CV:鈴木カオリ
「やっぱり旅って、最高かも!」
プロフィール
概要
『アドバンスジェネレーション』編(以下AG編)にてサトシたちと共にホウエン地方を旅して回った。
サトシがジム戦やバトルフロンティア制覇に挑む一方で、ハルカはポケモンコーディネーターとして各地のポケモンコンテストに参加。「トップコーディネーターになる」という夢を掲げ、ポケモンたちと共に成長していった。
人物
容姿
AG編での服装はゲーム版「ルビー/サファイア」準拠の赤を基調としたもの。DP編での再登場時には、緑とオレンジを基調とした「エメラルド」準拠の服装を披露した。
性格
ゲームでライバルとして登場する場合の性格がベースになっており、明るく素直な元気っ娘。
語尾に「~かも」を付けるのが口癖で、ライバルの一人・ハーリーから「かもちゃん」と呼ばれ、劇場版で面倒を見たマナフィからも「かも」と呼ばれていた。
「~だよ」「~だよね」といったユニセックスな言い回しはほとんど使わず、基本的に女性語で通している。他にも怖がりだったり乙女チックだったり、ガニ股になることも胡坐をかくことも全くと言っていいほどなかったりと、歴代ヒロインと比較しても女の子らしさが強い。これは彼女のポケモンたちにも反映されている(後述)。
人の良さ故の騙されやすい一面もあり、ハーリーの嘘で窮地に陥ったこともあった。
元来姉という立場であるためか面倒見が良く、ポケモンへの愛情も深い。泣き虫なゼニガメがハルカにだけは懐いたり、上述の劇場版でマナフィの母親役を務めたりと、ハルカの母性の強さを象徴するエピソードが数多く存在する。
こうした性格から、主人公・サトシと言い合いになることはほとんどなく、彼と他の誰かとの喧嘩を仲裁したり、熱くなりがちな彼を宥めたりする方が多かった。
実は相当な食いしん坊。旅の道中でタケシの手料理を大喜びで味わったり、自身のテーマ曲でもあるEDの映像でラーメンを軽く10杯近く平らげる描写があったりと、かなり旺盛な食欲の持ち主であるとわかる。
町に立ち寄れば早速グルメ情報を集めて品定めを始めるのが常で、名物のラーメンを食べられるかどうかが懸かったポケモンバトルで驚異的な力を発揮したこともある。
一方で料理は不得手のようで、ポロックを作ったことはあるものの非常に不味かった。
家族
ゲーム版同様トウカジムのジムリーダーである父・センリと、母・ミツコ、弟・マサトとの4人暮らし。
マサトとはAG編で一緒に旅をし、その生意気な態度に振り回されながらも、姉としてしっかりとその行動を見守っていた。
作中での動き
AG編
物語冒頭でポケモントレーナーとして一人旅立つが、その動機は「色々な所を旅して回りたかったから」であり、ジム巡りやリーグ出場にも消極的だった。
それどころかポケモンに苦手意識すら抱いており、ポケモンに関する知識も乏しかった。
そんな中、カナズミシティで「ポケモンコンテスト」と「ポケモンコーディネーター」の存在を知る。ポケモンの魅力を引き出すその姿に憧れを抱き、自身もコーディネーターを志す。
シュウやハーリーといったライバルたちと出会い、各地で様々なコーディネーターと戦いながら実力をつけていき、終盤では「ホウエンの舞姫」と呼ばれるほどになる。
ホウエングランドフェスティバルへの出場後は、本格的にトップコーディネーターを目指すようになり、カントー地方のポケモンコンテストへの挑戦を始める。
そしてカントーグランドフェスティバルでは、それまで全敗だったシュウに作中で唯一の白星を上げ、ベスト4の大躍進を遂げた。
DP編
77~79話にて再登場。ジョウト地方のポケモンコンテストに挑戦中だったが、リッシ湖で開催されるミクリ主催のコンテスト・ミクリカップに出場するため、シンオウ地方を訪れサトシたちと合流する。
当時スランプに悩んでいたヒカリのことをサトシから聞いており、先輩コーディネーターとして励ましの言葉をかけた。
ミクリカップではセミファイナルでヒカリのライバル・ノゾミを破る。そして復活を果たしたヒカリとファイナルで激突するが、僅差で敗れた。
ちなみにこの時は、ベリーダンサーを思わせるアラビアン風の衣装で登場。
手持ちポケモン
類は友を呼ぶのか、ゴンベ以外は全て♀であり、どこか女の子らしい仕草が見られるのが特徴。これはサトシのポケモンの大半が♂であるのとは対照的。
実家のトウカジムがボックスの役割を果たしており、オダマキ博士の研究所に預けることはなかった。尚、下の一覧以外にも、チルットなどをゲットするフラグが立ったこともある。
コンテストでポケモンを出す際のかけ声は「○○(ポケモンの名前)、ステージ・オン!」。
