概要
「帯をギュッとね!」とは、週刊少年サンデーで連載された、河合克敏による柔道漫画である。1988年から1995年まで連載。
河合克敏の連載デビュー作品となる。サンデーコミックスでは30巻、文庫版では16巻発売されており、サンデーコミックス版はKindle化されている。
舞台は作者の生まれ故郷である静岡県浜松市にある浜名湖県立高校。従来のスポーツマンガの枠から離れた、明るく楽しく、1990年代当時のオシャレなファッション性も取り入れた作風や、多種多彩なキャラクターたち、そして笑点が大好きという作者が繰り出す、ギャグ漫画家顔負けの様々なネタやギャグ、そして色とりどりながらプラトニックなラブコメ要素や恋愛模様などが要因となり、アニメなどのメディア化は一切されなかったが、サンデースポーツ漫画黄金期を支える人気作品となった。
また、河合自身が柔道の経験者であったことから、「柔道」に関する事柄や理論などを、分かりやすくきめ細かに説明したり描写したりなどをしたため、小林まことの『柔道部物語』と双璧を成す「高校柔道部マンガ」の金字塔的な作品となっている。
敢えて比較するなら、『柔道部物語』は「実際に柔道部に在籍していた柔道部経験者向けの内輪受け的マンガ」、対する『帯をギュッとね!』は、「柔道経験の無い、外部の人にもわかりやすく解説した柔道解説マンガ」となる。だが、作者の父親は柔道の師範(五段)で、作者も部活こそ中学までだが柔道経験者であり、技の解説などはこちらの方が非常に詳しい。また、「ガンバ!Flyhigh!!」と同じように五輪を通して日本柔道界への苦言と展望を示した場面もある。
主役は平成の三四郎といわれた天才柔道家、古賀稔彦(バルセロナ金メダリスト)をモデルにしている(主人公の粉川巧は「古賀は巧み」から来ていると作者が発言している)。また、男子柔道だけでなく女子柔道にもスポットを当てたサブストーリーも同時展開されるのが特徴で、粉川を小型化、女性化したような来留間麻理が登場し、人気ヒロインだった海老塚桜子も柔道を始めることになる。
また、同氏の「モンキーターン」、「とめはね!」は帯ギュと世界観がつながっており、特に「とめはね!」ではヒロイン望月結希が、同作品に登場した石塚孝裕と袴田今日子の娘と柔道で対戦するシーンがある。
あらすじ
中学3年生時の柔道昇段審査で巡り会った、それぞれ別々の中学であった5人、
斉藤浩司、三溝幸宏、宮崎茂、杉清修、そして粉川巧。彼らは不作といわれた柔道昇段試験の中で新一年生として初段昇段を果たした5人であった。そして翌春、高校生になった5人は偶然が重なって、同じ浜名湖高校に進学し、しかも同じクラスになって再会してしまう(成績優秀な杉は最寄り、斉藤は学力が足りず浜名湖しか進学できなかった。三溝は私学合格していたが、宮崎の巻き添えを食ったため)。当然の如く5人とも柔道部に入部しようとするが、なんと浜名湖高校には柔道部が存在しなかったのだった。
そこで5人は、浜名湖高校に新しく柔道部を作り、粉川巧の幼なじみ近藤保奈美とその親友海老塚桜子、そしてクラスの担任である倉田龍子、そしてその父親で、たまたま昇段審査の折りに「5人に目を掛けていた」倉田典善まで巻き込んで、「明るく楽しい高校柔道部ライフ」がスタートする事になった。そして様々な学校のライバルたちと対戦していくごとに彼らは強くなっていき、全国大会、インターハイへと駒を進め、とうとう「あと一歩」というところまでになる。だが、そこで千駄ヶ谷学園に完敗、全国の壁を思い知らされ、一時は部をまとめていた杉と斉藤の意見が衝突し、決裂ムードとなる。だが、そこに楽しんで強くなることを目指していた粉川巧に触発され、5人は秘密兵器と呼ばれる新技を磨くことを提案する。
「 オレたちは千駄谷学園を絶対倒して、日本一を目指すっ! 」
こうして浜名湖高校柔道部の、無謀でありつつも、勇敢な戦いが幕を開けた。
登場人物
本作の登場人物を所属学校、もしくは項目ごとに解説する。
