概要
発案者はブラック将軍だとされており、ショッカー怪人たちが単一の動植物や無機物の能力を移植されて制作された者たちだったのに対し、こちらはさらに別の生物、つまり、2種類の生物の能力を移植して制作させる生物同士の合成改造人間であり、その結果、合成された生物同士が短所をお互いに補う事により、弱点そのものを克服することに成功し、前組織のショッカー怪人よりも数倍の戦闘能力を持たせることに成功している(現に一部の者を除き、本郷猛=仮面ライダー新1号にほぼ完勝していたり、相打ちになるエピソードが多い)。
更にゲルショッカーの科学力が以前の組織よりも向上しているためか、体力、知力の優れた人材のほか、ただの犯罪者や一般市民(ただし悪人である場合がほとんどである)を改造して誕生した者や、恐らく機械的な改造手術ではなくイソギンジャガーのように細胞そのものを変異させて制作された怪人なども存在しているようだ(中にはネコヤモリのように憑依して体を乗っ取る怪人なんかも存在している)。
怪人はショッカーライダーを含めていずれも黄色いブーツを履いているのが特徴。(ガニコウモルとイソギンジャガーのみ例外だが、前者は97話での再生時は他の怪人同様黄色いブーツになっている)
一覧
名前 | 生物 | 声優 | 登場話 |
---|---|---|---|
ガニコウモル | カニ+コウモリ | 池水通洋、西崎章治 | 78話~80話 |
サソリトカゲス | 蠍+トカゲ | 八代駿 | 81話 |
クラゲウルフ | クラゲ+狼 | 沢りつお | 82話 |
イノカブトン | イノシシ+カブトムシ | 市川治 | 83話 |
イソギンジャガー | イソギンチャク+ジャガー | 辻村真人 | 84話 |
ウツボガメス | ウツボ+カメ | 西崎章治 | 85話 |
ワシカマギリ | 鷲+カマキリ | 谷津勲 | 86話 |
クモライオン | 蜘蛛+ライオン | 辻村真人 | 87話 |
ネコヤモリ | 猫+ヤモリ | 山下啓介 | 88話 |
カナリコブラ | カナリヤ+コブラ | 辻村真人 | 89話 |
ネズコンドル(改造ネズコンドル) | ネズミ+コンドル | 西崎章治 | 89・90話 |
ムカデタイガー | ムカデ+トラ | 倉口佳三 | 91話 |
ハエトリバチ | ハエトリソウ+蜂 | 山下啓介 | 92・93話 |
エイドクガー | エイ+ドクガ | 倉口佳三 | 93・94話 |
ナメクジキノコ | ナメクジ+キノコ | 辻村真人 | 94話 |
ガラオックス | 人喰いガラス+牛 | 池水通洋 | 95話 |
サボテンバット | サボテン+コウモリ | 八代駿 | 96話 |
ヒルカメレオン | ヒル+カメレオン | 辻村真人 | 97・98話 |
チーターカタツムリ | チーター+カタツムリ | ??? | 映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』 |
アリマンモス | アリ+マンモス | 関智一 | dビテオスペシャル『仮面ライダー4号』 |
余談
様々な生物の長所をキメラ的に悪魔合体させた怪人は『仮面ライダー剣』の改造実験体トライアルシリーズや『仮面ライダーオーズ』の複合型ヤミーなどが該当するが、これらの造形にも一部ゲルショッカー怪人へのオマージュが含まれている。
平成ライダーでは、主にショッカー怪人として分類されている。
関連項目
サイボーグ ブラック将軍 ライダー怪人 仮面ライダーSPIRITS
合身銀河闘士 : 2種類の生物を掛け合わせた合成怪人繋がり。
仮面ライダーサウザー:こちらは仮面ライダーだが2種類の生物を合成したフォームが存在する。