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オリーヴ(ポケモン)の編集履歴

2021/09/23 20:16:54 版

編集者:なっく

編集内容:誤変換を修正。

概要

ポケットモンスター ソード・シールド』に登場するキャラクター。

名前の由来は恐らく「オリーブ」。

白いリクルートシャツの上から赤いチューブトップ、黒のタイトスカートストッキングと黒いハイヒール白衣を上から羽織るという出で立ち。身長はヒール込みで180㎝もある。一人称は「わたくし」または「オリーヴ」。

マクロコスモス社長ガラルポケモンリーグ委員長であるローズ秘書を務める女性。常に冷静沈着な態度を崩さない。自身もマクロコスモスグループの副社長で、実質的な経営を任されている。

人々にサインをしたりリーグカードをプレゼントしたりといったファンサービスが旺盛なローズを諫める等、彼に振り回されることも。社長と副社長の立場ながらローズのことは「委員長」と呼んでいる。

本編ではバウタウンで初めて主人公と対面。主人公のライバルの一人であるビートに「ねがいぼし」を集めさせているようだが…。

人物

「マジ? オリーヴ キレそうだわ!!」

物語開始当初は実務面からローズを支える秘書として描かれていたが、中盤でローズとの打ち合わせが長引き、一向に戻ってこないダンデを心配して彼の元に行こうとした主人公とホップを、自身の直属の社員たちを差し向けて立ちふさがってくると大変大人げないことをしてくる。2人がこれを悉く蹴散らすと、タワーの上層へ赴いて自ら2人の前に立ちはだかった。

それまでの冷静さをかなぐり捨てて凄まじい形相で激高しながら主人公に勝負を仕掛けるという衝撃のシーンを披露し、プレイヤーを戦慄させた。

とはいえ、そこまでした理由は単に「委員長とダンデの打ち合わせを邪魔されたくなかったから」というもので、悪意を持って2人に危害を加えようという意図はなかったと思われる。

言わば忠誠心がやや行き過ぎたが故の行動だったと言えるだろう。

実際、後にローズが独断で行った行為に関してはその詳細を殆ど知らされていなかったようで、彼自身すら危険に陥った時は慌てふためき、一転して主人公にも助けを求めた程。

また、性格も真面目一択ではなく怒りや闘争心を表に出すと普段の冷徹そうな表情が豹変し、三白眼ヒステリックな形相になるのが特徴(ただし、待機時には普通の表情に戻る)。また、このような状態では時折一人称が自分の名前である「オリーヴ」になる。

本人の言からすると、普段は立場に相応しい人間であるべきと自粛している事が窺え、寧ろ興奮している時の状態が彼女の素に近いものと思われる。こういった言動から元々は多少なりとも粗暴な一面もある性格なのかもしれない。

手持ちポケモン

ポケモンタイプ
ユキメノコこおり・ゴースト
アマージョくさ
エンニュートどく・ほのお
ミロカロスみず
ダストダスキョダイマックスどく

全体的に『美しい』『女性的な』イメージのポケモンを使用しており、この点では前作のルザミーネと近い傾向にある。

だが、ラストに出してくる切り札はおおよそ美しさや女性らしいイメージからかけ離れたダストダスである。

センシティブな作品[pixivimage:78358063‬:s]

これに関しては、「普段は美しいが本性は黒い彼女をイメージした」、「美しいポケモンで揃える中、ダストダスは思い入れのある相棒ポケモン」、「彼女自身かつてはどん底にいるような存在だったことの暗喩」と様々な考察がなされている。

オリーヴ自身もダストダスをキョダイマックスさせ、技を放つ際に「イメチェンする前から得意だった技」と語っていることから、少なくとも以前は現在とは違った雰囲気の女性であったこと、ダストダスとの付き合いが長く強い思い入れを抱いていることは本当の事と言える(キョダイマックス使用時にも、一瞬しっかりとボールを抱きしめているような仕草をしている)。

