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BeamNG.driveの編集履歴

2023-03-19 03:45:59 バージョン

BeamNG.drive

びーむえぬじーどらいぶ

BeamNGが開発・販売するPCゲーム。あらゆることが実現できる軟体物理エンジンを使用した自動車シミュレータ。

概要

トーマス・フィッシャー氏創立の「BeamNG」が開発した軟体物理エンジンを使用したリアルな自動車シミュレータ。NGの略はNext Generationを意味する。

2015年にSteamにてリリースされるようになり、現在では早期アクセス版として2570円で販売されている。今後もアップデートにより開発が進んでいくものとみられるが、現段階でもドライブゲームとしてはかなりの完成度である。

基本的にはフリーモードで複数の小さめなオープンワールドマップで好きに走り回ったりするだけであるが、車種とその中の仕様違いや、細かいディティール、作りこまれたマップなどプレイヤーを楽しませる要素は多い。


BeamNGの特徴でもあるが、とにかくクラッシュがリアルであり、YouTubeなどに投稿される動画の大半は車を様々なシチュエーションで破壊するものが占めている。

2005年にリリースされた自動車シミュレータ「Rigs of Rods」の開発メンバーも参加、そこで得たノウハウが生かされている。


2018年7月のアップデートで、自動車開発シミュレーションゲーム「Automation」で自分好みにカスタマイズ、チューニングした車両に乗れるようになった。


マップ

初期状態で収録されているもの。MODでさらに増やすことも可能。

Ver0.27からWest Coast USA、Johnson Valley、Italyなどのガソリンスタンドが給油可能となった。

Cliff

大きな。道路は存在しないため車を落としたり、クロカンを楽しむのが主となる。

Derby Arenas

デモリッションダービーなどを楽しめる競技場。

ETK Driver Experience Center

ETKに秘められた真の性能と、ドライバーとしての本能を最大限に引き出す場所。

様々なコースや路面状況が再現されているため、運転の練習にはもってこい。

ETKは恐らくBMWがモデル。同社の車も登場する。

East Coast USA

アメリカ東海岸の田舎町を再現。のんびりドライブに最適。

GridMap

ジャンプ台などどう見ても車を破壊するのが目的にしか見えないオブジェクトが多数並ぶマップ。外周のHigh Speed Ringは250km/hオーバーでも走行可能なバンク付きのオーバルコース。

Ver0.23にて、リニューアルされたGridMap V2のリリースにより削除された。現在はMOD扱いとなっており、MODメニューなどから追加すれば使用可能。

GridMap V2

Ver0.23にてリニューアルされたGridMap。

サスペンションコースやハンドリングコースといったテストコース、ドラッグレース場とオフロードコースなど大幅に様変わりした。

Hirochi Raceway

Hirochi社のサーキット。ドラテクを磨くならここ。8の字コースやクロカンコースもある。

Hirochiは恐らくスバルがモデル。同社の車も登場する。

Industrial Site

工場地帯と港湾地区、そしてその近くにあるミニサーキット。ここもドラテクを磨くのに使えるマップ。

Jungle Rock Island

勾配の強いワインディングと林道がある小島。林道は未舗装でうねりが激しいため車高の高い四駆でないと高確率で亀になるので注意。コーナーを攻めるのもいいがミスをするとすぐに崖下へ転落してしまう。かつてDry Rock Islandという名前のマップが存在したが、本マップのリリースで削除された。現在はMOD扱いとなっており、MODメニューなどから追加すれば使用可能。