各学校は実在の地名を元に名付けられているが、もちろん全て架空の学校である。
浜名湖高校
(はまなこ こうこう)
通称「浜高(はまこう)」。
軽量級「特攻隊長」:宮崎茂、心優しき重量級:三溝幸宏、細目のテクニシャン:斉藤浩司、チームのムードメーカーにしてコメディリリーフ:杉清修、そして柔道バカの主人公:粉川巧の5人が一年生の時に柔道部を立ち上げた。
この際に近藤保奈美と海老塚桜子もマネージャーとして加入する。(後に海老塚桜子は女子柔道部員となる)
顧問は柔道は素人だが、剣道は三段の倉田龍子。また父親であり県警柔道部顧問の倉田典善六段も部活運営に協力している。
そんなわけで、元メンバーの素質や周囲の好条件などもあって、創部して間もなくして部員達の能力は向上、県大会出場常連となり、且つ全国大会に挑む新鋭校となっていく。巧たちの二年生時に新入部員として仲安昌邦、石野雪久、そして来留間麻理が入部するが、石野だけは作者からも忘れられていることが多い。特に来留間麻理はその天性の柔道の才能が早くに開花し、全国制覇を果たしていた袴田今日子を破ったことで、高校生にして国際強化選手となり、浜名湖高校の名と共に全国的に有名となっていく。
後に機動隊員であった西久保が専任のコーチとなる。
※イラスト前方左から、仲安昌邦、石野雪久、海老塚桜子、来留間麻理、近藤保奈美、杉清修、粉川巧、斉藤浩司、三溝幸宏、宮崎茂。後方で乗車しているのは、左から倉田龍子、倉田典善、西久保。
三方ヶ原工業高校
(みかたがはら こうぎょうこうこう)
本作最大のライバルであり、超高校級である藤田恵を擁する、長く県内のトップに立つ強豪校。通称「三工(みこう)」。藤田と粉川巧の因縁により、浜名湖高校のライバル校となり、県内大会最大の壁となる。
顧問兼コーチは吉岡。
藤田の他にも、「三工のダルマ大使」来留間大志(ちなみに来留間麻理の兄)、地味ながら技巧派の関谷和実、アンコ型の伏兵平山、そしてどこかのプロレスラーたちに似ている端本進也、蜂野正広、武戸敬二などの選手がいる。
佐鳴高校
(さなる こうこう)
浜名湖高校と同じ地区にある進学校。いわゆる「古豪」で、かつては強豪だったが、近年は一回戦落ち常連となってしまっていた。しかし天性のスポーツセンスを持つ石塚孝裕が加入したことで、石塚を主軸とした「侮れないチーム」となって浜名湖高校柔道部の前に立ちはだかる。また、「高校女子柔道の女王」と謳われる袴田今日子や、その弟の袴田豊も所属している。
なお、石塚は近藤保奈美と過去にいろいろあったり、石塚と袴田今日子は「作中で一二を争う恋人同士」であったり、袴田豊は海老塚桜子に片思いをしているため、何かにつけて騒ぎを起こしたり(笑)、本作のラブコメ成分の大部分を担当していたりする。なお、石塚と袴田は結婚したことが同氏の後作品で判明する。
暁泉学園
(ぎょうせん がくえん)
浜名湖高校と同じ地区にある新設の私立高校。体育科を置き、スポーツ推薦で運動能力に長けた有望な生徒を集め、有能なコーチや設備を充実させ、その育成に力を入れている。
粉川巧と近藤保奈美の幼馴染である堀内平八郎が柔道部員として所属。
浜名湖高校柔道部のライバルとなっていく。だが、後になれば、実力差は開いていき当て馬の存在に。
その柔道部員も、
相撲出身のアンコ型超重量級:黒柳将治、水泳出身の怪力男:佐野直弼、二重人格の美貌のオカマ(但し柔道の才能はチーム1):永田賢、「バンカーの勝負師」の異名を持つゴルフプレイヤー(但し柔道はほぼ素人):原田彦蔵
といった、ほぼメンバー全員がイロモノキャラという作中随一のイロモノチームとなってしまっていた。
顧問の市川も、初めは力でメンバーを統率しようとしていたが、平八郎と共に徐々にアクの強い面々に振り回されるようになっていく(笑)
ちなみに大食らい(黒柳)、粗暴キャラ(佐野)、オカマ(永田)、爺キャラ(原田)、そして個性的なメンバーに振り回される、髪型が変なリーダー(堀内平八郎)という組み合わせは、この面々を連想させるが、まあ、恐らくは気のせいであろう、多分。
