概要
正式名称は「サイファーポール"イージス"ゼロ」。
世界政府の諜報機関サイファーポールの0〜9まで存在する中での最上級に位置する組織で、"世界最強の諜報機関"や"仮面の殺し屋"と呼ばれる。
トップの「総監」指揮の下、世界貴族の直属として動いている。具体的には世界貴族の命令による政治的活動に諜報、天竜人の警護、裏社会での金や武器の管理、天上金の流通経路の警護などを主な任務とする。
一方、時に五老星の「もっと上」からの命令に従い、海軍を軽視した行動も行うことから、現・海軍元帥のサカズキからは「天竜人の傀儡」と称され忌み嫌われている。
その権力は絶大ながら、五老星から世界政府の未来を左右する特に重要な任務を任せられることもあるため、命の危険を伴う任務を行うこともある。
詳細
メンバーは、他のCP1〜9のメンバーとは真逆に、純白のスーツと帽子(アニメ版の描写)を着用し、勲章を着ける者もいるなど、一見すると諜報機関とは思えない程目立っている。しかし、任務を行う際等には顔にはウォーターセブン潜伏時にCP9が着用していたような民族がつけていそうな仮装用の仮面を被っており、素顔はバレないようにしている他、偽りの職業を持っていたりと任務によってはそのような事をして素性を明かさないようしている。
公的には「存在しない」扱いのCP9と違い、後述のように一般市民にも存在自体は知られているため、あえて目立つ格好をするのも威圧を目的としている可能性も有る。
ニコ・ロビン曰く、「CP-0が動いた時に良い事は起きない」との事で、元王下七武海のジンベエも「奴らが動く時は歴史的な大事件が起こる予兆と言われる」と評している(CP-0がその場にいる時点=世界政府の厄介者を排除しに来た事になるため)。相当厄介な組織であるらしく、ドレスローザに現れた際は世界政府と因縁深いロビンや元世界政府科学者シーザー・クラウンはかなり警戒し、王下七武海のトラファルガー・ローも驚いていた。
また、海軍本部の機密特殊部隊であるSWORDの詳細も知っており、その行動目的上「不都合」として対立関係に有る模様。
正にAIGIS(盾)とSWORD(剣)の関係と言える。
どちらも一応政府側の組織ではあるものの、こちらは世界政府直属なのに対しSWORDの方は海軍が指揮をとっているため、上述の通り目的が噛み合わないこともあるようで、その時は政府側同士にもかかわらず戦闘を繰り広げる事も。
実力に関しては、ロビン曰くマスクを着けたメンバーはCP-0の中でも別格とのこと。
実際にモコモ公国のミンク族の戦士達からは異常な強さと評されており、劇中では、すでに手負いだったとはいえ動物系古代種の能力者であるX・ドレークを手こずりながらも撃破し、スクラッチメン・アプーは敵わないと考え逃走を選んだ。
古代巨人族の失敗作であるナンバーズを容易く撃破した他、すでに重傷だったとはいえ元白ひげ海賊団隊長のイゾウは相討ちを狙う等、おそらく能力者ではなく六式を駆使した体術使いであっても、最悪の世代や王下七武海クラスに比肩する実力者でもある。
五老星曰く「特級のエージェント」であり、一人失うだけでもかなりの痛手らしい。
なお、これらが判明する前に放送されたTVスペシャル『ハートオブゴールド』では、ジスモンダ(赤い仮面の男)がマッド・トレジャーに倒されている。
所属メンバー
作中登場順。
氏名 | 能力等 | 特記事項 |
---|---|---|
ゲルニカ | ドレスローザから登場した白塗り顔の男。 | |
ヨセフ | 手長族(推定) | ドレスローザから登場。シルクハットを被っている。 |
ジスモンダ | ドレスローザ、世界会議に登場した、赤い仮面の男 | |