また、他の所有ポケモンも進化に際して美しく「イメージチェンジ」する種で揃えているという見方もできる。

ちなみに、意外にも第8世代のポケモンは1匹も所持しておらず、それどころかマクロコスモスの中で唯一、はがねタイプのポケモンを1匹も持っていない。

本編クリア後

自首したローズに代わってガラル鉱山にて社会奉仕に従事しており(グラフィックの都合なのか、格好は秘書時代の時のまま)、話しかけるとローズのレアリーグカードを入手できる(ちなみに彼女はローズのサイン入りリーグカードをなんと100枚持っているらしい)。記述も合わせれば、ローズが何故今回の『悪行』に及んだかの背景が窺える。

一方で、彼女自身はリーグカードを作っていないらしく、残念ながらゲーム中では彼女のリーグカードは登場しない。自分はあくまで社長を支える秘書であり、そのようなものは不要と考えていたのかもしれない。

ローズの失脚に伴い、(恐らくローズの悪事を止められなかったことへの連帯責任を取らされる形で)マクロコスモス副社長を解任され、食い扶持の為に仕方なくなのか、それとも自らの意思で奉仕しているのかは明言されておらず不明だが、彼女自身としてはかつてローズも炭鉱で働いていたことから特に苦には思ってないようで、むしろ喜びを感じているとのこと。

そして、彼女は今でも獄中のローズを慕っており、決して権力欲しさの方便や副社長としての権威の為に秘書を務めていたわけではない事が窺える。

良くも悪くも純粋すぎる性格であったが故に、信奉するローズの計画を止めるどころか逆に加担する道を選んでしまい、結果として今回の惨劇を引き起こした遠因となってしまったという見方もできる。

なお、彼女と再会する場所は、こわいかお」のわざマシンが拾える場所だったりする。

恐らく、怒ると凄まじい形相になる彼女の気質と絡めた一種の小ネタなのだろう。

冠の雪原では、カンムリ雪原の「いにしえの墓地」に出現することがある。

服役中なはずのローズが目撃されたという情報を聞いてやってきたようだが、そこにいたのはローズ…ではなく、その弟ピオニーだった。

彼の事も話には聞いていたようだが、「兄弟とはいえ似ても似つかない」とその能天気さに憤慨し、人違いと知って帰っていった。

CV:長尾歩

第5話「秘書」にて主役として登場。ゲーム中では語られなかった彼女の過去が明かされた。

以前は一人の研究者としてダイマックスやキョダイマックスに関する研究を行っていた。

本編での姿が「イメチェン」後のものであることに言及していたとおり、現在のファッショナブルな姿とは正反対のメガネをかけた野暮ったい服装で、黙々とデータに向き合う日々を送っていたようだ。

研究者時代の彼女の傍らには、後に本編で繰り出してくるダストダスになるであろうヤブクロンの姿もある。

研究の成果が出ないまま多くの同僚が離れていく中で、ローズが彼女の研究課題に価値を見出しスカウト、それから副社長、秘書として大成していったエピソードが明らかになった。

研究職出身とはいえ、副社長としてもビジネスマンとしても辣腕をふるっており、社員の指揮を執るだけでなく自ら現場視察へ赴いたり、一社員へ直接アドバイスを行ったり、ロトムが起こしたシステム上のトラブルにもエンジニアとして対処したりと、その万能ぶりで他の社員から絶大な信頼を寄せられていることが窺える。

一方で会社の重要な課題の多くを受け持ち過ぎている節もあり、朝に淹れたコーヒーに口をつける暇もないまま夕方になってしまう日もある様子。

立場や仕事が変わった現在でも研究者としての気質は色濃く残っているらしく、隣にローズがいようとダイマックスとキョダイマックスの違いに疎い相手に専門用語を交えながら長々と説明しようとするなど、本編とはまた違った人間くささを持つ人物像が描かれている。また、片付け下手なのも当時から変わっていないらしい。

なお、ローズに対する態度はあくまでも事務的だが、彼からの感謝や労いにはぐらかすような言葉を返すなど、奥行きのある感情を垣間見せる場面も。

EXPANSION『星の祭』ではダストダスと共に炭鉱で働いている彼女がちょっとだけ登場した。

CV:湯屋敦子

新無印42話の「ソード&シールド」編で初登場。ローズの表の事業も裏で行っている計画も等しく傍で支え、地下プラントの防壁がエネルギー漏れで破られる事態に対処を指示。