Port

港湾地区。コンテナが多数置いてあるため走行できるスペースは少ない。

アップデートによってIndustrial Siteから分離される形で収録されていたが、再びアップデートによって統合され削除された。

Small Island USA

アメリカの小島を再現。小さめの廃墟が目立つ。

Grid Small Pure

永久に何もないマップ。車の最高速を測るなどに使える。後述のマップにも高速道路が登場するが最高速を測るだけならここを使う方が良い。

Utah USA

アメリカユタ州の砂漠地帯を再現。高速道路には長い直線のトンネルがある。気温が非常に高いため、全開走行など高負荷条件ではオーバーヒートを起こしやすい。

West Coast USA

アメリカ西海岸の市街地マップを再現。郊外の田舎道や同じ街にあるサーキットやオフロードコースも登場。ここのサーキットもドラテクを磨くのに使えるマップ。

Automation Test Track

Automationアップデートで追加されたテストコース。Automation内に収録されているコースレイアウトが再現されている。エクスポートした自作の自動車でサーキットを攻めてみよう。

ここもドラテクを磨くのに使えるマップ。

Garage

車両のカスタマイズをしたり、チューニングをする場所。フリーモードにはないので、ガレージモードのみしか使用できない。ガレージ内を走れるMODを導入すれば移動可能になる。

ガレージの機能で左、中央、右の照明を点けたり消したりすることができる。

Glow City

Light Runnerアップデートで追加された映画TRONを彷彿させるような架空の未来都市

フリーモードで走ることはできないが、ライトランナーモードやタイムトライアルなどでは走行可能。コースレイアウトは12種類ある。

Italy

イタリアの街を再現。緻密に作られている分相応のマシンスペックを要求される。あまりに重いためか軽量verも有志の手でMODとして作られた。同時収録されたAutobello Piccolinaで街を眺めながら走ってみてはいかがだろう。

Johnson Valley

南カリフォルニアのケルソ砂丘がモデル。ゴツゴツした岩場やオフロードコースのある砂丘の中を初期状態で収録されているマップ中最長の直線道路が横切っている。


登場車種

初期状態で収録されているもの。MODでさらに増やすことも可能。

シフトレバー、ウインカーレバーなどが操作状態に応じて動いたり、メーターの警告灯表示などかなり凝っている。特にATは車速、アクセルの踏み込み、負荷、選択レンジによる変速パターン変化、キックダウン、トルクコンバーターの動力伝達フィーリング、DCTやスポーツATではシフトアップ時の点火リタードによるアフターファイヤー音が再現されていたりとかなりクオリティが高い。

現行バージョンではエンジン音もリアルになり、各気筒数・配置に見合った音が出る。キャブレター車ではレブリミッターが無いためシフトアップを怠ったり空ぶかしで回転を上げすぎるとオーバーレブでエンジンにダメージが入ったり、新しい車ではリミッター作動がフューエルカットから電子スロットルによる制御になるなど芸が細かい。


Ver0.16ではサウンド面が更に強化された。エンジン音は吸気音・メカノイズ・排気音がそれぞれ別音源となってよりリアルな音となったことと、車体が地面や雑草に擦れた時の音が再現された。特にエンジン音はマフラー交換や脱落により音質も変化するようになり、よりカスタマイズする楽しさが増えた。


各車様々なパーツが用意されているので、組み合わせて好きな仕様を作ることも可能。パーツによっては性能に変化が出るものあり、それ故に組み合わせ次第で車を壊してしまう場合もある。

(過給器やNOSを付けたのに、エンジンの腰下(Engine Long Block)を強化しなかった結果オーバートルクでエンジンブロー、エンジン出力の上昇により水温や油温が上がりやすくなったのにラジエーターの強化やオイルクーラーの装着をせずオーバーヒートを起こす...など)また、エンジンや駆動系の一部または全部が存在しない構成も可能である。当然ながら路面に駆動力が伝わらない構成となった場合ただの置物と化してしまう...