※この投稿作品の4枚目、左側に堀内平八郎、後方に黒柳将治、佐野直弼、原田彦蔵、そして5枚目に永田賢。
家族
浜名湖高校柔道部の、個性的な家族たち。
杉の家はお寺。祖父、父(婿養子)、母、そして妹に杉薫がいる。
斉藤はお母さんがラーメン屋を営む。そして弟三人と妹一人。みんな斉藤そっくり。なお、妹の名前はファン投稿企画で本人が採用したもの。
三溝は優しいお父さんとお母さん、そして弟を尻に敷いてるおっかないお姉様方が三人。他の連中と比較すると、かなりの邸宅でいいお坊ちゃんである。
宮崎は酒屋。どっかの誰かに似ている父ちゃんと親子ゲンカして、母ちゃんに怒鳴られ止められる日々。
巧の母親は看護婦さん。厳しく巧を鍛え上げた。亡父は消防士だった。
ついでに藤田は、柔道、アマレス、空手をやってる「格闘三兄弟」。あと肝っ玉母ちゃん怖い。
全国大会
インターハイも含む、全国大会での対戦選手。
浜名湖高校柔道部の「全国大会最初の壁」となる沖縄県代表の沖縄尚北高校:玉城一史。
アマチュアレスリング出身で、宮崎茂に影響を与える神奈川県代表の座間東高校:長谷達也など、物語が進むにつれて、専門性が高い選手が増えてくる。
女子柔道
海外勢を含めた、海老塚桜子や来留間麻理と対戦する女子柔道選手たち。
先述した佐鳴高校:袴田今日子の他、
赤磐高校:別所愛子(助手をしながら、勝手に粉川巧に惚れ込み、そして保奈美の存在を知って、後に斉藤浩司と縁を持つ。惚れやすい性格。柔道は桜子と同じ白帯だったが、実力者の松原渚を大会で破っていた、来留間麻理にメンタル的なショックを与えるほど返し技に鋭いキレを持っていたなどダークホースでは片付かない存在)、
三保女子学園高校:松原渚とその後輩である薩川佐代子(いろんな意味で有名)、
栃木県代表の宇都宮西高校:乙淵ふね(作者公認のいじめっ子)。お婆さんっぽい名前が嫌なので、自分からふっちんと呼ばせている。名前以前に性格が残念すぎる美少女だが、女友達は多い。個人戦ベスト8の実力者ではある…のだが、猫騙しを実践して麻理の顔面をぶっ叩き相手をキレさせて瞬殺されたり、無理に巴投げに入ろうとしては寝技で抑え込まれたりと、まさになんのために登場したのかって扱いである。
そして海外勢として福岡国際女子で来留間麻理と対戦した「偉大なる世界チャンピオン」ケイト・アンダーソン(英国)や、決勝戦で来留間麻理と対峙したドミニク・ミリアン(キューバ)などが登場する。特に福岡国際は2002年に廃止されてしまい、他の漫画にもほとんど登場していないので貴重な資料にもなっている。
立川体育大学
(たちかわ たいいくだいがく)
通称「立体大(りったいだい)」。元ネタは日体大だが、日体大のキャンパスは立川にはなく、名前のもじり。別に校舎が「立体」な訳ではない(というネタが本編に出る)
東京にある、浜名湖高校柔道部のコーチとなる西久保の出身大学にして、柔道の名門大学。全国大会に向けて、西久保のツテで冬の寒稽古に参加した。ここで巧たちは、西久保の先輩であり、優秀な指導者である伴直人監督や、国際強化選手であり五輪代表候補でもある柴田辰則と出会う。
都立・竹の塚高校
(とりつ たけのつかこうこう)
浜名湖高校柔道部が立体大の寒稽古に参加した時に出会った、東京都立高校の柔道部。
熱血漢の下津田、マネージャーの美奈、そして主将の奥野。
私立の名門高校との対比として登場。
浜高柔道部に、千駄谷学園の情報をビデオの映像として提供することになる。巧たちは自分たちと似たような境遇の彼らに共感を持っていたが、全国大会で浜高と対戦することになる。また、ここで柔道部員らがガイロと一戦を交える場面があるが、これは柔道というものが、スポーツの範疇を外れてしまったらどれだけ恐ろしい実戦格闘技であるかを証明している名シーンである(特に平然と危険な反則技を使う斉藤には、宮崎が戦々恐々としている)。