凄まじい形相も健在で、43話でローズの誘いを断ったサトピカに対して、無言で髪の毛を逆立てて炎のようなオーラを放ちながら顔芸を披露するという、ゲーム以上の剣幕を見せた。

ただしゲーム本編とは違い、ムゲンダイナが大量のエネルギーを放出した上で脱出、ローズがその現場に向かっていても涼しい顔をしており、良くも悪くも賛同者としての側面が強まっている。

その後、ムゲンダイナを止めようと駆けつけたゴウとラビフットを妨害するも、繰り出したミロカロスは進化を果たしたエースバーンかえんボールであっさり焼き倒されてしまい、ショックを受ける。その後、ローズと共にヘリコプターで脱出するも、全てが終わった後は、ローズ共々消息不明となった為、ゲーム版と異なり最後まで改心しなかった。

ミロカロスが切り札であるかのような描写が目立ち、ダストダスは繰り出してこなかった(代わりに部下がキョダイダストダスを使役し、ゴウを襲っている。ひょっとしたら部下に貸し出したのかもしれない)。

関連タグ

ポケモン ポケモン剣盾 ガラル

マクロコスモス(ポケモン) ローズ ビート 悪の組織(ポケモン)

ムゲンダイナ

残念な美人 秘書

似た感じのトレーナー

  • ルザミーネサン・ムーン及びUSUMに登場した悪の組織に加担している女性(ただし、ポジションはローズと同じ組織の長である)。金髪ロング、顔は良いのだがかなり大人げない(オリーヴはキレ症気味、ルザミーネは四十路のくせにわがまま幼稚)、メンバーにミロカロスエンニュート(アニメ版限定)とくさタイプ(ドレディア)がいる、顔芸が多い…といった共通点がある残念な美人。彼女もオリーヴと同じく最終的には悪役をやめて改心した。
  • カベルネベストウイッシュ発のアニポケオリジナルキャラ。オリーヴらとは違い悪の組織には加担していないが、彼女もまた残念な美人。大人げない性格(カベルネは思い込みが激しいうえ毒舌)、目的の為なら手段を選ばない(オリーヴは大勢の部下を率いて主人公の行く手を阻み、カベルネは詐称を数回行ったが、どちらも不発に終わった)、メンバーにみずタイプ(フタチマル)がいる、顔芸が多い、どちらの服装もフォーマルかつ赤色である…という点が共通している。
  • クララ:オリーヴと同じ世代から登場したトレーナー。カベルネと同じく悪の組織には加担していないが、やっぱり彼女もオリーヴと同じ残念な美人であり、主人公よりも年上なのにかなり大人げないところを見せた(クララはかなりの腹黒かつぶりっ子でバトル前にどくびしを撒いた事がある)ものの、後にそれらを反省する。それ以外ならば、メンバーにどく複合(クララは全ポケモンがどくタイプ持ち)がいる、ジャケットを羽織っている、顔芸が多い…という所がオリーヴに似ている。
  • ザオボー:男性だが、オリーヴと同じく悪の組織のトップの側近ポジションであるトレーナー(上記のルザミーネの側近的な存在)。手持ちに魚類風のポケモン(ハギギシリ)がいる、メディアごとに改心の有無が見られる(オリーヴは本編ではきちんと改心したもののアニポケでは最後まで改心しなかった。ザオボーはUSUMとポケスペでは改心しなかったもののSMとアニポケで改心した。)、オリーヴら女性陣に負けず劣らず顔芸が多い…と、共通点がある。相違点は体型で、オリーヴら女性陣はとても健康的なナイスバディ(女性陣の内、ルザミーネとクララはオリーヴとカベルネ以上に何処とは言えぬが大きめである。)なのに対して、ザオボーはガリガリで不健康な体型である(アニポケにて、ザオボーがある人物の変装をやった際にその不健康さが明らかになった。)。
  • パキラXYに登場した美人トレーナー。普段はアナウンサー四天王をしているが、彼女の本当の姿はオリーヴと同じく悪の組織ナンバー2である。主人公の前に立ち塞がるといった大人気ない所があったがローズへの忠誠による行動であるだけで真の意味では悪役とは言い難いオリーヴ、ゲーム本編では(バージョンの違いによるものとはいえ)改心したかどうか怪しいがアニポケではちゃんと改心し現在進行形愛すべき馬鹿になってきているルザミーネとザオボー、自己中セコい行動が目立ったもののオリーヴらとは異なり悪の組織には加担してないうえ(タイプは異なれど)珍妙な可愛さを持つためかどこか愛嬌があるカベルネとクララに比べると、彼女はガチの悪党であり、良心の欠片すら見られない程に非道である(さらに、オリーヴらとは違って顔芸を見せる事は無く自身がいる組織が掲げる正義を貫き通そうとする為、良くも悪くもオリーヴら以上にシリアスである事が分かる。)。ただし、アニポケではオリーヴと違って改心している。さらに、ポケモンの編成に関してはどちらもほのお複合(ファイアローヘルガー他)がいる。
  • マトリ:オリーヴ、パキラと同じく悪の組織のナンバー2。体型はオリーヴとルザミーネとカベルネとクララとパキラに似てナイスバディ。