Ibishu(日本)

200BX (1990-1994)

2ドアクーペ。2.0Lの4気筒エンジンを搭載。モデル車は明らかに日産180SXである。

そのためバリエーションには夜の峠道で見かけそうな仕様やD1GPに出場していそうなドリ車もある。ドラッグ仕様のペイントはNFSプロストリートの主人公ライアン・クーパーが乗っていた180SXが元ネタである。Engine Long BlockをStock Long Block以外にしてIntakeをSport Intakeにするとパワーが下がってしまうバグが存在している。Ver0.19で修正されたことにはなっているが現在も同じ症状が発生している。

Covet (1986-1992)

小型のハッチバック。1.3L SOHC、1.5L SOHC、1.5L DOHC、1.8L SOHC、2.0L DOHCの4気筒エンジンを搭載。モデル車は4代目ホンダシビック(通称「グランドシビック」)だと思われる。

左ハンドルのUSDM仕様と右ハンドルのJDM仕様があり、環状族のようなペイントもある。

アップデートのたびにインジェクション仕様のレブリミッターが消えたり、キャブレター仕様になぜかレブリミッターがついたりと何かと不安定であったが、最終的に全モデルレブリミッター付きで落ち着いた模様。

Ver0.26にてルノー5ターボを彷彿させるサイドインテーク付きのワイドボディパーツが追加された。駆動方式も最初はFFのみしかなかったが、このアップデートによってMR仕様が追加された。またそれと同時にボンネットドアトランクの開閉が可能となった。ボンネットを開ける時はボンネットオープナーでボンネットを少し浮かせてからでないと開かないという拘りよう。

Miramar (1963-1968)

小型の4ドアセダン。1.6L SOHC、1.6L DOHC、1.9L SOHC、1.9L DOHCの4気筒エンジンを搭載。モデル車は3代目日産スカイライン、3代目トヨタコロナだと思われる。

1963-1968年式という設定の所謂「旧車」。レース仕様は日本グランプリのレーシングカーを彷彿させるデザイン。車名を和訳すると「海を見る」となり、本車両の年式の当時、日本の各自動車メーカーが海外市場への参入を開始していたことからオマージュして付けられた名前と思われる。

初代Pessima (1988-1991)

中型の4ドアセダン。1.8L SOHC、2.0L DOHCの4気筒エンジンを搭載。モデル車は3代目ホンダアコード。こちらは旧型。収録車種の中では唯一4WSを装備したグレードが存在する。

2代目Pessima (1996-2000)

中型の4ドアセダン。1.8L SOHC、2.0L DOHCの4気筒エンジンと2.7LのV型6気筒エンジンを搭載。モデル車は7代目マツダカペラ(626)だと思われる。こちらは新型。

架空のファストフード店「TurboBurger」の社用車仕様もあるが、名前に反しエンジンは自然吸気のままである。

かつては改造パーツに恵まれておらずロールケージが装備出来ないなどMOD頼りであったが、Ver0.24からのアップデートによってタクシー、パトカー、レーシングカー、ラリーカーなどより仕様やパーツが豊富になった。勿論ロールケージも装着可能である。

Pigeon (1980-1989)

軽トラック。550ccの3気筒エンジンと1.3Lの4気筒エンジンを搭載。モデル車はリライアント・ロビンダイハツミゼットⅡだと思われる。昔は658cc3気筒と600cc4気筒という組み合わせであった。しかも3気筒の方はディーゼルエンジンという不思議な仕様であったが、現在は両エンジンともガソリンエンジンである。

かつては3輪モデルのみだったが、Ver0.23により4輪モデルも収録された。3輪モデルはその構造故、スピードを出し過ぎて無茶をするとすぐ制御不能になる。(ちなみにダッシュボードにその警告表示が書かれている)安定性を求めるなら4輪モデルだが、ショートホイールベースや貨物車用のタイヤや足回りの為やはり無茶な走りはご法度である。

Hopper (1989-2001)

クロスカントリー用四輪駆動車。2.5Lの4気筒エンジンと4.0Lの6気筒エンジンと4.5L、5.5L、6.9LのV型8気筒エンジンを搭載。設定上では日本車だが、モデル車は2代目ジープラングラーだと思われる。Hi/Lo切り替え付きトランスファーやハブロックなども再現されており、実際に切り替えると走破性が変化する。クロカン専用のサスペンションを装着しているClawlerや巨大なタイヤを履いたGeckoもある。Jungle Rock Islandの林道やJohnson Valleyで試してみよう。

Wigeon (1980-1989)

