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怪獣墓場の編集履歴

2021-06-23 19:37:49 バージョン

怪獣墓場

かいじゅうはかば

特撮ヒーロー番組「ウルトラマン」第35話のサブタイトル、及び同エピソードに登場する場所の名前。

概要

1967年3月12日に放送された、実相寺昭雄監督によるウルトラマン第6回監督作品のタイトル。

もしくはウルトラシリーズに登場する地名を指す。


ウルトラマン第35話「怪獣墓場」のあらすじ

宇宙のウルトラゾーンの中で科特隊の面々は怪獣墓場を発見。

今まで倒してきた怪獣達を弔うため、怪獣供養を行う事に。

その時、彼らの前に新たな怪獣が現れたが…(詳しくはこちら)。

登場怪獣

亡霊怪獣シーボーズ


怪獣墓場の主な登場エピソード

ウルトラマン:第35話「怪獣墓場」

ザ☆ウルトラマン:第27話「怪獣島浮上!!」

ウルトラマン80:第15話「悪魔博士の実験室」

ウルトラマンメビウス:第21話「虚空の呼び声」

ウルトラマンメビウス外伝ゴーストリバース:STAGE1「暗黒の墓場」、STAGE2「復活の皇帝」

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

ウルトラマンサーガ(映像には登場せず設定のみ登場)

ウルトラゼロファイト:第1部「新たなる力」、第2部「輝きのゼロ」

ウルトラファイトオーブ

ジャンボーグA第21話「怪奇!宇宙の怪獣墓場」


地名としての怪獣墓場

特撮4コマ

ウルトラ戦士達に倒された怪獣や宇宙人の魂が眠っている場所。

2009年に発売されたOV作品『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』の解説書ではもっと詳しい解説が書かれ、曰く「多世界解釈における複数の宇宙にまたがって存在する定常的な空間の歪み」らしく、簡単に言うと次元を超えて様々な怪獣たちの亡霊が流れ着いてくる吹き溜まりのような場所だという。

これを裏付けるものとして、ウルトラマンベリアルの配下であるベリアル軍団(怪獣墓場に眠っていた怪獣・宇宙人の亡霊を復活させたものとされる)には、スペースビースト根源的破滅招来体の手先であったガンQといった昭和ウルトラマンのシリーズとは世界観の繋がっていない世界の怪獣も多数登場している。

そのため、色々な宇宙に繋がる空間でもあるので、ここでの戦いで敗れたベリアルは別宇宙に流れ着いている


また、亡霊の他にも概念などの存在そのものも流れ着くので、本編で死亡していないキャラクターや、ロボット怪獣などの生命体ではない存在も見られるのが特徴。それだけでなく、企画段階のベムラークラプトンといった没になった怪獣も流れ着いているらしく、メタ的な意味でも円谷怪獣の墓場と言える。


空間の密度やベクトル位相が一定せず絶えずランダムに波打っているため、エネルギー収支という宇宙の最も基本的な法則が成り立たない場所でもあり、怪獣の亡霊以外にも小惑星等も漂着し、巨大な浮遊大陸も存在している。

また、何故か空気が存在し地球によく似た環境が形成されているため、生身の人間や生命体が普通に活動できる場所でもある。


ジャンボーグA第21話にも怪獣墓場が登場するが、新ウルトラマン列伝にてマルチバース設定の一つに組み込まれている事が確定した為、恐らく同一の場所だと思われる。尤も、「列伝時空」での発言なのでアテにならないと言いたいところだが、アメコミ版レッドマンウルトラマンタイガのボイスドラマなどでウルトラシリーズと円谷特撮の世界観が往年以上にリンクし始めている為、あながち列伝時空だけの設定というわけでもないのかもしれない。


主な地名

グレイブゲート

三つの輪が組み合わさったような外見をした怪獣墓場に出入りするために必要な巨大建造物で、少なくとも60万年前に作られたと言われている。

誰が作ったものなのかは不明で、様々な宇宙に存在していると言われる。


小惑星

レッサーボガールが棲息している。


浮遊大陸

広大な怪獣墓場の中でも一際広い空間。数千万もの怪獣たちの魂が浮かんでいる。


炎の谷

浮遊大陸の深部にある秘境で、生きとし生けるものすべてを焼き尽くす灼熱の炎で覆われている。

たとえウルトラ戦士であろうとも立ち入ることはできず、バーニングブレイブに変身できるウルトラマンメビウスでようやく通り抜けが出来るが、それでも大きなダメージを負ってしまう。

かつてウルトラマンキングギガバトルナイザーを封印した場所で、EXゼットンが棲息し、ギガバトルナイザーの警護に当たっている。

ウルトラマンベリアルがベリュドラとなったときには、体の一部に他の怪獣共々一体化していた。


映像作品以外での設定

ウルトラボーンランド

食玩「ウルトラボーン」に登場する空間。

一度土にかえったが不思議な力により、意思を持った骨格「ウルトラボーン」となった怪獣たちが暮らしている。


モンストリア

ドラマCD「ウルトラ怪女子」に登場する空間。

人間たちの想像が実体を持つ特殊な場所で、もともとは人間の創造によって生み出された怪獣たちは死後少女の姿になる

前提となる設定からして完全に第四の壁無視している気がするが気にしてはいけない。


怪獣墓場学園

漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat. POP Comic code』に登場する女子校で、ウルトラ戦士たちとの戦いに敗れた怪獣たちが、女子高生(!)に生まれ変わって通学している。

怪獣墓場のほぼ中央に位置しており、ここを中心に怪獣墓場は未来ゾーン、昔ゾーン、自然ゾーン、不思議ゾーンの4つのエリアが伸びているが、その外がどうなっているかははっきりしていない。

また、怪獣墓場の一角に霊園が存在しており、作中の描写から、死亡した怪獣たちはここで少女の姿に生まれ変わっているのではないかと推測される。

なぜ怪獣たちが少女の姿になるのかは今のところ特に説明されていない(主人公メフィラスは、地球人の男性の弱みを握るためではないかと勝手に解釈している)が、学園の校長が何かの目的のために怪獣少女たちを集めているらしいことが語られおり、物語の展開に関わる重要な要素になっていることが推測される。

ちなみに、上記のモンストリアとの関連性は不明。


ウルトラマンfighting evolution rebirthの雪原地帯

便宜上こちらも怪獣墓場として扱う。

不審な地震の震源地でツインテールグドンバキシムなどが氷に閉じ込められている。

その氷に閉じ込められていた怪獣に、事件の黒幕でかつてウルトラマンに倒されたジェロニモンもいた。


ウルトラ兄弟VS暗黒大軍団

物語の舞台として登場。浮遊していた怪獣の内訳は次の通り。


余談

ピープロの作品スペクトルマンにも怪獣墓場という空間が存在しているが、ウルトラシリーズとは無関係である。

またキン肉マンにおける「超人墓場」は、怪獣墓場のパロディである。


関連タグ

怪獣墓場(ウルトラマン) ウルトラ怪獣

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