ロブ・ルッチ | ネコネコの実モデル"豹" | 2年前はCP9 |
スパンダム | 2年前はCP9の司令長官 | |
カク | ウシウシの実モデル"麒麟" | 2年前はCP9 |
ステューシー | 不明(動物系) | 表の顔は“歓楽街の女王”の異名を持つ裏社会の大物 |
マハ | ワノ国から登場した丸顔のひょっとこ面。仮面は下の持ち手で両手(戦闘時は片手)で持って使用 |
全体の人数は不詳なので、この他にメンバーがいる可能性は高い。
恐らく仮面エージェントの名前は、ピカソの『ゲルニカ』、ゴヤの『裸のマハ』『着衣のマハ』、ラトゥールの『聖ヨセフ』、ミュシャの『ジスモンダ』と、西洋絵画が由来と思われる。
動向
本編
ドレスローザ編
ゲルニカ(イラスト中央)、ヨセフ(同左)、ジスモンダ(同右)の3人組が初登場。ドンキホーテ・ドフラミンゴの王位放棄及び七武海脱退が誤報であったことを伝えるために現れた。
ドレスローザで勃発した戦いが集結した3日後には、地下に残されているはずの武器及び密売リストを回収するべくロブ・ルッチとカク、スパンダムが現れた。この際にCP9の頃には一応上司と部下の関係だったスパンダムとルッチの立場が逆転していることが示唆された。
ホールケーキアイランド編
ビッグ・マムのお茶会に参加していた歓楽街の女王ステューシーがCP-0であることが判明。
状況を見極めつつ自分の正体を知るモルガンズと共に万国を脱出した。
世界会議編
ルッチ、カク、ステューシーの3人及びジスモンダ(赤い仮面の男)が登場。天竜人であるチャルロス聖を守り、結果的には戦争の火種を消す。
ワノ国編
- 第二幕
ドレスローザ編に登場したゲルニカとヨセフ、そして初登場となるマハがワノ国に入国。
ドフラミンゴ逮捕の影響を受けてワノ国将軍の黒炭オロチと直接武器取引の交渉を行うこととなる。Dr.ベガパンクの要求などの無理難題を叩きつけられ交渉は難航していた(カイドウがバックに着いている為に、オロチは世界政府の対応を恐れず強気の姿勢を見せていた)。また、都で活動中のところをX・ドレークに目撃される。
- 第三幕
金色神楽当日は鬼ヶ島での戦況を傍観・解説していたが、ロブ・ルッチを通じて"上"から指令が下り、ロビンを捕獲する為にゲルニカとマハが動き出す。追跡中の所をミンク族に阻まれたり、黒炭カン十郎が作り出した火前坊に飲み込まれたものの無事に生存。
その後、遭遇したアプーがモルガンズに情報を売ることを仄めかすなどして挑発した為に指銃で攻撃。更にアプーを追っていたX・ドレークもその正体を知っていた為消そうとするも、武装色で防御していたアプーに逆襲され、そのまま2人と交戦する運びになり、最終的には手こずったもののドレークと三鬼を返り討ちにした上、アプーと一美を敗走させた。
そしてロビンの捕獲も手こずっている事を同僚に連絡。
城まで火の手が回って来た事や飛び六胞だけでは無く、最高幹部の大看板も全滅し、残すはシャーロット・リンリンとカイドウの二人だけとなった事でそろそろ脱出の準備を推奨した他、(無論この二人でもこれまでの善戦を全て無意味にする程の力を持っている怪物で有る事も知った上で)万が一「新世代」が勝利する様な事が有ればそれは一大ニュースで有り、今世界中で起きている事件に追い風を与える事になり、ここからの数分の出来事は時代を分けると言う連絡を受けたが、同時に「ここが人類の限界じゃねェか?」とも返していた。