CV:西村ちなみ(アチャモ・ワカシャモ)→小西克幸(バシャーモ進化後)
「可愛い」という理由で選んだ最初のポケモン。
進化前は泣き虫でコンテストバトルにも不参加だったが、進化後は一転、たくましさ満点に。
AG編のシュウとの最後のコンテストバトルでは見事死闘を制し、サトシとのラストバトルでは盟友・ジュカインと引き分けるなど、ハルカのエースとして活躍した。
使用技:「ほのおのうず」「スカイアッパー」「オーバーヒート」(これらはワカシャモの時から)「ブレイズキック」(バシャーモ進化後)
※アチャモの時は「ひのこ」や「つつく」、ワカシャモの時は「メガトンキック」「でんこうせっか」「かえんほうしゃ」なども使用。
CV:白石涼子
最初にゲットしたポケモン。カナズミシティのポケモンコンテストで見た別個体のアゲハントに憧れたのがきっかけ。
手塩にかけて進化させた後は最初に挑戦したコンテストをはじめ、ホウエン各地のコンテストで活躍した。
カントー地方を旅する前に一度トウカジムに預けたが、その後もシュウとのラストバトルやミクリカップでの対ノゾミ戦で活躍。
使用技:「つばめがえし」「あさのひざし」「ぎんいろのかぜ」「かぜおこし」「サイコキネシス」
- エネコ(♀)
CV:林原めぐみ
とあるアロマテラピー専門店にいたポケモン。普通のエネコ同様自分の尻尾を追いかける癖があり、落ち着きがない。
技のバリエーションの少なさを「ねこのて」で補い、ハルカの強運とあわせ勝利を勝ち取っていった。
トウカジムの温室を気に入ったことで一度預けられたが、DP編で再び手持ちに加わった。
使用技:「たいあたり」「おうふくビンタ」「ねこのて」「ふぶき」
CV:伊東みやこ
額にハートマーク風の模様があるのが特徴。サトシのフシギダネと非常に仲が良い。
人間と無縁の世界で生まれ育ったせいか、好奇心が強い。
バトルフロンティア編開始前にオーキド研究所に預けられ、DP編でフシギバナとして再登場。
使用技:「たいあたり」「つるのムチ」「はっぱカッター」「はなびらのまい」
- ゴンベ(♂)
CV:佐藤智恵
ハルカの手持ちポケモンでは唯一の♂。
大食らいの上味覚がおかしく、非常に不味いハルカ特製ポロックの“ハルカデリシャス”も一飲み。
マサトとは仲良しで、よく一緒に行動している。
DP編での再登場時には、タケシに「(大食いの点で)飼い主に似てるってことだな」と言われた。
使用技:「ソーラービーム」「ゆびをふる」「きあいパンチ」「たいあたり」
CV:半場友恵(ゼニガメ)→小西克幸(カメール)
元はオーキド研究所にいた初心者用のポケモンだが、ハルカに懐きそのまま彼女の手持ちに加わる。
好奇心旺盛な一方で非常に泣き虫だったが、旅の中でたくましくなっていく。サトシのゼニガメとバトルフロンティア編終盤で初対面を果たした。
DP編ではカメールに進化して登場。ミクリカップ1次審査で見事な演技を披露し、ハルカを2次審査へ導いた。
使用技:「あわ」「れいとうビーム」「たいあたり」「こうそくスピン」「からにこもる」「アクアテール(進化後)」
CV:林原めぐみ
ハルカがもらったタマゴから生まれたポケモン。AG編ではサトシのピカチュウに好意を寄せていた。
生まれたてながら、フシギダネやゼニガメと違い落ち着いた性格。ハルカ曰く「食べる姿も優雅」とのことで、一番のお気に入りの様子。
一方で「あなをほる」で無邪気にはしゃいだり、劇場版ではハルカに甘えたりと、子供らしい面も見せた。
DP編ではグレイシアに進化して再登場。ミクリカップファイナルでヒカリのポッチャマと激突し惜敗。
使用技:「シャドーボール」「アイアンテール」「れいとうビーム」「こおりのつぶて」「ミラーコート」「ひみつのちから」。
余談
pixiv内では比較的巨乳として描かれることが多い。→ハルカっぱい
これはアニメにおいて、10歳にしては相当な胸の膨らみが描かれていたためだと思われる。
だがゲストとして再登場したDP編では年相応のサイズに修正されており(ただしポケモンコンテストの場面ではカットにより大きめに描かれている)、再登場までの間に胸に関する規制が厳しくなったのでは……と悲しむファンもいた。
大きな胸にロマンを覚える者たちにとって、健全なアニメである『ポケモン』内でそれを発散できる数少ないキャラの一人だったのかも知れない。
さりげなく劇場版において4作中3作もビキニタイプの水着姿を披露しており、心のケアにはうってつけである。
関連イラスト
劇場版
関連タグ
歴代ヒロイン AGパーティ トウカ姉弟 ポケモンコーディネーター