バブルカー。550ccの3気筒エンジンと1.3Lの4気筒エンジンを搭載。設定上では日本車だが、モデル車は明らかにリライアントボンドバグである。Pigeonのコンポーネントをベースとしており、エンジンやトランスミッションは共通となる。Pigeon同様、3輪モデルはその構造故、無茶するとすぐ制御不能になる。

Hirochi(日本)

Sunburst (2009-2014)

コンパクト4ドアセダン。1.8L、2.0Lの4気筒エンジンを搭載。モデル車は3代目スバルインプレッサだと思われる。スポーツS、スポーツRSモデルはターボチャージャー付。RSグレードの走りはSTIそのものである。1.8LモデルにはCVTがある。

SBR4 (2013-2016)

2ドアシューティングブレーク。2.0L、2.5Lの水平対向4気筒エンジンを搭載。モデル車は日産GT-R、初代スバルBRZだと思われる。安定した走りに抜群のパワーとそのポテンシャルは高い。

駆動方式はRRとAWDの2種類となっていて、それぞれ違ったドライブフィーリングが楽しめる。

ちなみにSBR4の略称はShooting Brake Rear-engine 4 comfortable adultsである。

eSBR (2016-2020)

電気自動車版SBR4。単独車種ではなくSBR4のバリエーションとして追加。モーターは通常のものとパフォーマンスがある。300、500、800と3種類の構成がありそれぞれで出力が違う。

モーター特有の怒涛の加速力を誇る。Ver0.25で低速走行時に鳴る車両接近通報装置の音が追加された。

Gavril(アメリカ)

Grand Marshal (1990-1997)

大型の4ドアセダン。4.5L、5.5L、6.9LのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は初代フォードクラウンビクトリア、2代目マーキュリーグランドマーキーだと思われる。大排気量V8の余裕ある快適な走りが特徴。改造パーツにはあまり恵まれていなかったが、Ver0.17.1でバンパーやスポーツマフラーなどパーツの種類が増え、選択可能になった。同時にこれまで外見上はラダーフレーム車なのにも関わらず、内部的には実質モノコック車と同じ扱いであったのが名実ともにラダーフレーム車となり、ボディとフレームで分かれるようになった。

フォードクラウンビクトリアは、追突された場合、燃料タンク損傷による車両火災の危険性が高いと指摘されており、本車両もそれをオマージュしてか激しく追突またはバック走行で衝突した場合、燃料タンクが比較的破損、炎上しやすくなっている。

Barstow (1969-1971)

リフトバックスタイルのマッスルカー。232 CUIの6気筒エンジンと291 CUI、353 CUI、423 CUIのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は初代フォードトリノだと思われる。ドラッグ仕様はホイールスピンさせながら途方もない加速力で300km/h以上に到達する。

Roamer (1992-2005)

大型のSUV。4.1Lの6気筒エンジンと4.5L、5.5L、6.0Lディーゼル、6.9LのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は2代目フォードエクスプローラー、初代フォードエクスペディション、2代目GMCユーコンだと思われる。Hopperとは違い街乗り四駆としての側面が強いが、トランスファー付きのオフロード仕様もある。Ver0.19で長尺バージョンが追加され、Ver0.20にてフェイスリフトモデルが追加された。

D-Series (1986-2003)

ピックアップトラック。4.1Lの6気筒エンジンと4.5L、5.5L、6.0Lディーゼル、6.9LのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は4代目シボレーCシリーズ、2代目GMCシエラだと思われる。

初期状態ではマップロード後にスポーンするデフォルトの車としてこれが設定されている。

普通のピックアップの他にDuallyと呼ばれる後輪がダブルタイヤになった大型のものやトロフィートラック仕様なども選べる。Ver0.19以降、バリエーションが増えつつあり、初期で収録されているグレードの数は最多の73種類(2023年2月現在)を誇る。

H-Series (1993-2017)