その後、元白ひげ海賊団16番隊隊長にしておでんの家臣の1人だったイゾウと遭遇。本来なら歴史上重大な罪を犯した白ひげ海賊団の残党であるイゾウは立場上放ってはおけないが、今は麦わらの一味に用が有る為、今回は会わなかった事にしてまた何処かで会う事にしようと、その場を去ろうとする。しかしイゾウが麦わらの一味を狙う彼らを見逃すはずがなく、戦闘になり、結果マハがイゾウと相討ちになってしまう。
そこへ更に"上"から、五老星からの勅令として現在カイドウと戦闘中の麦わらのルフィを消せとの命令が入る。
ゲルニカはカイドウとルフィの戦いを邪魔するのは不可能と反論するが、五老星にとっても余裕などない状況であり、「不可能は承知の上」「世界トップクラスの戦いだからこそ危険」「"万が一"の事も有る」と返されてしまう。
ゲルニカは向かおうとするも、まだ生きていたドレークに背後からサーベルで腹を貫通されて瀕死の重症を負い、ドレークに理由を訊くと「おれの正義だ」と答え、リーダー格の男は、世界政府からの命令を遂行しているだけでそこに本意はない自身の立場と比較したのか、「うらやましいよ……」と語った後、ドレークに対して指銃で再びダウンさせた。
そしてゲルニカはカイドウとルフィの戦いに乱入し、不意を突いて鉄塊でルフィを掴んで動きを封じ、カイドウの"咆雷八卦"をルフィへ直撃させた。
当然カイドウの怒りを買うことは承知の上だったため、瀕死の状態も重なって逃げることも抵抗することもなくその場で激昂したカイドウにその覚悟を認められながらも、そのまま八斎戒で粉砕された(しかしその後覚醒したルフィの姿写真を撮影・転送した事から、一応生存はした模様)。
生き残ったヨセフは周りの様子を伺った後に月歩で一足先に鬼ヶ島から脱出し、ワノ国近海にて待機していた政府の船に乗り込み、五老星にゾウが霧の中へ消えた事で、開国はまだしない事が決まった事や、ロビンは必ず連れて帰る事についての指令を受けた。
決戦決着より一週間後、四皇2名の陥落を報じたモルガンズの発言によると、ヨセフはクイーン・ママ・シャンテ号を見かけた直後に音信不通になったとの事。
エッグヘッド編
ルッチ、カク、ステューシーが登場。
世界政府の船に乗り、バーソロミュー・くま型セラフィム「S-ベア」を連れている。
カクの説明により、ベガパンクが自身の分身体である6人の「猫(サテライト)」を率いていることが明らかになった。
この「S-ベア」をエッグヘッドに返してベガパンクの「本体(ステラ)」と6人の「猫(サテライト)」を(島内の貴重な研究成果や資料を傷付けない様に細心の注意を払いながら)全員消すことが今回の任務である模様。
また、エッグヘッドに向かったジュエリー・ボニーに関しても(政府から脱走を繰り返している事や「もう用済み」という理由から)ベガパンク同様抹殺対象としている事が判明した。
エッグヘッド近海に着いた際には、ルッチ達3人(+ハットリ)は仮面を装着し、行動を開始するが、そこへ海獣兵器(シービーストウェポン)と遭遇し、ベガパンク03“想(エジソン)”にその地点から自力帰還させる様通信するも、「エッグヘッド失踪事件」を挙げる事で動揺させ、提案を拒否。船を乗り捨て政府役人達と共に全員S-ベアの能力でエッグヘッドに強行上陸する。
上陸後、島内のシステムに混乱するも、そこへ今回の任務のターゲットの一人であるベガパンク05“暴(アトラス)”と遭遇し、ルッチは容赦なく速攻で六王銃を放ちアトラスを半壊させる。
ルッチはアトラスの息の根を止めようとするもそこへルフィ達と遭遇し、ルッチは覚醒による変身を使い上の許可なくルフィと戦闘を開始する。
本編外
ドレスローザでその存在が発覚してから、劇場版には必ず誰かが登場している。
ハートオブゴールド
『FILM GOLD』のプロローグで、ジスモンダ(赤い仮面の男)が登場。