千駄谷学園
(せんだがや がくえん)
東京にある、柔道超強豪校。全国から柔道の才能のある生徒をスカウトし、全寮制で柔道漬けの厳しい指導を施す。実在する柔道家である古賀稔彦や吉田秀彦を輩出した「世田谷学園」がモデル。
インターハイ編では主将であった鳶嶋佳隆や、
一年生ながらレギュラーとなった御厨太郎、老け顔の足技師:滝川澄之、基本いじめっ子(御厨に対して)だが気の強さはチーム随一:安藤忠、作中最強の重量級:橘大樹、
また西久保の学生時代のライバルであり、「日本柔道界の理想」を追求する石丸修一がコーチとなる。
そして破格の「超高校級」である鳶嶋雅隆が、「最後の壁」として浜名湖高校柔道部、そして粉川巧の前に立ちはだかる。
また、強豪校のパロディならば東名大藤沢(元ネタは東海大相模)、天味(元ネタは天理)なども登場しており、大学でも登場している。
余談いろいろ
「絵筆をもってね!」
本作の単行本巻末では、読者のハガキ投稿コーナー「絵筆をもってね!」が毎巻行われ、数多くのファンアートが寄せられた。
- サンデーコミックス第1巻、即ち第1回目で、デビュー前の「安西信行」がグランプリを取り、その後、第25巻(25回目)にて「プロのマンガ家」としてゲスト審査員として登場した。
- サンデーコミックス第21巻にて、漫画家「モリタイシ」が「森田医師」名義でグランプリを取った。「車田正美ネタ」で。良い時代だったなぁ(笑)なおこの後、モリタイシが本作に影響を受け、週刊少年サンデーにて『県立伊手高校柔道部物語・いでじゅう! 』を連載したり、『モンキーターン』第23巻折り返し四コマにて、実はグランプリの賞品であるサイン色紙が送られていなかった事がネタにされていた。先生?w*
というエピソードが有名。
他にも、
- 第17巻:上條淳士(師匠)
- 第19巻:藤田和日郎と久米田康治
- 第20巻:村枝賢一
- 第21巻:椎名高志
- 第22巻:たかしげ宙と皆川亮二(『スプリガン』)
- 第23巻:竹内昌美
- 第24巻:七月鏡一と藤原芳秀(『ジーザス』)
- 第29巻:馬場民雄
がゲスト審査員として登場している。
中には各マンガ家の皆さんが描いた帯ギュキャラが載ってる事もある。
Kindle版には残念ながらこのコーナーは載っていないので、気になる人は紙のコミックスを探してみよう。
折り返し四コママンガ
サンデーコミックスの「折り返し四コママンガ」は、ギャグネタあり取材ネタありキャラクターの裏設定ありの「帯ギュ」コミックスの名物オマケとなっていた。
第23巻で「一回休み」をした時に、残念がる反響が多数寄せられたため、後に『モンキーターン』や『とめはねっ! 鈴里高校書道部』でも継続して掲載されていた。
本当にお疲れ様です。
ちなみにこちらもKindle版に載っていないので、気になる人は頑張って紙のコミックスを探してね。
人気投票
本作では計3回の「人気投票」が行われ、主人公である粉川巧を差し置いて、海老塚桜子が第1回、第2回で共に1位を取っている、というある意味お約束な展開がされていた。
ちなみに巧は第3回目にしてようやく1位となっていた。
が、それ以上に、登場コマ5コマだけのキャラクター「浅田さん(桜子の対戦相手キャラ)」が第2回で10位となっており、今でも語り草となっている。
コミックス表紙絵
本作品のサンデーコミックスの表紙絵は、
1人、もしくは複数人のキャラクターを用いたイラストが使われ、特に7巻からは、キャラクターがオシャレな格好をしてポーズを決めるイラストが主になっていた。
ところが、趣向を凝らし過ぎるあまりにネタ扱いされてしまう表紙絵になってしまった事があった。
- 第16巻は髪が亜麻色で、瞳が緑色の女性が表紙絵となっているが、実はこちら龍子先生。眼鏡も外してしまっていたため、あまりにもキャラが判り辛かったのか、「この女性、誰?」と「絵筆をもってね!」で突っ込みイラストが寄せられた。ちなみに作者は拗ねていた模様(笑涙)
