概要
1975年12月15日、ギリシャ・アテネ生まれ。神奈川県川崎市育ち(本籍地はこちら)。
祖父は戦後文学を代表する小説家・詩人で、『モスラ』の原作者の一人でもある福永武彦、祖母も詩人の原條あき子、父親に芥川賞作家の池澤夏樹を持つ文筆家一家のお嬢様。池澤姓は、祖母の再婚相手の姓である。
学生時代にはイギリスやタイに留学するなど、国際的な経歴を豊富に持つ。
イギリスを始めとして世界各地に家があり、誰がどこにいるのかを把握しておらず、全員が一箇所に集まるのは年に1度か2度くらいである。
なお、名前が似ている事から、よく同業の花澤香菜と混同される事があるが、仕事上の接点は皆無に近く、『マギ』への個別出演(池澤=ライラ、花澤=練紅玉)や、『SDガンダム GGENERATION OVER WORLD』のマイキャラクター選択ボイスに共にクレジットされた程度で、実は共演らしい共演は実現していない。
事務所経歴
オスカープロモーション(2002年~2013年12月末)
フリーランス(2014年1月~6月)
アクロスエンタテインメント(同年7月~現在)
嗜好
ファーストフードやジャンクフードをあまり好まない傾向があり、収録後の食事やお茶タイムはそういった店を避けるために、自ら率先して店舗探しや行き付けの店に誘導することが多い。
また知る人ぞ知るマニア級のモデラー。改造ガンプラのパーツを自作するなど朝飯前の模様。そのせいか某イベントではモデラー枠での出演をしているほどである。自身の代表作である『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の思い入れもあってカスタムミニ四駆も所持しており、しばしば披露することもある。
スパロボシリーズのファン。同シリーズの出演を望んでいた。
2019年8月現在、以下の担当キャラがシリーズに登場している。
『第2次Z』『第3次Z』『UX』にダンクーガノヴァが参戦した際の飛鷹葵。
スパロボオリジナルキャラのみ登場のOGシリーズにも、『第2次』にてアーマラ・バートン役で出演し、『DD』のオリキャラリナリア・クオも担当。
家系のせいか重度の活字中毒で、字が読めるようになった頃から、起床後から朝食中、通学中、授業中、給食中、下校中、夕御飯中と、就寝まで本を手放さなず、1日に3~4冊を読む生活を送っていた。
大人になった今でも1日に1~2冊は読み、休日には傍らに本を積み上げて、食事をする間も惜しんでひたすら読書に没頭する。
そんな自分を「書痴」「超のつく読書狂」と称する。本を読むために、電車での移動を好むほか、旅先にも必ず複数の本を持っていく。
『本の雑誌』2009年1月号から、読書コラム「乙女の読書道」の連載を開始した。
日本SF作家クラブ会員でもある。⇒日本SF作家クラブ公式サイト内 会員名簿 祖父が『モスラ』の原作となった『発光妖精とモスラ』の他、「船田学」名義で『地球を遠く離れて』を執筆していた血筋ゆえか。
エピソード
レッツ&ゴー!!
- 自身の代表作となる『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』シリーズでは佐上ジュン役でオーディションを受けていたが、豪役を志望していた参加者の到着が遅れたことから、オーディションの補佐として渕崎ゆり子とともに掛け合いを演じることとなった。少年役の経験のなかった池澤は戸惑ったが、あくまで本気のオーディションではなく掛け合い相手として呼ばれただけなので気楽にやって欲しいと言われて、気持ちを切り替えて演じたところ、まさかの大抜擢となった。
- シリーズではほぼ新人だったうえ、現役大学生という状態だったとのことで、同じくキャリアの浅かった森久保祥太郎とともに切磋琢磨したとか。池澤は星馬豪役の他に大神マリナ役も担当している。
- マグナムセイバーがソニックセイバーとともにマグマに落ちてしまうシーンでは、本気で泣き崩れてしまったほどショックだったというのは有名な話。
- ニコニコ生放送で同番組の一挙放送が行われた際には、一般視聴者とともに見ていたらしい。
- 本編の未来の話となる「Return Racers」では大人の豪ということもあり、豪役を森久保祥太郎が演じることとなった。このため池澤は作品に参加できなくなってしまった(次世代機を操る子供・翼の役は徳井青空)。そのため、子供時代編において何かしらのリバイバルを望んでいた。その後は記念ドラマCDで演じることに。
- 豪役の印象が強い池澤ではあるが、続編でマリナを演じたことも含め、担当したキャラクターの多くは女性キャラが多い。有名作のイメージ優先でキャスティングされやすい芸能界においては珍しい事例と言えるだろう(とはいえ昔は少年役も多かったが)。
主な出演作品
アニメ
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