伝説の宝「ピュアゴールド」を欲した天竜人の命令で、その手がかりを知るミスキナ・オルガという少女を海軍と護送していたが、ギルド・テゾーロに雇われたマッド・トレジャーに襲撃され、その隙に彼女に逃げられてしまった。
FILM GOLD
ルッチとスパンダムが、テゾーロが用意した天上金護送任務の為にグラン・テゾーロに向かう。
スパンダムはテゾーロに軽くあしらわれる、終盤に鉢合わせたルフィに殴りとばされるなど散々な目にあったが、ルッチは海軍の軍艦10隻の指揮をとり、砲撃を妨害したサボと覇気を駆使して交戦するなどそれなりの活躍を見せた。
STAMPEDE
ルッチが、海賊万博の主催者ブエナ・フェスタが用意したラフテルの永久指針(エターナルポース)を奪取するために暗躍。
終盤では永久指針を手にしたダグラス・バレットを撃破すべく集ったルフィたちの作戦に乗じ、バレットが形成した島を割る程の規模を誇る右腕を嵐脚で破壊する活躍をみせたが、その後サンジの妨害を受け、ルフィが永久指針を握り潰したことで任務は失敗に終わった。
なお、当時判明していた他のメンバーは全員エンドロールで登場した。
FILM RED
ルッチが登場。
マリージョアでウタのライブを映像電伝虫で五老星と共に監視していた。
余談
- マスク
マスクを着けているはずなのに、表情が動いているのはよくあること。ワンピースという作品において身体的特徴などちょっとしたフレーバーテキストでしか無いのだ。
- CP-0総監
一部の情報媒体ではロブ・ルッチがCP-0の『総監』を務めているとされるが、原作にも映画の特典巻にもVIVRE CARDにもハッキリとそう明言された部分は無い(例えば原作で登場した時にその表記が無かったほかGOLDの特典巻では「CP0の一員として任務を遂行する」となっていた)。
原作で他のCP-0と会話をする際にも対等であるとはいえ特に敬われている描写は(スパンダムのゴマすりを除き)無かったため、ルッチが総監という部分の信憑性については疑ってかかった方が良いかもしれない。
- スパンダム
スパンダムはCP-0への昇格は果たしたものの父スパンダインが病に臥せり権力が弱まっているため、その立ち位置は微妙なものとなっている。原作でも映画でもルッチの部下としてぞんざいに扱われている場面が目立った。
なおCP9時点で道力が2桁にも届かぬ彼がメンバー入りしている辺り、世界最強の諜報機関といえどもその選定条件は戦闘力だけではないのかもしれない(弱まったと言えどスパンダインの権力が働いたものと思われる)。
とは言え、スパイがやる事は何も正面きっての戦闘だけではないのでやる事さえできれば案外それでいいのかもしれないが。
※『FILM GOLD』の特典巻でスパンダムについては「何とか父の病気を治しルッチとの立場逆転を狙っている」との記述がある。恐らくこれもルッチがCP-0の総監と思われている理由の一つであるが、ここでスパンダムが狙っているのは自分をぞんざいに扱うルッチとの立場逆転であり、その事実がルッチが総監であることを示しているわけではないので注意。
- 災難
ドフラミンゴ撃破後、世界政府の実質的な名代として、黒炭オロチの元に世界政府が扱う武器を売ってもらうための交渉にワノ国に訪れるなど、CP-0には大きな仕事も任せられている。
しかしワノ国編では、武器商売の交渉のためにわずか3名のCP-0でワノ国を訪れ、オロチに無理難題をふっかけられて交渉が難航しながらも一応来賓として「金色神楽」に招かれたのだが、いきなりルフィや侍達連合軍が乗り込んできて戦争が始まってしまう。