- 満を持して第24巻で表紙絵になった藤田恵なのだが、こんな格好になっていたため、多数の反響が寄せられた。詳しくは藤田恵のタグ記事を参照のこと。
- そして第25巻は松原渚と薩川佐代子が表紙絵になったのだが、今度はこれなんて「タカラヅカ」?!?な表紙絵になっており、今度は男性ファンが買いにくい状態となっていた。
柔道着ブルマ
だいたいはタグ記事に書いた通りである。
さあ、皆さんご一緒に。
(酷ぇw)
幻のコラボ漫画
GS美神!うしとらギュッとね大作戦!! 『野郎のいねえ大水泳大会』
平成5年の週刊少年サンデー3・4合併号にて、新春特別企画として、河合克敏、椎名高志、藤田和日郎によるカラー3ページの合作が掲載された。
どんな内容であったかは『GS美神』のタグ記事を参照のこと。
というか、「先生方なにやってんすか?w」
なお、著作権など諸々の問題から、単行本収録は事実上不可能であろう、と思われていたが、
現在は、藤田和日郎の画集に収録されたり、『GS美神』文庫版第9巻にて収録されたりしている。
更には『GS美神』文庫版第9巻にて、本作の作者である河合克敏による寄稿文とイラストが掲載されており、河合克敏筆による『GS美神』の美神令子やおキヌちゃん、『うしおととら』の中村麻子や井上真由子、そして現在の画風の近藤保奈美や海老塚桜子が拝めるというお得な一冊となっている。
しかもみんな水着姿で。
(この水泳大会後、というシチュエーションであるらしい)
………『とめはねっ!』でもそうだったけど、全く隠さなくなったなぁ………(笑涙)
他作品登場
『モンキーターン』
原作本編にて主に観客モブキャラとして多数カメオ出演で登場している。
また、アニメ版でもモブでカメオ出演しており、
「モンキーターンV」第19話にて観客として、杉清修、宮崎茂、倉田典善、西久保が、
(他にも斉藤浩司っぽいキャラがちらほら)
最終回でも観客として、海老塚桜子、来留間麻理、仲安昌邦、別所愛子、来留間大志、藤田恵、あとわかりにくいが奥の方に粉川巧や近藤保奈美などが、それぞれ1シーンであるが登場している。
『とめはねっ! 鈴里高校書道部』
以下のキャラが登場している。
- 杉清修:第1巻の「少子化ネタ」に宮崎茂と三溝幸宏と共に登場。また、第2巻、第3巻、第12巻、第14巻にて「建尚寺の僧侶」として登場。但し杉の家の寺は「浄土真宗」であり、「建尚寺」は禅寺であるため、おそらくはカメオ出演である模様。
- 倉田典善:第7巻にて柔道審判員役として登場。但し下記の面々とは異なり「静岡県在住の人が神奈川県の地方大会の審判をする」のにはかなり無理があるため、そもそも順当に時間が流れていれば年齢が70代のはずのため、おそらくはカメオ出演だと思われる。
- 西久保:第7巻にて柔道インターハイ決勝戦の主審役として登場。
- 玉城一史:第14巻にて柔道決勝戦の主審役として登場。
- ちなみに柔道公式戦の審判ライセンスシステムから、西久保と玉城は、カメオ出演ではなく本人の可能性が高い。参考:柔道情報まとめサイト|柔道の審判ライセンスの種類や取得方法
- 柴田辰徳:第8巻にて東都文化大学柔道部コーチ役として登場。ヒロイン:望月結希をスカウトしていた。
- 最終巻第14巻の柔道パートにて、佐鳴高校女子柔道部監督として「石塚今日子:袴田今日子」が登場。そして一人娘の「石塚夏穂」がヒロイン:望月結希と対戦した。また来留間麻理が試合の解説者役として登場した。
- 「この二人の登場」はTwitterでひと騒ぎとなった。参考:河合克敏の「とめはねっ!」に同じ作者の旧作「帯をギュッとね!」キャラが登場~その反響 - Togetterまとめ
- ちなみに麻理は第5巻165Pの表紙絵にて、仲安昌邦とカメオ出演をしている。
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