概要
元・ヤンキー。更に細かく言えば、嘗てはヤンキーだったが現在は何処にでもいるまともな人間の事である。
アイドルは往々にして抹消したがる過去だが、芸人は自らネタにする事も。武勇伝として語られたりもするが、やり過ぎると炎上する。
フィクションの場合はキャラクターを構成する要素の一つとして付与されているのが殆どで、「ヤンキーもの」でない限り物語に深く絡んでくる事はあまり無い。喧嘩が強い事の理由付けや、ギャップ萌えを生み出す為に語られたりする。
ただ、いずれの場合にしても「昔はここら一帯をシメていた」という様な強いヤンキーとして描かれるのが専らで、三下のパシリだったと描写される事は皆無。過去が美談にならないのではキャラクターの魅力がなくなってしまうからだろう。
また、本来はその様な設定は無いものの、素行が荒いというだけでファンから元ヤン扱いされてしまうキャラクターもいる。
例外として、元々は普通の存在だったが何らかの理由でグレてリバウンドする、というパターンも稀にある。
元ヤンのキャラクター
アリババ・サルージャ(マギ)※物語中盤で盗賊から更正する。
安藤繭太(ちおちゃんの通学路)※初登場時の主人公とのやり取りを経て暴走族の総長から更正する。
出雲みどり(GEAR戦士電童)
獅子原颯汰(女子力高めな獅子原くん)※禁句(チビ、小さいなど)を言われると本性が出てしまう
デュース・スペード(ツイステッドワンダーランド)※劇中では時々ヤンキーの性格に戻ることがある
二階堂サキ(ゾンビランドサガ)※20年前に死亡しており劇中では人ならざる存在。