当初は戦争に対して高みの見物を決め込みつつ古代文字を読めるニコ・ロビンの確保に動いたが、いきなり世界政府の最高権力者五老星から「四皇カイドウと戦っている麦わらのルフィを今すぐ始末しろ」という無理難題を課された。
この指令を受けたゲルニカはカイドウとルフィの戦いに割って入るのは不可能と反論したが、「不可能なのは承知の上」と五老星にとっても事のあまりの重大さゆえに一蹴されてしまう。
ゲルニカは「カイドウが攻撃する瞬間のルフィを止める」という決死の妨害でこの不可能に近い任務を成功させるという大金星を上げたが、カイドウから逃げ切れることは不可能と理解しており、その姿にカイドウは彼の覚悟を認めながらも制裁を加えた。
……なおこの後ルフィはある理由から復活を遂げてしまっており、五老星が阻止させようとしていたゴムゴムの実の覚醒も果たしてしまったため結果的には指令の達成に失敗している。
あの四皇相手に命まで賭けたのに…
元々ワノ国には武器商売の交渉のために来ていたのでターゲットの情報、その他準備や戦力などまるでなかった上に、そんな中でいきなり命じられた最重要指令を曲がりなりにも命がけで達成させたかのように見えたにも関わらずのあの結果なので中々に不憫。
他にもこの戦いでCP-0は上記の顛末をたどったゲルニカ、イゾウと相討ちになったマハ、脱出を済ませた後もワノ国近くで情報を伝え続けるもビッグ・マムの船を見かけた後音信不通になってしまった(?)ヨセフと、生死不明のゲルニカ含めて(おそらく)ワノ国へ出向した3名全員を失ってしまっており、最早痛手どころの話ではないだろう。
現時点で生存している可能性があるのは生死不明のゲルニカ、音信不通となった(?)ヨセフ、ワノ国やエッグヘッドに来ていないジスモンダ、ステューシー、CP9からの移籍組であるスパンダム、ルッチ、カクの計7名であり、彼らは最終章で改めて登場すると思われる。
一部読者からは、このブラック企業のような環境なのに服装が白いことを皮肉られている。
- 設立時期
867話の過去回想にて、マザー・カルメルの元にやってきた政府関係者も同様に白いスーツと仮面を着用していた事から、「彼らもCP-0の一員では?」と言われている。
また、カルメルの「リンリンがCPになったら"天竜人達の最強の盾"になるだろう」と言う発言から、少なくとも63年以上前から存在していたと考えられる。
- ゲルニカは誰か
当初、コードネーム「ゲルニカ」はシルクハットを被った手長族の仮面の男のことを指しているものと思われたが、実は誤りであり、実際はドレスローザ編から登場したリーダー格と思われる白塗り顔の男の方が「ゲルニカ」だということが単行本104巻にて明かされた。
なお、当初ゲルニカと思われた手長族の男のコードネームは「ヨセフ」とのこと。
- カリファとブルーノ
ルッチ、カクのCP9時代の同僚であるカリファとブルーノが『FILM RED』に登場した際、カリファの白装束や他のCPが関与してない様子からファンの多くが2人もCP-0の一員だと認識した。しかし、公開末期に開始された副音声での出張版SBSで原作者本人が否定している。
実際、ブルーノは作中で「CP(サイファーポール)」と呼ばれることはあっても「CP-0」とは呼ばれてはおらず、カリファに至っては一方的な報告ばかりで誰かに話しかけられたシーンすら無い。また、エンディングで各勢力や地域の人々がウタの曲を聞くシーンで2人はCP-0のメンバーとは別枠で描かれている。
関連タグ
ONEPIECE 世界貴族 五老星 世界政府 サイファーポール
ドンキホーテ・ドフラミンゴ:CP-0は彼を隠れ蓑としてワノ国と交渉していた。
黒炭オロチ:ワノ国から武器を仕入れるために彼との直接交渉に態々赴いた。