頭が2つある生物のイラストにつけられるタグ。
概要
奇形で産まれてしまった動物にもこのタグが付けられることがある。記録上、最も古い例はヒファロサウルスの子供だとされる。
数多くの怪物の中で、頭がいくつもある怪物の1種。主に竜や蛇の姿をしていることが多く、場合によってはロボットの姿もある。勿論頭が2つもある怪物はいるが、心も2つの怪物がいる(例:善と悪)。
大抵の人間は怖がるのは当たり前。しかし時には友達になることもある。
類型
頭が2つ並んでいるケースが多いが、尾側にも首があるケース(双頭蛇アンフィスバエナなど)もある。
「双」という字のニュアンスからか、双頭という場合、2つの頭は対等であることが多い。鵺(尾が蛇)のように、頭の大きさや重要性に明らかな差がある場合は、あまり双頭とは呼ばれない。
例
登場作品
神話・伝承
ウルトラシリーズ
- 「ウルトラセブン」
- 「大決戦!超ウルトラ8兄弟」以降
- 「ウルトラマンオーブ」
- 「ウルトラマングレート」
- 「ウルトラマンSTORY0」
- 双頭のゲラン : 「ウルトラマンSTORY 0」に登場する双頭のゲラン。
- 「ザ☆ウルトラマン」
トランスフォーマー
- ハングルー、シナーツイン
- ダブルクロス : それぞれの頭が独立した意志を持っており、ケンカすることも。劇中人型にトランスフォームすることはなかった。
- ブラックザラック蛇蝎形態 : 頭部を破壊され、この形態にトランスフォームした。
- ストレイフ : 双頭のプテラノドン型のトランスフォーマー。
- ギガトロン(ギガドラゴン) : デストロンガーの破壊神。
その他
- 「BLUE_DRAGON_天界の七竜」のヒルデガルド : 男性と女子の2つの心を持つ二重人格の上位生命体。本当の姿や影は双頭の緑の竜。作中の終盤で双頭だと判明する。
- 「FFⅢ」の2ヘッドドラゴン : ラストダンジョンの闇の世界にある火のダーククリスタルを守るボスモンスターの一体として登場。攻撃方法は物理攻撃のみだが、とんでもない攻撃力と数回攻撃を繰り出してパーティーを絶望の淵へと苦しめてくる。
- 「FF7」のイン・ヤン
- 「NARUTO」の左近・右近 : 音の四人衆の一員。兄弟で合体、一つの身体を形成している。普段は左近が主体となって動くが、場合によっては分離したり、右近が主体になることも可能。
- 「ZOIDS」のキメラドラゴン : 恐竜とクワガタムシの頭部を持つゾイド。
- 「グラディウスⅢ」のヴァルチャードドラゴン : ST7のプロミネンスステージのボスワイバーンを倒した後に出現する首、尾に2つ頭を持つドラゴン型生体兵器 スーパーファミコン版ではゴルゴーンという名を持ったドラゴン型生体兵器が出現するが、攻撃パターンが簡素化されている。
- 「ゲゲゲの鬼太郎」の2つ首のミイラ妖怪 : 冷気を放つ首と炎を放つ首を持つミイラ。DS版では『双頭ミイラ』と云う名になっている。ダイの大冒険の氷炎将軍・フレイザードの設定はこの姿から由来されている。
- 「ジャンボーグA」のゴールドドラゴン
- 「スターオーシャンセカンドストーリー」のギョロ・ウルルン : アシュトン・アンカースに憑依した赤と青の龍。
- 「スーパー戦隊シリーズ」
- 「聖闘士星矢」のアルファ星ドゥベのジークフリート : 彼の神闘衣アルファローブは双頭竜を模している。
- 「セサミストリート」の2つの頭のモンスター : 紫の体を持つマペット。心も声も別々らしい。正式な名称は不明。
- 「ドリトル先生シリーズ」のオシツオサレツ
- 「忍ペンまん丸」の二面猿 : 甲賀流忍者の一人でお爺さんと子どもの2つの顔を持つ猿。フタを開けたものを吸い込む瓢箪を持っている。
- 「日陰の忍者_勝彦」のアメ入道とムチ入道 : 主人公の相談役。双頭の法師の姿をした2つの心を持つ男性。
- 「ポケットモンスター」
- 「ファイヤーマン」のダブルゴッド
- 「魔法少女かずみ☆マギカ」の双頭の邪翼
- 「ミラーマン」のペアキングモンス
- 「モンスターハンタークロス」のオストガロア:実際は触腕の先に頭蓋骨をハメて双頭に見せかけてる化物イカである
- 「遊戯王OCG」
- 「ロックマン8」のサーチマン
- 「スターフォックス」のモナークドドラ
用語
- 双頭蛇 : 体の両端の2つの首がある毒蛇。アンフィスバエナともいわれている。
- 双頭の鷲 : 鷲の紋章の1種。その名の通り首が2つある鷲。
- 双頭の悪魔 : 有栖川有栖作の小説。
- 双頭連結器 : 電車の連結器。