大型のバン。4.1Lの6気筒エンジンと4.5L、5.5L、6.0Lディーゼル、6.9LのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は4代目フォードエコノライン、初代シボレーエクスプレス、2代目GMCサバナだと思われる。架装違いで平台トラックやパネルトラックもある。

Ver0.19で長尺バージョンが追加され、Ver0.24にてフェイスリフトモデルが追加された。

Street Tunedのペイントの元ネタはスクービー・ドゥー、Vandalのペイントの元ネタは特攻野郎Aチームである。

T-Series (1977-1986)

大型のトラック。6気筒ディーゼルエンジンを搭載。モデル車はインターナショナル9300。

トラックということもあり平台、ダンプ、ミキサーなど多様な架装が選べるが、中でもデスレースばりの大きな楔がついたRam Plow仕様は必見だ。

Bluebuck (1962-1963)

2/4ドアハードトップセダン。232 CUIの6気筒エンジンと291 CUI、353 CUI、423 CUIのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車はシボレーインパラ、ダッジ880だと思われる。特徴的なのはハイドロニューマチックサスペンションを組み込んだローライダー仕様が用意されていることだろう。

ローライダーのペイントはジプシー・ローズが元ネタとなっている。

Bruckell(アメリカ)

Moonhawk (1973-1978)

クーペスタイルのマッスルカー。244 CUIの6気筒エンジンと378 CUIのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は3代目シボレーシェベル マリブ。基本的にはBarstowと同じ構成で、凄まじい性能を持つドラッグ仕様やピンクとゴールドの派手な色にデカいホイールを履いたドンク仕様も選べる。

LeGran (1984-1993)

中型の4ドアセダン。2.2L、2.5Lの4気筒エンジンと3.3L、3.8LのV型6気筒エンジンを搭載。

モデル車はオールズモビルカトラス シエラ。80~90年代によくあったアメリカ製FFセダンそのものである。Ver0.22よりフェイスリフトモデルとステーションワゴンモデル、AWD仕様が追加され、改造パーツや仕様もより豊富になった。

Bastion (2016-2022)

大型の4ドアセダン。3.5LのV型6気筒エンジンと5.7L、6.5LのV型8気筒エンジンを搭載。

モデル車は7代目ダッジチャージャーだと思われる。そのため、パトカー仕様や超高出力なハイパフォーマンスグレードが用意されている点もチャージャーと共通する。駆動方式はFRとAWDの2種類。V8エンジンは当初Grand Marshallなどと同じエンジン音であったが、Ver0.27のアップデートにより今風のV8サウンドに変更されている。

Burnside(アメリカ)

Special (1953-1954)

絵に描いたような旧いアメ車。313 CUI、423 CUIのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は初代デソートファイアドームだと思われる。BarstowやMoonhawkと同じくドラッグ仕様がある。

ドラッグ仕様があるのにもかかわらず、何故かロールゲージが存在していないことになっている。

ETK(ドイツ)

800Series (2013-2017)

中型のステーションワゴン。2.0Lガソリン、ディーゼルの4気筒エンジンと3.0Lガソリン、ディーゼルの6気筒エンジンを搭載。モデル車は6代目BMW3シリーズ ツーリングだと思われる。

さすがはドイツ車といった安定志向の走りを見せる。事故発生時は自動的にサイドブレーキ・ハザードが作動し、アクセル操作がキャンセルされる機能がついている。急ブレーキ時には後続車へ注意喚起をするためのハザード点滅機能もある。スポーツモードとマニュアルモードがあるスポーツATも選べる。駆動方式はFRとAWDの2種類。

K-Series (2015-2018)

2シータークーペ。2.0Lガソリン、ディーゼルの4気筒エンジンと3.0Lガソリン、ディーゼルの6気筒エンジンを搭載。モデル車は2代目BMWZ4、3代目メルセデス・ベンツSLKクラスだと思われる。800Seriesより走りに振った性格である。基本的な機能や駆動方式などは800Seriesと同じ。Trackday仕様があるのにもかかわらず、何故かロールゲージが存在していないことになっている。