考察

上記の文章に書いてある通りにオリーヴと共通する点があるルザミーネらだが、もう一つ共通する点がある。それは「進化時に美しくイメチェンしたポケモン」で、マトリ以外のメンバーにそれらしき該当ポケモンがいる。説明すると、ルザミーネの手持ちであるミミロップは身体がふわふわとして可愛かったミミロルの時に比べると、全体的にセクシーな雰囲気になっているうえ、身体を覆っていた黄色い体毛がほぼ無くなりストリップダンサーもといバニーガールみたくな美しさを得ている。カベルネの手持ちであるメブキジカ素朴な可愛らしさが特徴だったシキジカの時に比べると、体格が大きくなって顔立ちもかなり凛々しくなったうえ、自身の四季で表すというな美しさを得ている。パキラの手持ちであるカエンジシは丸っこかったシシコの時に比べると、顔立ちがクールになっての如く立派なが生えた為情熱的な美しさを得ている。また、美しさに拘らなくていいならザオボーとクララのリージョンフォーム(内容としては初期はオリジナルと同じ姿だが最終的にはオリジナルと全く異なる姿になるという内容で、ザオボーはアローラライチュウ、クララはガラルマタドガス)もある意味イメチェンと言えるかもしれないだろう。そんなポケモンを所持するルザミーネらもオリーヴと同じく現在とは見た目や性格が違っていたと思われる描写がある(各記事参照)。だが、今の性格へと至る経緯はオリーヴと違って暗めな内容であり、ルザミーネのイメチェンはを失うという「悲劇」でその悲劇以降はある事以外眼中にない感じになり子供らの事もどうでもよくなっていった(ただし、アニポケではゲーム版と違って親バカになっている)、カベルネとクララのイメチェンはそれぞれが経験した「挫折」で挫折経験後は自分の成功の為にと狡猾な手段を行使する面が増えた、ザオボーのイメチェンは歪んだ「私欲」で上記のカベルネらよりも狡猾な手段を行使していく場面が増えた(ただし、この描写があるのはUSUMとアニポケだけである。また、マトリとパキラはオリーヴらと違って元からあんな感じだったと思われる。)。

その他

  • 秘書スージー別作品の登場人物だが、オリーヴと同じく主人公と対立している組織の社長の秘書ロングヘア、様々なところで主人公と敵対していたが後に改心する…という共通点がある。彼女もオリーヴら女性陣と同じく残念な美人で、他人の店を店主に内緒で改装したことがある。
  • マーガレット:スージーと同じく作品の登場人物だが、彼女も秘書である。オリーヴらとは違って彼女と対峙する事は全くないが、特定の条件を満たせば、彼女とバトルが行える。やっぱり彼女も残念な美人でダジャレが多い。

オリーヴ(ポケモン)の編集履歴

2021/09/23 20:16:54 版

編集者:なっく

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