皮切りに下男とされるハメになった。
ちなみに、御大の世界には「世界屁リンピック」もある。
- 日比野マヤ(夜刀神の分身)
両想いではあったが、叶わぬ恋となった。マヤの方は、(いわゆる「外れ者」同士だとして)互いに似た境遇があり、そこにも惹かれていたようである。
鬼太郎がいるため、完全に負け戦であった。上記の通り、いやみ回では彼女を巡って醜い争いを展開した。
- ホー・チ・キョウ
鬼太郎と子泣き爺に同じだが、ねずみ男だけは我慢できずに奇声を上げながら突撃した。
が、そのせいで鬼太郎一行は人民裁判にかけられた。
- 花子/春子
鬼太郎に同じだが、花子を誘拐する際に「いい太ももしてるねぇ」と発言していた。
また、騒動の終結後、ねずみ男は警察から「女子誘拐罪」の罪状で追われることになった。
- 魔女
『続ゲゲゲの鬼太郎』に登場した魔女ではなく、原作や4期劇場版に登場した魔女。かなりの肉食系で、ねずみ男の匂いを「香水のよう」だと絶賛していた。
- 骨女
4期では大首と共に縄文人という設定。生前の姿を鬼太郎シリーズでもトップクラスの美女の一人に挙げる人もいる(もちろんシリーズには負けず劣らずの美女達が他にもいるが)。
5期では、昔のねずみ男を知っている節がある。なお、終盤では本気でねずみ男に惚れていた。
- ゲイバーでのお相手
ゲタ吉親子に同じ。
カロリーヌは媒体ごとに全く違う存在である。
『墓場鬼太郎』では、だらしない男がタイプだが結婚の条件は大卒という不思議な人物である。ねずみ男と鬼太郎は彼女に心奪われるが、目玉おやじは彼女の正体が吸血鬼ではないかと勘ぐった。同作でも、貸本版およびアニメ版では比較的鬼太郎に好意的だとされるが、マガジン版の『朧車』と『ゲゲゲの鬼太郎』の1期では、父であるガモツ博士のように腹黒い女である。
おそらくはこちらの方が有名だが、3期の劇場版『激突!!異次元妖怪の大反乱』では清楚な美少女であり、ねずみ男との恋は悲しい結末を迎える。
飢えに苦しんでいたところを通りがかったまなからパンを貰い、その優しさを好意と勘違い。ねずみ男自身は純真に陰から恩返しを続けるつもりだったが、妖怪的な感覚で行ったため、結果はストーカーに近い行動となってしまう。
結局まなからは「ただの知り合い」としか思われていないと知り、ショックを受けるが立ち直りは早く、その後は再び裏切って窮地に陥れたりしており、恋愛感情は一時的なもので終わった。しかし、まなも根に持つ性格ではないためか、お互い普段は拘りなく知人として接している
岩子
公式
妖怪または特殊な人間なので、目玉おやじの種が死後に着床した可能性もあるが、実際のところは目玉おやじなのかどうかは不明。だが、閻魔大王様からの血統書を見た際に鬼太郎親子が何も言及していなかったため、目玉おやじである可能性が高い。
砂かけ婆
顛末不明
公式含め、一部媒体やプロフィールで「結婚している」や「お熱い関係」などとされることがあるが、腐れ縁的な関係だとされることも少なくない。ただし、子泣き爺が他の女性になびくと明らかに機嫌を悪くしたりすることが少なくない。6期では、砂かけが(冗談だろうが)キス魔っぽくななり、子泣きにも威嚇もかねて?「チューするぞ」と脅したが、子泣きにはどこかなしのつぶて?のようであった。
その他
- 漁師の男
若い時に叶わぬ恋をしていたことがある。4期では、のづち塚に男に宛てたかつての恋文を棄てていたこともある。本人曰く500年前とのことだが、子泣き爺は「その頃からもう婆じゃったぞ」と身も蓋も無い発言をしている(砂かけ「デリカシーが無いんか、このクソじじい」)。また、これに関して「わしが妖怪となって遥かな年月が流れた」と、かつては人間だったかのようにも取れる発言をしていたが、実情は不明。
子泣き爺
顛末不明
- 砂かけ婆
砂かけ婆に同じ。
その他
- ホー・チ・キョウ
鬼太郎とねずみ男に同じだが、こちらはあろうことか「勃起した」と告白。
- 石山妖子
取り押さえる際に欲情し、砂かけのビビビビンタを喰らっていた。第6期でも事件後に「ダイナマイトボディ」と洩らしていた。
地獄童子
公式
- 幽子
蒼坊主
顛末不明
作中での関係は、面倒見の良い兄貴分と妹分に思えるようなものである。
その他
- ミウ
唯一の関わりは、対妖怪城戦にて、鬼太郎がミウの洗脳を解く際に(蒼坊主がかつて、赤ん坊の鬼太郎が暴走した際に)鬼太郎にしてくれたことを参考にしたと語り、ミウの体内の蛇骨婆の毒を蒼坊主が吸出した、とかなり限定的である。
黒鴉
顛末不明
その他
- ミウ
本編では会話すらしていない。
かわうそ
顛末不明
鷲尾誠
公式
種族の壁を越えて無事に結ばれた。番組が打ち切りになってしまったものの、無事にゴールインしてほしいところである。
原作の一部およびアニメ3期にて、鬼太郎の母の岩子が目玉おやじと結ばれて地獄に落とされたが、こちらでは特に人間×人外がタブーだとはされていない。
バックベアード
その他
バックベアードに憧れており、「私はベアード様のお気に入り」だという発言もしている。また、バレンタインの際にはザンビアからのチョコを紳士な対応で受け取っている。
バックベアードの世話役である美女魔女軍団が目の上のコブだろうか。
ドラキュラ三世
顛末不明
- ドラザン
その他
- これまで手を出してきた女性達
- ドラミウ
ミウが拷問を受けていた際、彼女の美貌を讃える描写があったが、それは吸血鬼としての性もあり、すぐさま血を吸おうとしていたのでそこに恋慕的な要素があったのかどうかは不明である。
バルモンドの方が、鬼太郎とミウの仲を何度も邪智していたので、嫉妬をしていたのかもしれないと考える視聴者もいるが、こちらもあくまでもファンの妄想に過ぎない。
ミウにとって西洋妖怪軍団は親や一族の仇であり、彼らが奪おうとした「地獄の鍵」の防衛に自らの命を投げ出そうとまでした相手である。
以上、ウィキペディア等から抜粋した情報も含めている。
ねこまなのように、(少なくとも第3話の時点では)友情のみの組み合わせは含んでいない。
外部リンク
- 続ゲゲゲの鬼太郎 @ニコニコ大百科(『続』において、本項では掲載しきれない部分も簡略にまとめてある)