I-Series (1985-1993)

中型の4ドアセダン。2.4L、3.0Lの6気筒エンジンを搭載。モデル車は初代BMW7シリーズだと思われる。旧型のため800SeriesやK-Seriesの走行性能には及ばないが、ドイツ車としての完成度の高さは随所に光る。駆動方式は800SeriesやK-Seriesと同じく、FRとAWDの2種類。

Civetta(イタリア)

Bolide (1981-1988)

所謂スーパーカーと呼ばれるハイエンドスポーツカー。3.2L、3.5L、3.9Lの高回転型V型8気筒エンジンを搭載。モデル車はフェラーリ512BBだと思われる。故に乗り味はかなりシビアで、気を抜くといとも簡単に制御不能になる。Ver0.15までのエンジン音はデ・トマソ・パンテーラを彷彿させるクロスプレーンのものだったが、Ver0.16からエンジン音が変わり、上位グレードのエンジンはフラットプレーンのいわゆるフェラーリサウンド風になったが、いつの間にか全エンジンともクロスプレーンの音(Ver0.15以前やアメ車系のクロスプレーンV8と異なる音ではある)に共通化された。(データ自体は残っているのでMOD等利用で使用することは可能)

Ver0.24.1のアップデートにより3.2Lツインターボエンジンを搭載しているグレードやUSDM仕様、更にランチアストラトスを彷彿させるグループ4のラリー仕様などが追加され、外装・内装のデザインもリマスター化された。また、破壊表現も前後のサブフレームが真っ二つに分かれるようになってよりリアルに。

Scintilla (2020-2022)

BeamNG初、最新型のスーパーカー。5.0LのV型10気筒エンジンと5.5L、6.0LディーゼルのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車はフェラーリSF90 ストラダーレだと思われる。現代のスーパーカーらしい流麗なスタイリングと圧倒的高性能を誇る。マクラーレン570SやBMWi8のようなバタフライドアを採用している。Covetと同様、ドアを開閉することが可能。内装のAUTOボタンを押せばアクスルリフトシステムが作動し車高を上げることが出来る。これでフロントリップを擦ることも少なくなる。電子制御によるアシストがあるためBolideよりは扱いやすくなっている。

もしも横転した場合、バタフライドアは脱出が困難になってしまう。そのためドアヒンジに仕込まれた火薬で極小規模の爆発を自動的に起こし、ドアヒンジを壊して脱出することが出来る。

Wentward(アメリカ)

DT40L (1987-1996)

大型の路線バス。Gavril社製8.9Lディーゼルエンジンを搭載。モデル車はニューフライヤーD40LF。これまでMODでいくつかバスは存在していたが遂に公式から登場した。

トランスミッションは4速or6速マニュアルモード付トルコンATのみ。ターボ(ブースト圧)の違いで2種類ある。同時に路線バスを運行するモードも追加された。ドアの開閉やニーリング動作なども再現され、前述のモードでは実際に停留所で操作することになる。安全のためドアが開いている状態では走行出来ない。

Autobello(イタリア)

Piccolina (1957-2022)

イタリア製の旧い小型車。1.1L、1.3L、1.5Lの空冷と2.0L、2.5Lの水冷水平対向4気筒エンジンを搭載。モデル車はルパンの愛車として知られている2代目フィアットチンクェチェント(500)ではなく一回り車格の大きいセイチェント(600)がモデルになっている模様。更にボクサーエンジンや1000ccオーバーの排気量などフォルクスワーゲンタイプ1(旧ビートル)の要素も含む。

パワーは無いが、コンパクトな車体を有するため取り回しは非常に良い。更に、昔のアバルトを彷彿させる仕様も選べる。そちらは現代でも通用するレベルの速さにチューンアップされている。

Ver0.27にて水冷水平対向4気筒エンジンを搭載するオフロードバギー仕様も追加。

突き出したフレームから吊るされたようなフロントサスペンションが特徴的だ。パイプフレーム化されて面影はボディしか残っていないが、Unlimited Class 5やExtreme仕様は面影すら残っておらず、全く別物の車両となっている。

Stambecco (1971-2007)

レトロな軍用バン/トラック。2.6Lの空冷と2.8Lディーゼルの水冷6気筒エンジンを搭載。

モデル車は明らかにシュタイアダイムラープフピンツガウアーである。4輪モデルと6輪モデルの2種類存在し、荷台の架装違いで平ボディやパネルバンなどもある。ダカールラリーのトラック部門を彷彿させるオフロード仕様も存在。Covetなどと同様で前後ドア、リアゲートを開閉することが可能。また、車内にあるレンジボックスやトランスファーケースなどのレーバーをマウスでクリックすることが出来る。消防車やラリー仕様などにはタイヤ空気圧管理システムと呼ばれるものを装着しており、この機能は全てのタイヤの空気圧を自由に変更することが出来る。

かつて消防車はMODだけしか存在してなかったが遂に公式から登場した。消防車が追加されたのはこの車が初となる。

Cherrier(フランス)

Vivace/Tograc (2020-2024)

ハッチバックのVivaceとクロスオーバーSUVのTogracがある。1.2Lの3気筒エンジンと1.5Lディーゼル、1.6L、2.0Lガソリン、ディーゼルの4気筒エンジンと2.5Lの5気筒エンジンと電気モーターを搭載。モデル車は2代目プジョー208、2代目プジョー2008だと思われる。標準グレードは3気筒または4気筒のダウンサイジングターボを搭載したり、スポーツグレードは可変エキゾーストシステムを搭載するなどデザインも相まってかなり今風の車である。ESCを進化させ、先述の可変エキゾーストを含めた詳細な設定が可能なドライビングモード、低速ギアでは最大ブースト圧を抑え適切な駆動力にする機能など、本バージョンで新規追加された機能を多く搭載している。

また、本車両の4気筒エンジンの音もこのバージョンで追加されたものである。FCVという名前のプラットフォームを採用している設定で、各部がモジュラー化されているのも特徴的だ。

例えばエンジンは気筒数以外同じ設計の「モジュラーエンジン」となっている。

Soliad(アメリカ)

Wendover (1987-1995)

中型の4ドアセダン。2.2L、2.5Lの4気筒エンジンと3.3L、3.8LのV型6気筒エンジンと4.4LのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は4代目オールズモビルトロネードだと思われる。80~90年代によくあったアメリカ製FFセダンそのものである。固定ライトの前期型とリトラクタブルヘッドライトの後期型の2種類ある。

また、ナイト2000をモデルにしたグレードが収録されており、原作にあたるナイトフラッシャーの光や音の部分もきっちり再現されている。(流石に分子結合殻ボディは再現されておらず、ドラマの如くクルマや壁に激突しようものなら一発でオシャカになってしまう)

SP(アメリカ)

Dunekicker (2008-2008)

本格的な競技用のトロフィートラック。5.7L、6.5LのV型8気筒エンジンを搭載。

モデル車はガイザーブラザーズのトロフィートラックだと思われる。パイプフレームに薄いボディを被せただけのオフロードレース車両。

Rockbasher (2008-2018)

オフロード向きのレース用バギー。4.5L、6.9LのV型8気筒エンジンを搭載。モデル車は不明。

ソリッドアクスルと独立懸架式の2つのサスペンションタイプから選べる。

FPU(ポーランド)

Wydra (2008-2023)

公式収録車初の水陸両用車800ccの3気筒エンジンを搭載。モデル車はアーゴオーロラ800。

8輪駆動モデルと巨大なタイヤが付いた4輪駆動モデルの2種類ある。ハンドルはバイクのような棒状のものが付いており、ステアリングシャフトが無い代わりに曲がる方向とは反対側のタイヤだけ駆動させて曲がる。動力伝達は遠心クラッチを使用しており、本作で初の採用となる。

また、Covetなどと同様でボンネットの開閉やCabがついた仕様はドア、リアハッチの開閉が可能。

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